『タッチ』のタイトルにそんな意味が!衝撃の事実
1981年から1986年まで『週刊少年サンデー』にて連載された野球漫画の名作、あだち充の『タッチ』。
先日発売された『月刊少年サンデー(ゲッサン)』(16年11月号、小学館)で衝撃の事実が明かされ、「まじかーーー! この事実は結構ショック(笑)」「まさかそんな意味があったとは…震えたわ」とファンから驚きの声が上がっている。

あだち充 『タッチ』 1巻
作者のあだち充が『月刊少年サンデー(ゲッサン)』の人気コーナー「カメントツの漫画ならず道」に登場。
これは、16年6月号から連載が開始されているコーナーで、インターネットを中心に活躍中の漫画家・カメントツが著名な漫画家と軽妙なやり取りを交わすといった趣旨のもの。
このインタビューの冒頭、「なんで『タッチ』で上杉和也を殺したの?」というカメントツのストーレート過ぎる質問が。
すると、あだちは「最初から殺すつもりだった」とさらりと返答。さらに「タイトルの『タッチ』は『バトンタッチ』の『タッチ』だからねぇ。」と、連載開始から35年を経過した今、あまりにも衝撃的な事実を明かしたのだ。

月刊少年サンデー 16年11月号
野球部に所属する高校生の上杉和也は「タッチ」のヒロイン・浅倉南の幼馴染。
南と和也、そして兄・達也の「三角関係」がストーリーの核となっていく。しかし、「南を甲子園に連れて行く」と宣言していた和也が甲子園予選決勝の直前に交通事故で亡くなってしまう。
その後、達也が和也の代わりに南の夢を叶えるため甲子園を目指すのだが、この選手交代が「タッチ」だったというのだ。
また、あだちは、当時の担当編集者から「人気のあるキャラだから殺すな」とさんざん釘を刺されていながら、原稿を置いて行方をくらましたと当時のことを振り返っている。
もう一人の主人公・上杉和也
1968年6月16日生まれで双子座のAB型。上杉達也の双子の弟。
一年生ながら明青学園野球部のエース。
野球や勉強に関しては大変な努力家で負けず嫌いで妥協を許さないところがあり、成績優秀でスポーツもできる優等生で、男女子問わず大変好かれ信頼されていた。
幼馴染の南に想いを寄せるが、南の心は達也に向いていた。また、達也が和也のために三枚目を装ったり、子供っぽく振る舞ったりして、わざと南を怒らせる真似を続けていたことを理解していた。
しかし、そうした達也の行動によって、南の心がさらに達也へ傾いていく様子を感じ取り、ジェラシーすら感じていく。

家も隣同士という幼馴染の三人
段々と南に対する愛情表現がエスカレートし、甲子園出場を決めたら、南の父親に婚約を申し込むとまで言っていた。また、「アニキにも負けないよ」と宣言するなど、南のことに関しては強気な姿勢をみせていた。
だが一年生の夏、甲子園行きが懸かった西東京予選決勝戦の新田明男擁する須見工業高校戦の日に、子供をかばって車にはねられ帰らぬ人になってしまう。

上杉和也
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