定番の赤本
「赤本」は教学社から発行されている過去問集、もっとも支持されている定番でもありますね。
センター赤本、各校別の大学入試シリーズ、難関校過去問シリーズとに大別されます。
センター赤本は教科ごとに発行されています。それぞれ過去20年以上の問題が用意されています。
大学入試シリーズは、学部ごとに発行されていたり文系、理系で別れて発行されていたりとします。もっともポピュラーな赤本ですね。
難関校過去問シリーズは例えば「東大の英語25年」「一橋大の英語15年」などと大学と教科で別れているので、 志望校の特定教科を数多く問題演習したいときに活用します。
駿台の青本
「青本」は駿台文庫から発行されています。
センター試験過去問題集、大学入試センター試験実戦問題集、大学入試完全対策シリーズ(大学・学部別)、実戦模試演習とが存在します。
センター試験過去問問題集は「駿台センター青本」と呼ばれます。赤本に比べると掲載年数が少なめです。
大学入試センター試験実戦問題集は、本試験の形式に対応した予想問題が複数年分収録されています。模試の駿台ならではの問題集ですね。
巻頭に センター試験に必要な重要事項をまとめた「直前チェック総整理」が掲載されているのも特徴で、試験会場に持参するにはおススメかもしれません。
大学入試完全対策シリーズ(大学・学部別)は赤本の各校別と同様ですが、赤本ほど広い大学を網羅していません。
ただ、解答の解説が駿台ならではの細かくて参考になるものが多く、赤本よりも理解を深めるにはおススメとされています。
実戦模試演習は駿台の実戦模試過去問題集です。実戦模試のデータも掲載されているため、それぞれの大学志望者は是非挑戦しておきたいシリーズです。
河合の黒本
「黒本」は河合出版から発行されています。
大学入試センター試験過去問レビュー、河合塾マーク式総合問題集、河合塾入試攻略問題集とに大別されます。
大学入試センター試験過去問レビューはセンター試験過去問問題集です。センター対策としては、一番解説が充実していると定評があります。
河合塾マーク式総合問題集は河合塾のマーク模試に一部過去のセンター試験を収録したもので非常に解説が優れており、参考書としても活用出来ます。
河合塾入試攻略問題集は、河合塾の東京大学・京都大学・名古屋大学・広島大学・九州大学「オープン模試・即応オープン模試」を収録したもので、表紙が紫色なので紫本とも呼ばれています。
赤本・黒本・青本の違いを比較まとめ
用途に応じて使い分け
センター試験対策(苦手科目)
センター試験対策(得意科目)
国公立二次、私大対策
●国公立大学二次試験対策、私立大学の対策に関しては、「駿台青本」が発行されているものは解説が詳しいので、まずはそれをお勧めします。 駿台青本が発行されていない場合は、「赤本」を購入することになります。
http://nextage-aomori.com/akahonhikaku.html赤本・黒本・青本の違いを比較!〜教学社赤本vs河合塾黒本vs駿台青本〜
赤・青・黒のほかにも白・緑・紫まで!!
表紙が緑色の「緑本」。
ハイレベルな通信添削で有名なZ会出版によるセンター試験の過去問「センター試験過去問」。
筆者は通信添削でついていけなかった苦い記憶があります…。
白色が基調な表紙の「白本」ですが、正直自分たちのころに白本と読んでいた記憶がありません…。
代々木ゼミナールの代々木ライブラリーから出版されていました。
ちなみに代ゼミっ子だった筆者は「白本+赤本」の組み合わせで戦いました。
最終的には志望校の国立には落ちてしまい、滑り止めの私大に進んだというちょっとほろ苦い思い出です…。
受験生の皆さん、いつの時代も頑張ってほしいですね!!