秋になると聴きたくなる、小泉今日子『木枯らしに抱かれて』

秋になると聴きたくなる、小泉今日子『木枯らしに抱かれて』

「せつない片思い あなたは気付かない」それまでの元気な『女の子』イメージとの強烈なギャップを示して、小泉今日子がアイドルからアーティストへの階段を上る一段目となった記念すべき楽曲。 作詞作曲はTHE ALFEEの高見沢俊彦。毎年、秋になり冬の訪れを感じ始めると聴きたくなる名曲『木枯らしに抱かれて』にまつわるエピソードや懐かしいキョンキョンの歌唱動画を紹介。


秋が来るたび聴きたくなるキョンキョンの名曲『木枯らしに抱かれて』

イントロを聞くだけで秋から冬へ季節の移ろいを連想させる。
キョンキョンこと小泉今日子が1986年11月にリリースした『木枯らしに抱かれて』。

それまで『艶姿ナミダ娘』、『渚のはいから人魚』、『ヤマトナデシコ七変化』、『なんてったってアイドル』など、元気な女のコ路線を突っ走っていた小泉今日子だが、二十歳を迎えてオトナっぽい曲に挑んだ。

1986年11月19日リリース。
作詞作曲:高見沢俊彦、編曲:井上鑑

映画『ボクの女に手を出すな』の主題歌

小泉今日子『木枯らしに抱かれて』

『木枯らしに抱かれて』はTHE ALFEEの高見沢俊彦が作詞作曲。

小泉今日子の大人っぽい面を引き出す勝負曲を依頼したのはTHE ALFEEの高見沢俊彦。
高見沢俊彦から提供された楽曲は『木枯らしに抱かれて』が初めてではなく、1984年に『The Stardust Memory』、1985年に『ハートブレイカー』をシングル曲として提供されている。
(どちらも作詞は高橋研との共作)

『The Stardust Memory』はオリコン1位を獲得。
だが、『ハートブレイカー』は小泉今日子がブレイクした1983年後半以降でもっとも低い6位に終わってしまう。
『木枯らしに抱かれて』は真価が問われる3曲目として、高見沢俊彦にとっても重要な楽曲であった。

1954年4月17日生まれ、埼玉県出身。
『THE ALFEE』の2代目リーダー(1982年以降。初代は坂崎幸之助)
ほとんどの楽曲の作詞作曲を担当し、「メリーアン」「星空のディスタンス」などのヒット曲を生む。楽曲提供も多く、J-POPシーンに欠かせない一人として長きにわたり活躍している。
ニックネームは「たかみー」、「王子」。

※画像は1986年当時の高見沢俊彦。

高見沢俊彦(たかみざわ としひこ)

懐かしい映像で振り返る小泉今日子『木枯らしに抱かれて』

スコットランド民謡みたいなバグパイプの前奏&間奏が特徴的。

大人っぽさを強調するため練習したという、キョンキョンの切ない表情や視線の使い方に注目。

『木枯しに抱かれて』を歌っている時に、こんなハプニングも…

『ザ・ベストテン』で第1位になった週で「木枯らしに抱かれて」を歌えなかったエピソードもある。

歌う前のQ&Aコーナーで「あなたは今幸せですか」という質問に「はい」と答えた小泉今日子。
しかし歌い出しの時に、ふと「私は今、幸せかな?」と考え始めてしまい、歌詞が一切飛んでカラオケ状態になった。

「幸せってなんだろうね? 別に不幸だとも思ったこともないけど幸せっていう自覚? 実感?っていうのもあんまりないかもしれない」との考えが巡り、歌うよりもそっちを考えることを優先させてしまったという。

著書:『小泉今日子の半径100m』より

小泉今日子の半径100m

思春期なんかとっくの昔にやり過ごしたこの私に、再び微妙なお年頃がやってくるとは夢にも思っていなかった-。大人の乙女ゴコロ炸裂のフォト&エッセイ。 雑誌「InRed」の人気連載が待望の単行本化!

切なさが際立つ『木枯しに抱かれて』の歌詞

奥手で好きな人に想いを伝えられないピュアな女の子という印象を勝手に抱いていた『木枯しに抱かれて』の歌詞。

だがじっくり読んでみると、『あきらめきれぬ恋でも夢は見ていたいのよ...』と、叶わぬ恋を嘆き憂いながら、最後には『激しく燃える恋の炎は誰にも消せないの』と執念とも言える強い想いを見せている。

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