フロッピー自販機・TAKERUが誕生30年!11月に記念イベントが開催!
かつて一世を風靡(ふうび)したフロッピー式のPC向けアプリ自販機「TAKERU(タケル)」。
ブラザー工業は誕生30年を記念し、イベント「いま蘇る、TAKERU伝説 ~レトロPCゲームと語る30周年~」を開催する。

イベント「いま蘇る、TAKERU伝説 ~レトロPCゲームと語る30周年~」
イベントは11月27、28日に秋葉原UDX(東京・秋葉原)で開催される。
アスキーとBEEPが協力し、TAKERUの開発秘話を語るトークセッションや、当時のレトロPC・レトロゲームの展示などを行う。
トークセッションでは、TAKERUの開発者である安友雄一氏をはじめ、当時のPCゲーム雑誌編集者が登壇。元LOGiM編集部、高橋ピョン太、忍者増田、ほえほえアライ、元アスキー編集部、村野晃一といった各氏の名前が挙がっている。

TAKERU(タケル)


TAKERUは、フロッピーディスクにソフトをダウンロードすることができるPCソフトの自動販売機で、1986年に稼働し、全国に300台が設置されたが、1997年にサービスを終了している。
顧客はPCソフトの代金を払い、ブランクのフロッピーディスクをスロットに挿入すると、欲しいソフトがディスクに記録され、取扱説明書もその場で印刷されて出力される仕組みだった。
だが、ゲームソフトはきれいなパッケージに入っていないと売れなかった時代、売れ筋ソフトを充実させられなかったことや、通信速度が遅く書き込み速度も遅かったこと、通信費が高額だったことなどから事業としては成功しなかったという。TAKERUの技術とノウハウは、通信カラオケ「JOYSOUND」に投入されている。
【イベント 概要】
観覧席は各回入れ替え制で、事前予約はパソコン、スマートフォン、タブレットなどから可能で先着順に受け付ける。満席の場合は立ち見となるが当日の参加も可能。申し込み時、予約サービス「Peatix」に会員登録(無料)するか、Twitter、Facebook、Googleアカウントでのログインが必要となる。
日時:11月26日 12:00~18:00、27日 11:00~17:00
会場:秋葉原UDX
参加費:無料
特設サイト:http://www.brother.co.jp/corporate/brand/takeru30th.html
世界初だった!パソコンソフト自動販売機『ソフトベンダーTAKERU』 - Middle Edge(ミドルエッジ)