オールマン・ブラザーズ・バンドの「フィルモア・イースト・ライヴ」に文句を言えるヤツなどいない。

オールマン・ブラザーズ・バンドの「フィルモア・イースト・ライヴ」に文句を言えるヤツなどいない。

「フィルモア・イースト・ライヴ」は、オールマン・ブラザーズ・バンドの代表作にしてライブアルバムの金字塔です。1曲目は4分17秒と若干演奏時間が長めなのですが、実はアルバムの中ではこれが一番短い曲です。そして最後の曲に至っては23分3秒にも及びます。長い。とても長いのですが聴き始めると退屈するどころかあっという間に終わってしまう感じです。もっと長くてもいい、そんな気にさせるオールマン・ブラザーズ・バンドをお勧めします。


The Allman Brothers Band

The Allman Brothers Band

オールマン・ブラザーズ・バンドは、1969年にギタリストであるデュアン・オールマンが中心となり結成。ツイン・リード・ギターとツイン・ドラムスという特徴あるバンド構成でブルースをベースとしたサザン・ロックの基礎を築き上げました。
長いインプロビゼーションなど、独自のサウンドを誇っています。

メンバー構成は、
グレッグ・オールマン(ボーカル、オルガン、ピアノ)
デュアン・オールマン(リードギター、スライドギター、アコースティック・ギター)
ディッキー・ベッツ (リードギター)
ベリー・オークリー(ベース)
ジェイ・ジョハンソン (ドラムス、コンガ)
ブッチ・トラックス (ドラムス、ティンバレス、マラカス)

いづれも素晴らしいミュージシャンですが、なかでも初代リーダーを務めたデュアン・オールマンのスライドギターによる即興演奏は、数多くのミュージシャンに多大な影響を与えました。

出生名:Howard Duane Allman 
別名:スカイドッグ(Skydog) 
生誕:1946年11月20日 
出身地:アメリカ合衆国 テネシー州ナッシュビル 
死没;1971年10月29日(満24歳没)

Duane Allman

デュアン・オールマンは、マッスルショールズのスタジオ・セッション・ギタリストとしてアレサ・フランクリン、ウィルソン・ピケットなどのレコーディングに参加し徐々に名を上げていきます。
同時にブッチ・トラックス、ディッキー・ベッツ、ベリー・オークリー、ジェイ・ジョハンソン等とセッションを繰り返しており、弟のグレッグ・オールマンを参加させたことでオールマン・ブラザーズ・バンドが誕生します。1969年3月のことです。

ファースト・アルバムは同年11月に「オールマン・ブラザーズ・バンド」として発売されました。

1969年リリース

【収録曲】
1.ドント・ウォント・ユー・ノー・モア
2.ノット・マイ・クロス
3.腹黒い女
4.トラブル・ノー・モア
5.ハングリー・ウーマン
6.夢
7.ウィッピング・ポスト

オールマン・ブラザーズ・バンド

素晴らしいアルバムではありますが、全米188位とセースル的には厳しい出だしとなりました。

Idlewild South

ライブでの定番曲「エリザベス・リードの追憶」は、1970年に発売された2枚目のアルバム「アイドルワイルド・サウス」に収められています。
本作はチャート・アクションこそ最高位全米38位と大ヒットとまではいかなかったものの、「エリザベス・リードの追憶」をはじめ収録曲は粒ぞろいです。

シングル・カットされた「リヴァイヴァル」は全米92位となっています。

1970年リリース

【収録曲】
1.リヴァイヴァル
2.キープ・ミー・ワンダリン
3.ミッドナイト・ライダー 
4.エリザベス・リードの追憶
5.フーチー・クーチー・マン
6.プリーズ・コール・ホーム
7.マイ・ブルース・アット・ホーム

アイドルワイルド・サウス

ライブでデュアン・オールマンのプレイを目にしたエリック・クラプトンが自身のバンドであるデレク・アンド・ザ・ドミノスのレコーディング参加を要請し実現したのが名盤の誉れ高い「いとしのレイラ」です。
デュアン・オールマンは、14曲中11曲で素晴らしいリード及びスライドギターを演奏しています。

胸を鷲掴みされるようなデュアン・オールマンのスライドギターが最高です!

At Fillmore East

オールマン・ブラザーズ・バンドの代表作である「フィルモア・イースト・ライヴ」は1971年に発売され、2枚組のライブ・アルバムであったにも関わらず全米13位のヒットとなりました。

フィルモア・イーストとは、ニューヨークで1968年から1971年まで存続していたロック系のライブハウスです。当時のロック界における重要なコンサートがいくつもこの会場で行なわれています。
そのフィルモア・イーストで、1971年3月12日から13日にかけて1日に2回ずつ公演が行われ、それら4公演の中から抜粋されたのが本作です。

1971年リリース

【収録曲】
1.ステイツボロ・ブルース
2.誰かが悪かったのさ
3.ストーミー・マンデイ
4.ユー・ドント・ラヴ・ミー
5.アトランタの暑い日
6.エリザベス・リードの追憶
7.ウィッピング・ポスト

フィルモア・イースト・ライヴ

関連する投稿


たった1枚のアルバムでその名を歴史に刻みこんだデレク・アンド・ザ・ドミノス

たった1枚のアルバムでその名を歴史に刻みこんだデレク・アンド・ザ・ドミノス

奇跡は起こるべくして起こったということでしょう。そして、それは必然でもありました。いくつもの必然が重なり合って奇跡が生まれたのです。「いとしのレイラ」というたった1枚のアルバムを作るために存在した、ロック界最高のメンバーが集ったバンド、デレク・アンド・ザ・ドミノス!


最新の投稿


阪神優勝の歓喜を永遠に!天然ダイヤ×黄金の記念腕時計など、限定「黄金グッズ」5種が予約開始

阪神優勝の歓喜を永遠に!天然ダイヤ×黄金の記念腕時計など、限定「黄金グッズ」5種が予約開始

阪神タイガースの2025年JERAセ・リーグ優勝を祝し、天然ダイヤモンドと黄金を贅沢に使用した公式記念グッズ5種が登場。世界限定2025本の電波ソーラー腕時計や、血行を改善する磁気ネックレスなど、藤川新監督のもと頂点に立った虎の威容を象徴する逸品揃い。本日より予約開始、2月2日より順次発送です。


芸歴50年・秋吉久美子の名作が蘇る!CS衛星劇場で「秘蔵傑作選」が2・3月放送、本人解説番組も

芸歴50年・秋吉久美子の名作が蘇る!CS衛星劇場で「秘蔵傑作選」が2・3月放送、本人解説番組も

CS放送「衛星劇場」にて、女優・秋吉久美子のデビュー50周年を記念した特集「クミコが選ぶ、とっておきのクミコ ~秋吉久美子秘蔵傑作選~」が2月・3月に放送されます。本人がセレクトした名作映画7本に加え、自身の歩みを振り返る特別番組も登場。日本映画界を彩った彼女の魅力を再発見できる貴重な機会です。


工藤静香、全国7都市を巡るプレミアム・シンフォニック・コンサート開催決定!本日より一般チケット発売

工藤静香、全国7都市を巡るプレミアム・シンフォニック・コンサート開催決定!本日より一般チケット発売

工藤静香のフルオーケストラ共演シリーズ第3弾「PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2026」の開催が決定。2026年3月から全国7都市を巡るツアーに挑みます。栁澤寿男、柴田真郁ら名指揮者と共に、往年のヒット曲から最新曲までを大胆かつ繊細に再構築。本日より一般チケットの販売が開始されました。


シティポップ再評価の決定版!DJシーザー最新作『昭和100年』ベストMIX第2弾が2月に発売

シティポップ再評価の決定版!DJシーザー最新作『昭和100年』ベストMIX第2弾が2月に発売

DJシーザーによる人気MIX CDシリーズ最新作『昭和100年 JAPANESE CITYPOP NON-STOP BEST MIX Vol.2』が2月18日に発売決定。大貫妙子や米米CLUB、ピチカート・ファイヴなど、国内外で愛される珠玉の35曲を極上のノンストップMIXで収録。世代を超えて「都会」のムードを堪能できる、新時代のシティポップ入門編です。


【箱根ホテル小涌園】昭和100年を祝うレトロな100日間!「懐かしのあの頃ドリンクフェア」開催

【箱根ホテル小涌園】昭和100年を祝うレトロな100日間!「懐かしのあの頃ドリンクフェア」開催

2026年の「昭和100年」を記念し、箱根ホテル小涌園の「Bar1959」で期間限定フェアが開催。バイオレットフィズやテレビの砂嵐をイメージしたドリンクなど、昭和を知る世代には懐かしく、若い世代には新鮮なメニューが登場。駄菓子付きのフォトジェニックな体験で、世代を超えた会話が弾む特別な100日間をお届けします。