インタビュー中の売野氏
<売野氏>
僕はびっくりしました。
自分と方法論は異なるけれど、共通項があるとすれば技術とか、方法論に対して敏感と言うか客観的。
どんな手法で詞を作るかということにも彼は興味があって。
ただ書いてるわけじゃなく、方法論を模索しながら書いている。もちろん表現は主観なんだけれど手法が客観的。
90年代ミスチルの代表曲の一つ「Tomorrow never knows」
<ミド編>
90年代当時、とてもノスタルジックな音楽で人気があったスピッツもまた、独特な世界観や感性をもったグループだったように感じます。
<売野氏>
スピッツはどちらかといえばフォークソングの延長にいたように思います。フォークといっても浜田省吾のライン。
フォークソングにレトリック的には影響受けていますよね。日本のフォークの良さを受け継いでいる。それが(ファンに)受けたんじゃないかな、それと音もよかった。
90年代スピッツの代表曲の一つ「ロビンソン」
1980~90年代の音楽、なかでもアニソンや90年代といった切り口で売野雅勇氏に触れることが出来たインタビュー前編はここまで。
次回も引き続き売野氏の音楽論や魅力、そしてミドルエッジ世代へのメッセージまで!
どうぞお楽しみに!!
売野氏自身が語る、名作の誕生秘話など見所満載の一冊
HMV&BOOKS TOKYO 売野雅勇サイン会&トークショー 開催決定!
2016年9月29日(木)19:00~
作詞活動35周年記念刊行「砂の果実 80年代歌謡曲黄金時代疾走の日々」発売イベント
売野雅勇 ゲスト:荻野目洋子
会場:HMV&BOOKS TOKYO(渋谷) 6階イベントスペース
電話03・5784・3270
※トークショー観覧自由、サイン会参加要整理券
売野氏がプロデュース!ロシア美女ユニット「Max Lux(マックス ラックス)」
売野氏が2008年からプロデュースしているヴォーカル・ユニット「Max Lux(マックス ラックス)」。
ロシア出身のオリガ、アリシア、ラーナの3名で結成されている。
妖艶さとユーモアを両方兼ね備えた稀有な存在。
日本語も流暢で、非常に好感が持てるMax Lux(マックス ラックス)。
もちろんエンターテイナーとしての実力も評価が高い。
彼女達のステージを観たら、誰もがパワフルなパフォーマンスに驚くのではないだろうか。
Max Lux(マックス ラックス)
Max Lux « DIVINE
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