戦闘美少女・美少女戦士物(バトルヒロイン)アニメの歴史 30作品

戦闘美少女・美少女戦士物(バトルヒロイン)アニメの歴史 30作品

戦闘美少女(バトルヒロイン)アニメといえば、古くは『リボンの騎士』(1967年)、『キューティーハニー』(1973年)、『ラ・セーヌの星』(1975年)、『風の谷のナウシカ』(1984年)などで戦うヒロインが現れ、『美少女戦士セーラームーン』(1992年)のヒロイン達が爆発的な人気を集めました。特に『美少女戦士セーラームーン』以降、少女向け作品において、2004年から開始されたプリキュアシリーズを筆頭に、この類型のキャラクターの作品が多く誕生しています。90年代の戦闘美少女・戦う少女(女性)アニメを中心に振り返ってみましょう。


『リボンの騎士』(1967年) サファイア姫がリボンの騎士として戦う。「扮装・変装して戦う女の子」のキャラクターの元祖。

TVアニメ作品は虫プロダクションの製作で、フジテレビ系で1967年4月2日から1968年4月7日に放送された(カラー全52回、音声モノラル)。 本作品は日本のテレビアニメ史上では「魔法使いサリー(東映動画、横山光輝)」に続いて少女を主人公にした二番目の作品である。

TVアニメ化にあたってストーリーが大幅に変更されており、続きものの原作とは異なり一話完結か前後編仕立てとなっている。

天使・チンクの悪戯で誕生した、男の心と女の心を持つサファイア王女(王子)をヒロイン(ヒーロー)にした作品。お姫様が「男装の麗人」となって悪人と戦うという、当時の少女漫画としては斬新な内容であった。

『リボンの騎士』の主人公・サファイア王女は生まれながらにして男と女の両方の心を持っているというキャラクターだ。 

お姫様の衣装を着ている時は女の心で恋もするが、騎士の衣装へ着替えることで男の心に入れ替わり国を乱す悪党と戦うのである。 

まさにこれは後のバトルヒロインたちの「変身」要素の原点と言えるだろう。

男装する少女「リボンの騎士」 少女漫画としては初の「戦う少女」であり、今で言うところの変身、コスプレ、ツンデレなどの萌え要素の先駆けでもあった。

サファイヤはリボンの騎士へと変装して正義の剣をふるうことになります。

黒髪の美少女サファイア(サファイヤの版もあり)はシルバーランドの王室の正嫡の女子として生まれたが、 出生前に天使チンクが天上で起こした悪戯により男女両方の心を持って生まれた。 この国の掟では男性だけが王位継承権を持つため、自分の息子を王位に付けることを狙うジュラルミン大公を欺くために、 王とその側近により世間を欺き王子であることにして育てられる。 舞踏会では身分を隠すためにかつらを被り、亜麻色の髪の乙女となる。 事故により国王が崩御したことによりサファイアが王位を継承する式典の中で、ジュラルミン一派の謀略によって実は王子ではないことが暴露されてしまう。 罪人として母である太妃と共に棺桶塔に幽閉されたが、こっそりと隙を見て抜け出してはリボンの騎士に扮して国民に圧政を強いるジュラルミンと戦う。

以降、母国・シルバーランドを乗っ取ろうとするジュラルミン一派や「女としての心」を奪おうと狙う魔女(アニメ版の悪魔は男の心を狙う)を向こうにして戦うことになる。 しかし戦いの中で結局はシルバーランドを追われ、時に隣国にして敵対国でもあるゴールドランドに囚われることにもなった。

黒髪の美少女「サファイア」

【参考】特撮ドラマ『好き! すき!! 魔女先生』(1971年)において、アニメに20年先駆けて美少女戦士(アンドロ仮面)が登場している。

『好き! すき!! 魔女先生』(すきすきまじょせんせい)は、1971年10月から1972年3月にかけて、TBS系列で毎週日曜18時から18時30分に放送された朝日放送(ABC)、東映制作のテレビドラマである。1968年に主婦と生活社の少女向け週刊誌「ティーンルック」で連載された石ノ森章太郎の少女向け劇画『千の目先生』(せんのめせんせい)を原作とする。

特撮ドラマ『好き! すき!! 魔女先生』(1971年)において、アニメに20年先駆けて美少女戦士(アンドロ仮面)が登場している。

月ひかる/アンドロ仮面
アンドロメダ星雲アルファ星の姫君。平和監視員として地球人が宇宙平和に害を及ぼさない生命体か調査しにやってきた。対象とされたのが東西学園の人間である。受け持ちの学級は5年D組。地球人の希望は子どもたちだと信じ、常に児童に寄り添った教育と生活指導を行う心優しき“お姉さん先生”。その教育方針は児童に好まれるが、行き過ぎて、子供のいたずらに一時加担したり学校の方針と対立したり、うっかり宇宙の常識を教えてしまうトラブルメーカーの一面もある。同時に籏野先生を典型的な地球人として観察対象にし、行動を共にするうちに自分でも気づかない淡い恋心を抱く。

大きな宝石の付いた指輪「ムーンライトリング」を左手の中指にはめており、「ムーンライトパワー」の掛け声でこれを活用する事により、様々な超能力が使える。しかし、エネルギーに限界があり、満月の夜に月に向かって指輪をかざし衛星軌道上にある母船からエネルギーを供給しなければならない。

月ひかる/アンドロ仮面

『キューティーハニー』(1973年) 「変身して戦う女の子」のキャラクターの元祖。

『キューティーハニー』は、1973年に永井豪とダイナミックプロによってメディアミックス企画としてリリースされた漫画とアニメの作品名。

主人公の如月ハニーは体内に「空中元素固定装置」を内蔵している少女の姿をしたアンドロイド。人間を大きく超える運動能力を持ち、装置によって自在に衣装、所持アイテムを変えられ、その衣装に応じた能力を発揮できる。

宝石や美術品を狙う犯罪組織パンサークローの刺客対キューティーハニーの戦いを、ハニーにメロメロである早見一家とハニーとの愉快なやりとりを交えて描く。

『キューティーハニー』(1973年) 「変身して戦う女の子」のキャラクターの元祖。

『ラ・セーヌの星』(1975年) 主人公が男性の衣装を着ることで戦場に立つ。男装するヒロイン。男装の騎士。

1789年に勃発したフランス革命の頃のパリを舞台とし、美少女剣士の活躍を描く。主人公はシテ島で花屋の娘として育った美しい少女シモーヌで、変装して「ラ・セーヌの星」を名乗り戦う。

シモーヌはオーストリア女帝マリア・テレジアの夫フランツ1世とオペラ座の歌姫を両親に持ち、ルイ16世の王妃マリー・アントワネットの異母妹であるという設定である。

『ラ・セーヌの星』(ラ・セーヌのほし)は、1975年4月4日から同年12月26日までフジテレビ系列で放送されたテレビアニメ。制作はフジテレビ/ユニマックス/創映社(現・サンライズ)。全39話。

シモーヌ・ロラン
声 - 二木てるみ
本作の主人公。物語開始当時は15歳。仮面の剣士「ラ・セーヌの星」。

オーストリア女帝マリア・テレジアの夫ロートリンゲン公フランツ1世とオペラ座の歌姫との間に生を受けた。そのため、母親は違えどマリー・アントワネットの妹なのだが、それを知らされずにド・フォルジュ公爵に託された花屋のロラン夫妻の娘としてシテ島で育った。

変装して「ラ・セーヌの星」と名乗って剣をふるい、横暴な貴族と戦う。次第にロベールを愛するようになり、彼が「黒いチューリップ」」だと知った時、その胸に飛び込み2人は相思相愛の恋人になる。

他の民衆と同様にマリー王妃や貴族を憎んでいたため、出生の秘密を明かされてマリー王妃に姉と呼んで欲しいと懇願されても拒絶してロベールの説得も困難を極めたが、ルイ16世からフランス国王としてではなくマリーの夫として彼女を姉と呼んでやって欲しいと頼まれたこともあり姉と和解する。

王侯貴族と平民の力関係が逆転して国王と姉が処刑され、積み重なる恨みをなおも晴らそうとするケダモノに成り果てた民衆の手からマリー王妃の遺児マリー・テレーズとルイ・シャルルを救出し、ロベールと共に親代わりとなってフランスを去る。

シモーヌ・ロラン

花屋の看板娘であったシモーヌは、貴族ド・フォルジュ公爵の目にとまり、フェンシングの訓練を受け剣術を叩き込まれる。シモーヌはド・フォルジュ公爵から譲り受けた「正義の剣」を持ち、白馬を駆って「ラ・セーヌの星」として戦う。

仮面の剣士「ラ・セーヌの星」

『ベルサイユのばら』(1979年・日本テレビ系列) 主人公が男性の衣装を着ることで戦場に立つ。男装するヒロイン。男装の騎士。

1979年10月10日から1980年9月3日まで、日本テレビ系列で放送されたテレビアニメ。全40話+総集編。

原作に散見されたギャグタッチを排し、全編にわたり重厚なシリアスドラマとして構成されている。

フランス・イタリアでは『Lady Oscar』のタイトルで放映された。
2014年5月からは、アニメ専門チャンネルのアニマックスでデジタルリマスター版の放送を開始。同年9月にはBlu-rayボックスが発売されている。
2015年5月から、NHK BSプレミアムでデジタルリマスター版の放送を開始。

『ベルサイユのばら』(1979年・日本テレビ系列) 主人公が男性の衣装を着ることで戦場に立つ。男装するヒロイン。男装の騎士。

オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ
本編のヒロインにして、3人の主人公の1人。女児ばかり5人の後に生を受けるが、あまりの元気の良い泣き声に父レニエにより跡継ぎとして育てられた男装の麗人。

最初からアントワネットに忠誠を誓い尽くしているように見えるが、初期はデュ・バリー夫人との諍いを面白がって見物したりしていた。だが、彼女が嫁いで2年後、新春の挨拶でようやくデュ・バリー夫人へ声をかけた件では「王太子妃が娼婦に敗れた」と屈辱に震え泣き崩れる彼女の姿に誠心誠意仕えてゆくことを決意する。しかし、民衆の苦しみを目の当たりにして近衛隊を辞し、フランス衛兵隊に移った。しばらくして、自身が労咳を患っている事に気付く。

革命勃発を機に一市民として民衆側につきアンドレ戦死に続き、参戦したバスティーユ襲撃で銃撃により要塞の陥落を見届けて戦死した。

オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ

アンドレ・グランディエ
ジャルジェ家の馬丁。オスカルの従卒かつ、彼女の幼馴染。身分の別なく育ったことでオスカルとはタメ口だが、分不相応の特別扱いを気にする祖母にたしなめられることが多い。身分違いの恋に苦しみ、ジェローデルの求婚によりオスカルが奪われると戦々恐々とする日々にのた打ち回り、大貴族であるジャルジェ家では単に貴族の身分を得ただけでは結婚は不可能だという現実が見えなくなる程に貴族の身分を欲した。序盤ではオスカルの相手が定まっていなかったため、その他大勢として描かれて地味だった。

黒い騎士との戦いで、左目を負傷。「医師の指示があるまで包帯を外してはいけない」と言われていたにも関わらず、病身の身でありながら、パレ・ロワイヤルへと向かいオスカルを救出。衛兵隊へ異動した後の三部会あたりで、完全に両目を失明してしまう。

のちに、失明の事実を祖母やアランに覚られる。三部会を巡る騒動でレニエに処刑されかけたオスカルを救った際、愛していると告げられ相思相愛の仲になる。

革命で民衆側につき戦うが、オスカルを庇って戦死した。当初はオスカルの相手役として設定されていなかったため、その他大勢の1人として描かれた。心はオスカル一筋だが、18歳の時にパレ・ロワイヤル界隈の娼婦と経験済み。

アンドレ・グランディエ

マリー・アントワネット
ルイ16世の王妃。3人の主人公の1人。美しく誇り高く、人を惹き付ける天性の魅力を持つ。オスカルを親友のように思い何でも打ち明け頼りにしている。王妃の公務や世継ぎ誕生を望む周囲の重圧から逃れようと自由で贅沢な生活を送り、フェルゼンとの仲をオスカルに諫められても彼女が女心を理解できていなかったこともあり、愛する以前に恋すらも知らずに嫁いだ政略結婚の苦しさを訴えた。

その一方で、ポリニャック夫人だけでなく自身が好意を抱く相手を妄信する癖があり、デュ・バリー夫人との対立の件がオーストリアの母マリア・テレジアの耳に入ったことには全然気づかずにカウニッツの訓令文を聞き流した際、メルシー伯がテレジアに報告したことに気づかずに不思議に思っていた。

周囲を心配させるも王女誕生後は落ち着き、漸く本来の気高さに目覚めるも自身が民衆の言葉に最後まで目を向けずにいたため、また自分達王家の人間は神より統治する使命を授かったという考えに固執し、守るべき国民を神聖なる使命を汚す暴徒と看做して武力で潰そうとしたことも彼らの怒りの火に油を注ぎ牙を向けられてしまう。

ベルサイユから脱出しようとヴァレンヌ逃亡を企てるも革命軍に捕まってしまい、パリへ強制送還された直後。逃亡生活の恐怖で美しかったブロンドの髪が「老婆のような白髪」に変わってしまう。後に一家でテュイルリー宮殿からタンプル塔へ移され、バスティーユ監獄に投獄されたのち、断頭台で処刑された。

マリー・アントワネット

ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン
スウェーデン貴族。3人の主人公の1人。容姿端麗で思慮深く知性的。オスカルとは親友。アントワネットを庇ってオスカルが負傷するまで彼女が女性だと知らなかったため、彼女の自身に対する恋心に気づかなかった。革命の嵐が吹き荒れるフランスに約束された将来を捨ててまで向かう際、家族に猛反対され、更には、異国の実権を失った国王一家に尽くす必要はないと同行したじいやにも反対された。それでもウ゛ァレンヌ逃亡の際に全力で準備等をして国王一家を救おうとするが、結局はアントワネットを失う。故郷のスウェーデンに帰国するも心冷たい支配者に成り果ててしまい、1810年、自身を憎悪する暴徒らに虐殺される。

ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン

【参考】セーラ服で戦うアイドル。1981年に公開された赤川次郎原作・薬師丸ひろ子主演の『セーラー服と機関銃』

『セーラー服と機関銃』(セーラーふくときかんじゅう)は、赤川次郎の同名小説の映画化作品。1981年12月19日、全国東映系で公開された。角川映画の代表作の1つで、主演の薬師丸ひろ子の人気を決定づけた。

1981年に公開された赤川次郎原作・薬師丸ひろ子主演の『セーラー服と機関銃』 セーラ服で戦うアイドル。

『セーラー服と機関銃』小説初版ではブレザーだったことが話題になった。

これでは『セーラー服と機関銃』ではなく、「ブレザーと機関銃」ではないか!と突っ込む担当スタッフがなぜ一人もいなかったのだろうか?

『風の谷のナウシカ』(1984年)

『風の谷のナウシカ』(かぜのたにのナウシカ)は1984年にトップクラフト制作の日本のアニメーション映画で宮崎駿監督の長編アニメーション映画第2作。

『アニメージュ』に連載していた宮崎の同名漫画(『風の谷のナウシカ』)を原作とする。原作の単行本全7巻から見ると、序盤に当たる2巻目の途中まで連載された時点での作品であり、映画公開後に連載を再開した漫画とは内容が異なる。

千年前の「火の七日間」と呼ばれる最終戦争により、巨大産業文明は崩壊し、「腐海(ふかい)」と呼ばれる菌類の森に世界は覆われていた。生き残った人類は、腐海が放つ猛毒と、そこに棲む巨大な虫たちに脅かされていたが、辺境にある「風の谷」は、酸の海から吹く風によって森の毒から守られ、のどかな農耕生活を送っていた。族長の娘であるナウシカは、住民から深く敬愛されており、人が恐れる腐海の虫とも心を通わせる少女だった。
ある夜、大国トルメキアの輸送機が風の谷に墜落する。輸送機には、千年前に世界を焼き尽くしたという巨大人型兵器の「巨神兵(きょしんへい)」の胚が積まれていた。その翌日、この輸送機を探しに来たトルメキア軍が谷を占領する。司令官である皇女クシャナは、巨神兵で腐海を焼き払うことを目論んでいた。クシャナは、本国へ運ぶつもりだった巨神兵の輸送を諦め、未完成の巨神兵を風の谷で完成させることにする。

『風の谷のナウシカ』(1984年)

ナウシカ
声 - 島本須美
本作のヒロインである16歳の少女。風の谷の族長ジルの末娘で、母や10人の兄・姉たちは腐海の毒で亡くなっている。父には深く愛されていたが、10人の兄弟を失ったがゆえか母から愛情を受けずに育った。谷の少女達を妹のように可愛がり、「姫姉さま」と慕われている。

愛とやさしさで子どもたちや人々を引き付け、強いリーダーシップで人々を導くカリスマ的ヒロイン。
「風使い」として大気の流れを読み、凧(メーヴェ)を自在に乗りこなす。

「腐海辺境一の剣士」ユパ・ミラルダに師事し、トルメキアの精鋭装甲兵や土鬼の僧兵(原作のみ)を一騎討ちで倒すほどの剣術の腕前をもつ。トリウマのカイに乗り、キツネリスのテトを可愛がっている。

腐海にある生命も等しく愛しい存在である。密かに腐海の植物を城の地下で育て、腐海から出る毒は大地と水の毒を吸っているからだということに気付いている。生き物の心を理解し、テレパシー(念話)の能力も持つようになる。

ナウシカ

「風使い」として大気の流れを読み、凧(メーヴェ)を自在に乗りこなす。

ナウシカは愛とやさしさで子どもたちや人々を引き付け、強いリーダーシップで人々を導くカリスマ的ヒロイン。

【参考】特撮テレビ番組『美少女仮面ポワトリン』(1990年・フジテレビ系列) 「実写によるバトルヒロイン系変身魔法少女もの」の作品

“ポワトリン”とは、フランス語で“胸(Poitrine)”を意味する語。またポワトリンのコスチュームは、『好き! すき!! 魔女先生』のアンドロ仮面をプロトデザインとし、フランスの俳優アラン・ドロンの名作『怪傑ゾロ』を意識して作られた。

ポワトリンに変身する時の呪文「コスモ・マジック!メタモルフォーゼ!!」、ポワトリン登場時の「愛ある限り戦いましょう。命、燃え尽きるまで。美少女仮面! ポワトリン!!」「たとえ○○が許しても、この美少女仮面ポワトリンが許しません!」(○○には、世界の偉人や有名人、物等が入る)、退場時の「ごきげんよう〜」という決め台詞もブレイクし、平均視聴率15%を出す人気番組となった。

特撮テレビ番組『美少女仮面ポワトリン』(1990年・フジテレビ系列) 東映不思議コメディーシリーズ第11作。

『美少女戦士セーラームーン』(1992年〜1997年) 戦闘美少女(バトルヒロイン)系魔法少女作品の元祖

美少女戦士セーラームーン(第1シリーズ)
1992年3月7日 - 1993年2月27日まで

セーラームーンのほか、マーキュリー、マーズ、ジュピター、ヴィーナス、タキシード仮面、ルナ、アルテミスら、基本メンバーはすでにこの作品で登場している。

同作品の第45話は主人公以外のセーラー戦士4人が次々と戦死、最終話である第46話においては主人公の月野うさぎ(セーラームーン)と地場衛(タキシード仮面)も死亡という衝撃的な展開にショックを受けて熱を出したり拒食になった子供がいたことが、親からの新聞の読者投書欄に掲載されたほどであった。ただし、最終話ラストで銀水晶の力で歴史が変えられダーク・キングダムとの戦いが始まる以前の1年分時間が戻され、第2シリーズ以降はダーク・キングダムとの戦いは一切なかった設定となった。

美少女戦士セーラームーンR(第2シリーズ)
1993年3月6日 - 1994年3月12日まで

美少女戦士セーラームーンS(第3シリーズ)
1994年3月19日 - 1995年2月25日 まで

美少女戦士セーラームーンSuperS(第4シリーズ)
1995年3月4日 - 1996年3月2日まで

美少女戦士セーラームーンセーラースターズ(第5シリーズ)
1996年3月9日 - 1997年2月8日まで

『美少女戦士セーラームーン』(1992年〜1997年) 戦闘美少女(バトルヒロイン)系魔法少女作品の元祖

テレビアニメとしての『美少女戦士セーラームーン』シリーズは東映動画によって制作された。放送はテレビ朝日系列で、毎週土曜19:00 - 19:30(JST)にて放送された。初回は1992年3月7日、最終回は1997年2月8日で、5年間に亘って放送された。5シリーズ全200話。第4シリーズで放映時間を拡大したスペシャル版が1話制作されている。

平均視聴率は11.6%で最高視聴率は16.3%に達し、『たけし・逸見の平成教育委員会』(フジテレビ系列)と互角の人気番組となった。玩具などの販促展開でも大成功を収めた。当初は第1期だけで終了する予定だったが、社会現象になるほどの大ヒットとなったことで続編の制作が決まり、全部で第5期まで制作された。

原作の漫画版とは設定や話の展開が異なる部分が多く、またアニメオリジナルの話が多い

『美少女戦士セーラームーン』 原作と比較して作風はギャグテイストが強い。以降の美少女戦闘モノもギャグテイストが強いものが増える。

「月野うさぎ」 セーラムーン以降、バトルヒロインはドジっ子・元気で明るいオバカキャラが増殖した。

ヒロインの変顔もバリエーション豊かになっていく

後の美少女戦闘モノは、このタイプのキャラが多く、ことわざや各言葉を間違えたりするギャグをいうのが大抵メンバーにいる。

「愛野美奈子 / セーラーヴィーナス」はテレビアニメ版では原作以上に「明るいおバカ」キャラな面が強調されており、ことわざや各言葉を間違えたり、ギャグやダジャレを言うのがお約束である。

家事に至ってはうさぎ以下の壊滅的レベルであるため、テレビアニメ第78話では、お粥に塩を入れすぎたり、それをレイにぶっかけたり、台所を壊滅的に汚したり、オーディオをいじっては爆発させたりして、レイからは「これで悪気があったらエスメロードより極悪人よ!」と評された。幼稚園児や小学生の少年にからかわれたことがあり、それに対して本人も本気で怒っていた。

「愛野美奈子 / セーラーヴィーナス」は月野うさぎにかぶっているオバカキャラ。プリキュアシリーズのヒロインもこのタイプが多い。

「月野うさぎ / セーラムーン」と「愛野美奈子 / セーラーヴィーナス」はオバカコンビ

「原作と比べた火野レイのテレビアニメ版の性格」
強気で意地悪な性格が強調され、ミーハーで面食いなうさぎと同等のお馬鹿キャラクターであり、基本的に原作の落ち着いたキャラクターとは対極である。

しかし、基本的にしっかりとしていて、抜けた所のある他セーラー戦士たちの数少ないツッコミ役(ボケ役にまわる場面も多いが)でもある。

火野レイ・セーラーマーズは原作と違いうさぎ同様にお馬鹿キャラ。

原作よりうさぎとの仲がクローズアップされており、言い争いの喧嘩がお約束である(いわゆる喧嘩するほど仲が良い)。

火野レイと月野うさぎはケンカするほど仲がよい。

レイとうさぎの十八番「べべべのべーーーー」

テレビアニメでは第8話で初登場。セーラーマーキュリーに変身する、大人しくて心やさしい天才少女。

IQ300の頭脳を持ち、全国模試で常にトップクラスの成績になるという天才少女だが、そういったこともあってか、うさぎたちと知り合うまでは周りに敬遠されがちで、友達がいなかった。

礼儀正しく大人しい性格だが、天然な一面もあり、やや感性がずれていることもある。少し内気なところがあるが、芯はしっかりしている。

水野亜美 /セーラーマーキュリー 後のオバカキャラ中心の美少女戦隊モノに大抵一人はいる大人しい知性派キャラ。

テレビアニメ無印の当初は攻撃能力が極めて低い設定であり、戦闘シーンにおいてもブレーン的な描き方をされ、さらに終盤では敵を倒すことなく命を落としたことへの抗議も大きく、『R』からはほかのセーラー戦士に遜色ない攻撃技が与えられた。

水野亜美 /セーラーマーキュリー

早くから一人暮らしをしており、家事全般、料理・手芸・園芸などに秀でる。特に花や草木など植物が大好きで、部屋に大量の観葉植物が置かれている。

成績はうさぎをやや上回る程度であまりよくないが、家庭科の成績だけはよい。アニメイトカセットコレクションでは目玉焼きが不得意であったが、後にテレビの某料理番組をチェックして克服している。

四守護神(内部太陽系戦士)の中では一番の身長と怪力の持ち主。

フィギュアスケートや社交ダンス、クルーザーの操縦にも秀でており、特にフィギュアスケートは前世が得意であったことも影響してか、テレビアニメ第39話において自慢の怪力を駆使して軽々とプロ顔負けの技を決めて見せた。しかし、テレビアニメ第105話では、過去に敵に力負けしてしまったことを悔やんでか、山籠もりして修行に明け暮れるという負けず嫌いな一面を見せている。

木野まこと / セーラージュピター モデル体型の怪力タイプ。運動神経が良いが頭はやはり良くない。

格闘戦においてはパワー系。雷電を始め、風や嵐といった自然物を自在に繰り、敵と戦う。戦闘ではセーラーチームの中心として描かれることも多く、必殺技を用いた戦いのみならず格闘戦もこなすなど「戦士」としての面が強調される部分が多い。セーラー戦士5人の中でパワーに関しては一番の自信を持っており、メンバーの中で唯一敵に肉弾戦を挑むこともあるが、個人戦にこだわってピンチに陥ることもある。

木野まこと / セーラージュピター 強いが精神面に弱い面がある。

原作以上に惚れっぽい描写が多く、非常に一途でもあり、惚れた人間をすぐに信用してしまうところがある。

木野まこと / セーラージュピター

30世紀のクリスタルトーキョーにある月の王国シルバーミレニアムの王女で、ネオ・クイーン・セレニティとキング・エンディミオン(実は未来の月野うさぎと地場衛)の娘。

テレビアニメ版では『R』前半2クールでのアニメオリジナルの「エイルとアン編」の後に登場。原作同様うさぎと衛の前に現れ、その後うさぎの家族をルナPボールの力で洗脳して月野家の従妹と名乗ってうさぎの家に居候することになる。原作よりセーラー戦士たちとの日常の交流がなされている。

セーラー戦士見習い。また変身すると少しだけ身長が伸びるという設定がある。テレビアニメでの必殺技は威力と射程に欠け、しかもしばしば不発である。

ちびうさ・セーラー戦士見習い「セーラーちびムーン」

『GS美神』(1993年)

『GS美神』(ゴーストスイーパーみかみ)の題名でアニメ化もされ、1993年4月から1994年3月までABC製作、テレビ朝日系列にて放送。

悪霊や妖怪の退治を仕事とするゴーストスイーパーの美神令子と助手の横島忠夫。己の欲望のまま動く二人と、まともだが幽霊のおキヌを中心とした日常のドタバタや、悪霊・妖怪との戦いを描くオカルトコメディ。しかし連載中盤からは美神や横島をとりまく運命との戦いを主軸として描く物語となる。

『GS美神』(ゴーストスイーパーみかみ)

美神 令子(みかみ れいこ)
声 - 鶴ひろみ、パチスロ版 - 三石琴乃
主人公でありメインヒロイン。20歳。身長164cm。1972年11月11日生まれ。B/W/H:90/58/90Dカップ。AB型。美神令子除霊事務所所長で、世界最高クラスのゴーストスイーパー (GS) の一人。

亜麻色のロングヘアで抜群のスタイルと美貌、巨額の資産を持つ文字通りのセレブで天性の女王様。普段着も仕事着も紫色のチューブトップとミニスカのボディコンがトレードマーク。

専門分野である霊能力はもちろん、料理、二輪・四輪の運転、スキー、格闘ゲームなど、多岐に渡ってかなりのハイレベルでこなし、新しい物事にも即座にコツを把握して習得する天才肌だが、自分の興味を惹かない物事やお金にならない事にはまったく関心を持たない。

しかし、お金が大きく絡むギャンブル運だけは恵まれていない模様。野球は東京ジャイアンズのファン。その反面、片付けや整理整頓が苦手なようで、住込み助手のおキヌが氷室の実家へ帰省などで数日家を空けただけで事務所がゴミ屋敷と化すほど。

主に使用する自動車は1965年式のシェルビー・コブラ(元は唐巣神父の愛車)と930型ポルシェ911カブリオレ。一人称は『私』(幼少時は『れーこ』)。

美神 令子(みかみ れいこ)

小笠原 エミ(おがさわら エミ)
声 - 富沢美智恵
小笠原エミ除霊事務所所長。日本最高の呪術師。愛車はビモータYB-4。美神のライバルで、対立の多い犬猿の仲。黒魔術を中心とした呪術が得意。美男子好きでピートに言い寄っている。二人称は基本的に「おたく」で、語尾に「〜なワケ」とつけて話すことが多い。毒舌家。褐色の肌に長い黒髪をしたエキゾチックな風貌の美女で、美神に負けず劣らずのプロポーションの持ち主でもある。野球はドラゴンズファン。

六道 冥子(ろくどう めいこ)、美神 令子(みかみ れいこ)、小笠原 エミ(おがさわら エミ)、おキヌ/氷室 キヌ(ひむろ キヌ)、横島 忠夫(よこしま ただお)

おキヌ/氷室 キヌ(ひむろ キヌ)
声 - 國府田マリ子
300年前に15歳で一度死んだ村娘の幽霊。巫女装束がトレードマークで美神たちには「おキヌちゃん」と呼ばれている。身長156cm。B/W/H:78/56/80Aカップ。血液型はO型。序盤では幽霊らしく足が描かれていないことが多かったが、途中から足が描かれるようになる(アニメでは当初から描かれている)。

美神と横島が雪山で遭難したワンダーホーゲル部の男の霊を除霊するために訪れた御呂地岳で地縛霊としてすごしていた。最初は横島を身代わりにして解放されようとするも、美神の力により地脈から解放される。成仏の仕方がわからず、超薄給(日給30円)で美神事務所の一員となる。

幽霊でありながら、霊能力のない普通の人にも見ることができたり、物を持ち運んだり、場合によっては破壊することもできる(視認・物理干渉を自在にON/OFF可能)ベテラン幽霊で、近所の善良な幽霊たちからの信頼も厚い。

生身の人間との関係も良好で、常連であるスーパー「マルヤス」の店主からは、「そこらの生きてる奴より信用できらあ」と評されるほどである。

少々天然ボケで、作品全体に関わる地雷を踏んだり、生きた人間なら即死ものの攻撃を受けた直後に「死んでてよかった」と言うのがお約束。趣味や好みが古風で時代がかっている。また、芯は強く頑固なところがあり、自分が一度こうだと決めたら断固として譲らない。

おキヌ/氷室 キヌ(ひむろ キヌ)

六道 冥子(ろくどう めいこ)
声 - 西原久美子
六道家に1000年以上伝わる式神十二神将を使役する式神使い。箱入り娘で、天然ボケで常識外れ。GSと思えないほど弱い精神力の臆病者。美神とはGSの国家試験の会場前で出会う。式神を大勢引き連れて移動していた際、周囲の人の迷惑になるから式神をしまうよう注意され、以後自分を怖れて避けなかった美神を慕うようになる。

しかし美神にとっては苦手な相手であり、試験会場前での一件を悔やんでいる。セリフは間延びしており、さらにボケをかます。アニメでは時折お嬢様口調で話す。ニンジンとレバーが嫌い。
式神は、普段自身の影の中に宿し必要に応じて呼び出す(用もないのに出している事が多く、コントロールは非常に不安定)。

些細な事でもすぐ動揺する性格のため、高頻度で式神が暴走(プッツン)し、周りの全てを破壊しつくす。彼女の暴走は、GSチームにとって敵の攻撃以上の脅威であり、敵以上に味方から恐れられている。そのため、GSとしての除霊依頼の成功率が異常に低く、一時期はGS協会が冥子のGS免許の停止処分並びに剥奪を検討した程である。

六道 冥子(ろくどう めいこ)

『魔法騎士レイアース』(1994年)

『魔法騎士レイアース』(マジックナイトレイアース Magic Knight Rayearth)は、CLAMPによる日本の漫画作品。またはそれを原作としたテレビアニメ、ゲーム、OVAなどの作品。1994年から1995年にかけてアニメ化され、のちの1997年にはOVA化もされた。

1993年、東京タワーでの社会見学中、中学2年生の3人の少女獅堂光、龍咲海、鳳凰寺風は偶然出会った。窓の外、眩い光の中に浮かび上がる謎の少女の幻影を見た3人は、その直後異世界「セフィーロ」に召喚される。そこで出会った導師クレフの導きを受けて、3人は魔法騎士(マジックナイト)としてセフィーロを救う旅に出ることに。

『魔法騎士レイアース』(1994年)

獅堂 光(しどう ひかる)
声 - 椎名へきる
14歳の中学2年生、8月8日生まれ、身長145cm、血液型はO型。両親(作中では未登場)と3人の兄の6人家族で、愛犬は閃光(ひかり)。アイスクリームが好き。実家が剣道道場で、小さい頃から剣道を習っていたため剣が得意。幼稚園児の頃、父親に剣道で勝っている(父親はその時のショックで修行の旅に出ている)。長い間家には帰らない父親に代わり、3人の兄から可愛がられている。テーマカラーは赤。

明るく元気いっぱいで誰とでも仲良くなれる反面、非常に頑固者。ややボーイッシュ口調で、一人称は「私」。海や風は「ちゃん」付けで呼ぶが、セフィーロの人物は基本的に呼び捨てで呼んでいる。背が低く、年齢よりも幼く見られやすい。女子校に通い、学年を問わず人気者。3人の中で1番運動神経が良い。閃光と接していることから、動物と意思疎通ができる。3頭身の描写になると、時々猫の耳とシッポが出る。

獅堂 光(しどう ひかる)

龍咲 海(りゅうざき うみ)
声 - 吉田古奈美
中学2年生、3月3日生まれ、身長158cm、血液型はA型。両親のみの3人家族。好きな食べ物はスパゲッティ。テーマカラーは青。モデル体型の美人。3人の中では1番長身。お嬢様御用達の女子校に通っている。フェンシング部所属。エテルナへ行く時に借りた剣も、後にプレセアに創ってもらった剣も、光の物より細身。興奮しやすく怒りっぽい反面、根は仲間思いで優しく非常に繊細。口調は典型的な女言葉で、一人称は「私」、他人への呼称も基本的に呼び捨てである。

東京タワーで光や風と一緒だった時に突然セフィーロへ召喚される。クレフより授けられた魔法は水。第1部で「水の龍」、「蒼い竜巻」を習得し、第2部では新魔法「氷の刃」を習得した。海の神殿において、水の魔神・セレスを手に入れる。趣味はケーキ作りでありながら、本人は甘いものが苦手。他人に毒味(?)させて自分は食べないようである。アニメ版ではクレフに恋する。

龍咲 海(りゅうざき うみ)

鳳凰寺 風(ほうおうじ ふう)
声 - 笠原弘子
中学2年生、12月12日生まれ、身長156cm、血液型はA型。好きな食べ物はてっさ、塩辛、もずくと渋いものが多い。両親と姉の4人家族で、作中には姉のみ登場。テーマカラーは緑。名門の女子校に通っている模様。いつもおっとりした笑顔で、お嬢様口調な反面、非常に洞察力に優れ頭の回転が速い策略家。一人称は「私(わたし)」、アニメでは「わたくし」。他人への呼称は基本的に「さん」付けである。
クレフより授けられた魔法は風。3人の中で唯一回復魔法や防御魔法がある。弓道部所属(後にプレセアに創ってもらった武器は剣)。空の神殿において、風の魔神・ウィンダムを手に入れる。沈黙の森で出会ったフェリオとは恋仲となった。

普段は眼鏡をかけているが、魔神に乗ると眼鏡が消える(甲冑の効果で裸眼の視力が上がる模様)。連載予告時のイラストでは眼鏡無しだった。

鳳凰寺 風(ほうおうじ ふう)

中学2年生の3人の少女「獅堂光」、「龍咲海」、「鳳凰寺風」は魔法騎士(マジックナイト)としてセフィーロを救う旅に出ることに。

炎神レイアース
声 - 田中秀幸
光が操ることのできる炎の魔神(マシン)。一角と炎のたてがみがある赤い狼(獅子)の姿。炎の神殿で眠りについていた。イーグルいわく攻撃重視で、剣の威力は3機中最強。“炎”、“情熱”、“未来”を司る。
アニメの第二章では、光の心に直接話しかけたこともあった。
モコナ同様、自動車関係の名称が付いていない。RAY-EARTHは英語で「光る大地」。
OVA版ではレクサス(ライオンの姿)として登場したが、Vol.2で破壊された。初期設定の段階での命名案も「レクサス」だった。

海神セレス
声 - 玄田哲章
海が操ることのできる水の魔神。青い龍の姿。海の神殿で眠りについていた。“水”、“優しさ”、“現在”を司る。イーグルいわく機動力重視。

空神ウィンダム
声 - 大塚明夫
風が操ることのできる風の魔神。2対の翼がある緑色の鳳凰の姿。空の神殿で眠りについていた。“風”、“知性”、“過去”を司る。イーグルいわく防御重視。

炎神レイアース・海神セレス・空神ウィンダム

『愛と勇気のピッグガール とんでぶーりん』(1994年) 美少女がブタに変身して戦う異色コメディ

『愛と勇気のピッグガール とんでぶーりん』は、毎日放送(MBS)、TBS系列(ただしテレビ山口を除く)で1994年9月3日から1995年8月26日まで毎週土曜日午後6:00-6:30の枠にて放送された。全51話。

製作発表当初は、まだ題名が正式決定されておらず、仮題名の『ぶーりんごキッス』と表記されている場合もある。ただし、制作局のMBSやTBSの放送権利が失効した後は、広島県の広島ホームテレビ(テレビ朝日系列)などにおいて再放送された。

一般的な変身もののヒロイン・ヒーローは、変身後の方が美しく(格好良く)なるのだが、この作品はその逆をついた設定であった。

聖林檎学院中等部に通う中学1年生の少女・国分果林。ある朝、学校に遅刻しそうになって急いでいた果林は、道端で偶然子豚を見つける。しかしその子豚はブーリンゴ星という星の王子様・トンラリアーノ3世(トンちゃん)で、修行のため地球に来ているという。そして、いきなり「果林に変身してスーパーヒロイン『ぶーりん』として活躍してほしい」と頼む。しょうがないと、果林が変身してみると、なんとピンクの『ブタ』になってしまった。

当然果林は断るのだが、『ぶーりん』としていいことをすると真珠が1つずつ与えられ、真珠が108個溜まったら果林の望む姿に変身できるようにするということで、仕方なく妥協するのだった。

『愛と勇気のピッグガール とんでぶーりん』(1994年)

国分果林(こくぶ かりん)
本編の主人公。聖林檎学院中等部に通う中学生。趣味は絵画。11月23日生まれ(いて座)で、血液型はO型。テニス部所属。前向きで明朗快活、お調子者の心優しい少女。巻き毛のポニーテールに青い飾り玉の付いたリボンをしている。身長152cm、体重41kg。

トンちゃんに見込まれて愛と正義のピッグガール・ぶーりんに変身するが、本人はぶーりんの姿を恥ずかしく思っており(ごく一部を除いて嘲笑の種にされるため)、憧れの「キューティチャオ」のようなスーパーヒロインになるために真珠を集めようと奮闘する。

クラスメイトの光一のことが好きで、恋敵の薫に対してコンプレックスを持っている。好意を寄せられている琢磨先輩のことが苦手。
運動音痴だが、ぶーりんになってからはランランステップが唯一の得意種目になる。

国分果林(こくぶ かりん)

国分果林(こくぶ かりん) セーラームーンのヒロイン同様に、元気で明るいややオバカキャラ。

国分果林(こくぶ かりん)は、自分がぶーりんだとバレてしまうと一生ぶーりんのまま元の姿に戻れなくなってしまうため正体を明かすことができず、光一が果林の方ではなく、ぶーりんとしての姿の方に惹かれていることに対してジレンマを持つ。

アニメでは最終決戦で地球最大の危機に向かおうとするも光一に何度も引きとめられたために、結局彼の目の前で自分がぶーりんであることを明かしてメタモルフォーゼする羽目になってしまい、決戦を制すもぶーりんから戻れなくなってしまった。最終回でそのままブーリンゴ星に行かされそうになったが、「あたしを果林に戻して」という涙の懇願を聞き入れたトンラリアーノ2世の力によって元の姿に戻った。

愛と正義のピッグガール「ぶーりん」

アニメ版『赤ずきんチャチャ』(1994年) ギャグ中心の美少女戦隊モノ。ドタバタコメディ要素が強い。

『赤ずきんチャチャ』(あかずきんチャチャ)は、彩花みんによる日本の少女漫画作品。またこれを原作にしたテレビアニメ。

アニメは1994年1月7日から1995年6月30日まで、テレビ東京系列にて毎週金曜夕方6:00 - 6:30放送。全74話。スポンサーの意向で原作漫画にない要素が追加されている。

アニメ化当初はアニメ雑誌などでも決して注目されていなかったが、キャラクターのぶつかり合いに加え、実験的ともいえるギャグ演出に急速に評判が高まり、3度にわたってアニメ雑誌の表紙を飾るまでになった。

平和な世界が続いていたある時、魔界に強力な魔力を持つ大魔王が現れ、国王と王妃を石像に変え、その娘・チャチャをも倒そうとしたが、国王の父、大王であるジーニアスによって城に結界が張られ大魔王は城に封じ込められた。

しかし、ジーニアスは大魔王の魔力によって小さな宝石にされてしまった。国に仕えていた若きセラヴィーは、まだ幼い赤ん坊のチャチャと、ジーニアスである小さな宝石を手に、安全な山奥へ逃げ込んだのである。それから、数年後、チャチャの居所を掴んだ大魔王は次々とチャチャに刺客を送り、王家の血を絶やそうとする。

アニメ版『赤ずきんチャチャ』(1994年)

チャチャ
声 - 鈴木真仁
主人公。赤い頭巾がトレードマークの魔法使い。
王女にして大魔王を倒すことのできる唯一の存在でもある。そのため王家最後の生き残りとして、セラヴィーに匿われ保護されてきた。プリンセスメダリオン、しいねちゃん、リーヤとの協力により、マジカルプリンセスに変身する。

大魔王討伐後は、お助けブーメランを使い次々と問題を解決していく。

「チャチャ」は元気で明るいオバカキャラ。魔法能力は未熟だが、結果オーライなところがある。

チャチャが召喚魔法を使ったとき、違うものを出すのがお約束。一発で正しいものが出ることが少ない。

怪獣やネズミを召還すると小さな怪獣、ネズミのおもちゃが出てくる、ボートを召還すると棒(ぼう)と戸(ドア)が合体した変なものが出てくるような予測できない展開。召還魔法で何が出るかが毎回楽しみになる。

アニメ版『赤ずきんチャチャ』は楽しいギャグ演出がいっぱい。基本はギャグアニメ。

ガンダム、マジンガーZ、ライディーンなどがモチーフのロボットのパロディギャグ、13日の金曜日のジェイソンのパロディキャラ、天才バカボンの「西から昇ったお日様が・・・」の引用などがあり、大人は懐かしく楽しめる。

『赤ずきんチャチャ』は過去の人気アニメのパロディ・オマージュを生かしたギャグが散りばめられている。

プリンセスメダリオン
第一話で、チャチャがセラヴィーからもらったペンダント。これとリーヤのブレスレット、しいねちゃんのリングを合わせ、3人の愛・勇気・希望の力を合わせる時、チャチャはマジカルプリンセスに変身することが出来る。また、中央の宝石には大王であるジーニアス(チャチャの祖父)が封じ込められていた。なお当初の設定名は「フォルセティメダリオン」。

マジカルプリンセス 「ウィングクリス・バーニングフラッシュ!」と唱えてバーニングフラッシュを放つ。

ビューティーセレインアロー
チャチャが初めてマジカルプリンセスに変身した時に持っていた聖なる弓矢。「ビューティーセレインアロー マジカルシュート!」というかけ声とともに、矢を放ち、邪悪な心を討つ。

パート1では主に戦闘に、パート2、3では主に後述するウィングクリスの元である、不死鳥を呼び出すことに使用する。呼び出す呪文は「セイント・フェアリー・ナビゲーション!」。前半は無敵の強さを誇ったが、アクセスに破られて以降はウィングクリスの登場もあり、効かない敵が多くなった。

チャチャはマジカルプリンセスに変身し、ビューティーセレインアローで敵の悪い心を射抜く。

マジカルプリンセス「ビューティーセレインアロー マジカルシュート!」

剣使用時は「ビューティーセレインアロー・セイントフェアリーナビゲーション」とビューティーセレインアローを天に向けて放ち、不死鳥を召喚する。そして「ライトニングフェザースキルアップ」と唱え、ウィングクリスへと変化させる。

バードシールド装着&発動の際、「バードシールド・ビルドアップ!」と叫んでいた。

伝説の不死鳥の剣「ウィングクリス」と伝説の盾「バードシールド」を使って戦うマジカルプリンセス

8人の聖戦士たちの力を合わせたバーニングフラッシュを放ち大魔王を倒す。

『愛天使伝説ウェディングピーチ』(1995年)

『愛天使伝説ウェディングピーチ』(あいてんしでんせつウェディングピーチ)は、富田祐弘が原作・原案を務めテンユウが企画しKSSによって制作されたメディアミックスプロジェクト作品。テレビアニメ版はテレビ東京系列にて放映。全51話。

聖花園学園中等部に通う花咲ももこは新聞部に在籍する夢見る中学生。同じく新聞部に在籍する谷間ゆりと珠野ひなぎくの2人と共に部活動の一環としてサッカー部の試合を見に行き、憧れの柳葉和也先輩の取材を行おうとしたが、同学年の補欠キーパー・風摩ようすけに対個人取材についてダメ出しをされ、仕方なく試合会場を後にした。

その帰り道、三人はプリュイと名乗る怪しい男に襲われる。プリュイは使い魔のじゃ魔ピーを気絶したひなぎくとゆりに取り憑かせ、ももこを襲わせる。プリュイの狙いはももこがいつも指にはめている、母の形見の指輪だった。ももこは窮地に陥ったが、天空より現れた天使リモーネによって助けられる。リモーネから聖手鏡(セント・ミロワール)なるミラーコンパクトを渡されて開くとそこには天使たちの長たる女神・アフロディーテの姿が現れる。ももこは「愛天使ウェディングピーチ」に変身して友を救うようにと促され、導きに従い愛天使に変身して敵を撃退した。ももこの指輪は天使界を支える聖なるアイテムである「セント・サムシング・フォー」の1つだった。悪魔たちの狙いは「セント・サムシング・フォー」の破壊であり、これが成されれば、あらゆる世界から愛が失われ、全てが憎しみと破壊の闇に閉ざされるという。

後に仲間となる愛天使たちも見つけ出し、ももこたちは世界の愛とそれを支える「セント・サムシング・フォー」を守り、探し出すために悪魔を浄化する戦いに身を投じていくことになる。

『愛天使伝説ウェディングピーチ』(1995年)

谷間 ゆり(たにま ゆり) / エンジェルリリィ
珠野 ひなぎく(たまの ひなぎく) / エンジェルデイジー
スカーレット 小原(スカーレット おはら) / エンジェルサルビア

愛天使達は普段の姿から一旦ウェディングドレス姿に変身する。これは愛のウェーブを大幅に引き上げる働きを持つ。その後戦闘に特化した軽装・強化装甲装備のファイターエンジェルとなることで運動性・機動性と戦闘能力が上昇する。全員共通の特徴として右の太ももに黄金のホーリーリングを装着している。

花咲 ももこ(はなさき ももこ) / ウェディングピーチ 愛天使の時のコスチュームは、白とピンクを基調としたウェディングドレス。愛のウェーブが高まると、赤いハイレグレオタードと白のスカートを身に付けたファイターエンジェルに「ウェディングチェンジ・お色直し!」(二段変身)する。

愛天使ウェディングピーチ・愛天使エンジェルリリィ・愛天使エンジェルデイジーのファイターエンジェル

『スレイヤーズ』シリーズ(1995年・テレビ東京系列)

1990年代中盤からTVシリーズが3年に渡って放映され、同時に映画やOVAも制作されるなど当時たいへんな人気を博したタイトルで、ライトノベルを原作にしたメディアミックスブームの先駆け的な存在である。 

スレイヤーズ 1995年4月~9月放送。全26話
スレイヤーズNEXT 1996年4月~9月放送。全26話。
スレイヤーズTRY 1997年4月~9月放送。全26話。
スレイヤーズREVOLUTION 2008年7月~9月放送。全13話。
スレイヤーズEVOLUTION-R 2009年1月~4月放送。全13話。

『スレイヤーズ』シリーズ(1995年・テレビ東京系列)

姉であるルナの「世界を見てこい」という一言で旅に出た、自称、剣士にして美少女天才魔道士。

本編物語開始時は15歳で、本編では物語の途中で16歳になり、その後2年近く経ったので2部終了時点で17~18歳。長い栗色の髪を持ち、普段はバンダナで隠している額に2つのほくろを持つ。

「悪人に人権はない」をモットーとし、懐がさみしくなると趣味と実益を兼ねて盗賊のアジトを襲撃して路銀を稼ぐなど、型破りな性格をしているが、仲間に対しては筋を通そうとする、ナーガにたかられた際におごるなど面倒見のいい面もある。

そのため「盗賊殺し(ロバーズ・キラー)」の通り名があり、壊滅させた盗賊団は数千にも上ると噂されている。

実家が商売をやっており、「転んでもただで起きたら貧乏人」と商人根性を叩き込まれている。

食に対する執念は凄まじく、行く先々の食堂や宿屋で全メニュー制覇を狙い、チャンスあらば他人に飯代をおごらせ、食べる量も半端ではない。アニメ版ではそれが特に強調されている。

戦争を起こして暗殺者の活躍できる時代を作ろうとする暗殺者に「戦争が起こると名物料理が食べられなくなる」という理由で怒りを燃やしたことも。劇場版、ドラマCDシリーズでは、リナの食事シーンから物語が始まるのが恒例になっている。

『スレイヤーズ』シリーズの主人公「リナ=インバース」(LINA INVERSE) リナの場合は最初から作中最強レベルに強い。

一般に最強の攻撃呪文とされドラゴンすら一撃で葬る事のできる「竜破斬(ドラグ・スレイブ)」さえもいとも容易く操る。

リナは「ドラゴンもまたいで通る」より「ドラまた」リナとも呼ばれている。

最強の攻撃呪文とされドラゴンすら一撃で葬る事のできる「竜破斬(ドラグ・スレイブ)」

『飛べ!イサミ』(NHK教育テレビ・1995年4月)

『飛べ!イサミ』(とべ!イサミ、英: SOAR HIGH! ISAMIまたはIsami's Incredible Shinsen Squad)は、NHK教育テレビで1995年4月8日から1996年3月30日にかけて放送されたテレビアニメ作品およびこれを原作とした漫画作品ならびにドラマCD作品である。

新撰組の子孫の主人公達が、先祖の遺したアイテムを用いて悪の組織「黒天狗党」と戦う様を描いたオリジナルアニメ作品。敵役も含め各キャラクターたちを深く掘り下げ、主人公たちも小学生らしく活き活きと描かれている。特に、前半は主人公達を「ヒーローにあこがれる普通の小学生」として描いたことで、当時の小学生達から多くの支持を集めた。

『飛べ!イサミ』(NHK教育テレビ・1995年4月)

花丘イサミ
声 - 中嶋美智代
本作の主人公。小学5年生の帰国子女でボーイッシュな女の子。大江戸小学校に転校生としてやってきた。勉強・スポーツは得意だが母に似て絵が下手。自宅の蔵で発見した龍の剣(りゅうのつるぎ)を振るって戦う。通常、剣は六角形の柄の部分しかないが、発動時は光の刃が現れる。

『飛べ!イサミ』の主人公「花丘イサミ」

『ナースエンジェルりりかSOS』(1995年7月7日 - 1996年3月29日・テレビ東京)

『ナースエンジェルりりかSOS』(なーすえんじぇるりりかSOS)は、少女漫画雑誌『りぼん』1995年1月号から1996年6月号まで連載された秋元康原作・池野恋作画の漫画。また、それを原作とした1995年7月7日から1996年3月29日までテレビ東京系列で放送されたテレビアニメ。

原作者とされる秋元康は「戦う看護婦」や「クイーン=アースとダークジョーカーの名前」といった概念のみを発案した事実上の原案者であり、詳細な作品設定を考案したのは漫画版の作画を担当した池野恋である。

『ナースエンジェルりりかSOS』(1995年7月7日 - 1996年3月29日・テレビ東京)

ナースエンジェル
クイーン=アースの守護神とされる伝説の少女。緑のワクチンが力の源で、ダークジョーカーを浄化できる唯一の存在。激痛を伴うが、黒のワクチンを緑のワクチンに変換することもできる。黒のワクチンが具現化したモンスターを浄化したり、黒のワクチンに感染した人間を真人間に戻すことができる。

クイーン=アースの守護神とされる伝説の少女「ナースエンジェル」

遠い昔、りりかの前世である先代のナースエンジェルが、ダークジョーカーに悪用されそうになった命の花を自分の命に封じ込めてしまった。探し求めていた命の花の種はりりかの命の中に封印されており、命の花を解放するためにはりりかの命を犠牲にしなければならないのだった。

ミミナはカノンとヘレナに全てを伝え、カノンは命の花を咲かせる為に、りりかに遠い昔から定められていた辛い運命を告げに行く。

大好きな先輩に自分の死を告げられ、「自分の命」と「世界の命」が天秤に掛けられ苦悩するりりか。しかし、地球と大好きな人達を守るために、誕生日パーティの後に星夜やデューイの反対を押し切って、咲き誇る命の花と引き換えに消えていくが・・・。

ナースエンジェル

森谷りりか(もりや りりか)
声 - 麻生かほ里
私立白鳩学園4年B組に通う、明るく元気で優しい女の子。誕生日は7月7日。金髪の巻き毛を赤いリボンでポニーテールに結んでおり、ナースエンジェルに変身すると身長や髪が伸びる。好きなものはケーキと漫画のどよめきトゥナイト、めきめきトゥナイト。

10歳の誕生日に加納望ことカノンから自分が「クィーン=アース」の守護神で伝説の少女・ナースエンジェルの生まれ変わりだと知らされ、エンジェルキャップを贈られる。地球とクイーン=アースを守るためにダークジョーカーと戦い、緑のワクチンの原料で命ある星には必ず咲くという「命の花」を探す使命を託される。

森谷りりか(もりや りりか)

私立白鳩学園に通う小学生の女の子森谷りりかは、10歳の誕生日に同学園に転校してきたクイーンアースの戦士カノンからナースエンジェルとして地球を救う「命の花」を探す使命を託される。ダークジョーカーを倒しつつ、汚染された街の人々を緑のワクチンで浄化していく彼女に、過酷な運命が待ち構えていた。

森谷りりか(もりや りりか)は加納、星夜との交流とダークジョーカーとの戦いを経て、すべての人々を守りたいという強い使命感を抱くまでに成長していく。

森谷りりか(もりや りりか)は生きている模様。ラストシーンで「私生きてる」と言っていたが・・・

キューティーハニーF(1997年2月) 「キューティーハニー」のリメイクアニメ。

本作の主人公。1981年2月8日生まれのAB型。身長166cm。誕生花はフリージア。聖チャペル学園に通う16歳の美少女。スポーツ万能で、フェンシング部に所属している。背中まで流す長い金髪と一切無駄のないスリムな身体を誇り、類稀な美貌の持ち主。加えて元気な笑顔が絶えない聡明な性格も相まって、学園内では全校生徒のアイドル的存在。女生徒達からは「ハニーお姉様」と呼ばれ親しまれている。

16歳の誕生日に父・如月猛を豹の爪に攫われ、挙句の果てに自宅も放火されてしまうという悲劇に見舞われる。ショックで泣き崩れていた際に現れた謎の男性「黄昏のプリンス」から指輪とチョーカーを渡され、以後その不思議な力を駆使して様々な姿に変身し、豹の爪との戦いに挑む事になる。

実は、人間ではなく空中元素固定装置の種子から生まれた人工生命体。父が豹の爪から逃走する直前に空中元素固定装置から生まれ、その後父が逃走した際研究所から連れ出され、父から愛を注がれ人間として育てられた。

一度は黄昏のプリンスから自分の正体を知らされ絶望するが、父の叱咤で立ち直り、その後妹である聖羅の空中元素固定装置と融合し、「ハイパーハニー」に変身できるようになった。チョーカーと指輪のエンブレムはハート型。

パンサーゾラとの最終決戦の直前に青児の子供を身ごもり、一度はゾラと共にダイヤモンドになって消滅しようとしたが、胎内にいた子供の声を聞いて再び気力を取り戻し、青児の下へ生還した。その後娘を出産し、その子にかつての戦友と同じ名前の「聖羅」と名づける。そして3年後、大学生になった時に青児と結婚した。

如月 ハニー(きさらぎ ハニー) / キューティーハニー

キューティーハニーがパワーアップした姿。コスチュームに黄色のウエストラインが1本加えられ、色も上半身が白、下半身が赤に変わる。

コスチュームの胸元の隙間がキューティーハニーよりも大幅に広がり、彼女の魅力である大きな胸と谷間を更に強烈に印象付けるようになった。頸部のチョーカーも金色に輝くお洒落な金属製に変わり、ハートの装飾もより大きな赤色に変化した。

チョーカーの背部にはダイヤ型の装飾も追加され、その辺りから白色の長いリボンを2本結び付け華麗に靡く。

この装飾や白の上半身は融合したミスティーハニーから受け継いだ特徴だと思われる。新たな必殺技と武器が使えるようになり戦闘力を大幅に強化した。変身する際の台詞は「愛のため、乙女は変わる!」。

イメージカラーは虹色。なお、ハイパーハニーという呼称は商品展開の際に使用された名前であり、劇中においてハニー自身がハイパーハニーと名乗ったことは一切無く、二段変身後の呼称もキューティーハニーで統一されている。

ハイパーハニー

聖チャペル学園に突如現れた転校生。クールな性格の美少女で、ミスティーハニーに変身する。その際にはハニー同様チョーカーと指輪を使用するが、ハニーと違いチョーカーは左の太腿につけている。チョーカーと指輪のエンブレムはダイヤ型。

ハニーを「ハニーお姉様」と呼び、当初はあたかも慕っているかのような素振りを見せていたが、実際にはハニーを強く憎んでおり、度々ハニーと敵対する。

実はハニーの双子の妹で、ハニー同様空中元素固定装置の種子から生まれた人工生命体である。生まれたばかりの頃パンサークローに攫われてパンサーゾラやプリンスゼラの下で育てられ、その際に偽の記憶を植えつけられてハニーと父を憎むよう仕向けられた。さらにゾラによって胸に「憎しみの刻印」を刻まれており、聖羅の憎しみが高まるたびに怪人を生み出すようにされていた。

物語後半で、彼女の空中元素固定装置は未完成の失敗作であり、変身するたびに寿命が縮まっていたことが明かされる。その後、自分の出生の秘密を知りショックを受けていた時に自身の影であるダークパンサーと遭遇し、彼女と戦うことになる。その際、自分を庇って父が死んだのを目の当たりにしたことで初めて「愛」を知り、姉を守るために最後の力で変身。

最後は命を代償にダークパンサーと相打ちになり、空中元素固定装置を残して消滅した。その後、彼女の空中元素固定装置はハニーの空中元素固定装置と融合し、彼女にハイパーハニーという新たな力を与えた。

葉月 聖羅(はづき せいら) / ミスティーハニー

『少女革命ウテナ』(1997年) 謎めいたストーリーと映像美。おそらく誰にとっても難解な作品。

『少女革命ウテナ』(しょうじょかくめいウテナ)は、J.C.STAFF制作のアニメ作品。テレビシリーズとして1997年4月2日から同年12月24日までテレビ東京系列で放送された。全39話。

シュールで難解な展開、奇抜なデザイン、比喩や影絵を多用したアバンギャルドな演出、音楽にはアングラ劇団の合唱と、非常に独特な雰囲気と世界観をもった作品。

『少女革命ウテナ』(1997年)

本作の主人公。鳳学園中等部二年(TV版がベースのゲーム版では後述の劇場版同様に転校生とされている)。幼い頃に両親と死別した際に白馬に乗った「王子様」に救われ、彼に憧れるあまり自身も王子様になろうとする男装の少女。

一人称は、「僕」。絵に描いたような美少女でありながらスポーツ万能で正義感が強く常に凛然とした佇まいで中等部では主に女子生徒達の人気の的。

「王子様のように気高くかっこよく」生きることを信条としており、決して男になりたい訳ではなく女である事に縛られる事を拒んでいる。

幼い頃出会った王子様にもう一度会いたいと願っている。親友・若葉の恋心を踏みにじった西園寺莢一の言動を非難したことを機にデュエリスト達の決闘ゲームに巻き込まれていく。

天上ウテナ(てんじょう ウテナ)

決闘勝者に「世界を革命する力」を授ける「薔薇の花嫁」として、デュエリストたちに争われる少女。中等部二年。日々温室のバラ園(鳥かごをイメージした形をしている)の世話をし、独自の人付き合いが無いなど所有者(エンゲージした決闘勝者)に従属して主体性を感じさせない存在だが、ウテナとの関わりによってのちに精神的な変化が見られるようになる。

チュチュというペットを飼っているなど自然や動物をこよなく愛しているが、筆箱の中に蝸牛、引き出しにマングースを飼うなど変わった一面が時折見られる。ウテナとエンゲージしてからはウテナのルームメイトになる。丸い眼鏡を掛けているのが特徴。口癖は「どぅも、どぅも」。

黒薔薇会編で、理事長代行・鳳暁生の妹であることが明かされる。更に物語後半では暁生の過去の姿であるディオス(王子様)の妹であったことが判明する。かつて人々の願いを叶えすぎて疲弊し傷ついたディオスを封印したが、その代償として彼女は「魔女」と見なされ、ディオスに救ってもらうはずだった「お姫様」達の家族によって無数の剣で刺し貫かれ、以降人々の憎しみから成る「憎悪に光る百万本の剣」を受け止め続ける事になった。

物語終盤では徐々に「魔女」としての一面が現れ始め、実兄である暁生と肉体関係を持っていたことが発覚する。そのことを知ってもなお自分を友達として信用してくれたウテナの姿を見て少しずつ心境が変わり始めるが、暁生とウテナの決闘の際にウテナを裏切ったととれる行動に出た。だがその後、傷つきながらも薔薇の門=自分が閉じこもっていた「棺」を開いて自分を助けようとしているウテナの姿を目の当たりにし、結果的に彼女によって意識革命を起こされる。最後は未だ決闘に固執する暁生を見限り、消えたウテナを探すためにチュチュと共に学園を去った。

兄であるディオス(かつての暁生)の「理想」=「ディオスの剣」を心に封印している。この剣はエンゲージした者のみがアンシーの心から取り出すことができる(作中の映像ではアンシーの胸から生えてくる剣をエンゲージしたデュエリストが引き抜いている)。

「抑圧された自我」の象徴であり、この「自我の解放」すなわちアンシーの「(精神的)革命」が本作のテーマである。

姫宮アンシー(ひめみや アンシー)

『カードキャプターさくら』(1998年)

2001年(平成13年)に第32回星雲賞(コミック部門)を受賞した。単行本の累計発行部数は約1200万部を突破している。

NHK衛星第2テレビ(BS2)『衛星アニメ劇場』内にて1998年度より放送を開始し、1999年度からは地上波放送のNHK教育テレビにおいても放送された。

街で起こる事件をカードの魔法で解決するという従来の魔法少女やバトルヒロイン的な要素も持ち合わせた作品。

『カードキャプターさくら』(1998年)

人気作品なだけあり、2009年の教育テレビでの再放送以来、幾度も再放送されたり、キッズステーション(スカパー!:CS専門ch)で放送される事が決定したりと、連載が終了して10年以上経った現在でも人気が衰えない作品である。

木之本桜(きのもと さくら)の個性的な口癖も人気の秘訣「(驚いた時)ほえー」「(幸せな時)はにゃーん」「(困った時)あぅー」

主人公。通称・さくら。私立友枝小学校に通う小学4年生。4月1日生まれ(誕生花はソメイヨシノ)。A型。好きな花は桜。好きな色はピンクと白。「はにゃーん」「ほえ〜」(時々「はう〜」)などが口癖。

チアリーディング部所属。父親の書庫にあったクロウカードの本の中で眠っていた「封印の獣」ケルベロスにカードキャプターにさせられた(原作とアニメではこの辺の経緯が多少異なる)。

最初は、カードの収集にあまり乗り気ではなかったが、カードを集めていくうちにケルベロスやカード達と仲良くなり、カード収集を自ら進んで行う。

木之本桜(きのもと さくら)

毎回変わるさくらのバトルコスチュームや普段着のファッションも見所になっている。魔法少女として異色。

『スーパードール★リカちゃん』(1998年) タカラ「リカちゃん」からのスピンオフ作品のオリジナルアニメ。

『スーパードール★リカちゃん』は、1998年10月6日から1999年9月28日までテレビ東京系列 (TXN) で放送されたテレビアニメ。魔法少女作品に属する。全52話。

アニメと並行して、征海未亜によるコミカライズ版が講談社の少女向け漫画雑誌『なかよし』に連載された。

タカラのロングセラー商品・リカちゃんからのスピンオフ作品。リカちゃんの発売30周年にちなみ企画された。設定やストーリーは完全にテレビオリジナルで制作されている。

『スーパードール★リカちゃん』(1998年) タカラ「リカちゃん」からのスピンオフ作品のオリジナルアニメ。

声 - 河野由佳
本作のもう一人の主人公。聖テレジア学院に通う小学3年生(クラスは3年B組)。真実の姿は「人形の国」ドールランドの未来の女王。

生まれたときにドールランドに内紛が起きたため、彼女は七重の手で密かに国から連れ出され、大司浦の町に来た。リカは自分の正体を知らないまま、人間として暮らしている。自分を狙ったさまざまな事件に巻き込まれる内に、衝撃の過去を知ってゆくことになる。

香山リカ(かやま リカ)(9歳・小学校3年生)

ドールリカ
声 - 櫻井智
本作の主人公。ドールナイツの一人で、智を司る。普段は人形の姿で香山家に置かれている。イメージカラーは赤。

赤のコーリングリング(ブレスレット)の持ち主(香山リカ)に呼び出されるか彼女の危機を感知すると、コーリングペンダントが発光してそれを知らせ、呪文を唱えることで起動する。

その後は自律して行動し、人間大に巨大化して持ち主の下に現れる。さらに戦闘モードのスーパードールリカに変身し、持ち主の危機を救う。

ヨーヨー型の専用武器「ライトスピナー」を持ち、投擲・捕獲・防御・エネルギー放射など万能な威力を発揮する。王位継承者であるリカのことは「リカ様」「王女様」と呼ぶ。起動呪文は「トゥルールクルールトゥレイロクレイラ」。

ドールリカ

スーパードールリカと香山リカ

『おジャ魔女どれみ』シリーズ(1999年〜2003年)

第1期:『おジャ魔女どれみ』(1999年2月7日 - 2000年1月30日)
第2期:『おジャ魔女どれみ♯』(2000年2月6日 - 2001年1月28日)
第3期:『も〜っと! おジャ魔女どれみ』(2001年2月4日 - 2002年1月27日)
第4期: 『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!』(2002年2月3日 - 2003年1月26日)

友情をテーマにした作品。1999年2月7日から2000年1月30日にかけて全51話が放送された。シリーズタイトルと区別する意味で一部スタッフやファンの間からは『無印』と通称され、2005年発行の『おジャ魔女どれみ メモリアルアルバム』では『第1シリーズ』と表記されている。

次回予告の決めゼリフは「ハッピー! ラッキー! みんなにとーどけ!」()(第3話予告までは「ハッピー! ラッキー! みんなにとーどけ!」)で、最終回予告では「最後の魔法、みんなにとーどけ!」であった。オープニングアニメーションの変更は第25話から、アイキャッチの変更は第27話から行われた。また、序盤には効果音の変更が何度か行われている。

『おジャ魔女どれみ』

『おジャ魔女どれみ』はコミカルなギャグを入れつつも、ハートフルなストーリーが特徴。

その路線が視聴者に受けて、魔法少女ものとしては異例の、4シリーズ・4年もの長期にわたってテレビ朝日系で放映される、大ヒットアニメとなった。

ひょんなことから魔女見習いになった3人の少女、どれみ、はづき、あいこ。 ギャグも冴えているが、共感が持てるハートフルな話が多い。

ドジで妹の春風ぽっぷからもバカにされる自称「世界一不幸な美少女」の小学3年生・春風どれみ。魔女に憧れ、好きな人に告白する勇気を魔法で手に入れたいと思っていた彼女は、ひょんなことから本物の魔女・マジョリカと出会う、この時マジョリカが魔女であることを、どれみが見破ってしまった為に、マジョリカは魔女ガエルの呪いの力により魔女ガエルとなってしまう。

魔女ガエルに変えてしまったマジョリカを元の姿に戻すため、どれみは幼なじみの藤原はづき、転校生の妹尾あいこ、後にはどれみの妹春風ぽっぷと共に魔女見習いとしての修行に励んでいく。

主人公の「春風どれみ」

主人公の春風どれみ (前列中央のピンクの子)
幼馴染の藤原はづき (前列右のオレンジの子)
転校生の妹尾あいこ (前列左の青の子 )
人気チャイドルの瀬川おんぷ (後列右の紫の女の子)
アメリカ帰りのおジャ魔女の飛鳥ももこ (後列左の黄色の子)

ぽっぷ(どれみの妹)

ハナちゃんは、アニメ『おジャ魔女どれみ』シリーズに登場する魔女の赤ちゃん。2000年の『おジャ魔女どれみ♯』から登場。2002年の『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!』ではMAHO堂所属の魔女見習い(おジャ魔女)となり、また人間界の小学校に通うため、巻機山 花(まきはたやま はな)と名乗った。

ハナちゃん (おジャ魔女どれみ)

『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!』の最終回(2003年1月26日)

どれみ達は、魔女にならず、人間のままでいることを選択した。

春風どれみ「私って、世界一不幸な美少女じゃない、世界一幸福な美少女だったんだ」

『神風怪盗ジャンヌ』(1999年)

『神風怪盗ジャンヌ』(かみかぜかいとう ジャンヌ)は、種村有菜による日本の漫画作品。および、それを原作にしたテレビアニメ。

月刊少女漫画雑誌「りぼん」の1998年2月号から2000年7月号まで連載。テレビアニメ化もされた(全44話)。単行本は全7巻。

『美少女戦士セーラームーン』から連なる美少女戦士路線に怪盗物の要素を導入した意欲的な作品である。その前身は投稿作品の『神風怪盗ジャンヌダルク』であり、キャラクターデザインがアラビアンナイト風であることを除けば、設定はほぼ同じである。怪盗物としては、連載当時先行した『怪盗セイント・テール』と比較され、「セーラームーン+セイントテール」と解説されることもあった。

『神風怪盗ジャンヌ』(1999年)

日下部まろん(くさかべ まろん) / 怪盗ジャンヌ
声 - 桑島法子
本作の主人公。新体操部所属の高校2年生。誕生日は5月30日。双子座。血液型A型。準天使フィンに渡されたロザリオで怪盗ジャンヌに変身する。ウェーブのかかった栗毛に茶色い瞳が特徴。身長154cm、体重43kg
容姿端麗で成績優秀、明るく優しい性格で非の打ち所がないが、幼い頃から両親の仕事の関係で一人暮らしをしているため、心の奥底には寂しさから来る暗い闇を抱える。何事にも一生懸命なのも、いつか帰ってくるであろう両親に喜んでもらうため。また怪盗になることに自分の居場所を見い出すという危うい一面を持っていた。

日下部まろん(くさかべ まろん) / 怪盗ジャンヌ

日下部まろんは一見普通の高校生。だが実は巷を騒がす怪盗ジャンヌの正体・そしてジャンヌ・ダルクの生まれ変わりである。

日下部まろん(くさかべ まろん) / 怪盗ジャンヌ

怪盗ジャンヌ

『コレクター・ユイ』(1999年) モチーフとなったのは『南総里見八犬伝』。

『コレクター・ユイ』(英題:Corrector Yui)は、NHK教育テレビで1999年から2000年にかけて放送されたテレビアニメ作品、および、これを原作とした漫画作品(2作品存在する)である。

NHKオリジナルアニメの第5作目である。タイトルの「コレクター」とは英語で訂正者を意味する「Corrector」のことであり、収集家を意味する「Collector」のことではない。モチーフとなったのは『南総里見八犬伝』(厳密には過去にNHK総合テレビで放送された人形劇 「新八犬伝」)である。

時は(1999年現在)近未来の西暦20XX年。コムネットと呼ばれる仮想空間を舞台に、様々なトラブルを春日結が「コレクター・ユイ」に変身して解決していく。第1期は世界支配をもくろむグロッサーを封じるためにコレクターズを集結させ戦う。第2期はグロッサーを元の状態に戻した数か月後の話で、新型の強力コンピュータウイルス、バグルスの発生原因を探る。

『コレクター・ユイ』(1999年)

春日 結(かすが ゆい)

春日 結(かすが ゆい) / コレクター・ユイ
声 - 大本眞基子
この作品の主人公。私立スクロール学園中等部に通う中学2年生。ウェーブがかった茶髪が特徴。夢は漫画家と声優。コンピューター、料理作りが苦手だが、篠崎愛の個人レッスンを受け、タイピングはある程度上達した。

明るくどんな時も諦めない強さと、たとえ敵でも相手を思いやる優しさを持っている。コンピューターの授業中にIRと出会い、それが縁でコレクター・ユイとなる。エレメントスーツが着られるという理由でコレクターになった。

決めゼリフは「さぁ、今日もコレクター・ユイで決めるわよ!(変身後)」と「ごみばこポイポイのポイよ!(イニシャライズ時)」であったが、第1期のラストで「もうポイポイしない」と宣言したため、第2期には後者の決めゼリフは使われなくなった(なお第2期1話にて一度だけ、決めゼリフとしてではないが「ごみばこ - 」が使用されている)。

春日 結(かすが ゆい) / コレクター・ユイ

「春日 結(かすが ゆい) / コレクター・ユイ」のエレメントスーツ

『東京ミュウミュウ』(2002年〜2003年)

謎の実験に巻き込まれ、イリオモテヤマネコの遺伝子を組み込まれてしまった中学生“いちご”が、4人の仲間たちとともに地球の平和を守るために奮闘するファンタジー・アクション・アニメ。

『美少女戦士セーラームーン』を初めとする、5人で戦う美少女戦隊ものの作品である。また、環境問題もテーマに入っており、人間社会における自然破壊やゴミに対する環境破壊や汚染などが要素に含まれていて人類がいかに「環境」について考えるべきかを一つのテーマとしている。

テレビ愛知製作、テレビ東京系列で2002年4月6日から2003年3月29日まで放送された。全52話。
また、男児向け作品が主体であったテレビ愛知土曜8:00枠で初の女児向け作品として放送された。
物語前半でのオープニングの冒頭ナレーションではシリアスな雰囲気で触れ込まれているが、物語中盤以降は主人公・いちごによる語り手で触れ込まれている。

『東京ミュウミュウ』(2002年〜2003年)

ミュウイチゴ
桃宮いちごが変身する。イリオモテヤマネコのDNAが入っている。アザの位置は右太ももの内側の、股の付け根。変身すると語尾にやたらと「〜にゃん」が付く。イメージカラーはピンク。特徴は黒いネコ耳・尻尾と尻尾に巻かれた鈴つきの赤いリボン。

ミュウミント
藍沢みんとが変身する。ノドジロルリインコのDNAが入っている。アザの位置は背中(肩胛骨の間)。イメージカラーはアクアブルー。特徴は背中に生えた紺色の翼とお尻の尾羽。

ミュウレタス
碧川れたすが変身する。イルカの仲間であるスナメリのDNAが入っている。アザの位置は胸元の上(鎖骨の下辺り)。イメージカラーは緑。特徴は頭から伸び、身体を取り巻くようについている白い布のようなもの(アニメでは変身完了時以外、短く省略されている)。

ミュウプリン
黄歩鈴が変身する。サルの仲間であるゴールデンライオンタマリンのDNAが入っている(本人は“ゴールデンライオンタマリンのDHA”と勘違いしていた)。アザの位置は額。イメージカラーは黄色。特徴は茶色の耳と先端がくるりと巻いた尻尾。

ミュウザクロ
藤原ざくろが変身する。ハイイロオオカミのDNAが入っている。アザの位置はおへその周り。イメージカラーは紫。特徴は薄茶色のイヌ耳と尻尾。

アニメ版では、「ミュウミュウ○○○、メタモルフォーゼ!」の掛け声の後、手のひらにすっぽり収まるサイズの、金色のアイテム(ミュウイチゴのアザと同じ模様が刻まれている)にキスを落とすことで、それぞれ単独で変身することが出来る。このアイテムは変身完了時にチョーカーに下がっている。

東京ミュウミュウ「地球の未来に、ご奉仕するにゃん!」

『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ』(2003年〜2004年) 歌と人魚をテーマとして取り入れ、歌を使った戦闘をメインとした。

ジャンルは魔法少女+美少女戦隊であり、人魚姫伝説をモチーフにした内容となっている。また、歌と恋愛が作品のひとつのテーマでもある。この作品では歌を武器にボイス攻撃で敵を攻撃する。なお敵側の初登場時は水系統の魔法や植物(海草)でマーメイドに攻撃を仕掛けてくるが、後にマーメイド達と同じく歌を武器にした刺客達が登場してくる。

テレビアニメ版はテレビ愛知・テレビ東京系列局で『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ』、『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア』というタイトルで2期まで放送された。

2003年4月5日、テレビ愛知で放送開始。全52話。
監督・ふじもとよしたかの作である、少女達の無邪気でギャグタッチな奇行の青春ストーリー。メインヒロインである3人の視点から描いた日常ストーリーがメインで、彼女らと海斗、その友人らが様々な事をしたり様々なイベントに参加する話が多い。

『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ』(2003年〜2004年) 歌と人魚をテーマとして取り入れ、歌を使った戦闘をメインとした。

七海 るちあ(ななみ るちあ)
主人公。北太平洋のマーメイドプリンセス。真珠の色はピンク。ある事情からかつて手放した自分の真珠を探すため陸に上がり、中学校に通う。

宝生 波音(ほうしょう はのん)
るちあのクラスメート。実は南大西洋のマーメイドプリンセス。真珠の色は水色。

洞院 リナ(とういん リナ)
るちあのクラスの転入生。実は北大西洋のマーメイドプリンセス。真珠の色は緑。校内では何故か男子制服を着ている。

マーメイドプリンセス:七海 るちあ(ななみ るちあ)・宝生 波音(ほうしょう はのん)・洞院 リナ(とういん リナ)

七海 るちあ(ななみ るちあ)
変身のかけ声は「ピンクパールボイス」。決め台詞は「ラブ♥シャワーピッチ」。アニメでは共通でこの決め台詞が使われる。
人間姿では茶色の目で、やや癖のある茶色のセミロングをツーサイドアップのように結い、赤いリボンをつけている。外ではいつも赤いブーツを履いている。マーメイドプリンセスで唯一、真珠の色と髪・目の色が違い、髪型も大きく変わる。

宝生 波音(ほうしょう はのん)
変身のかけ声は「水色パールボイス」。決め台詞は「プリティー♡シュガーピッチ」。
人間の姿では、ウェーブがかかった髪は短く、色が濃くなるほか、右目付近の前髪を2本のアメピンで留めている。目の色は茶色。マーメイドの時は髪が長くなり、ヘアピンも大小二つのヒトデ型(オレンジ色)になる。なお、目は青に変化する。服装や衣装はベアトップ系のものが多い。

洞院 リナ(とういん リナ)
変身のかけ声は「グリーンパールボイス」。決め台詞は「クール・シャインピッチ」。
人間の姿では黒に近い緑の髪に銀色の瞳を持つ。人間姿とマーメイド姿の外見は、るちあや波音と比べあまり変わらないが、髪色と目の色が若干異なっている(髪色は若干明るく、目は緑色に変化)。アクセサリーのイメージは巻貝。

七海 るちあ(ななみ るちあ)・宝生 波音(ほうしょう はのん)・洞院 リナ(とういん リナ)

『プリキュアシリーズ』(2004年〜) 肉弾戦の描写に力を入れた「魔法少女格闘物」を標榜し、ロングランヒットとなっている。

『ふたりはプリキュア』
2004年(平成16年)2月1日 - 2005年(平成17年)1月30日 全49話

『ふたりはプリキュア Max Heart』
2005年(平成17年)2月6日 - 2006年(平成18年)1月29日 全47話

従来の魔法中心よりは、肉弾戦的な格闘シーンなど少女アニメでは見られなかった派手な戦闘シーンが特徴。その斬新な試みから、女児にとどまらず幅広い層に人気を集め、大ヒット作となった。玩具においても100億円以上の収入を記録し、玩具業界の常識を覆した。

美墨 なぎさ(みすみ なぎさ) / キュアブラック
雪城 ほのか(ゆきしろ ほのか) / キュアホワイト
九条 ひかり(くじょう ひかり) / シャイニールミナス

美墨なぎさは、ラクロス部のエース。雪城ほのかは、学年トップの成績優秀少女。
お互いまともに話したことも無かった様な正反対の二人が、光の園からやってきたメップルとミップルに出会い、プリキュアに変身するうちに段々と距離を縮めていき、ドツクゾーンからプリズムストーンを守る為に力を合わせて戦う。

『ふたりはプリキュア』 元気で運動が得意な「なぎさ」と勉強が得意な「ほのか」。正反対のヒロイン。

プリキュア5からは戦隊物の要素も組み込まれ、一時期のセーラームーンを思わせるような展開である。

『Yes!プリキュア5』以降は、ピンクヒロインがリーダー役になる。プリキュアのピンクは、オバカキャラが非常に多い。

『Yes!プリキュア5』『Yes!プリキュア5GoGo!』
夢原 のぞみ(ゆめはら のぞみ) / キュアドリーム
夏木 りん(なつき りん) / キュアルージュ
春日野 うらら(かすがの うらら) / キュアレモネード
秋元 こまち(あきもと こまち) / キュアミント
水無月 かれん(みなづき かれん) / キュアアクア
美々野くるみ(ミルク) / ミルキィローズ

『Yes!プリキュア5』『Yes!プリキュア5GoGo!』の「夢原 のぞみ(ゆめはら のぞみ) / キュアドリーム」は元気で明るいオバカキャラ。勉強も運動もできないドジっ子。

『ハートキャッチプリキュア! 』は歴代プリキュア作品の中でも、キャラクター達の表情や動きが特にコミカルになっているが、暗く悲しい展開も多く、泣ける話も多い。

花咲つぼみ / キュアブロッサム
来海えりか / キュアマリン
明堂院いつき / キュアサンシャイン
月影ゆり / キュアムーンライト

『ハートキャッチプリキュア! 』の「来海えりか / キュアマリン」はプリキュア屈指のくだけたコミカルキャラ。顔芸豊かで非常に活動的である。

星空みゆき / キュアハッピー
日野あかね / キュアサニー
黄瀬やよい / キュアピース
緑川なお / キュアマーチ
青木れいか / キュアビューティ

『スマイルプリキュア! 』は5人中4人(れいか以外の4人)がオバカキャラ。全般的にもギャク展開が多かった。

前年の『スマイルプリキュア! 』が5人中4人がオバカという展開に問題があったのか、『ドキドキ!プリキュア 』は皆が優秀。

本作品の主人公の相田マナ(キュアハート)は「勉強と運動が得意な優等生で生徒会長」という設定なので、プリキュアシリーズとしては異例である。

また、メインキャラクターのほとんどが優等生という設定(ただし苦手なものが全くないわけではない)もプリキュアシリーズとしては異例である。

相田マナ / キュアハート
菱川六花 / キュアダイヤモンド
四葉ありす / キュアロゼッタ
剣崎真琴 / キュアソード
円亜久里 / キュアエース

『ドキドキ!プリキュア 』はプリキュアシリーズでは例外的に全員が成績優秀なハイスペック戦士の集まり。

春野はるか / キュアフローラ
海藤みなみ / キュアマーメイド
天ノ川きらら / キュアトゥインクル
紅城トワ / キュアスカーレット

「Go!プリンセスプリキュア」の「海藤みなみ」はスポーツ万能、学業優秀、生徒会長というハイスペックなキャラ。

『魔法つかいプリキュア!』は2016年(平成28年)2月7日よりABC・テレビ朝日系列で毎週日曜8:30 - 9:00(JST)に放送されている。

朝日奈 みらい(あさひな みらい) / キュアミラクル
十六夜 リコ(いざよい リコ) / キュアマジカル
花海 ことは(はなみ ことは) / キュアフェリーチェ

『魔法つかいプリキュア!』

『魔法少女リリカルなのはシリーズ』(2004年〜) 「熱血バトル魔法アクションアニメ」というキャッチコピーが使用されている。

『魔法少女リリカルなのは』(まほうしょうじょリリカルなのは、英: Magical girl lyrical Nanoha)は、独立UHF系各局で2004年10月1日から12月24日にかけて全13話が放送されたテレビアニメ作品。『魔法少女リリカルなのはシリーズ』の第1期作品。

内容については、魔法によるアクションアニメとして紹介される事が多いが、その方向性が確立されたのはテレビ版第2期からである。 テレビ版第1期については、序盤は魔法少女アニメなどの「変身ヒロインもの」の作風だが、フェイトが登場した辺りから次第に派手な演出の戦闘が目立つようになり、魔法バトルアクション的な作風になっていく。

テレビ版第2期においては序盤から魔法バトルアクションの内容が展開され、魔法バトルアクションものの作風に統一される。テレビ版第3期で設定が変更されたことから、刑事ドラマのような要素が作風に組み込まれている。

魔法少女リリカルなのは
第1期。2004年10月から12月まで放送した。全13話。

魔法少女リリカルなのはA's
第2期。2005年10月から12月まで放送した。全13話。

魔法少女リリカルなのはStrikerS
第3期。2007年4月から9月まで放送した。全26話。

魔法少女リリカルなのはViVid
第4期。2015年4月から6月まで放送した。全12話。

ViVid Strike!
2016年10月に放送予定。

『魔法少女リリカルなのは』(2004年〜)

自称平凡な小学3年生、高町なのはは助けを求める声に導かれ、不思議なフェレットが負傷し倒れているところを発見、保護する。その夜、再び声が響きフェレットを預かっている動物病院に向かうとそこで異形の怪物がフェレットと対峙する場面に出くわす。彼の正体は異世界ミッドチルダからやってきた少年ユーノ・スクライアだった。

彼がこの世界に来た理由。それは彼が発掘したロストロギア(異世界に存在した高度な魔法技術の遺産)「ジュエルシード」が散らばってしまったためであった。成り行きから事情を知ったなのはは、ユーノと共にジュエルシードを集め、封印する手伝いをすることになる。そして次第になのははユーノだけではなく、自分のために魔法の世界に関わっていく決意を固め、その秘めた力を開花させていく。

「高町なのは」は魔導師として「天才」と呼べる素質があり、途轍もないほど高い魔力の持ち主。

高町なのは
本作の主人公。海鳴市に住む小学3年生。ひょんなことからフェレットに似た動物の姿をしていたユーノと出会い、インテリジェントデバイスである「レイジングハート」を託されたことで魔法少女となる。

高町なのは

フェイト・テスタロッサ
もう一人の主人公。なのはと同い年の、異世界出身の魔法少女。ある目的から海鳴市周辺に散らばったロストロギア・ジュエルシードの回収を重ねる。その中で、敵としてなのはやユーノ、クロノと出会う。

フェイト・テスタロッサ

テレビアニメ『舞-乙HiME』(2005年)

『舞-乙HiME』(マイオトメ)は、サンライズが中心となって展開する、テレビアニメ、コミック等からなるメディアミックス作品である。展開するメディアごとに設定やストーリーが異なるのが特徴。

乙HiME(オトメ)
「乙Type Highly-advanced Materialising Equipment」(乙式高次物質化能力)
乙HiME(オトメ)とは、王侯貴族や大統領等特定の人物一人に付き、職務の相談役や身の回りの世話、護衛に至るまで、様々な局面において全面的にサポートする全世界の少女憧れの女性限定エリート職。

その育成が行えるのは、世界唯一の乙HiME(オトメ)専門学校「ガルデローベ」のみであるため、各国は奨学金をつける等、競って自国のオトメ候補生を学園へ送りこんでいる。ただし、乙HiME(オトメ)は、容姿、作法から頭脳、武術に至るまで、全てにおいて完璧を求められる為、卒業後プロである「マイスター」の資格を得る事ができる者はほんの一握り。

学園入学とともに体内にナノマシンを埋め込まれるため、常人を遥かに超えた超人的行動が可能で、マイスターともなるとたった一人で一国と戦争出来る程の力を持つ。ゆえに各国の主要軍事兵力としての一面も持つ(竜王戦争)。

テレビアニメ『舞-乙HiME』(2005年)

アリカ・ユメミヤ
声:菊地美香
コーラル51位→29位(卒業記念舞闘コーラル代表)→《マイスター乙HiME》
所有GEM・通称:蒼天の青玉(そうてんのせいぎょく)
マスター:ヴィントブルーム王国女王、マシロ・ブラン・ド・ヴィントブルーム

主人公の少女。ガレリア辺境自治区出身の田舎娘。ヴィントブルーム王国の元乙HiME、レナ・セイヤーズの娘で、かつてのHiMEアリッサ・シアーズの末裔でもある。赤ん坊の時に生き別れた母の手がかりを求め、ガルデローベへやって来た。母方の祖母の手で育てられ、亡き祖母の教訓を忠実に守っている。父親は不明。OVAでそれらしき人物が登場しているが、アリカは話題にすら出さない。口癖は「ばっちゃが言ってた」。ただシフル編でばっちゃんの口癖はむしろ実父と思われるシローの祖母から受け継いでいる。

優れた体力の持ち主だが、勉学は不得手。とある事件から、周囲に無断でマシロ女王の乙HiMEとして「蒼天の青玉」で契約を交わす。セルゲイ・ウォンからは顔が似てるという理由でアリンコと呼ばれてからかわれていたが、次第に彼に強い恋愛感情を抱くようになる。

しかし、セルゲイは敢えてアリカを無下に扱い、この恋が成就する事はなかった。アルタイ公国・シュヴァルツによるヴィントブルームへの武力侵攻に伴う世界的混乱の中、自分の宿命に悩みながらも大きく成長し戦争終結に大きな働きをする。ガルデローベでは、ナオのお部屋係。 誕生日はマシロ、ニナと同じく9月7日。

アリカ・ユメミヤ

魔法少女をモチーフとしたダーク・ファンタジー『魔法少女まどか☆マギカ』(2011年) 社会現象とまでされる大きな盛り上がりを見せた。

『魔法少女まどか☆マギカ』(まほうしょうじょまどかマギカ)はシャフト制作による日本のテレビアニメ作品。2011年1月から4月まで毎日放送 (MBS) ほかで深夜アニメとして放送された。全12話。略称は「まどか」、「まどマギ」。

願いを叶えた代償として「魔法少女」となり、人知れず人類の敵と戦うことになった少女たちに降りかかる過酷な運命を、優れた魔法少女となれる可能性を持ちながらも傍観者として関わることになった中学生・鹿目まどかを中心に描く。

本作はすでに類型が確立している魔法少女ものというジャンルに新たな切り口を導入することを意図した作品であり、題名に魔法少女を冠してはいるが、いわゆる魔法少女ものというよりも魔法少女をモチーフにしたダーク・ファンタジーとしての作風が色濃い。

魔法少女をモチーフとしたダーク・ファンタジー『魔法少女まどか☆マギカ』(2011年)

鹿目まどか(声 - 悠木碧)、暁美ほむら(声 - 斎藤千和)、美樹さやか(声 - 喜多村英梨)、巴マミ(声 - 水橋かおり)、佐倉杏子(声 - 野中藍)の5人の魔法少女と、マスコット的な外見をした地球外生命体であるキュゥべえ(声 - 加藤英美里)を中心にストーリーが展開される。

『魔法少女まどか☆マギカ』(2011年)

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