フレディ・マーキュリーとは?
今聴きたい、フレディ・マーキュリーを知るための10曲!
【1曲目】Killer Queen / Queen

Killer Queen
キキミミレコード
本国イギリスでは1974年にリリースされ、2位のヒット。日本では翌1975年にリリースされ、11万枚以上の売上を記録し、クイーン最大のヒットとなりました。人気曲が多いクイーンですが、この曲が日本で一番売れていたというのは、ちょっと意外に思われる方もいるのではないでしょうか。ちなみに、同シングルのリリース40周年を記念して、クイーン公認ウォッカも発売されているので、フレディが愛したウォッカを片手に、改めて聴き直してみるのも、良いかもしれません。
クイーン、“キラー・クイーン・ウォッカ”を発売 | Queen | BARKS音楽ニュース
【2曲目】Bohemian Rhapsody / Queen
クイーンといえば、この曲を真っ先に思い浮かべるという方も多いに違いない、1975年リリースの不朽の名曲。5分50秒を超す、こんな長い曲をシングルとしてリリースするのは異例だったわけですが、全世界的にヒットし、イギリスでは9週連続の1位を記録。あまりに複雑にオーバー・ダビングを繰り返したために、生演奏のライヴでは再現不可能というデメリットもあったのですが、そこは録音したテープを生演奏と組み合わせるなど工夫して乗り切ったのだとか。ロックの領域を超えた芸術作品とも呼べる楽曲で、今でも聴く度に圧倒されますね!
【3曲目】手をとりあって- Teo Torriatte (Let Us Cling Together) / Queen

手をとりあって
洋楽和訳 (lyrics) めったPOPS
なんと、まさかの日本語詞(英語で始まり、途中に日本語が挿入される)!世界的なロック・バンド、クイーンを世界で最初に正当に評価したのは日本のファンだった・・・というのは有名な話ですが、そんなことからも、日本との強いつながりを感じて、この楽曲はつくられたのでしょう。日本でのみシングル・カットされ、3万枚を超えるヒットに。フレディが歌う流暢な日本語を聴くたびに、日本人に生まれて良かった!と、誇らしい気持ちを抱かずにはいられません。
【4曲目】We Are the Champions / Queen
1977年に「We Will Rock You」との両A面シングルとしてリリースされ、全英2位、全米4位、の大ヒットを記録。サッカーをはじめとした、様々なスポーツでもBGMに使用されているので、知らない人はいないであろうエバーグリーンなロックのスタンダード・ナンバーですね。このフレディの圧倒的な歌唱力を聴けば、盛り上がらずにはいられません。みんなで大合唱したくなる一曲!
【5曲目】Crazy Little Thing Called Love / Queen

Crazy Little Thing Called Love
邦題「愛という名の欲望」。クイーン初の全米1位を記録したこの曲は、エルヴィス・プレスリーを想起させるロカビリー調のゴキゲンなナンバー。当時、第一線を離れ育児に専念していたジョン・レノンが、音楽活動(レコーディング)を再開するにあたり、この曲にたいへん刺激を受けたとも言われており、そんなエピソードからも、クイーン及びフレディの影響力の大きさが窺い知れますね!
【6曲目】Under Pressure / Queen & David Bowie
今年まさかの訃報に驚かされた、あのデヴィッド・ボウイとのコラボレーション。1981年にリリースされ、クイーンにとっては前述のボヘミアン・ラプソディー以来となる、全英1位を記録。それにしても、なんて贅沢なコラボなんでしょうか!フレディとボウイが一緒に歌う姿を、一度でいいから生で観たかった、と涙するファンも多いことでしょう。今ごろ、二人は天国で楽しくセッションでもしてるのでしょうか・・・。そんなことを想いながら、聴き入ってしまう一曲。
【7曲目】I Want to Break Free / Queen
1984年にリリースされ、全英3位のヒットを記録。「自由への旅立ち」という邦題からも分かるとおり、「自由になりたい!」と切望する人への応援歌とも捉えることができる人気のナンバーです。メンバーが女装したプロモーション・ビデオも印象的で、中でもフレディのインパクトは強烈!一方でロジャー・テイラーの女装がカワイイとの評判もあり、各メンバーの変貌ぶりを見ながら、楽しんで聴くことが出来る一曲。
【8曲目】I was born to love you / Freddie Mercury

I was born to love you
991.com Rare CDs, rare vinyl records, LPs, albums, Vinyl, CD singles, memorabilia & music discography
最初は1985年にフレディのソロとして発表されましたが、フレディ他界後には、クイーンとしても同曲を1995年に別アレンジで発表し、人気となった楽曲です。日本では、たびたびCMやドラマ主題歌などで使われたこともあり、老若男女問わず、よく知られていることでしょう。元日本ハム・ファイターズ、稲葉選手の現役時代の登場曲としても有名なので、野球ファンにも親しまれているのではないでしょうか?ソロ・ヴァージョン、クイーン・ヴァージョン、どちらも素晴らしいので、聴き比べてみましょう!
【9曲目】State Of Shock / Jacksons
なんだ、フレディじゃないのか!と叱られそうですが(笑)。1984年にリリースされ、大ヒットしたこのジャクソンズのシングル曲。実は、当初フレディ・マーキュリーがマイケル・ジャクソンとデュエットする予定だったのです!実際にレコーディングも行われたそうですが、なぜかお蔵入りとなってしまい、最終的にはミック・ジャガーがマイケルとデュエットしたものがリリースされました。今後、フレディのヴァージョンが公式に発表される可能性もありそうなので、楽しみに待ちましょう!※ちなみに、YouTubeにはアンオフィシャルと思われるフレディの音源がアップされてます
【10曲目】The Show Must Go On / Queen
フレディが生前にリリースした最後のアルバム『イニュエンドゥ』のラストを飾るナンバー。「ショウは続けなければならない・・・」病状が悪化していることもあり、全盛期のようなパフォーマンスは期待しようもありませんが、死期が近づいても尚、全力で歌い続けるフレディに、涙を禁じ得ません。このプロモーション・ビデオは過去の映像を走馬灯のようにつなぎ合わせた、まさにクイーンの集大成ともいえる内容で、目頭が熱くなります。ありがとう、フレディ!

1990年2月18日The 11th Brit Awards
以上、悩みに悩んで10曲をセレクトしてみました。素晴らしい楽曲は他にもたくさんありますので、フレディ生誕70年をきっかけに、改めてクイーン及びフレディのソロ作品をいろいろ聴き直してみてはいかがでしょうか?

神々の遣い~フレディ・マーキュリー・シングルズ【CD】【SHM-CD】 | フレディ・マーキュリー | UNIVERSAL MUSIC STORE
●フレディ・マーキュリー生誕70周年記念! 世界的ロック・バンド、クイーンの天才ヴォーカリストが、1973~93年の間にソロとして発表した13枚のシングルのAB面を集めた2枚組CDが登場!●収録されている楽曲は全25曲。フレディがLurry Lurexの名前で発売したデビュー・シングル「アイ・キャン・ヒア・ミュージック」から、日本での人気が高い「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」のソロ・ヴァージョン、そして80年代ダンス・ミュージックの影響を受けた作品群や、スペインのオペラ歌手モンセラ・カバリエとのコラボレーションにより完成した永遠の名曲「バルセロナ」など、フレディ20年のキャリアを表と裏から旅することのできる決定盤コンピレーションです。●9月5日のフレディのバースデーには世界中で祝福のイベントが企画され、9月22日、23日には待望のQueen+Adam Lambertの武道館公演も決定! 本作は、唯一無二のアーティスト、フレディの70周年を祝福するに相応しい作品です。
クイーン来日情報
9月21日、22日、23日、クイーン来日公演が決定!フレディはいませんが、代わりにアダム・ランバートがヴォーカリストとして参加します!
詳しくは下記リンク先にてご確認ください!
クイーン来日 クイーン+アダムランバート 日本武道館 LIVE IN TOKYO2016
来日に合わせて、MTVではクイーン特番も放送されますので、要チェックです!
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