ねりけし(練り消しゴム)
ねりけし(練り消しゴム)は、一応消しゴムの一種に含まれる文房具です。通称が「ねりけし」、画材屋などでは「練りゴム」とも呼ばれています。
消しゴムとしては粘土のように柔らかくて形を簡単に変えられるのと、粘性が強いので引っ張るとよく伸びます。
1970年代、子供たちの間でブームとなりました。

ジュースやフルーツを模したねりけし

ねりけしくん
全然消えなかったんだけど!
なんて気持ちを持っていた人、私も含めて多かったかもしれません。
それもそのはず。
ねりけしは普通の消しゴムのように擦って消していくのではなく、、上から押し付けるようにして吸着させて消していくのでした。
普通の消しゴムと違って消しカスが出ないため、汚れた部分は側に巻き込んで、きれいな部分を出して使うのでした。

左:使用前 右:使用後
結局、私たちにとっては匂いのする粘土だったのでは!?
この動画、50個のねりけしを合わせて巨大ねりけしを作るという荒業です(笑。
ここまでは極端としても、私たちもいくつかのねりけしをドッキングさせて大きくしたり、逆にちぎって複数にしたりと、机の上で色々と遊んだものですね。