ガサラキ

アニメ『ガサラキ』
あらすじ

自衛隊の全面的な協力の元に新型兵器の開発を進める総合企業「豪和インスツルメンツ」。彼らが開発をしていたのは、古からの伝承を取り入れた二足歩行兵器「タクティカル・アーマー(TA)」だった。

シャーマンの能力を内に持つ、「嵬(かい)」と呼ばれる能力者「豪和ユウシロウ」は、豪和ファミリーの四男。

民間人でありながら、TA実験中隊に派遣されたユウシロウは、嵬としての能力を発揮してTAの開発を前進させる。そして、彼の能力は「ガサラキ」と呼ばれる巨大な力を呼ぶためにも必要とされていた。

もともと嵬の一族であった豪和ファミリーは、能の舞いを通じて「餓沙羅(がさら)の鬼」と呼ばれる現象を呼び起こし、

「骨嵬(くがい)」と呼ばれる鎧の巨人をロボットのように操ることができる一族だった。中でも嵬の能力者は、唯一「骨嵬」の操縦が行えた者として利用され続けていたのである。

その骨嵬を基にして極秘裏に開発されたのがタクティカル・アーマーだったが、何と同じようなサンプルを元に、二足歩行兵器「イシュタル」を開発した謎の企業があった。

ユウシロウと同じ能力を持つ「ミハル」を利用し歴史の影で暗躍してきた「シンボル」である。

同じ伝承が発端となり、別々の企業で作られた2種類の二足歩行兵器。

そして同じ能力を持ち、互いに惹かれあうように出逢ったユウシロウとミハル。2人は共に行動するうちに自分たちのルーツを知ることとなる。そして世界情勢に暗雲がたちこめ、クーデターの発生やアメリカとの全面対決を経て、ユウシロウとミハル、特務自衛隊の面々は自分たちが日本や世界のために何を成すべきかを知っていく。
このアニメでは、2つの話が併走します。1つめの物語は、ユウシロウとヒロイン・ミハルとが自らの出自と「ガサラキ(餓沙羅鬼)」の謎に翻弄される様子が描かれています。そして2つめは、日本とアメリカの物語で、世界的な政情不安と食料不足の中、アメリカが穀物の輸出停止を宣言した事によりクーデターが起きます。
ユウシロウとミハル、二人が使用するメカニックについて

豪和ユウシロウ

ユウシロウが使用するTA「壱七式戦術甲冑 雷電(ライデン)」
そんなユウシロウがある日、「飢沙羅の舞」の実験の途中に謎の少女ミハルと精神接触した事が物語の展開に繋がっていく
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ミハル

ミハルが使用するメタルフェイク(MF)「イシュタルMk-II」
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タクティカル・アーマーの特徴。
メカニックを操縦するパイロットは、注射を打っていました!!

インジェクション

TAは、オカルト的な鬼の細胞を基にした人工筋肉『マイル1』によって稼動されている。

メンタルバースト
豪和一族について
旧家・豪和家は古来から続く能楽の家元で、同時に日本経済を影で操るほどの財力を持った一家で、代々『骨嵬(クガイ)』を組成を研究し、その技術が戦略二足歩行兵器TAを生み出しました。

豪和家

豪和家のシンボル、インヴィテーター(嵬)。

豪和一清
アニメで、物凄い存在観を放ちインパクトを与えた西田啓
西田啓とともに腐敗していく祖国日本を本気で変えようとするのが、広川顕郎。

広川顕郎

特務自衛隊
物語終盤では・・・

日本は、アジア難民を抱えていてた。アメリカの穀物モラトリアムで荒廃していく。
ミハルの所属する組織「シンボル」
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シンボル

シンボルCEOのファントム・F・フィーゼラ。
ガサラキとは?
豪和一族とシンボルは、餓沙羅を呼び起こすためにユウシロウの餓沙羅の舞とミハルの身体機能を生体化学的に極限状態にした実験を行っていました。そして、二人の精神はお互いに干渉し合います。
実は彼ら嵬は、幾千年にも及ぶ過去に生きて来た嵬達の記憶が遺伝子に記録されている特殊な人種でした。しかし、過去の意識が餓沙羅鬼の恐怖を思い起こさせてしまい、ユウシロウは自らの意思で舞を中断しました。

ガサラキ
ガラサキと関係あると予測されているポイントG-9とナダの民。

ポイントG-9

ナダの民
テーマ曲
リアルな戦闘描写、政治や社会情勢、謎の存在、能を始めとして和風のテイストを盛り込んだとても深い内容のSF作品でした。興味のある方は是非ご覧ください。