連載40周年のこち亀が、アニメ・小説など人気タイトル6つとコラボした小説集を発売!!
秋本治による人気漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(以下、こち亀)が、連載40周年とコミックス200巻発売を記念し、アニメ・小説など人気タイトル6つとコラボした小説集『VS.(バーサス)こち亀 こちら葛飾区亀有公園前派出所ノベライズアンソロジー』が発売される。なお8月1日発売の「週刊少年ジャンプ」35号から、小説の試し読み企画が始まる。

こち亀、人気タイトル6つとコラボした小説集発売!!
コラボした人気タイトル6つ
「おそ松さん」とのコラボは、石原宙が小説、アニメのキャラクターデザインを手がける浅野直之がイラストを手がけ、六つ子と“不良警官”が出会った時に起こる“奇跡”が描かれている。

「おそ松さん」
「ガルパン」とのコラボは、岡田邦彦が小説、アニメのキャラクターデザインを手がける杉本功がイラストを手がけ、大洗女子学園と両さんが戦車で対決する。
「ガルパン」といえば、これまでにも複数回「こち亀」でネタが展開されており、最近発売された少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)の2016年34号でも「戦車先生の巻」で、『ガールズ&パンツァー』ネタが展開されている。
両さんが企画として携わった“戦車”と“男子高校生”を題材にしたアニメが、ハリウッドで実写映画化されることに。両さんが「CGは一切使わない」という条件をつけたため、オール日本ロケ、本物の戦車を使用する撮影になるのだが、浅草の街中や都庁を破壊。当然クレームが集まるのだが、映画は世界で大ヒット。ロケ地にファンが押し寄せ、観光客も10倍に。都や住民に感謝される――という話だ。
どことなく、『ガールズ&パンツァー 劇場版』のヒットを受け、物語の舞台である茨城県大洗町の観光客が増加したというニュースや、大洗町に実在する旅館が作中で戦車に突っ込まれたことで宿泊客が増加したという出来事を彷彿とさせる話となっている。

「ガールズ&パンツァー」
また、今年5月に発売された『ガールズ&パンツァー 劇場版』Blu-ray特装版のブックレットでは、作者の秋本治が両さんと西住みほらが並んだ応援イラストを寄稿している。
コラボは、その他にも直木賞作家の朝井リョウの小説「チア男子!!」、初野晴の「ハルチカ」、秋田禎信のライトノベル「魔術士オーフェン」、東川篤哉の「謎解きはディナーのあとで」の各原作を執筆した作家・イラストレーター陣が小説を手掛け、各作品のキャラとのイラストも掲載される。

ハルチカ」

「魔術士オーフェン」

「チア男子!!」

「謎解きはディナーのあとで」
VS.こち亀|JUMP j BOOKS
JUMP j BOOKS編集部(@JUMP_j_BOOKS)さん | Twitter
「こち亀」について
「こち亀」は、1976年から「週刊少年ジャンプ」で連載されている長寿作で、コミックスは199巻まで発売されており、累計発行部数は約1億4000万部を誇る。テレビアニメシリーズは1996~2004年に放送された。

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』

人気グループ「SMAP」の香取慎吾主演でドラマ化、実写映画化もされた。
2016年9月には、週刊「少年ジャンプ」連載40周年特別企画として、舞台版「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の上演が予定されている。
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