天皇賞(春) 京都芝3200m 4月29日
春の天皇賞連覇にはならなかったのですが、阻止したのはあの武豊騎乗のスーパークリーク。昨年イナリワンとともに同じレースを戦った武豊騎手だったのです。
しかし、大一番になると必ずと言っていいほど力を発揮するイナリワンを、いつしか、「荒武者」と呼ぶファンが増えていたのでした。
ターフよ、さらば
天皇賞後、イナリワンは宝塚記念に出走しますが、荒れた馬場で本領発揮できず、4着となります。そして、この後脚部不安が発生し、そのまま引退が決断されます。
数奇な余生
北海道日高町に移ったイナリワンは、種牡馬としてはあまりいい成績(産駒)に恵まれませんでした。その後、2004年、20歳で種牡馬も引退し、功労馬として門別町に移ります。2007年12月には「里帰りイベント」で、大井競馬場を20年ぶりに訪れ、その後何度か繁養先が変わり、2010年頃から、なんと所在不明となります。
これほどの実績馬が所在不明とは。。。
そして、2014年12月以降、北海道トマムのアルプスペンションで過ごしていることが判明。
気性が荒く、ヤンチャ坊主だったイナリワンは、年輪とともに成長し年老いて、他馬の面倒見がいい親分肌の大人の馬に変身していました。