再開発に沸くニコタマ「二子玉川ライズ」
2015年4月24日、二子玉川ライズS.C.に新たに「テラスマーケット(二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット)」がグランドオープンしました。
「タウンフロント」「リバーフロント」「ステーションマーケット」の3館につづいて今回開業したのは、二子玉川ライズにおける第2期事業となる「テラスマーケット」第1弾です。
二子玉川ライズS.C.テラスマーケット
「二子玉川ライズS.C.テラスマーケット」第1弾が開業 (1/5)|ニュース|Excite ism(エキサイトイズム)
この二子玉川ライズS.C.は、かつてあった二子玉川タイムスパークの跡地に作られたもので、二子玉川タイムスパークには娯楽目的の複数の施設があり、「ナムコ・ワンダーエッグ」はその施設の一つでした。
ナムコ・ワンダーエッグ
ナムコ・ワンダーエッグは、株式会社ナムコ(現在のバンダイナムコゲームス)が運営していたテーマパークで、日本初のゲームメーカーが運営するテーマパークでした。
1992年の開園以降、1996年にワンダーエッグ2、1999年にワンダーエッグ3と二度のリニューアルオープンをし、20世紀最終日の2000年12月31日に閉園しました。
ナムコ・ワンダーエッグ3
ナムコ・ワンダーエッグには「ザ・スタアオーディション」というアトラクションがありました。
基本は“タレント適性診断ゲーム”で、指定された表情をカメラで写真撮影したり、ゲーム形式の適性問題に答えたりなど遊び感覚でタレントの適性テストを受けたりすることができ、適性テストに合格すると本物のオーディションに参加する権利が得られ、最終選考に合格すると芸能界にデビューできるというものでした。
ゲームと芸能界がリンクした非常に斬新なシステムで、オーディション参加の機会を広げるために1997年にはゲームセンターなどで遊べるようにしたアーケードゲーム機「スタアオーディション」が発売され、全国に1,000台以上設置されました。
ビッグオーディション
さて、ではグランプリ受賞者は誰でしょうか?
その答えは・・・この人!!
妻夫木聡さんです。
妻夫木聡さんは、このアトラクションを16歳・神奈川県立舞岡高校の生徒の頃に参加し、合格していたみたいです。
そして、実は第3回グランプリからも有名人が!
この方!!
市川由衣さん
グランプリ受賞時の市川由衣さん
ASCII.jp:ゲームセンターからスター誕生、“超ビッグオーディション・ファイナル”グランプリは市川由衣さん
ちなみに、市川由衣さんがグランプリを受賞した時、ナムコ特別賞をあの塩谷瞬さんが受賞しています。
結構有名人を輩出していてビックリしませんか?!
ナムコ・ワンダーエッグを映像で振り返る
こじんまりとした施設の割に入場人員も多く、東京でも人気テーマパークだった「ナムコ・ワンダーエッグ」を閉園し、再開発した「二子玉川ライズS.C.」。
今後どんな発展を遂げるのが、注目ですね!