第1位 マイケル・ジャクソン/ベンのテーマ
Michael Jackson:Ben
いかがでしたでしょうか?1972年10月のとある週のトップ10でございました。未だに他のアーティストにカヴァーされる曲が多かった印象を持ちました。1972年は、個人的にはギルバート・オサリヴァンやアルバート・ハモンド、ニルソン、ニール・ヤングなどシンガー・ソング・ライターの台頭が著しかった印象なのですが、現在でも聴き継がれている永遠のポピュラーミュージックのオンパレードでございました。
ついでと言っては何ですが、1972年10月の歌謡曲ベスト10といえば・・・
レッツゴーひろみ!から、芸名が郷ひろみとなりました。
虹をわたって/天地真理:出す曲、出す曲全て1位になっていた真理ちゃんの絶頂期
京のにわか雨/小柳ルミ子:天地真理のライバルの位置で、清純・正統派歌手としていた時代
女のみち/宮史郎とぴんからトリオ:お笑い界から歌謡界へ進出したら、お化け大ヒット。メンバー確執~分裂~現在全員鬼籍に入られています。
雨/三善英史:中性的なイメージで、この年の各新人賞を受賞。“でした~”の「少年記」や「円山・花町・母の町」などのヒット曲も。女装してCMに登場した時は、ビックリポンでした。
せんせい/森昌子:「スター誕生!」プロデビュー第1号。当時13歳だった彼女は学園ソング路線から、段々と本格派演歌歌手に。
狂わせたいの/山本リンダ:「どうにもとまらない」で今までのイメージを180度覆した、阿久悠・都倉俊一路線第2弾。「ウララ~」はこの2曲後のシングル。
哀愁のページ/南沙織:今までアップテンポな曲が多かった彼女が、秋らしくしっとりとした楽曲を発表。途中に得意の英語のモノローグが挟まれている。
男の子女の子/郷ひろみ:フォーリーブスの弟分的存在だった、ひろみ。歌手デビュー前から人気沸騰。これぞ70年代美少年の典型。衣装もどんどん?!?!?になっていった。
夜汽車/欧陽菲菲:’71年に「雨の御堂筋」で日本デビュー、2枚目のシングル「雨のエアポート」からしばらく橋本淳・筒美京平ヒットメーカーコンビの曲が続きます。これは4枚目、ギターがかっちょいい。
旅の宿/よしだたくろう:まだテレビには出ず、ひらがな表記時代に出した「結婚しようよ」の大ヒットの後をついで出したシングル。