『ポセイドン・アドベンチャー(The Poseidon Adventure)』1972年 パニック映画(ディザスター・フィルム)の不朽の名作

『ポセイドン・アドベンチャー(The Poseidon Adventure)』1972年

豪華客船ポセイドン号は瞬く間に転覆する。

1,400名の乗客の内、生存者はわずか6名。スコット牧師の英断を無視した大多数の保守派はあっという間に命を奪われる・・・非常に示唆に富んだ名作

スコット牧師「助けてもらえる所まで行かなきゃ。上に行けば命がある!」

左からローゼン夫婦、ジェームズ・マーティン(雑貨商)、ロビン(スーザンの弟)、ノニー(歌手)、スーザン(高校生)

婦人客「上には何があるの?」 スコット牧師「命があります。人間 一番大事なのは命でしょう。」

生死がかかった厳しい究極の状況下における人間ドラマがパニック映画の見所。

フランク・スコット牧師(ジーン・ハックマン)とスーザン・シェルビー(パメラ・スー・マーティン)

このような究極までに厳しい状況下では、見栄やエゴは何も意味を持たない。

スコットは「神よ、なぜこの女性の命を召されたのか」と呻くのであった。

スコットは「ローゼン夫人は皆を助けるために犠牲となられた。残された我らは勇気を出して生き抜くことが夫人の遺志に報いる道である」と説くのであった。

スコット牧師「牧師である自分の命と引き換えに、これ以上、一人たりとも、犠牲者を出さないでくれ」

力尽きて、スコット牧師もまた、火炎の中に落下し、あえなく、命を落としてしまう。

外には救援部隊が来ており、船底の鉄板を焼き切っている。生き残った6名の生存者。
『タワーリング・インフェルノ』(原題: The Towering Inferno ・1974年・アメリカ映画) 「パニック映画ブーム」の中でも最高傑作

『タワーリング・インフェルノ』(原題: The Towering Inferno ・1974年・アメリカ映画) 「パニック映画ブーム」の中でも最高傑作

落成式が135階のプロムナードホールで開催され、大勢のセレブが集まっていた。

ビル内部のエレベーターは81階で自動的に扉が開き、火が中に入っていってしまった。

逃げ遅れていた家族を助けるダグ・ロバーツ(ポール・ニューマン)

タワーの外壁に設置してある展望エレベーターでの脱出

ヘリコプターでマイケル・オハラハン隊長(スティーブ・マックイーン)が宙吊り状態のエレベーターを助けにやってくる

ワイヤーを使って隣のビルへ脱出する作戦

隣りのビルに繋げたワイヤーで救命籠を動かしての避難によって、女性は全員避難を終了した。

屋上に設置された巨大な貯水槽を爆破し、その水で消火する作戦

屋上に設置された貯水槽を破壊し火災はようやく鎮火していった。

オハラハン(スティーブ・マックイーン)とロバーツ(ポール・ニューマン)はお互いを労りながらも、オハラハンは高層ビルを作る人間の驕りを戒めるのであった。
『エアポート'75』(Airport 1975・1974年に制作された航空パニック映画)

『エアポート'75』(Airport 1975・1974年に制作された航空パニック映画)

満員の乗客を乗せたコロンビア航空409便ボーイング747は、ワシントンD.C.のダレス国際空港を離陸した。

心臓発作で操縦士を失った自家用ビーチクラフト機が409便の機首に衝突

ユリアス副操縦士(ロイ・シネス)は機外へ放り出され、航空機関士のジュリオ(エリック・エストラーダ)は即死

スティシー機長は重傷を負った。

操縦士たちを失った409便は、主任客室乗務員のナンシー(カレン・ブラック)の手に委ねられた。

ナンシーの恋人で元747機の教官だったマードック(チャールトン・ヘストン)が、飛行中のジャンボにワイヤ一本でヘリから乗り込むシーンが最大の見せ場。

マードックの超人的な活躍によって見事に成功し、乗客は無事救出された。
『大地震』(だいじしん、Earthquake)は、1974年のアメリカ映画。

『大地震』(だいじしん、Earthquake)は、1974年のアメリカ映画

カルフォルニアの地震研究所では科学者たちが朝の地震についてデータを調べているうち、途方もない大地震が起こることを予測した。

ロサンゼルス一帯を大地震が襲い、高層ビルやハイウェイが倒壊した。

予測通りの史上最大の大地震が遂にロサンゼルスを襲った。それはまさにマグニチュード8以上の激震だった。

グラフは、恐怖のあまり身動きできないレミーを車の下に引きずり入れ、超高層ビルの中の自分のオフィスに駆け込んだ。

すさまじい地鳴りと振動で地割れと同時にビルも住宅もみる間に崩れ、火災が発生。ロスの街は一瞬のうちに大混乱に陥った。




さらに余震が大地をゆるがせる。

さすがのウィルソン・プラザ・ビルも轟音と共に崩れ落ち、地下に収容されていた何百人かが生き埋めになった。

またも余震が起こり、ハリウッド・ダムに致命的な打撃を与えた。決潰したダムの水は洪水となってロスの下流の街をのみこんだ。
『トレマーズ』(Tremors・1990年1月・アメリカで制作されたパニック映画)

『トレマーズ』(Tremors・1990年1月・アメリカで制作されたパニック映画)

グラボイズ/グラボイド

グラボイズ/グラボイド
『日本沈没』(1973年・小松左京による日本のSF小説・東宝)

『日本沈没』(1973年・小松左京による日本のSF小説・東宝)

東京では丁度ラッシュのピークが始まろうとしていた時に、大地震が起きた。電車の脱線、追突、車の衝突が続発し、地下鉄・地下街は一瞬にして停電、処によっては泥水が流れ込み、首都圏は想像を絶するパニック状態に陥り、まさに地獄と化した。

小野寺(藤岡弘)は玲子(いしだあゆみ)とともにスイスへ移住することを決意した。

山本総理(丹波哲郎)は、宇宙衛星を通じて全世界に向けて、列島沈没を報道した。
『ノストラダムスの大予言』(1974年8月3日公開・東宝)

『ノストラダムスの大予言』(1974年8月3日公開・東宝)
『東京湾炎上』(1975年・東宝)

『東京湾炎上』(1975年・東宝)
『新幹線大爆破』(1975年・東映)

『新幹線大爆破』(1975年・東映)

青木運転士(千葉真一)が運転しているひかり一〇九号にスピードが80キロ以下に減速されると自動的に爆発する爆弾が仕掛けられた

これらの完璧な爆破計画は、不況で倒産した精密機械工場の元経営者・沖田哲男(高倉健)、工員の大城浩、そして元過激派の闘士・古賀勝によるものであった。

運転指令長の倉持(宇津井健)は、運転士の青木に事件発生を連絡するとともに警察庁の須永刑事部長、公安本部長の宮下を招集、対策本部を設定した。

爆弾の仕掛けられた位置の床を焼き切るために一〇九号と並行して別の新幹線を走らせ、酸素ボンベと溶接器を運び入れ、見事、爆弾除去に成功した。

併走する車両間に板を渡し酸素ボンベと溶接器を運び入れる

沖田哲男(高倉健)は羽田国際空港で張り込む刑事たちの目を逃れて搭乗しようとしたが、刑事たちが連れて来ていた息子の賢一が沖田に声をかけたために見破られてしまった。沖田は必死に逃走するが、追って来た刑事たちに射殺された。
『地震列島』(1980年・東宝)

『地震列島』(1980年・東宝)

マグニチュード7.9(相模トラフ震源)の大地震が東京を襲った。地上は火の海と化した。

橋詰雅之(永島敏行)、芦田富子(多岐川裕美)
動物パニック映画
『ジョーズ』(Jaws)は、スティーヴン・スピルバーグ監督による1975年のアメリカ映画

『ジョーズ』(Jaws)は、スティーヴン・スピルバーグ監督による1975年のアメリカ映画

観光客を鮫が襲うという最悪の事態が発生する。

警察署長ブロディ、フーパー、クイントの3人は、鮫退治のため大海原へ乗り出す。
『グリズリー』(原題:Grizzly)は、『ジョーズ』の大ヒットを受けて製作された1976年のアメリカ映画

『グリズリー』(原題:Grizzly)は、『ジョーズ』の大ヒットを受けて製作された1976年のアメリカ映画

巨大ハイイログマ(グリズリー)

ヘリパイロットであるドンと巨大ハイイログマ(グリズリー)の戦い
『スウォーム』(The Swarm)は、1978年に公開されたアメリカ合衆国のSFパニック映画。

『スウォーム』(The Swarm)は、1978年に公開されたアメリカ合衆国のSFパニック映画。

殺人蜂の大群(スウォーム)

殺人蜂映画

殺人蜂映画
『ピラニア』(原題:Piranha)は1978年、ニュー・ワールド・ピクチャーズ製作のアメリカ映画。

『ピラニア』(原題:Piranha)は1978年、ニュー・ワールド・ピクチャーズ製作のアメリカ映画。

陸軍の極秘施設のプールには兵器として品種改良されたピラニアが飼育されていた。

プールの中を確認しようとマギーが水を抜いたことにより、獰猛な群れは河川に放たれ、殺戮を繰り返しながら下流のキャンプ場に迫る。
『アリゲーター』(Alligator)は、1980年公開のアメリカ合衆国のホラー映画、パニック映画

『アリゲーター』(Alligator)は、1980年公開のアメリカ合衆国のホラー映画、パニック映画

市街地に現れた巨大ワニ

市街地に現れた巨大ワニ
『アナコンダ』(Anaconda)は、1997年に公開されたアメリカ合衆国と日本(WOWOWが出資)との合作によるホラー映画。

『アナコンダ』(Anaconda)は、1997年に公開されたアメリカ合衆国と日本(WOWOWが出資)との合作によるホラー映画。

巨大蛇アナコンダ・オオアナコンダ

巨大蛇アナコンダ・オオアナコンダは全長400-600 cm、最大は900cmにも達する大蛇で、アミメニシキヘビとともに世界最大のヘビとして知られる。