有名企業の社名変更の歴史 意外に知らない変更前の社名

有名企業の社名変更の歴史 意外に知らない変更前の社名

先日、富士重工業が来年4月から社名をスバルに変更すると発表され話題になりましたが、過去にも有名企業が社名変更していました。その多くが、社名より商品のブランド名が強くなって社名もそれに合わせるという流れが多いようです。


富士重工業 ⇒ SUBARU(17年4月1日より)

スバルブランドの方が世界的にも有名ですよね、社名変更による変更費用はわずか2億円出そうで、パナソニックが松下電器産業から社名変更した際の費用が300億~400億円だったことを考えると、非常に少額である。

SUBARU

松下電気器具製作所 ⇒ パナソニック

1917年松下幸之助が大阪府東成郡鶴橋町大字猪飼野(現・大阪市東成区玉津2丁目)の借家で電球用ソケットの製造販売を始める。1918年松下電気器具製作所を設立、2008年10月1日をもって社名を『松下電器産業株式会社』から『パナソニック株式会社(英称 Panasonic Corporation)』に変更。

パナソニック

世界展開により、「松下」「ナショナル」「パナソニック」の名称を使い分けることによるデメリットが年々増大し、ブランドイメージの統一が課題となっていた。 松下幸之助も、将来的には社名変更をしなければならないと感じていたようであり、昭和50年代に「グローバルな経営には松下という社名とナショナルというブランドはわかりにくいんじゃないか」と質問された際、「いずれそういう時がきて必要であれば、社名を変えるのは意に介さない」と断言していた。幸之助と頻繁に接していた役員OBによれば、彼は存命中にも社名変更を考えていた。そこで、平成に入ってすぐに「パナ(PANA)」への社名変更が検討されたが、松下正治が激怒したため棚上げになった。その状況は長らく続いたが、松下電器は日本国外において自社のブランド名「パナソニック」が浸透していることを考慮し、2008年10月1日をもって社名を『松下電器産業株式会社』から『パナソニック株式会社(英称 Panasonic Corporation)』に変更し、白物家電に使われてきた「ナショナル」ブランドも2009年度までに廃止し「パナソニック」へ一本化する意向を、同年1月10日の記者会見で(当時の大坪文雄社長が自ら)公式発表した。6月26日の2008年度定例株主総会にて採決がなされ、社名変更は全会一致で正式決定した。また、松下やナショナルが付くグループ会社も基本的にパナソニックを冠にした企業名に変更することを発表した。その後、同年6月26日の株主総会において、社名の「松下電器産業株式会社」から「パナソニック株式会社」への変更と、グループ会社名称の「パナソニック」への統一(一部例外あり)が承認された。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%8A%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF

パナソニック - Wikipedia

松下電気の初期と言えば、二股ソケットでした。当時他社から販売されていた二灯用差込みプラグを、さらに使いやすく、故障しにくいように改良し、他社製品よりも3割から5割程度安く売り出しました。

二股ソケット(二灯用差込みプラグ)

小西六写真工業 ⇒ コニカ ⇒ コニカミノルタ

「小西六写真工業株式会社」として1936年(昭和11年)12月22日に設立、1987年に「コニカ株式会社」となり2003年コニカ株式会社が、ミノルタ株式会社を完全子会社化し、コニカ株式会社はコニカミノルタホールディングス株式会社となる。

コニカミノルタ

小西六写真工業時代のカメラのカタログ、「コニカ」ブランドは昔からありました。

小西六写真工業

春日無線電機商会 ⇒ トリオ ⇒ ケンウッド ⇒ JVCケンウッド

1946年 「有限会社春日無線電機商会」を設立、その後「トリオ」ブランドを設立して社名もトリオに変更したが、アメリカ進出の時すでに「TRIO」ブランドが商標登録されていたのでハリウッドの「WOOD」に、語のつながりがよく高級感がある「KEN」を合わせて「KENWOOD」とした。その後、日本にもKENWOODブランドが使われるようになり、1986年に社名が株式会社ケンウッドとなり、日本ビクターとの経営統合して「JVCケンウッド」となりますが、「KENWOOD」ブランドは今でも使われていいます。

JVCケンウッド

TRIOブランドのアップも懐かしいですね。

TRIOブランドのアンプ

ミニコンポの頂点!KENWOOD ROXYとは? - Middle Edge(ミドルエッジ)

松尾糧食工業 ⇒ カルビー

1949年松尾糧食工業株式会社として設立、1972年に現在の会社名の「カルビー」となる、カルビーの意味は当時の日本人に不足しているとされたカルシウムの「カル」と、ビタミンB1の「ビー」を組み合わせた造語である。

カルビー

「松尾糧食工業」時代に発売されたカルビーミルクキャラメル

カルビーミルクキャラメル

日本楽器製造 ⇒ YAMAHA

1897年(明治30年)に日本楽器製造株式会社(ニチガク)として発足し、ヤマハ・YAMAHAのブランド名で展開し、創業90周年に当たる1987年(昭和62年)に社名をヤマハに改称した。

YAMAHA

関連する投稿


 バブル時期は超流行ったのに・・・日本市場から撤退した『ベネトン』!!

バブル時期は超流行ったのに・・・日本市場から撤退した『ベネトン』!!

ベネトンと言えばおっさん・おばさん世代にとっては懐かしいブランドの1つではないでしょうか・・・。 特にバブル時代にはベネトンのファッションなんかも流行っていました。そんなベネトンが日本市場から撤退したそうです・・・。


島耕作シリーズ連載開始から40周年!!特別企画「タイムスリップ島耕作」の配信を開始!

島耕作シリーズ連載開始から40周年!!特別企画「タイムスリップ島耕作」の配信を開始!

島耕作シリーズ連載開始から40周年を記念した特別企画『タイムスリップ島耕作』を公開しました。


人気Vシネマ「湘南純愛組!」で韋駄天レディースの藤崎志乃美役を演じた『佐藤忍』覚えてる?!

人気Vシネマ「湘南純愛組!」で韋駄天レディースの藤崎志乃美役を演じた『佐藤忍』覚えてる?!

赤髪にソバージュヘアーで「湘南純愛組!」韋駄天レディースのメンバー中学時代から英吉に片想いをしている、藤崎志乃美役を演じた佐藤忍さん。メディアで見かけなくなり懐かしく思いまとめてみました。


仕事・キャリアに「モヤモヤ」を抱える実態が浮き彫りに!就職氷河期世代の男性会社員を対象にしたホンネ調査が実施される!!

仕事・キャリアに「モヤモヤ」を抱える実態が浮き彫りに!就職氷河期世代の男性会社員を対象にしたホンネ調査が実施される!!

株式会社ラフティの代表・奥村哲次による著書『乗り越え力: 僕ががんから生還して年商1億円フリーランスになった理由』が2022年12月20日より全国の書店・ネット書店で発売されます。 本著の発売に伴い、多くの人々が抱える人生・キャリアにおける困難を明らかにすべく、就職氷河期世代(30代後半〜45歳)の男性会社員に対してホンネ調査が実施されました。


昔の名前覚えている?社名変更をした会社、集めました

昔の名前覚えている?社名変更をした会社、集めました

会社名が変わる会社というのは珍しくないですよね。変わってすぐは違和感があるものの、数年経つと昔の名前が思い出せなくなることも多々あります。そんな会社の昔の名前を振り返ってみましょう。


最新の投稿


揚げパン無料!クジラから3Dフードプリンターまで「学校給食タイムトラベル」イベントが東京で開催

揚げパン無料!クジラから3Dフードプリンターまで「学校給食タイムトラベル」イベントが東京で開催

懐かしの「クジラの竜田揚げ」や「揚げパン」、さらに3Dフードプリンター製の最新デザートまで!株式会社中西製作所は、2026年1月27日・28日に学校給食の無料試食イベント「第2回給食タイムトラベラー」を東京で開催します。新旧のメニューを食べ比べながら、給食の歴史と未来を親子で体験できる注目イベントです。


『りぼん』おとめチックの金字塔!陸奥A子・田渕由美子・太刀掛秀子の画業を辿る決定版書籍が発売

『りぼん』おとめチックの金字塔!陸奥A子・田渕由美子・太刀掛秀子の画業を辿る決定版書籍が発売

1970年代後半に『りぼん』で巻き起こった「おとめチック」ブーム。その中心的存在である陸奥A子、田渕由美子、太刀掛秀子の3作家を特集した決定版書籍が2026年1月23日に発売されます。カラーイラスト250点以上に加え、池野恋、水沢めぐみの特別寄稿や豪華対談も収録。乙女たちの憧れが詰まったファン待望の一冊です。


昭和100年メモリアル!トキワ荘通りで「レトロ家電だョ!全員集合」開催中。三種の神器や体験型展示も

昭和100年メモリアル!トキワ荘通りで「レトロ家電だョ!全員集合」開催中。三種の神器や体験型展示も

東京都豊島区の「トキワ荘通り昭和レトロ館」にて、企画展『レトロ家電だョ!全員集合』が2026年2月15日まで開催されています。昭和30年代の「三種の神器」をはじめとする懐かしの家電が集結。再現されたダイニングや洗濯体験ワークショップなど、見て・触れて・楽しめる、世代を超えて昭和文化を体感できるイベントです。


サンリオの原点が60年ぶりに復刻!やなせたかし初の市販詩集『詩集 愛する歌』が2026年4月に発売決定

サンリオの原点が60年ぶりに復刻!やなせたかし初の市販詩集『詩集 愛する歌』が2026年4月に発売決定

サンリオの出版事業第1号であり、「アンパンマン」の生みの親・やなせたかし氏の初市販詩集『詩集 愛する歌』の復刻が決定。1966年の初版本を忠実に再現し、2026年4月1日に発売されます。NHK連続テレビ小説「あんぱん」でも注目を集める本作は、やなせ氏とサンリオ創業者の絆から生まれた伝説の一冊です。


「ひふみん」の愛称で親しまれた将棋界のレジェンド・加藤一二三九段が死去 86歳

「ひふみん」の愛称で親しまれた将棋界のレジェンド・加藤一二三九段が死去 86歳

「ひふみん」の愛称で親しまれた将棋界のレジェンド・加藤一二三九段が1月22日、86歳で死去しました。「神武以来の天才」として14歳でプロ入りし、現役最長62年の記録を樹立。大山康晴十五世名人らとの激闘や藤井聡太竜王との対局など、将棋界に残した偉大な功績と、誰からも愛されたその生涯を振り返ります。