ブロック崩しとアルカノイドは何が違う?
ブロック崩しとアルカノイドの違いはパワーアップでしょうね。
ブロック崩しというゲームに画面上部を動き回り、ボールが当たると不規則に反射する敵キャラクターや、パワーアップアイテムなどといった新フィーチャーを導入し新たなゲーム性を持たせたブロック崩しといえると思います。
ファミコン版アルカノイドは?

ソフトと付属コントローラーです。
ファミコン版は1986年12月26日に発売されています。
専用のダイヤル式コントローラーが付属しています。やっぱりこのコントローラーじゃなきゃ
アルカノイドじゃないですよね?値段は5400円でした。
ゲーム概要
画面下部のパドルを左右に操作して、エナジーボールを上方へと跳ね返し、画面上のブロックにぶつけて消滅させる。画面上のすべての破壊可能なブロックを消滅させるとステージクリアになります。
エナジーボールを画面下端に落下させるとミスになり、パドルのストックを失います。
全36ステージ。
パワーアップ方法と内容
パワーアップは特定のブロックを破壊することで落下してくるカプセルを取得することで実現します。
ブロックの位置は固定されていますが、カプセルの種類はランダムです。

エキスパンド(青)
青いカプセルをとると、自機(パドル)の横幅が伸びます。

レーザーです。
赤いカプセルをとると、レーザーを発射できます。パドルの前方にレーザーが発射されているのがわかりますか?
当時は画期的でしたけどね。個人的には一番好きなアイテムです。

ディスラプション
水色のカプセルをとると、エナジーボールが3個に分裂します。
1個のエナジーボールが3個になるんですから、普通に考えて3倍速くブロックを崩せるはずです。
でも3個もエナジーボールがあると、追っかけているうちに、あれよあれよというまに、全部無くなっちゃうことも良くありました。人間の心理って難しいですね。3個あると、気が大きくなるのだろうか?
一つ一つが疎かになっていた気がします。

オレンジカプセルが見えますか?
オレンジのカプセルをとると、エナジーボールが減速します。スローですね。
エナジーボールのスピードが速いとその分難しくなるので、ありがたいアイテムだと思います。

黄緑色のカプセルです
黄緑色のカプセルをとると、エナジーボールをキャッチすることが出来ます。
ピタっとパドルにくっつけることが出来るわけです。そしてパドルを移動してから自分の好きな場所にエナジーボールを発射することができるんですね。これは便利です。
他にも桃色のカプセル(ブレイク)は画面右端の出口から次のステージへ進めるようになります。
ワープみたいなもんですよね・・。
グレーのカプセル(エクステンド)はとると、自機(パドル)が一機増えます。
パワーアップは基本的に重複することができないので、一つ持っているとカプセルが出てきません。
ただし、ブレイクのみ、出口をだしたままでも他のカプセルが出現します。
ブロックの耐久度が違う!!

金色、銀色のブロック
これもアルカノイドの特徴の一つですね。
普通はエナジーボールを一回当てればブロックは消滅しますが。金色のブロックは破壊不可能になっています。また銀色のブロックは数回当てると消滅します。当てて破壊できる回数はステージが進むごとに多くなります。
またステージが後半へ行くと、金色のブロックがとても邪魔くさい位置にあり、そのために難易度があがってますね・・。
アルカノイドの攻略法ご紹介!
アルカノイドってタイトルですが、基本はブロック崩しですからね。問われるのはプレイヤー脳でデスよね。動体視力がそのままゲームの腕前になるのかな?
あとは慣れですよね。どこにエナジーボールを当てれば、どの角度で飛んでいくのか?そういうのはやってみないとわかりません。なるべく中央のところにエナジーボールを当てる事がコツですよね。
端の方に当てると鋭角なボールの軌跡になりますからね。はじき返すのも難しくなりますしね。あとはこつとしては慌てないことじゃないですかね?
他にはアイテムの取りこぼしをなくす!一番有利なアイテムはレーザーでしょう。
これは本当に便利ですよね・・。
最終ラウンドにはボスもいる!

ボスです
最終ラウンドのボスになります。モアイの姿をした大要塞。弾を口から吐き出して攻撃してきます。
この弾にあたるとミスになりますので、気をつけましょう。
名前はDohというのですが”Dominate over hour"(ダミネート・オーバー・アワー)の略と言うことです。
最速クリア動画!
およそ13分でクリア出来てますね。とても上手です。
ここまで上手だと楽しいだろうな・・・。
アルカノイドの登場によって作られた各社の似たゲーム!
アルカノイドの大ヒットによって他のメーカーからも色々な類似のゲームが発売されています。
しかし、どれも大ヒットには至っていません。ま、そんなもんですよね・・・。
クエスター
ナムコから発売されたブロック崩しですね。
増殖するブロックなどのアイデアが盛り込まれています。
全33ラウンド。2009年にはWiiのバーチャルコンソールアーケードとして「ナムコクエスター」として
移植されています。これが初移植と言うことです。
謎の壁 ブロックくずし
これ、私買ってプレイしてました。凄く懐かしいです。
ファミコンのディスクシステム用ソフトです。コナミから発売されています。
アルカノイドのファミコン版よりも先に発売されているからインパクトがあったのかもしれないなあ。
雀棒
ブロックが麻雀パイになっています。これはなかなか良いアイデアじゃないですか。
パドルが点棒になってますし、見事に麻雀仕様になってますよね。
他にも色々有りますけどね。プチカラット(タイトー)、ピタゴラスの謎(セガ)、
またブロックギャルという脱衣ブロックくずしもありました。
みんなアルカノイドが大ヒットしたからこそ、開発されたゲームでしょうね。
二匹目のドジョウを皆さん狙ったわけですね・・。
アルカノイド関連ゲームの紹介です。
アルカノイド リベンジ オブ Doh
基本システムはアルカノイドと同じです。
レーザーが3連射出来るようになっていたり、ディスラプションが3個に分裂するボールが8個になっていたりします。
他にツインというアイテムも有り、自機が2機に分裂するというものもあります。
イリュージョンというのもあり、残像ができますがこの残像でもボールを打ち返すことが出来ます。
一番良いアイテムは目がボールですかね?すべてのウォールを貫通破壊することができるようになります。とても気持ちいいです。
ファミコン番ではアルカノイドⅡとして1988年3月8日に発売されています。
対戦モードやエディットモードもあります。
アルカノイドリターンズ
ファミコンでは発売されていないのですが、プレイステーションで発売されました。
この辺に来るとアイテムが派手になってますよね。
サンダー(左右の壁までプラズマが発生しボールを受け損なっても一回だけプラズマではじき返せる)
ギガンティック(一定時間ボールが巨大化する)
などですね。なんといってもグラフィックが綺麗になりましたよね。
アルカノイドDS!
2007年12月6日に発売されたニンテンドーDSでプレイ出来る新作です。
過去の作品に登場したステージを織り交ぜ、全140ステージという大ボリュームになっていますね。
いかがでしたでしょうか?アルカノイドの紹介をしてきました。
なんでもそうですが、一番最初に考えた人はやっぱり凄いと言うことです。
ブロック崩しにちょっとしたアレンジをしただけで、これだけ大ヒットするということですからね。
今でも暇つぶしには一番良いゲームだと思います。
是非皆さん懐かしくプレイしてみてくださいね