『特撮ロボ』60年代前後から70年代の特撮番組に登場する人型のロボット(アンドロイド)

『特撮ロボ』60年代前後から70年代の特撮番組に登場する人型のロボット(アンドロイド)

現在では「特撮ロボ(ロボット)」と言えばスーパー戦隊シリーズに登場する人型の巨大メカ「戦隊ロボ」が代表的ですが、かつてはロボットもの単独の特撮番組も多く存在しました。1960年代前後から1970年代(1979年まで)までの懐かしい特撮ロボットを振り返ってみましょう。


特撮「鉄人28号」(1960年2月1日・日本テレビ系列実写版テレビドラマ)全13話でモノクロ

1960年2月1日 - 同年4月25日に日本テレビ系列で放送された。全13話でモノクロ。

ストーリーは、鉄人の出現、村雨兄弟の登場、QX団(原作ではPX団)との攻防、怪ロボットXの出現、サルバチア国(原作ではS国)のスパイ・仮面団との戦いと続くが、敵の基地から脱出した正太郎が謎の爆撃に遭う所で続きがないまま打ち切られたために、正太郎が鉄人28号の操縦者になる事はなかった。第10話のナレーションによると、第1話から第10話までの間に、数年の月日が経っていることになっている。

鉄人28号は着ぐるみで表現され、身長2メートル程度、第6話までの樽型と第7話以降のドラム缶型の2種類がある。前者は眼から、後者は胸から怪光線を出す。

第13話で仮面団のロケットを取り付け、飛行可能になる。ロボットは他にも、鉄人26号、27号、仮面団の怪ロボットXが登場する。鉄人26号には『少年ジェット』に登場したロボットが使われたという説が存在する。
日立製作所がスポンサーであったことから、第1話は日立市で撮影が行われた。

特撮版「鉄人28号」

実写版テレビドラマ「鉄人28号」

特撮版「鉄腕アトム」(1959年・毎日放送制作、フジテレビ系列で放送)

鉄腕アトム (実写版)
1959年(昭和34年)3月7日から1960年(昭和35年)5月28日まで毎日放送制作、フジテレビ系列で放送。製作は松崎プロダクション(第一部は三笠映画との共同製作)。冒頭には既にアトムの物語設定を説明する75秒のセルアニメによるタイトルが付けられていた。このセルアニメの製作は村田映画製作所。
(第1部:ZZZ団の巻、第2部:メキシコの巻、第3部:フランケンとアトムの巻、第4部:火星探検の巻/第5部:気体人間の巻)。
(2009年10月23日に、全65話中の原版が現存する58話を8枚のDVDに収めたDVD-BOXが、ジェネオン・ユニバーサル・エンターティンメントから発売された)。

鉄腕アトム (実写版)1959年(昭和34年)3月7日から1960年(昭和35年)5月28日まで

21世紀の未来を舞台に、原子力(後に核融合)をエネルギー源として動き、人と同等の感情を持った少年ロボット、アトムが活躍する物語。

鉄腕アトム (実写版)

鉄腕アトム (実写版)

鉄腕アトム (実写版)

鉄腕アトム (実写版)

ジャイアントロボ(1967年)

『ジャイアントロボ』は、横山光輝作のSFロボット漫画作品、それを基とした特撮テレビ番組。およびそれに登場した架空の巨大ロボットの名前。

放送期間:1967年(昭和42年)10月11日から1968年(昭和43年)4月1日
放送回数:全26話
放送時間:毎週水曜日19:30 - 20:00(16話まで)、毎週月曜日19:30 - 20:00(17話から)
放送局:NET系

悪の組織BF団と世界的な防衛組織ユニコーンの戦いを通し、BF団の操る怪獣およびロボット対ユニコーンの一員となった少年・草間大作の命令のみで動く巨大ロボット・ジャイアントロボ(GR1)の戦いを描く。

『仮面の忍者 赤影』に続く東映制作・横山光輝原作の特撮作品。日本の特撮巨大ロボット作品の代表格であり、後年の作品に大きな影響を与えている。

『ジャイアントロボ』(1967年)

スフィンクスがデザインのモチーフとなっている。
全長:30メートル
重量:500トン
動力:原子力(予備も含む)
装備:背中にロケット推進装置。最高飛行速度マッハ17。宇宙航行や水中の活動も可能。
耐熱:3000度
操縦方法:腕時計型無線操縦機を使って音声で指示する。戦闘の際には自律式・自動索敵モードに切り替わる。
電子頭脳:人工知能型の電子頭脳。最初に入力された声紋の命令しか受け付けない。人間の言葉を話すことはなく、命令を受けた際に「マッシ」という独特のアンサーバック(反応)をする。また、大作が行方不明になった時、マリーに語りかけられたロボは、電子頭脳を切れ切れに自ら動かして反応し、大作の危機を理解していることを示した。電子頭脳のセットされた部屋はロボの頭部にあり、左耳がスライドすることにより中に入ることができる。

『ジャイアントロボ』

ギロチン帝王
BF団の総統。皮膚が青く、ひげを生やしている。1話では地球を征服するために円盤を海底に隠し、ジャイアントロボをガルチュアに建造させ、BF団の日本支局も作った。

残酷な性格で失敗を許さない。21話から腕時計、大作、ロボを狙う作戦を配下に実行させるようになる。26話ではガンモンス、イカゲラス、アイスラーを繰り出し、団員を使って総力戦を挑んだが、これはジャイアントロボの原子力エネルギーを使い切らせるのが目的だった。円盤を破壊された後、巨大化して現れ、自らが原子力エネルギーの塊であることを明かしたうえで、攻撃できないユニコーンに武装解除を要求したが、予備エネルギーで再起動したジャイアントロボに抱え上げられ、宇宙空間で隕石に激突し爆発した。

BF団の総統「ギロチン帝王」と戦う『ジャイアントロボ』

本作の「ロボットと少年の交流」というストーリーは、メインターゲットである男の子のみならず女の子をも引きつけ、視聴率を上昇させた。しかし製作費がかさんで赤字になり、東映は制作を続けることができなくなった。最終回におけるロボと大作との別れは、全国の少年少女の涙を誘ったという。

人を愛する感情を持ったジャイアントロボ。地球を救うため命令を無視して自己犠牲的な特攻行動を取る『ジャイアントロボ』・・・感動の最終回

行け! グリーンマン(1973年11月12日・日本テレビ系)

『行け! グリーンマン』(いけ グリーンマン)は、1973年11月12日から1974年9月27日まで放送された特撮コーナードラマ。東宝企画製作。

日本テレビ系の『おはよう!こどもショー』の枠内、月 - 土曜日・7:25 - 8:15の時間帯内で5分間放映された。3回で1話、全156回52話。

地球の自然を公害から守るために、金河系グリーン星からやってきた正義のロボット生命体で、自称「神の使い」。子供たちがグリーンマンコールを天にかざして呼ぶと、どこからともなく飛んでくる。

登場直後は等身大だが、怪獣が巨大化するとグリーンマンも「グリーンマン・ジャイアントマシーンチェンジ」の掛け声とともに巨大化する。

ロボット生命体という設定から、体内のメカニックは何やら60年代風のコンピュータや時計の中身を彷彿とさせる、アナログなメーターや歯車が見受けられる。

また、稼働電圧は100Vで、怪獣の攻撃を受けピンチになると電圧が低下する様子が電圧計の針が上下する映像をカットインさせることで表現される。子供たちからグリーンマンコールでパワーを与えられると一気にパワーが回復し、ピンチを脱する。

行け! グリーンマン(1973年11月12日・日本テレビ系)

地球を守る為にグリーン星からやって来た、神の使いを名乗るロボット。普段は等身大だが、巨大化する能力も有している。

行け! グリーンマン(1973年11月12日・日本テレビ系)

行け! グリーンマン(1973年11月12日・日本テレビ系)

『スーパーロボット レッドバロン』(1973年7月4日・日本テレビ系)全39話

『スーパーロボット レッドバロン』は、1973年7月4日から1974年3月27日に日本テレビ系で毎週水曜日19:00~19:30に全39話が放送された特撮テレビ番組、およびその劇中に登場する巨大ロボットの名称。
日本テレビ内のスタッフが企画し、宣弘社が製作した。

『スーパーロボット レッドバロン』(1973年7月4日・日本テレビ系)全39話

レッドバロン
身長:40.0メートル
体重:150.0トン
飛行速度:マッハ10
走行速度:時速500km
水中速度:500ノット
出力:100万馬力
鉄面党の侵略を予感した紅健一郎博士が4年の歳月をかけて完成させ、弟の健に託した真紅のボディのスーパーロボット。

レッドバロン

エレクトリッガー
最も多くの鉄面党ロボットを破壊したレッドバロンの必殺武器。頭部両端に追加装着される電極からの、1億ボルトの放電光線。

レッドバロンの必殺武器「エレクトリッガー」

開始後2ヶ月弱は視聴率一桁台に甘んじていたものの、9月以降からは二桁台の平均視聴率を稼ぐ人気番組となり 、商品化権許諾社数は80社、関連商品は500点以上を記録した。結果、日本テレビの番組の版権収入では新記録(当時の額で1億円)を樹立した。
しかし、諸事情で制作費の調達が困難になり、1974年3月末での終了を余儀なくされた。

スーパーロボット レッドバロン

松原 真理(まつばら まり)
SSI の紅一点。18歳。デビラーと戦っていた頃は都内の南東通信社の見習いカメラマンを表向きの顔としていた。健と組んで行動する事が多いためか、彼には特別な好意を寄せているようである。アイアンホークやスポーツカーを乗り回し様々な格闘技を身につけており、鞭を使った戦闘が得意である。

松原真理 - 牧れい

スーパーロボット レッドバロン

悪の組織「鉄面党」は、万国ロボット博覧会に出展された世界各国の巨大ロボットすべてを強奪した。彼らは戦闘用に改造したロボット軍団で世界を征服するつもりである。鉄面党はロボット制作者達も次々に誘拐、科学秘密特捜隊 (SSI) に所属する紅健の兄のロボット工学者・紅健一郎博士も彼らに拉致されてしまう。

しかし健一郎は自ら製作したスーパーロボット・レッドバロンを鉄面党に渡すのを拒み、自らの命と引き替えに健に託す。兄が遺したレッドバロンを操縦し、健は鉄面党に敢然と立ち向かう。

『スーパーロボット レッドバロン』ストーリー

スーパーロボット マッハバロン(1974年)

『スーパーロボット マッハバロン』は、1974年(昭和49年)10月7日から1975年(昭和50年)3月31日まで、日本テレビ系で放送された日本現代企画製作の特撮テレビ番組、およびその劇中に登場する巨大ロボットの名である。放送時間は毎週月曜19:00 - 19:30 (JST) 。全26話。

前作『スーパーロボット レッドバロン』が好評のまま、スポンサーの倒産というアクシデントから打ち切りを余儀なくされたため、あらためて巨大ロボット特撮作品の決定版を目指して再び製作された巨大ロボットを主役にした実写特撮作品。

『レッドバロン』に続く「特撮ロボット戦記 バロンシリーズ第2弾」と銘打って製作されたが、前作とのストーリー上の関係は全くない。本作終了から2年後に創英舎によって製作された『小さなスーパーマン ガンバロン』を含め、「バロンシリーズ3部作」と称されるが、製作元はそれぞれ異なる。

『レッドバロン』は、もともと『月光仮面』や『隠密剣士』といった等身大のヒーロー番組を制作してきた宣弘社の意向もあり、巨大ロボット特撮にくわえて、等身大のアクションシーンがかなりの割合を占めており、ストーリーも明朗でスパイアクションの要素が強かったが、本作では等身大のアクションシーンやスパイアクションの要素がほとんどなくなり、巨大ロボットやメカの特撮に見せ場を絞ったつくり方となった。特にマッハバロン発進シーンの特撮描写は高く評価されている。

『スーパーロボット マッハバロン』(1974年)

ララーシュタイン率いるロボット帝国と戦う、真紅の巨大ロボット。

嵐田陽一郎博士が残した設計図を元に、村野博士がKSS海底基地内部で製作した。1号機はララーシュタインの下で陽一郎博士が設計・建造していたが、師の野心を知った彼の手によって爆破された。陽をパイロットに実戦投入された2号機は、ララーシュタインの侵略に備えようとする嵐田竜之介の依頼で村野博士が設計図を基に独自の改造を施して、その10年後に完成させた。

1号機との最大の違いは使用されている合金にあり、2号機には村野博士が開発した超合金バロニウムが用いられている。操縦は陽以外には出来ないように設定されているが、第2話における村野博士の発言によれば、それを変更することは造作もないことだという。1号機と2号機では細部のデザインが異なる。また、第15話には胸にKSSのエンブレムを持つドッキング訓練用のマッハバロンが登場した。
身長:50.0メートル
体重:300.0トン
飛行速度:マッハ15
出力:200万馬力

マッハバロン

前年に発生した第1次オイルショックなどの問題により、途中打ち切りの全26話で終了した。最終回となった第26話では小杉愛が死亡し、ララーシュタインとの決着は付かないまま終わってしまっている。

「小杉愛、18歳。 ロボット帝国との戦いにその若い命を燃やし、そして散って行った…。 だが戦いは終わったわけではない。 がんばれKSS! 負けるなマッハバロン!」

『ジャンボーグA』(1973年)

『ジャンボーグA』(ジャンボーグエース)は、1973年(昭和48年)1月17日から同年12月29日まで、NET系の水曜日19時30分 - 20時00分(10月6日からは、土曜日19時00分 - 19時30分)枠で放送された毎日放送、円谷プロダクション制作の特撮テレビ番組。全50話。また、劇中に登場した、宇宙サイボーグの名称でもある。

地球から遥か15光年離れたグロース星から、グロース星人が巨大怪獣による地球侵略を開始した。グロース星人に兄を殺された民間航空のパイロット・立花ナオキは、宇宙全体の平和を願う地球の兄弟星・エメラルド星人から、地球を守るための巨大ロボット、ジャンボーグAを贈られる。ナオキは愛機の小型プロペラ機・セスナから変形するジャンボーグAを駆り、防衛戦で戦死した兄が隊長を務めていた地球パトロール隊PATとともに、グロース星人と戦う。

第27話からは、軽自動車(ホンダ・Z)から変形する2号ロボ・ジャンボーグ9(ナイン)も登場、ナオキがAと9を状況に応じて使い分けることとなった。

『ジャンボーグA』(1973年)

ナオキの「ジャン・ファイト!」の掛け声でセスナから変身

ジャンボーグAに変身するにはナオキ、セスナ、および兄の形見の時計が必要。この時計はエメラルド色に輝いてグロース星人の活動開始と変形可能であることを知らせている(9も同様)。

ジャンボーグAに変身

ジャンボーグA
身長:40メートル
体重:3万トン
飛行速度:マッハ11
エメラルド星人が造った宇宙サイボーグ。地球をグロース星人から守るため、立花ナオキに託される。

ジャンボーグA

ジャンボーグAは第27話でマッドゴーネが操るジャンキラーの攻撃を受けて大きな損傷を受け、一度は再起不能に陥る

エメラルド星人
地球の兄弟星・エメラルド星に住む、平和を愛する宇宙人。彼らもまたグロース星人の侵略と戦っており、立花ナオキに託したジャンボーグA自体、グロース星人への対抗のために彼らの科学力を結集して製作したものである。身長は2.5メートルから40メートル、体重は100キログラムから2万トンと必要に応じて巨大化できる。また地球での行動時間には制限があり、地球で活動する際には「ウルトラマン」と同様、カラータイマーを身につけている。立花ナオキの夢に出てきて忠告するシーンが多かった。 劇中にはナオキにジャンボーグAを与えた星人と、その息子のカイン、そしてジャンボーグ9を届け、その後ナオキを支援するため自らジャンボーグ9に乗って共闘した星人の3人が登場する。

エメラルド星人

立花 ナオキ
本編の主人公で大利根航空に勤めるパイロット兼整備係の青年。愛機・ジャンセスナを操縦する。
兄でPAT隊長の信也がグロース星人との戦いで戦死したことを知り、仇を討つために無謀にもセスナで怪獣に特攻、撃墜されたが墜落する寸前にエメラルド星人に救われる。そこでエメラルド星人から、グロース星人の魔手から地球を守るよう依頼され、ジャンボーグAを贈られる。

ナオキの「ジャン・ファイト・ツー・ダッシュ!」の掛け声によりジャンボーグ9に変身する。

ジャンボーグ9に変身

ジャンボーグ9に変身

ジャンボーグ9
身長:50メートル
体重:5万トン
出力:100万馬力
走行速度:900km/h

ナオキが義姉から借金をして買った軽自動車ホンダ・Z(「ジャンカーZ」、通称「ジャンカー」)がエメラルド星人によって改造されて誕生した2号ロボ。

ジャンボーグ9

ミラクルフラッシャー
ハンディングフラッシャーの強化版。両手を腰に当ててから前方へ突き出して放つ破壊光線。

ミラクルフラッシャー

大鉄人17(1977年)

『大鉄人17』(だいてつじん ワンセブン)は、1977年(昭和52年)3月18日から同年11月11日まで、TBS系で毎週金曜19:00 - 19:30 (JST) に放送された石森章太郎原作、毎日放送・東映製作の特撮テレビ番組、および作中に登場する架空の巨大ロボットの名称。全35話。

第15話まではミリタリー要素を強調したシリアスでハードな内容だったが、第16話からコメディリリーフである岩山鉄五郎の登場を筆頭に話や登場人物がコメディ調になり、ワンセブンの弟ロボット・ワンエイトのドラマなど、低年齢層を意識した内容に路線変更された。ただし、中盤から終盤まで布石を打ち完成させた「第二ブレイン(ビッグエンゼル)」とブレインとの対決など、最終盤ではハードな展開も見られた。

主役の巨大ロボット・17(ワンセブン)は、それまでの巨大ロボットヒーローと違い自らの意思で動く巨大ロボットであり、人間的な感情をもち、第18話から人語を話すようになる。これにより人間とロボットやロボット同士のドラマが描かれ、従来の巨大ロボットヒーローとの差別化が図られた。

『大鉄人17』(1977年)

二足歩行の人間型形態。身長50メートル、体重200トン。戦闘スタイルは主に格闘戦で、飛び道具は「グラビトン」と脚部のナイキ級ミサイルに腕部のミサイルパンチ。腹部のシャッターを裏返すと敵の光線を反射する鏡になる(ミラーアタック)。腹部に核弾頭を装備している。

戦闘ワンセブン

要塞ワンセブンの状態から、背部滑走路を翼として展開した飛行形態。撤退時にレーダーの追跡から逃れるため、撹乱兵器であるチャフを散布することもある。飛行速度はマッハ4。

飛行ワンセブン

戦闘ワンセブンの状態から翼を展開して飛行する形態。それまでの飛行ワンセブンに代わって、第17話から登場した。飛行速度はマッハ6。

戦闘飛行ワンセブン

当時発売された『DX超合金・大鉄人17』は変形機構をかなり忠実に再現しており、単品では販売累計150万個以上と、超合金シリーズ史上最多の販売数を記録するメガヒットとなった。

『DX超合金・大鉄人17』単品では販売累計150万個以上と、超合金シリーズ史上最多の販売数を記録するメガヒット

『DX超合金・大鉄人17』はメガヒット

1999年には『超絶自動変形・大鉄人17』が超合金ブランドでリメイク発売された。合金使用箇所は脚部の各マシン格納部のみ。

ワンエイト
ワンセブンの「弟」ロボット。身長52メートル、体重210トン。全身は鋼鉄色。ワンセブン同様「心」を持つが、内蔵された「サタン回路」のため、ブレインの命令に逆らえず、ワンセブンと対決する。最高飛行速度はマッハ7で、戦闘飛行ワンセブンを後方から追跡し撃墜したこともある。胸の赤い文字で「1」「8」と書かれた装甲部は観音開きになっており、内蔵されている「超グラビトン」で攻撃する。なお、ワンセブンが三郎と交流するのと同様、ワンエイトも三郎の級友・矢崎勇には心を開いていた。また内部にはワンセブン同様、人が乗り込めるコントロールルームが存在する。

ワンエイト

ブレイン
元は佐原博士率いる科学者チームが作り上げた超高性能コンピューター。一つ眼の本体から何本ものパイプが宙に伸び、更にこのパイプにいくつもの球体をぶら下げたような形状をしている。

自我と、「オートダイオードワンセブン」により完全自衛システムを保有。更にあらゆる物体を生み出せる超生産能力で、重さ2000トンの巨体を誇る巨人頭脳へと成長したが、これが仇となり、科学者チームの中でも狡猾で野心家だったハスラー教授の策略で、人類を地球にとって邪魔な存在と見なし、人類を全滅させるべく幾多のロボットを作り上げ征服に乗り出した。

さらに世界中の刑務所から囚人を集めブレイン党を結成し、レッドマフラー隊に戦いを挑んだ。またハスラー教授から主導権を奪って「私のことはミスター(・ブレイン)と呼びたまえ」と告げると同時に、ハスラーのことは「ハスラー君」と呼んで奴隷扱いし、自らブレイン党のトップとして君臨した。第12話で佐原博士によって破壊されたが、超生産能力で瞬時に再生した。

自分を中心に半径2キロ以内のコンピュータを支配下に置く能力もあり、この影響を及ぼせる区域は「ブレインエリア」と呼ばれる。そのためワンセブンはうかつにブレインに近づくことはできなかったが、最終話で三郎がワンセブンを手動操縦することでブレインと対抗した。

ワンセブンは自分だけで「ブレイン」に特攻する。ブレインはワンセブンと共に爆発四散し、戦いは終わった。

バトルフィーバーJ(1979年) 「バトルフィーバーロボ」

『バトルフィーバーJ』(バトルフィーバー ジェイ)は、1979年(昭和54年)2月3日から1980年(昭和55年)1月26日までテレビ朝日系列で毎週土曜18:00 - 18:30(JST)に全52話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。「スーパー戦隊シリーズ」第3作目に当たる。

現在の「スーパー戦隊シリーズ」へと到る転機となった作品でもあり、昭和から平成にかけての数年間はシリーズ第1作として扱われていた。

5人組のグループヒーローという骨子に加えて、『ゴレンジャー』『ジャッカー』では登場しなかった巨大ロボット(戦隊ロボ)「バトルフィーバーロボ」やロボを輸送する巨大母艦「バトルシャーク」の登場など、後のメカによるスーパー戦隊シリーズにおける基本的なフォーマットは本作品において確立された。

このコンビネーション・システムと呼ばれる巨大ロボットと巨大母艦の組み合わせは当時、トミーから発売され好調だった『恐竜探険隊ボーンフリー』の「ボーンフリー合体セット」に対抗して発案されたものである。

『バトルフィーバーJ』(1979年)

バトルフィーバー隊各員は「ジェットオン!」の掛け声とともにジャンプして腰のバックルに相当する入口から乗り込み、頭部の中にある操縦席へと移動する。

基本は5人全員で操縦するが、緊急時(敵ロボットとの二面作戦対策)はメイン操縦者のジャパンのみでも操縦可能。

また当初は操縦席にシートベルトが存在しなかったため、バトルフィーバーロボが大きな衝撃を受けて転倒したような場合には、搭乗中のメンバーが操縦席から投げ出される描写があった。

第11話から4点式シートベルトが装備されるようになったが、第13話のように2点式シートベルトとして利用する描写も存在している。

バトルフィーバーロボの頭部の中にある操縦席

倉間鉄山将軍の指揮の下、バトルフィーバー隊のために建造されたISO合金製の巨大ロボット。1話からストーリー中で語られ登場していたものの、実戦投入は5話からとなった。

上半身は日本の鎧武者、下半身は西洋の鎧騎士をモチーフとし、赤と黒をベースに、黄色をアクセントとした配色が施された、重厚な意匠が特徴。当時はメイン商品として「DXバトルシャーク」が位置づけられ、ロボはその付属アイテムとして考えられていたことから変形や合体などの機構は内蔵されておらず、デザイン面においてはシリーズ中でも特にシンプルかつスマートなものに仕上げられている。

バトルフィーバーロボ スーパー戦隊シリーズにおいて最初に登場した巨大ロボットである。このバトルフィーバーロボの玩具が商業的成功を収めたことが、以降のシリーズ後継作でも様々な巨大ロボットが登場するきっかけの1つとなった。

必殺技は、電光剣を回転させて宇宙エネルギーを集めて上段から敵を一刀両断にする「電光剣・唐竹割り」

バトルフィーバーロボの「電光剣・唐竹割り」

バトルフィーバーロボの超合金での商品名は「バトルフィーバー」。

「DXバトルシャーク」と超合金「バトルフィーバー」のセット

ロボット(アンドロイド等)ではなく巨大サイボーグ

スペクトルマン(1971年) ネビュラ人のサイボーグ・エージェント。巨大ヒーローとして最弱の部類。どの話でも一度はやられてしまう程、かなり弱い。

『スペクトルマン』は、1971年(昭和46年)1月2日から1972年(昭和47年)3月25日にかけてフジテレビで土曜日19:00-19:30に全63話が放送された、ピー・プロダクションが企画、制作した特撮ヒーロー番組の題名。およびその番組に登場するヒーローの名称。

番組開始当初の題名は悪役を冠にした『宇宙猿人ゴリ』であったが、その後『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』を経て、最終的に『スペクトルマン』へと改題された。第二次怪獣ブーム(または「変身ブーム」)の先駆けでもある。

宇宙からの侵略者「宇宙猿人ゴリ」の送り出す怪獣対ネヴュラの星のヒーロー・スペクトルマンの戦いを描く。
怪獣に対して主人公が変身して戦うことは他の特撮テレビ番組と同じだが、当初は悪役が主役、正義のヒーローが脇役という逆転の演出となっていた。

また、スペクトルマンがネビュラ71遊星の指令により常にその行動を管理されていて、その指令がないとスペクトルマンに変身できず、地球防衛のためとはいえ非情な命令を下されて苦悩したり、さらに無敵のヒーローではなく強敵怪獣に圧倒されて敗北することも少なくないなど、独自の作品世界を決定付ける新機軸が盛り込まれていた。

スペクトルマン(1971年)

非常に官僚的な変身システムになっている。

ネビュラ遊星に変身許可を申請する。ネビュラ遊星に断られて、変身できないこともある。

蒲生譲二「ネビュラ71、スペクトルマンへの変身願います」

地球人にとっては「スペクトルマン」とは、一貫してあくまでも変身体のことを指すが、ネビュラ71にとっては変身体も蒲生譲二の状態も一貫して「スペクトルマン」であり、常にそう呼ばれる。

ネビュラ71「了解・・・スペクトルマンに告ぐ・・・スペクトルマン変身せよ」

この変身は、蒲生の身体自体の変形ではなく、ネビュラ遊星の承認を受け、遊星から照射された光線を浴びることにより転送されたマスクやスーツ等の装備に、蒲生の全身が包まれ装着・変身するというものである。

宇宙刑事ギャバンなどの装着に近い。

ネビュラ71からの変身光線を浴びて変身が実行される。

変身時にアニメ画面になる・・・変身後、実写に戻る。

スペクトルマンに変身完了

格闘戦で苦戦すると、苦し紛れに大木やパイプラインなどを拾い上げ、武器として振り回して使用することが多々ある。

さすが70年代です・・・

スペクトルフラッシュは、すぐに発射されない・・・

最大威力で発射すると力尽き倒れ果ててしまうため、「失敗すれば命はない」とネビュラより宣告されるほどである。

放送当時の雑誌の記事には一発で全エネルギーの90%を消耗すると紹介されている。番組後半では作風が変わったせいか、フラッシュを放った後でも力尽きて倒れなかったり、連発したりもしている。

スペクトルフラッシュの構えに入ってから発射するまでの時間が2.5秒もかかる・・・

最終話になる第63話で、スペクトルマンに腹心ラーをやられたゴリは、全てに絶望して崖から飛び降りて自殺してしまいます・・・特撮ヒーローっぽくない最終回です・・・さすが70年代です。

スペクトルマンがゴリに自殺を思いとどめさせようと説得しても駄目でした・・・

地球を狙う天才科学者宇宙人「ゴリ」と、その部下で頭の悪い「ラー」。二人の信頼関係は深い。

アイアンキング(1972年) 最弱なヒーロー。全26話のうち、「アイアンキング」が敵を倒したのは、たったの4回。

『アイアンキング』は、1972年(昭和47年)10月8日から1973年(昭和48年)4月8日まで毎週日曜日19:00 - 19:30に、TBS系で放送された宣弘社製作の特撮テレビ番組(全26話)、および作品中に登場する変身ヒーローの名称である。1958年(昭和33年)2月から1974年(昭和49年)3月まで、TBS・日曜の武田薬品工業1社提供枠(『タケダアワー』)17作目にあたる。

静弦太郎(しずか げんたろう)
この物語の主人公。設定年齢23歳。国家警備機構の「密使」と呼ばれる凄腕のエージェントで、黒のテンガロン・ハットにウエスタン風の服装がトレードマーク。アイアンベルトという鞭や剣のように変形する武器を駆使して、たとえ巨大なロボット相手でも臆することなく立ち向かい、その抜群の運動能力で巨大怪獣やロボットを倒す実力がある。

普段は陽気で人懐こく美人に弱い若者だが、「日本転覆をたくらんでいる組織の壊滅」という任務のためには、内心では葛藤しつつも露悪的に振舞ったり、時に非情な判断も辞さない。それは周りを利用したり切り捨てるだけでなく、時には自分の生命をも顧みない。同時に有事の際に個人的心情を優先したり、現実から目を逸らしたきれいごと、非合理的な行為には嫌悪感を見せている。

アイアンキングについての情報は与えられていたが、最終回までは相棒の五郎がそのアイアンキングだとは想像もしていなかった。全話を通じてギターをつま弾きながら歌うシーンがたびたびあり、童謡や歌謡曲などバリエーションに富んでいた。
設定では、津島研究所の前に捨てられていた孤児であり、置手紙によると父の名は弦之助、母の名は小枝という。

霧島五郎(きりしま ごろう)
国家警備機構の一員で、登山家風の格好をしたサングラス着用の青年。設定年齢28歳。弦太郎を身近でサポートするべく派遣された。劇中では語られていないが、設定では「登山中の落雷事故で死亡したが、津島博士によってアイアンキングに変身する能力を与えられて蘇生した」とされており、当時の小学館の学年別学習雑誌の記事など、掲載誌で解説されていた。

弦太郎とは対照的にドジで間抜けな三枚目だが妙に馬が合い、弦太郎のことを「弦の字」の愛称で呼ぶ。初期では敵に囲まれてもほとんど活躍しなかったが、段々と戦う場面も増え、道中で迫り来る敵組織の軍勢を前に、二人で掛合い話を繰り広げつつ丁々発止で切り結ぶ様子が散見された。しかし、たまにドジを踏んで弦太郎を困らせることもある。人情家でお人好しのため弦太郎の非情すぎる判断を躊躇なく非難することもあるが、その判断で敬遠された彼をフォローすることもあり、彼の心中を察していないわけではない。

弦太郎はもちろん、国家警備機構の関係者でも五郎がアイアンキングであることを知る者は少ない。ただし、弦太郎の前で時折自分がアイアンキングだと示唆する言葉はこぼしている。アイアンキングから五郎の姿に戻った際には、ことあるごとにエネルギー源の水をガブガブ飲んでいる。第4話ではジュースやコーラ、第19話では雪を、第20話では水を飲む代わりにツララをしゃぶっており、水分であれば水そのものでなくてもエネルギー源となる。但し第3話では海水を飲んでしまい「海水飲んだら喉が痛いよ~」とのたうち回っていたので、生命には異常は無いにしても海水によるエネルギー補給は禁忌のようである。
不知火一族を一撃で消滅させ、怪ロボットの足止めができるほど強力な光線銃を所持しているが、使うことは少ない(生命の危機となる大ピンチでも使わないことがある)。

アイアンキング(1972年)

アイアンキングは国際警備機構の津島博士が製作した巨大戦闘用サイボーグ。

登山中の落雷事故で落命し、変身用システムを組み込まれて蘇生した霧島五郎(サイボーグ)が変身する。身長45メートル、体重55万トン。

アイアンキングは水をエネルギー源としており、活動時間はわずか1分。

エネルギーの消費具合は胸と首筋と額に輝くカラータイマー状の発光器官がひとつずつ消えてゆく様子で確認できる。具体的には活動を開始してから30秒で胸のアイアンスター、50秒で首筋のキングスター、1分を過ぎると額のアイアントップが点灯し始める。

アイアントップが消灯する(=エネルギーを使い果たす)と強制的に五郎の姿に戻ってしまう。

この「1分間」のタイムリミットが語られるのは不知火一族編のみであり、中盤以降は「アイアンキングの体の水分が無くなるまで」とされている。最終回前後編では、タイタニアンに操られたアイアンキングが、かなり長時間活動している。

霧島五郎(きりしま ごろう)がアイアンキングに変身する。活動時間はわずか1分(アイアンキングの体の水分が無くなるまで)。

アイアンキングが敵を倒すのではなく、主人公の人間である静弦太郎(しずか げんたろう)が敵を倒すことが多い。

最弱の巨大ヒーロー「アイアンキング」

いじけてしまう五郎・・・

霧島五郎「俺なんか行ったって助けられないよ・・・」

なんと全26話のうち、「アイアンキング」が敵を倒したのは、たったの4回だけ。

巨大なやられサイボーグのアイアンキング

アイアンベルトという鞭や剣のように変形する武器を駆使して、たとえ巨大なロボット相手でも臆することなく立ち向かい、その抜群の運動能力で巨大怪獣やロボットを倒す実力がある。

人間として最強の「静弦太郎」がアイアンベルトを使って敵を倒す

恐竜大戦争アイゼンボーグ(1977年) 戦闘巨人「アイゼンボー」

『恐竜大戦争アイゼンボーグ』(きょうりゅうだいせんそうアイゼンボーグ)は、1977年10月7日から1978年6月30日まで東京12チャンネル(現:テレビ東京)系列で毎週金曜19:30 - 20:00に放送されていた特撮・アニメ番組である。円谷プロダクション制作。全39話。

1986年、七千万年前に絶滅したはずの恐竜たちが、超能力を持って蘇り人類に宣戦を布告した。事故で重傷を負いサイボーグとなった立花愛と善の兄妹は、地球上のあらゆる生物による攻撃から人類を守るプロジェクトチーム・D戦隊の仲間たちとともに戦闘マシンを駆って恐竜軍団に立ち向かう。やがて戦いは新たな敵、恐竜魔王ゴッテスや戦闘巨人アイゼンボーの参戦で、より激化することとなった。

恐竜大戦争アイゼンボーグ(1977年) 戦闘巨人「アイゼンボー」

立花善は愛とクロスすることによってアイゼンボーグマンになる。
立花愛は善とクロスすることによってアイゼンボーグ号の制御回路になる。

アイゼンボーグマン

アイゼンボーグマンとなった善が「ボー・チェンジ」の掛け声でアイゼンボーグ号の制御回路になった愛と再度合体

アイゼンボーグマン・アイゼンボーグ号からアイゼンボーへの変身

アイゼンボーグマン・アイゼンボーグ号からアイゼンボーへの変身

額部分にカラーチェッカーと化したアイゼンボーグ号を装着

第19話で重傷を負った愛を手術した際に高圧電流を受けたことが原因で愛が超能力を得たため巨大化が可能になったと第20話のナレーションでは語られている。

サイボーグである立花愛が巨大化するので、アイゼンボーはロボット(=アンドロイド)ではなく、巨大サイボーグであろうという解釈です。

恐竜大戦争アイゼンボーグ(1977年) 戦闘巨人「アイゼンボー」

アイゼンボーグマンとなった善が「ボー・チェンジ」の掛け声でアイゼンボーグ号の制御回路になった愛と再度合体、巨大化し、額部分にカラーチェッカーと化したアイゼンボーグ号を装着した正義の超戦闘巨人。

第20話で恐竜魔王ゴッテスが最初に送り込んだケラトサウルス型怪獣ギラーとの戦いで絶体絶命のピンチになったアイゼンボーグマンが「死ぬなら(妹と)一緒に」と制御回路に飛び込んだところ突然出現。

飛行能力を持ち、宇宙も飛行可能。アイゼンボーグ号から変身する関係上、活動時間は2分20秒に縮まっており、タイムリミットが近くなると額のアイゼンボーグ号が点滅を始め、時間切れになると大爆発を起こしてしまう。

アニメから実写に変わるという、特異な変身構図を持っており、アイゼンボーグマンと比較すると、アニメと実写という相違を除けば、顔を覆うマスク以外に際立った変更点はない。

アイゼンボー

初登場時(20話)と26話と31話で、それぞれギラーとゾビーとボロロを倒している。

アイアンフックカッター 右手をローリングカッターに変形させた武器。

恐竜帝王ウルル
身長60メートル
体重4万トン
恐竜軍団のボスである巨大なティラノサウルス。IQ300の頭脳と超能力を持つ。目から出す赤い光線は恐竜たちに動物を操る能力を与える。口から炎と電撃を放つ。恐竜たちを操って帝国を築き、人類を攻撃してきた。

19話で度重なる失敗でゴッテスの怒りを買い、直々に戦いを挑むよう命じられD戦隊と戦うも、アイゼンボーグ号のアイゼンクロスカッターで首を斬られ戦死、その後ゴッテスの部下にすぎなかったことが判明した。口から二手に分かれる破壊光線を放ち、アイゼンボーグ号を爆発寸前に追い込む。その際、ピンク・レディーの「UFO」をBGMに踊りだした。

恐竜帝王ウルル

恐竜魔王ゴッテス
身長2-50メートル
体重100キログラム-3万トン
19話から登場。帝王ウルルの陰で暗躍していたガザリヤ星人の侵略者。帝王ウルルの度重なる失敗に業を煮やし、直々に戦いを挑むよう命じる。帝王ウルルが倒された後、D戦隊に宣戦布告し、帝王ウルルは自身の部下にすぎないことを明かした。帝王ウルルの死後は恐竜を怪獣に改造し、手に持った鞭で暴れさせた。胸のペンダントがある限り、何度倒されても復活できる。最終話で、スペリオ星人ムサシにペンダントの表面を覆い隠され、復活できぬままアイゼンボービッグファイヤーを受けて爆死した。

恐竜魔王ゴッテス

魔女ゾビーナ
身長2.2-52メートル
体重90キログラム-2万8千トン
26話から登場したゴッテスの仲間のガザリヤ星人。女性ながら暗黒星雲でも名うての恐竜調教師であり、ゴッテスの婚約者を自称。ゴッテスをはるかに上回る冷酷非道な性格を持つ。調教には鞭と液化毒ガスを使用する。地球の女性の生活に興味を持ち、デパートのショーウィンドウを覗いて見た服を参考にして専用の機械でドレスを作ったり、地球のダンスを覚えた事もあった。等身大となって、映画撮影所を訪れたD戦隊を葬ろうとしたこともある。38話で自ら巨大化、シーザラスを使ってアイゼンボーを氷漬けにして苦しめるも失敗。必殺剣で胸を貫かれて倒された。

魔女ゾビーナ

アイゼンボー・ビッグファイヤー
唯一の光線技。両手を胸の前で水平に構えた後、右手を振り上げてから、右手を前に突き出して放つ。最終話で使用され、ゴッテスを倒した。

アイゼンボー・ビッグファイヤー

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