「その当時(小学生時代)は、プロレスは日テレ系と テレ朝系のどっちを見てたとかありますか?」
編集長がここに来て、まさかのブッコミ質問をしてしまった。
答えられるわけないんじゃないかと編集部一同が思っていたが、意外とあっさり答えてしまう 丸藤選手。
(丸藤選手)
「どっちも好きでしたけど、入りは、日テレ系でしたね。
日テレと言うか、テレビ埼玉で2週間遅れくらいで放映してたのを見てました。」
「福澤さんと若林さんが実況アナウンサーの時代に見てましたね。 もう三沢さんとか四天王の時代でした。」
(編集部)
「まさに四天王プロレスが丸藤選手の心にジャストミートしていたわけですね! 他にレスラーで丸藤選手が好きだった選手とかいましたか?」
「獣神ライガー選手が好きでしたね。獣神サンダーライガーvo.1、vo.2とVHSで持ってましたよ!!」
(編集部)
「獣神サンダーライガー選手と対戦した時はどんな気分になったんですか?」 (丸藤選手)
「憧れていた選手とコーナーで対峙したときには、不思議な感覚でしたね。 あ、この人テレビで見てたとか思ったりもしてましたね。」
憧れの選手を前にリング上で一瞬ファン心理に戻ってしまう丸藤選手を思うと、プロレスファンには堪らないシチュエーションである。
改めて丸藤選手vs獣神サンダーライガー戦を見返してみようと思った編集部一同。
と、プロレスの話が熱くなりすぎてミドルエッジな話を聞くのを忘れてしまっている編集部一同。
ここで話題は再び、丸藤選手が過ごした少年時代の日常風景へ。
「丸藤選手は、ジャンプとか毎週読んでましたか?」 (丸藤選手)
「毎週読んでましたね。丸藤家は父がジャンプを 仕事帰りに買ってきてくれてたんです。男4人兄弟なんで、ジャンケンして勝った人から 順番に読んでいくルールでした。」
編集部貢物No.2 1986年のジャンプ
お父さんが毎週ジャンプを買ってきていたなんて、これはレアな情報をゲット。
男ばかりの4人兄弟だと読む順番で喧嘩になりそうなのに、ジャンケンで勝った順というルールがあるなんて感動エピソード。
「父は、新橋の駅前で早売りのジャンプを買って来てましたね。」
(編集部)
「ありましたね、どこどこの売店はジャンプが早売りしているとか。 他の人より読むのがちょっと早いだけでクラスの人気者ポジションだったりしましたね。」
日本全国どこにでもあったのだろうか、このジャンプ早売りエピソード。
早い人だと金曜日くらいにゲットしていたりして、お店に突撃している小学生とか迷惑だったことだろう。
「丸藤選手がジャンプで好きだったマンガはありますか?」
(丸藤選手)
「この頃のジャンプは今で言う神マンガばっかりでしたね。 ドラゴンボールとか全部好きでしたけど、やっぱりキン肉マンですかね。」
少年ジャンプ 1986年6号の巻頭カラーはキン肉マン
「やっぱりキン肉マンですよね!」
(丸藤選手)
「プロレスラー15周年記念興行のときに、ゆでたまご先生に 書いてもらった僕自身のイラストはプロレスやってて良かったと思いましたね。」
丸藤正道デビュー15周年記念大会 対戦カード決定記者会見
「Summer Navig.2013」8月24日(土)後楽園ホール大会 丸藤正道デビュー15周年記念大会 対戦カード決定記者会見
丸藤naomichi marufuji(@noah_maru_fuji)さん | Twitter
(編集部)
「丸藤選手が好きな超人とかっていますか?」
(丸藤選手)
「結構、地味な選手が好きなんですよね。 一番好きなのは、キャノンボーラーですね。」
(編集部)
「キャ、キャ、キャノンボーラー??」
(丸藤選手)
「ビッグボディチームのキャノンボーラーです。」
こんなにマニアックな超人をチョイスするとは思ってもいなかったため、キャノンボーラーが咄嗟に頭に浮かぶ人間が少なく話を繋げるのに一苦労。
うっすらビッグボディチームを思い出してみるがペンチマン、レオパルドン(ある意味有名)までしか出てこなかった。
編集部貢物No.2 1986年のジャンプを熟読する丸藤選手