アナーキー・イン・ザ・U.K.(Anarchy in the U.K.)
アナーキー・イン・ザ・U.K.
BBC制作による音楽ドキュメンタリー
意外というかなんというか…社会に背を向けた過激な態度というのは、彼らの本心だったかもしれないけど、マルコム・マクラーレンの「調教」(なんという言葉!)のためでもあったのですね。
「嫌われろ!」と言われていたわけですが、結果的に、大人には嫌われたかもしれないのですが、若者は大いに、ピストルズを受け入れ、ほとんど崇拝していた…と言っていいほどでしょう。
(それもマルコムの計算の内だったのでしょうか?)
この曲、好きです! 曲調がポップというかパンクというか(なんと言えばいいのかな?)とにかく好きですね! 何故か動画(MV)では、ジョニー・ロットンがドラムの後ろで歌うというのも、おもしろいです。
この曲が聴きたいがためにアルバム買いました。つい口ずさみたくなるような曲ばかりですが、歌詞は過激なのですね。
ちなみに、テレビでは放送禁止用語だったようで、この曲を出した後にレコード会社(EMI)から契約を破棄されたようです。当時としては、あまりにも「突出していた」バンドだったのでしょう。
ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン(God Save the Queen)
「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」
イギリス国歌と同名異曲だが、グレン・マトロックによれば、この曲が1976年に作られた当時は「ノー・フューチャー」と呼ばれていたという。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%83%BB%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%B3_(%E3%82%BB%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%81%AE%E6%9B%B2)Wikipedia
今度は女王陛下に…!
シド・ヴィシャス
この当時、私は子供だったので後で思ったことですが、
「この時代のイギリスって、そんなに低迷、最悪の状態、ダメダメな状態だったんだな…」
とセックス・ピストルズの曲で知ったように思います。
メディアやレコード会社からは嫌われていたかもしれないけど(レコード・セールスはいいのにね)、歌詞は吐き捨てるような放送禁止用語だらけだったかもしれないけども、これが当時のイギリスで生活する若者たちの「本音」だったのかも…。
セックス・ピストルズ ライヴ