ツインファミコンはファミコン+ディスクシステムの一体型マシン!
ツインファミコンは、1986年にシャープからリリースされたファミリーコンピュータ互換機。
1983年に任天堂が発売したオリジナルのファミリーコンピュータ本体と1986年に発売したディスクシステムの機能を兼ね備え、ロムカセットとディスクカードの両方のゲームをプレイすることができる互換機でした。
”New Life♪ Sharp♪”のキャッチも懐かしいツインファミコンのCM
子供たちに大人気の高橋名人が起用されていました。
ちなみに1986年時点で、すでにファミコンの国内累計出荷台数は約1,000万台に到達しようとしていました。
1983年の登場以来、物凄い勢いで日本全国に広まっていたのです。

子供のころは、なんでも新しいものに憧れたものです
果たしてここから新たにツインファミコンを購入したご家庭がどの程度いたのでしょうか。
私の周りでは一人、セガユーザーだった友達がツインファミコンを購入していました。
まるでマイナーチームの選手が巨人に移籍したかのような、注目のされようだったことを憶えています。
ツインファミコンは前期型、後期型の各2色がリリースされました

前期型(黒)

前期型(赤)
後期型ではコントローラに連射機能も搭載されました!

後期型(黒)

後期型(赤)
そんなツインファミコン、気になった2つの「>」
ひとつめの「>」は価格

ファミリーコンピュータ本体=14,800円

ディスクシステム本体=15,000円

ファミコン+ディスクシステム=29,800円

ツインファミコン=32,000円
2つ目の「>」は大きさ

「ツインファミコン」>「ファミコン+ディスクシステム」
大きさは外装から分かりませんが2,200円の価格差は明らか
「ツインファミコン」買ってあげるくらいなら「ファミコン本体+ディスクシステム」買ってあげる。
という判断をされた親御さんも多かったことでしょう。
もちろんツインファミコンならではのメリットもあります

シャープの面目躍如、といったところでしょうか
とはいえ、ここにこだわる人はそんなにいなかったかもしれませんね。
翌年のPCエンジン登場など次世代ゲーム機への移行が進む中で、あまり活躍は出来なかった機種だったのかもしれません。
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