BASTARD!! -暗黒の破壊神-
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連載された雑誌
1987年 週刊少年ジャンプ本誌にて『WIZARD!!〜爆炎の征服者〜』が読みきりとして掲載
1988年 週刊少年ジャンプ本誌にて「闇の反逆軍団編」連載及びコミックス刊行開始。
1989年 週刊少年ジャンプ本誌での連載が「地獄の鎮魂歌編」途中で中断。
1990年 週刊少年ジャンプ増刊(季刊)にて「地獄の鎮魂歌編」から再開。
1996年 週刊少年ジャンプ増刊(季刊)での連載が「罪と罰編」途中で中断[1]。
1997年 週刊少年ジャンプ本誌にて「背徳の掟編」連載開始[2][3]。
2000年 週刊少年ジャンプ本誌での連載が「背徳の掟編」途中で中断。旧来の単行本と併行して完全版刊行開始。
2001年 ウルトラジャンプで不定期連載ながらも「背徳の掟編」再開。
2008年 ウルトラジャンプにて「背徳の掟編」終了。
2009年 ウルトラジャンプにて「罪と罰編」が「魔力の刻印篇」として再開。
破壊神 アンスラサクス
バスタードの世界観
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登場人物
ダーク・シュナイダー(D.S)
ダーク・シュナイダー(D.S)
400年以上を生きる伝説の魔導師。自称「超絶美形魔法使い」(「超絶美形主人公」とも)。作中では、D・Sと略して表記される。ただし、ティア・ノート・ヨーコは彼と肉体を共有する少年の名前「ルーシェ」で呼んでおり、育ての娘であり恋人であるアーシェス・ネイは「ダーシュ」という愛称で呼ぶ。
筋肉質で大柄(192cm、96kg)であるが、引き締まった細身のスタイル。なお、自分よりも背の高い相手がキライ。
性格は傲岸不遜、傍若無人な自信家。自分が常にナンバー1であり、他人に服従する事や行動の自由を奪われる事を激しく嫌う。しかし、それに見合う実力を持っているのも事実である。強大な魔力・魔法を操り、どんな強敵とも苛烈に戦う。
ピカレスクヒーローとして描かれており、敵を討ち倒す際には情け容赦なく屠る。加えて残忍で好戦的といった性格がクローズアップされている。少年誌の主人公としては特殊な、殺戮や弱者をいたぶることを好む彼の出自は「悪漢」である。彼が転生した宿主のルーシェ・レンレンは純朴で温和な実年齢よりも幼い容姿の少年だが、ひとたび封印の魔法[3]を解かれると見る間に青年の姿となり、かつて「邪悪な魔法使い」「魔人」とも呼ばれたD・Sが出現する。
ティア・ノート・ヨーコ
本作のヒロイン。
メタ=リカーナの大神官ジオ・ノート・ソートの娘。初登場時は14歳。
ルーシェレンレンとは姉弟同然に育った。一人称は"ボク"。
勝気で気が短く、猥褻な行為や自らの倫理観に反する行為には容赦ない。しかしその反面、心情や立場を理解する心は人一倍強く、そこから来る包容力が一種のカリスマとなっている。「闇の反逆軍団編」では守られるだけの少女だったが、メタ=リカーナの崩壊後は積極的にクレリックとしての修行を積み、2年後には神官クラスに迫るレベルのハイ・プリーストとして、高位の防御魔法や治癒の術を使いこなせるようになった。ある程度の格闘術にも長けている。「方舟(KCG)」の戦いの衣装ではナックルを装備していた。
傍若無人なD・Sを言い聞かせることのできる人物であり、彼がスケベ心を発揮した時には遠慮することなくどつき回す他、アーシェス・ネイとの戦いで一度死亡したD・Sの顔に往復ビンタを喰らわせて叩き起こした(復活させた)こともある。
母はジオと同じく先の魔操兵戦争の五英雄の一人で、「辺境の黒き魔女」と呼ばれた魔導士シリン・テンペスト。
ルーシェ・レンレン(ルシフェル)
大戦で敗れ死亡したD・Sが、戦災孤児の赤ん坊に宿り転生した先の少年。ヨーコと同い年だが、大変な童顔。大神官に発見され、美と愛の女神イーノ・マータ(由来はイラストレーターのいのまたむつみ)の力により魂を封印された。封印の解除には呪文と処女の接吻が必要となる。小心者で泣き虫だが明るく天然ボケな性格。趣味は洗濯で、OVA版ではケビダブが迫っているにもかかわらず、ヨーコのパンツを大量に洗っていた、ある意味で肝の据わった性格。ルーシェ自身は普通の少年であるはずだが、D・Sとアーシェス・ネイの戦いの最中、突如D・Sの前に幻影で現れ、普段とは別人のような口調でネイがアキューズドによって苦しんでいることを伝えるなど謎が多かった。
その正体は、かつて神に反乱して地獄に封じられているはずの堕天使ルシフェルで、サタンと同一人物。「方舟(KCG)」で封印空間に落とされたD・Sと分離して星幽体で出現し、ヨーコたちの危機を救う。だが主物質界で星幽体のまま行動することは莫大なエネルギーを失うことにつながり、D・Sの復活方法とヨーコへの愛を伝えると消滅した。名前の由来は元ラットのフォアン・クルーシェ。
四天王
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カル=ス
冷却系の呪文を得意とする魔法使い。魔力の高い父親の影響で異常なまでに高い魔力キャパシティを持つ。その影響で老化がほとんど止まっているため、外見は20歳前後だが、推定年齢120歳。約100年前に反逆した当時の四天王ガイン・エスペランザに代わり四天王の一人になった。現在の四天王の中ではもっとも長く四天王の座についている。冷静な性格で、暴走しがちなD・Sの抑え役だった(しかし抑えられないことがほとんどであった)。
魔人である父親の来歴のために幼少時には母子共に周囲から排斥され、更には侮辱による怒りで制御出来なくなった力が同年代の子供を一瞬で消滅させたため、激怒した周囲の手で洞窟に閉じ込められてしまう。挙句、周囲からの糾弾と苦悩に押し潰れされてしまった母親が自分を殺害しようとした怒りと絶望から暴走した魔力で逆に母親を殺したため、それが強烈なトラウマとなっており、破壊神にはそこにつけ込まれて操られることになった。このトラウマに起因し、女嫌いでもある。
後に中央メタリオン4王国を征服、「氷の至高王(ハイ=キング)」と呼ばれることとなる。切った相手を凍り付かせる氷の魔剣「アイス・ファルシオン」の所有者(これは母親の一族に伝えられていた剣で、その長が「戦士の掟」の名目で母親にカル=ス処刑を命じ、手渡したもの)。
アーシェス・ネイ
雷撃系の呪文を得意とする魔法戦士。「雷帝」の異名を持つ。雷獣ヌエが宿り、剣から発せられる強力な雷撃が、山をも断つと言われ恐れられている魔剣「雷神剣(ライトニング・ソード)」の所有者。ダークエルフと人間の間に生まれたハーフエルフであるため寿命が長く見た目は20歳前後だが、100年以上生きている。ハーフエルフという特異な存在のため、一族に疎まれ棄てられた。D・Sの気紛れから拾われて育てられ、養女かつ愛人となる。約50年前に四天王の一角になる。D・Sのことを「ダーシュ」と呼んでいる。
名前の「ネイ」は、「ネイ=誰でもない(人間でもダークエルフでもない)」と言う意味で、親から皮肉を込めてつけられた名前である。「アーシェス」の名はD・Sが与えたもので、彼以外には呼ばせない。
「背徳の掟編 最終節」ではカルに同行し、巨人族の聖地へ向かっている。
名前の由来はアースシェイカー。
ニンジャマスター・ガラ
現在の四天王において、最も後期に加わった男。忍者とは思えないほど大柄で屈強な肉体を誇り、正面から堂々と戦うことを好む。ただし、ラーズ曰くそのスタイルは「忍術混じりの邪剣」とのこと。年齢は40歳前であり(計算上ラーズの一歳下となる)、ニンジャマスターを襲名したのは14〜15歳の頃である。
また、かなりのスケベ親父で敵対してた時はD.S.の封印の秘密を喋らないヨーコに対して拷問とは名ばかりのスケベなイタズラを敢行する。ヨーコの寝間着の前垂れを捲り上げ下着を見ようとしたり、さらに根城のニンジャ砦にヨーコを誘拐し鎖で身動きを取れないようにした上で、服だけを溶かすスライムをけしかけ全裸にし、ルーシェすら見たことが無いヨーコの裸をニンジャ達と共にじっくりたっぷりすみずみまで観賞しヨーコを辱める。そしてD.S.と戦った時は動揺させる為にヨーコにした事を事実と嘘を混ぜて語り挑発し、台詞の後半は伏字ばかりの荒い表現になっていた。D・Sとはしばしば悪態を吐き合うが、本心では親しみを覚えている様子。
アビゲイル
「冥界の預言者」と呼ばれる暗黒の僧侶(クレリック)。約100年前に死亡したイーカル・モンローに変わって四天王になった(ただし、そのあたりのことは描かれていない)。D・Sに匹敵する年月を生きている。彼にもまた秘密が隠されており、彼がD・Sにつき従っていたのにはある理由があった。破壊神に最初に精神を支配され、その復活に手を貸してしまうが、メタ=リカーナでD・Sと戦ったことで破壊神の呪縛から解放され、「方舟(KCG)」で四天王の立場に戻り、以後D・Sの参謀役として復活する。しかしD・Sが封印空間に落とされたため、天使達の猛攻の中、ルーシェの言葉に従いKCGの霊子動力炉を使いD・Sを復活させようとする。
破壊神に操られている間は沈着冷静にも見えたが、実は意外とコミカルな性格であることが後に判明。
このキャラクターの容姿や初期の表現技法については、映画や舞台で嶋田久作が演じた『帝都物語』の魔人・加藤保憲の影響が色濃い。また作者によって明かされているもう一人のモデルは『スタートレック』のMr.スポックである。
名前の由来はキング・ダイアモンドのアルバム『アビゲイル』。
鬼道三人衆
「雷帝」アーシェス・ネイに仕える魔道衆。「血よりも濃い絆」で結ばれているという
シーン・ハリ
呪符(フダ)使い。呪文の他にさまざまな呪符を使って戦う。ネイの命によりD・Sへの刺客として登場、女好きの性質を利用して油断させ、蜘蛛の呪符を使って殺そうとした。しかし彼の優しさに触れて戦いを放棄する。その後はD・Sと関係を持とうとしたが、耳朶を噛まれただけで失神してしまったため、以降D・Sから「処女」と呼ばれる(名前を呼んでもらえない)。
カイ・ハーン
魔術と剣技の双方に優れる女戦士。一人称は"俺"。性格的には謹厳実直で、後に仲間となる侍たちともウマが合う様子。D・Sに敗北、性的に弄ばれるも、彼に籠絡されてしまう。彼やネイ、ヨーコらとの関係に悩むことになる。
名前の由来は元ハロウィン、現ガンマ・レイのカイ・ハンセン。
ダイ=アモン
吸血鬼。他の吸血鬼に血を吸われて変異したものではなく、自ら変化し吸血鬼となった最も強力な不死者の一つである「真祖」となった存在である。吸血鬼の伝統にそい「伯爵」を自称する。容姿としては顔面に隈取状の模様を持つ筋肉質な大男で、性格は自らを美しいと広言するナルシスト。言動がいちいち大仰で芝居がかっている。
当初はD・Sへの刺客として登場するも、ネイやカル=スをも凌ぐ存在となる野心を抱いており、シーン・ハリやカイ・ハーンとも対立した。しかしD・Sに敗れ、絶対服従の呪いをかけられる。以後は忠誠を誓い、「地獄の鎮魂歌編」にてD・Sのためにカル=ス抹殺の行動に出た。満月の夜であったため数人の魔戦将軍をものともしなかったが、カル=スにより返り討ちにあっている。
呪文
主命を受諾せよ-アクセプト-
青爪邪核呪詛-アキューズド-
魔弓閃光矢-レイ・ボウ-
七鍵守護神-ハーロ・イーン -
皇龍破-マー・ノー・ウォー-
雷撃-バルヴォルト-
爆霊地獄-ベノン-
いかがでしたでしょうか?
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週間少年ジャンプ連載時にみられた締め切りに間に合わない感じ