1941

映画『1941』
1941 (映画) - Wikipedia
(あらすじ)
メインキャスト

フランク・トゥリーを演じるダン・エイクロイド

ワイルド・ビル・ケルソーを演じるジョン・ベルーシ

ウォード・ダグラスを演じるネッド・ビーティ

ルーミス・バークヘッドを演じるティム・マシスン

クロード・クラムを演じる マーレイ・ハミルトン

アキロー・ミタムラを演じる三船敏郎
ストーリー(ネタバレ)

1941年12月13日朝7時、北カリフォルニア海岸。ある女の子が車でやって来て、海岸に素裸で入って行った。

するとあたりが急に騒がしくなり突如潜望鏡が突き出した。そして何と日本海軍の潜水艦が浮上してきた。

羅針盤の故障で、司令官ミタムラ(三船敏郎)は進路を見失い、カリフォルニアの沖まで来てしまったのだ。目標はハリウッドのはずだった。

その混乱はカリフォルニアの住民にまたたく間に広がり、クリスマスの準備と平行して日本軍侵略の恐怖にヒステリー状態。

Pー40で飛び回るワイルド・ビル・ケルソー(ジョン・ベルーシ)は日本機を撃ち落とそうとして、間違って味方の最新鋭機を攻撃してしまった。

その新鋭機の司官、バークヘッド(ティム・マティソン)は、大の女好きで、司令官秘書とセックス飛行中だったところだ。

ケルソーの撃った弾が向かってきて怯える二人!

そのころ司令官は、緊急事態なのにハリウッドで陽気に「ダンボ」を観ている。
ダンボを見て、強面で知られる大佐の目から涙がポロリ。どうやら大佐、この映画を何度も見に来てはハンカチを涙で濡らしている模様。
http://kiyotayoki.exblog.jp/1871823/『1941』(1979 米) : 映画の心理プロファイル

そしてハリウッド大通りでは、慰問班のダンス・パーティが開かれており、可憐な女の子をめぐって大乱闘がおこっている。

これを鎮圧しようと現われたM3戦車のトゥリー軍曹(ダン・エイクロイド)が機銃連射で火に油を注ぐはめに。

太平洋遊園地のゴンドラから敵機を迎え撃とうとするクロード(マーレイ・ハミルトン)は、どういうわけかPー40を攻撃。Pー40はハリウッド大通りに不時着。

また、海岸沖に現われた潜水艦を撃沈させようと考えた民間人ダグラス(ネッド・ビーティ)は、逆に立派な家を壊滅させてしまう。

こうして、騒ぎは増しに増して、遂に収拾がつかなくなってしまった。果ては遊園地をハリウッドと勘違いした日本軍が、攻撃を開始するのだった。
映画は、かなりコメディタッチな内容になっています。
映画解説
スピルバーグ作品のパロディ満載
「ジョーズ」のパロディ・シーン
自動車でやってきた女性が素っ裸になり、海に飛び込んで泳ぎだすと、聞こえてくる聞きなれた音楽。ジョーズのあの音楽だ。
http://tuka2tt2222.at.webry.info/200812/article_2.html映画『1941』と三船敏郎 ねこのひげ/ウェブリブログ

この海に入った女性は、映画「ジョーズ」の冒頭で泳いでサメに食べられる役をしていました。
ちなみに他の映画で使われた場所も映画で登場します。
「激突」でも出てきたスタンドが登場

P40戦闘機がガソリンスタンドにガソリン補給へくるシーンに出てくる、このガソリンスタンドはスピルバーグ監督初作品の「激突」にも登場しています。
三船敏郎が日本軍の中佐役として参加?!
なぜ、「スターウォーズ」の出演は断ったのか?
実際、『1941』の出演を引き受けてみると・・・。
映画『1941』と三船敏郎 ねこのひげ/ウェブリブログ
三船敏郎は、撮影が始まってからコメディ映画だと知ったらしいです。
木を切ろうとしたらピンチに?!
映画では、ガソリンスタンドで燃料がこぼれ火がついたり、家が崖から落ちて崩壊したり、観覧車に日本軍の玉が見事に当たり海に落ちるなど色々とコメディー要素を含んだシーンが数々登場します。その中でホリス・P・ウッドが日本軍に拉致されるシーンを紹介します。

木こりのホリス・P・ウッド(スリム・ピケンズ)は、クリスマスのためにトラックで木を運んでいました。

そして、その途中で数本の木を発見し、斧で切ろうとします。

しかしその木は、実は日本軍が身を隠すために変装していました。

ホリス・P・ウッドは、日本軍に捕らわれてしまい、

その後、ひどい目に合わされます。
映画制作には、数多くの反対がありました。
映画 『1941(いちきゅうよんいち)』 スピルバーグ監督の壮大な失敗作 | ある偏狭な音楽的映画レビュー - 楽天ブログ
映画公開後、興行的にもそれまでの作品の中でもっとも成績の悪い結果になり、スピールバーグは「僕は、残りの人生をこの映画は僕の作品ではないと否定するために費やすだろう」と語っています。
映画主題歌
戦争ものとして観ると微妙ですが、コメディ映画として観るにはいい作品だと思います。