1980年代の『大映ドラマ』の最盛期(1983年~89年)第一弾4選:スクール☆ウォーズ・ヤヌスの鏡・スチュワーデス物語・少女に何が起ったか

1980年代の『大映ドラマ』の最盛期(1983年~89年)第一弾4選:スクール☆ウォーズ・ヤヌスの鏡・スチュワーデス物語・少女に何が起ったか

極端なキャラクター設定、時代錯誤的なくさい演技や名言のオンパレードの大映ドラマはまさに昭和ドラマの最高傑作です。その中でも特に人気のスクール☆ウォーズ・ヤヌスの鏡・スチュワーデス物語・少女に何が起ったかの4作品を振り返ってみましょう。


1980年代の『大映ドラマ』の最盛期(1983年~89年)第一弾4作品:スクール☆ウォーズ・ヤヌスの鏡・スチュワーデス物語・少女に何が起ったか

泣き虫先生「おまえら、悔しくないのかぁ~」(スクール☆ウォーズ)

極端なキャラクター設定の多重人格のヒロイン(ヤヌスの鏡)

特に1980年代に大映テレビが制作した実写ドラマは、当初から同業他社のプロダクションが制作する作品に比べて、以下のような特徴が際立っている。 主人公が、運命の悪戯に翻弄されながら幸運を手に入れる、いわゆる「シンデレラストーリー」。 衝撃的で急速な起伏を繰り返したり、荒唐無稽な展開。 「この物語は…」の台詞でオープニングに挿入され、ストーリーの最中では一見冷静な体裁をとりつつ、時に状況をややこしくするナレーション。 出生の秘密を持つキャラクターの存在。 感情表現が強烈で、大げさな台詞。 これらの独特な演出から、他の制作会社のドラマと区別する意味で「大映ドラマ」と呼ばれていた。大映ドラマには原作を持つ作品も多いが、いずれも原作をとどめない程改変されている。「不良少女とよばれて」の原作者である原笙子はドラマの内容を知って愕然とし、本編をまともに見ることが出来なかったというエピソードが残っている。 ドラマのキャラクターも、(1)少女あるいは青年女性を主人公にした作品が多かったり(例外:『スクール☆ウォーズ』)、(2)当初は不良で荒廃していたが、生来の力強さで成功・成長するキャラクターが特徴的である。 1980年代の「大映ドラマ」は、TBSとフジテレビの2局で大多数が放映され、芥川隆行がTBS系大映ドラマのナレーター、来宮良子がフジテレビ系大映ドラマのナレーターを務めた。当初はTBS火曜20時台のみが大映ドラマの枠であったが;最盛期の1984年になると、TBS火曜20時台、TBS土曜21時台、フジテレビ水曜20時台の、計3つが大映ドラマの枠になった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%98%A0%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93

大映テレビ - Wikipedia

「この薄汚いシンデレラめ!」(少女に何が起ったか)

「私はドジでのろまなカメです!」(スチュワーデス物語)

スクール☆ウォーズ(山下真司、岡田奈々)(TBS・1984年制作)

大映テレビの“スポ根ドラマ最高傑作”と言われる。

『スクール☆ウォーズ』(School Wars)は、1984年10月6日から1985年4月6日まで、大映テレビ制作・TBS系で毎週土曜日21:00~21:54に放送された学園ドラマである。正式名称は『スクール☆ウォーズ 〜泣き虫先生の7年戦争〜』。続編は『スクール・ウォーズ2』。

京都市立伏見工業高等学校ラグビー部とその監督で元日本代表フランカーの山口良治をモデルとして、作家・馬場信浩が執筆したフイクション『落ちこぼれ軍団の奇跡』を基に制作されたフィクションドラマである。

高校ラグビー界で全く無名の弱小チームが、ある一人の教師が赴任してから、わずか数年にして全国優勝を果たすまでの軌跡を描いた物語である。キャラクターは、(1)不良少年や落ちこぼれが何かを動機にして立ち直っていく姿、(2)出生の秘密や難病を持っているキャラクターに翻弄される生徒や教師、(3)教師が健全な生徒の育成に取り組もうと苦悩する姿を描いている。ドラマでは、実史で優勝までに要した7年ではなく、5年で全国制覇を成し遂げている。

「この物語は…」のナレーションで始まる、1980年代の大映ドラマを代表する作品の一つ。少女を主人公とした女性ドラマが多い大映ドラマの中で、本作は例外的で男性を主人公とした男性ドラマである。モデルとなった学校の所在地は京都市であるが、ドラマの舞台は神奈川県の「川浜市」(神奈川県で東京寄りの2市である川崎市と横浜市の頭文字を取っている)という架空の自治体になっている。制作会社であった大映テレビは当時、東京都府中市の中河原にスタジオを構えていたので、ロケは川崎市内に加えて府中市内と多摩市内が多かった。

テレビドラマの『スクール☆ウォーズ 〜泣き虫先生の7年戦争〜』は、1984年10月6日から1985年4月6日まで毎週土曜日21:00 - 21:54に放送された。主演は山下真司。なお、新聞のラテ欄では、「泣き虫先生の7年戦争」という副題は省略されている。
(出典:wikipedia/スクール☆ウォーズ)

スクール☆ウォーズ(山下真司、岡田奈々)(1984年制作)

滝沢 賢治(たきざわ けんじ)
演 - 山下真司
川浜高等学校体育教師で同校ラグビー部監督。東都体育大学2年生時からレギュラーに抜擢され大学ラグビー界で一世を風靡、その後もラグビーの全日本代表選手(ポジション:フランカー)として活躍するが、負傷のため引退。元々は教師を志望しており、引退後に川浜市教育委員会体育部に勤務をした後に、山城晋平の誘いで川浜高校に赴任した。

ラグビーを通じて荒廃した高校生たちを更生させようと奮闘する熱血教師。曲がった事が大嫌いな性格であり、熱血の余り、生徒に手を上げることも度々で、当時の感覚でも脈絡を考えずに体罰として問題にされることもある。その一方で非常に涙脆く、短絡的に容易な処分に走ろうとする姿勢を嫌っており、教え子のために涙をこぼすことも度々。座右の銘は「信は力なり」。

下田大三郎・夕子夫妻が営むラーメン屋「新楽」の常連客で、下田夫妻に悩みを相談する事も度々ある。家庭の仲が比較的良く、ラーメン屋夫妻に頭を下げる立場である点で、本作に後続して放送された『親子ゲーム』の早川巡査とは正反対の立場となる人物である。
名言は「ONE FOR ALL, ALL FOR ONE.(一人はみんなのために、みんなは一人のために)」で、これは現在でも様々な分野で結束を求めるキャッチフレーズとして使用されている。

]平尾誠二によれば、「all for one」の方のoneは、一人ではなく一つの目的、つまり「勝利」を指しているという。
名前の由来は滝沢馬琴と宮沢賢治から。ナレーションでは常に「賢治」と呼ばれる。

滝沢 賢治(たきざわ けんじ) 演 - 山下真司「ここは学校じゃない!戦場だ!!」

相模一高に109対0という屈辱の大敗を喫することで川浜高校ラグビー部は目覚める

「今、自分がやっている事をひたむきにやらないで、
この短い人生でいったい何が出来ると思ってるんだ!

よく考えてみろ、相手も同じ高校生だ。
同じ歳、同じ背丈、頭の中だってそう変わらんだろう。
それが何で109対0なんて差がつくんだ!

お前らゼロか、ゼロな人間なのか!
何をやるのもいい加減にして、一生ゼロのまんま終わるのか!
それでいいのか…!お前らそれでも男か!悔しくないのか!」

滝沢 賢治(たきざわ けんじ) 演 - 山下真司「お前らそれでも男か!悔しくないのか!」

森田 光男(もりた みつお)
演 - 宮田恭男
川浜高校ラグビー部員で、ポジションはフランカー。東都体育大学の四軍や、相模一高との練習試合でゴールキックを決めている。下田夕子の弟で、「新楽」に住む。富田圭子はガールフレンド。賢治赴任当時は2年生。平たく言うと「明るい弄られ屋」というキャラクター。当初は部内でも落ちこぼれで、先輩に反抗してしごきを受けるも、それも耐え抜き、賢治との出会いを機にラグビーに対する姿勢が変わった。しかし、学年末試験で致命的な落第点を取り、3年に進級できず留年。県大会にて相模一高に109-0で敗れ、賢治に叱咤された際、「悔しいです!」と叫んだことがラグビー部を奮起させる原動力となった。1年遅れで3年に進級後は主将を務めるが、県大会決勝で敗れ全国大会出場ならず。後輩が全国大会出場を果たしたら圭子と結婚することを決意。圭子と結婚するために1日も早く一人前の社会人になりたいと考えるようになり、卒業後は地元のホテルにフランス料理のコック見習いとして入社。
モデルとなった小畑道弘は建設会社を経営しており、母校である伏見工業高校のグラウンドの施工をした。また、少年ラグビーチームのヘッドコーチを務めている。

森田 光男(もりた みつお) 演 - 宮田恭男「悔しいです!」

富田 圭子(とみた けいこ)
演 - 伊藤かずえ
森田光男の恋人。ラグビーボールに形が似ているという理由でレモンが好き。光男とはラグビーの日本選手権会場(秩父宮)で出会う。実は名村謙三の娘(第四子)であり、複雑な家庭環境から自殺を考えていた。そして、その遺書の封書を光男に見られたことから二人の交際が始まった。そんな境遇を想い、イソップを自殺の危機から救ったこともあった。親戚の農家や多数の高校を転々としたが、父親から見合い(後述)の話が出て、滝沢家と下田家に家出してきた。川浜高校ラグビー部マネージャーのお手伝いをすることもたびたびあった(一時は名村との確執から大木に睨まれたりもした)。弱い者いじめを決して許さず、賢治、及び川浜高校のラグビー部員が窮地に追い込まれた時に現れて、窮地を救うことがあった。この正義感の強さは、生みの母親・三好夏子譲りである。

富田 圭子(とみた けいこ) 演 - 伊藤かずえ「あんた、キンタマついてんの? 」

滝沢 節子(たきざわ せつこ)
演 - 岡田奈々
賢治の妻。大学生の時に賢治と運命的に出逢い、後に結婚。1女をもうける。当初は賢治を心配し、川浜高校赴任に反対。一時は娘より生徒を大事にする賢治の姿勢に失望して別居するが、後に彼に理解を示すようになる。時折、悩める賢治に的確な助言をし、偏った考えを諫めるなど、夫を陰で支える賢妻となる。また、大木大助の就職の世話もした。大学生の時は、女子バレーボール部に所属していた。

滝沢 節子(たきざわ せつこ)演 - 岡田奈々

下田 大三郎(しもだ だいざぶろう)
演 - 梅宮辰夫
川浜高校前のラーメン屋「新楽」の店主(マスター)。夕子の夫で、森田光男の姉婿。

若い頃は「関東一のワル」と恐れられた。元・暴走族だったこともあり、出前などでバイクを乗りこなしている。ラグビー部員たちを優しく見守る良き兄貴分であり、時には料理を御馳走したりもした。

同時に、ラグビー部員からも慕われていた。就任早々惨敗してしまい、一時は部員たちとの衝突で空回りした賢治を励ましたりもした。相模一高との試合の前夜にイソップが死亡した際に、試合当日に彼の親友だった大木に対し、試合の闘志を妨げるイソップの感情を払拭させるべく拳骨をお見舞いした。教育観に関しては、「警察や校長や評論家の話は読んだことがあっても、肝腎の生徒の言い分を一度でも見たことがありますか?」と言うように、問答無用で生徒を軽んじる風潮に疑問を持っている。光男に対しては夕子と対照的にやや突き放した態度を取ることが多いが、これは光男を信頼しているためでもある。
清川誠一の家族の借金に絡むトラブルを仲裁しようとした賢治の代わりにヤクザに刺殺された。しかし、亡くなる前にそのヤクザの刑を軽くしてやるよう刑事に頼み込んだ。賢治の赴任を機にラグビーを好きになり、社会人ラグビーチーム「浜っ子クラブ」を立ち上げる。

下田 大三郎(しもだ だいざぶろう) 演 - 梅宮辰夫「さあ、誰からかかってくる?」

水原 亮(みずはら りょう)
演 - 小沢仁志
少年院上がりの不良。就任した賢治を暴力で激高させて即刻クビにさせるという作戦を企む。父を北海道の炭鉱での落盤事故で失っている。「乱世会」という暴力団まで背後に付け、賢治たちと乱闘を繰り広げた。しかし、賢治が彼を必死に更生させようと苦心する姿に徐々に心動かされ始め、賢治に武器を持って決闘を挑むが敗北し、終いには「俺、ラグビーやっときゃ、好かったかな…」と言って心が折れ、その後改心して期末試験を受ける気になった。卒業式の日には、賢治に感謝の気持ちと思われるブランデーを置いて去って行った。卒業後はトラックドライバーに。社会人ラグビーチーム「浜っ子クラブ」に入る。卒業後は温和な性格となっており、大三郎を刺した犯人に殴りかかった清川を制止している。12月11日生まれ。

水原 亮(みずはら りょう)演 - 小沢仁志「てめえかよ、滝沢とかいうやつは・・・またメチャクチャにしてやるぜ!」

水原「先生…、先生よぉ…。オレ、 ラグビーやっとけばよかったかな…」

川浜一のワルと呼ばれる大木 大助の登場「風は一人で吹いている~♪」

大木 大助(おおき だいすけ)
演 - 松村雄基
内田(兄)、尾本、水原の卒業と入れ替わりで川浜高校に入学。入学前から「川浜一のワル」とアダ名される不良生徒で、不満なことがあればすぐ暴力に出るほど皆から恐れられていたが、その実、母親想いで弱い者にも優しく、先代の不良たちとは一線を画していた。

幼馴染の奥寺浩(イソップ)はそんな彼を慕い、彼に唆されたことがきっかけで川浜高校へ入り、後にラグビー部に加わることになる。
「名村グループ」の商売によって父を自殺に追い込まれ、母が苦労したことから、「名村グループ」総帥・名村謙三を「父親の仇」と恨んでおり、息子の名村直とは犬猿の仲だったが、加代の事故死後に両者と和解。

卒業時は地元の「川浜電機」入社の内定を会社都合で取り消されるも、滝沢夫妻の尽力もあり、賢治が川浜高校赴任前にラグビー部監督就任を断った「東北製鉄」に見習い工として入社(後に正社員となり勤務先の仙台から千葉へ異動)する。その後、「2」で賢治と再会。自営で会社(運送業)を立ち上げていた。そして、コーチとして賢治をサポートするようになる。

「弥栄(やさか)の清悟(しんご)」「京都一のワル」と恐れられ、不良ながら高校選抜チームに選ばれ、後に教職の道へ進んだ奈良県立奈良朱雀高校ラグビー部監督の山本清悟がモデルと言われている。しかし、実際は山本、山田英明(山本の1年後輩で、3年時にキャプテンを務めた。後述「フーロー」の親友)、大八木淳史(山田と同期で、フーローとも親友)という、3人のキャラクターを合わせて作られた。

大木 大助(おおき だいすけ)演 - 松村雄基「川浜一のワル」

イソップが相模一高との練習試合の前日に突然倒れ、緊急入院した末に死去

奥寺 浩(おくでら ひろし)
演 - 高野浩和
全日本代表時代の賢治のプレースタイルに感銘し、監督に着任した賢治を慕って川浜高校へ入学。ラグビーにはとても向いていない貧相な体格で、イソップ物語の痩せキリギリスから「イソップ」のニックネームがつく。川浜高校への入学時に、自分の弱さを克服するために敢えてラグビー部に入部した。彼のラグビーに対する直向きな姿勢は荒んだ大助の心をゆり動かす。大助とは幼馴染であり、皆が怖がる大助に唯一意見を述べられる人物でもある。同時に大助にとっての心の支えである。加代に恋心を抱いていた。
運動能力は低く、試合にも出られない補欠部員であったが、他の部員が嫌がる下準備やボール磨きに取り組み、賢治からも立派なラガーマンとして認められている。寛大で自由な雰囲気の家庭に生まれ育ち、ラグビー部でも屈指の人気者であった。ラグビー部のライジング・サン(賢治が命名)のマークと新ユニフォームは彼のデザイン。1年次に脳腫瘍にかかり、あと数か月の命であることを知ったため、自殺を考えたり、トルエンを吸ったりもした。相模一高との練習試合の前日に突然倒れ、緊急入院した末に死去。
誰よりもラグビーを愛し、誰よりもひたむきに短い人生を駆け抜けていったこの少年の名前は、川浜ラグビー部に関わったすべての人の心に刻まれている。

ひ弱ななりの割には大木を庇って不良に掴みかかったり、大木から威嚇されても全くひるまないなど、意外と度胸が据わっているところがある。また、他の者には喧嘩しか出来ない大木も、奥寺に対してだけは自分の本当の胸の内を、腹を割って話せる唯一の心の友である。事実、大木は奥寺に手を出した事など一度もないのである。

モデルとなった人物も実際に脳腫瘍で亡くなっており、当時のニックネームは似たような体格をしたフランスの名選手「フーロー」から。なお、演じた高野浩和はその後アートネイチャーの社員として、コマーシャルでタレントの乙葉と共演している。

「イソップ!」 「大木くん ラグビーはONE FOR ALL, ALL FOR ONE.(一人はみんなのために、みんなは一人のために)だよ」

大木「思いやりか・・・。世間じゃやたらと言われてる言葉だが、本当にあるとはな…! 負けたぜ!ラグビーに負けたよ!」

ラグビー部に入らんか?の問いに「先生、人間と着物には柄ってもんがある。
俺にはケンカしか能がねえよ。」っていう、相変わらず時代錯誤な節回しで断る大木。

そんな大木を「ラグビーもボールを取り合うケンカだ。
ただしルールのあるケンカだ。」と口説いて入部させました。

滝沢「ラグビーもボールを取り合うケンカだ。 ただしルールのあるケンカだ。」

イソップ「ひとつだけ教えてください。人間は何の為に生きてるんですか?」

スクールウォーズ

山下「いいかこのボールがお前の魂、お前の命だとする……いいか、ボールがこの線の内側にあるとき、ボールは生きてるな? つまり生の世界だ。こっち側は死の世界だ。この線は、生と死の境目って訳だ」

イソップ「先生、何が言いたいんですか?」

山下「死ぬってのはな、ボールがこう、この線を越えるようなほんの僅かの間のことだ。しかし人間は生きてるうちから死を恐れるあまり、心まで死んでしまうんだ。今のお前がそうだ」

イソップ「それが人間は何の為に生きてるかってことの答えですか?」
山下「その答えは、お前が既に自分で出してるじゃないか」
イソップ「僕が……?」
山下「思い出してみろ。この間、お前は言ったじゃないか」

イソップ「ボールが生きてる間はベストを尽くさなきゃ!たとえ負けると分かっていても最後の最後まで戦いぬく、それが男だろう?」

山下は「残された時間を燃焼しろ!そこにお前の命の輝きがあるんだ!」と激励するのだった。

山下「残された時間を燃焼しろ!そこにお前の命の輝きがあるんだ!」

イソップが相模一高との練習試合の前日に突然倒れ、緊急入院した末に死去。

イソップ!

滝沢「奇跡は起きます。きっと起こしてみせます! 相模一高に勝ちます!イソップのために…、イソップのために必ず勝ちます!」

「こんなスモッグだらけの町でも、星は見えるんだな…」
それに対して節子が「イソップくんはどの星になったのかしら?」と答えるが、
大木は「オレにはそんな少女趣味はねえよ!」と、硬派ぶってクールに振舞うとする。

そんな大木に節子は言う。「男の子だからって、恥ずかしがる事は無いのよ。
泣きなさい。悲しい時は泣くのよ」と…。

滝沢 節子「イソップくんはどの星になったのかしら?」

大木「イソップ~~~!!」と大号泣。

病気で亡くなった「イソップ」の弔い合戦だ!相模一高との戦い

前年大敗した相模一高にたった1年で「14-13」と勝利!

1年後の全国大会決勝:川浜高校 対 城南工業大学付属高校

1年後の全国大会決勝:川浜高校 対 城南工業大学付属高校

マーク・ジョンソン
演 - チャールズ・モーガン
川浜高校ラグビー部のコーチ。元ウェールズ代表候補。平山主将体制になってから結果が出ず、厳しさ一辺倒の指導に行き詰まりを感じていた賢治に山城が紹介した。「エンジョイ・ラグビー」をスローガンに新たな風を吹き込み、賢治を補佐して川浜高校を日本一へと導く。

ラグビーに「厳しさ」を求める賢治とは指導方針で対立するところもあり、夜を徹して激論を交わすこともあったが、ラグビーを愛する者としての価値観は共有しており、八木のコンバートを進言するなど終盤まで賢治の参謀として活躍した。

全国大会決勝で放心状態にあった賢治に優勝の事実を伝えたのもマークである。浜っ子クラブのコーチも兼任している。「選手といえば、大学と実業団と自衛隊しかいない」日本のスポーツ環境には疑念を持っている。
モデルは当時の伏見工業高校コーチで、後に静岡県立浜松工業高校ラグビー部ヘッドコーチなどを歴任したスティーブ・ジョンソン。

マーク・ジョンソン(演 - チャールズ・モーガン)と(元校長の)山城 晋平(やましろ しんぺい)演 - 下川辰平

「スクールウォーズ」第1話と25話の同一シーン - 雅羅倶多館

滝沢 ゆかり(たきざわ ゆかり)
演 - 間下このみ
賢治と節子の娘。幼稚園に通っている天真爛漫で純粋無垢な女の子で、その何気ない仕草や言葉が、賢治の悩みを解決させるきっかけになることも。大木に交通事故に遭う寸前に助けられたが、後には何かとウマが合うらしく、よくからかっている。

滝沢 ゆかり(たきざわ ゆかり) 演 - 間下このみ

梅宮兄貴の遺影を抱えた和田アキ子もいて、その後ろに大木(松村)がやってきて声をかける。

世紀の決戦が始まった。

イソップも見ている

平山 誠(ひらやま まこと)
演 - 四方堂亘
大助の1学年下。城南工大高の曽根にライバル意識を持つラグビー部のエース。少々独りよがりなところがあり、練習やプレーに集中したいからと主将になることを一度は辞退するものの、後に先輩らに説得されて引き受けた。当初は後輩の八木に嫉妬するなどキャプテンとして明らかに問題のある言動も見られたが、その後は主将としての自覚を持ち、チームを引っ張っていった。女子生徒から「ファンクラブ」的存在もできた。賢治からは「森田、大木に比べおとなしすぎる」と評されていたが、実際は国体と全国大会で優勝という、川浜ラグビー部の黄金期を築いた優秀なキャプテンでもある。
伏見工業高校 - 同志社大学 - 神戸製鋼で活躍した平尾誠二がモデル。

平山 誠(ひらやま まこと) 演 - 四方堂亘「(足は)本当に大丈夫です。俺一人でラグビーするんじゃありません。みんな一緒です。先生も、先輩たちも、 一緒に戦ってくれるんですから」

清川「誠、お前を飛ばすぞ」平山「頼む」
予測を狂わされた城南ディフェンスの出足が、一瞬遅れた。

ボールは栗原の手に渡り、栗原はゴール目指して猛突進した。

城南工業大学付属高校ラグビー部監督の江川「止めろ!止めろ!」

走れ、栗原。空駆ける天馬のように。

賢治「走れ栗原!」

栗原のトライとなるか!それとも出たのか?

レフリー「トライ!」

マネジャ二人は、体の故障で部を辞めると言い出した栗原を説得して、ラグビーを続けさせた経緯があった。そのため、栗原のトライは格別にうれしい。

・・・栗原は文武両道。成績は学年トップだ。

坂上「やめる? 冗談じゃないわよ、そんなの契約違反じゃない。ラグビーやりながら首席で卒業するのがあんたの義務でしょう」
山本「栗原くん、体のことだったら、あたしたち一生懸命面倒見るからさ、頑張ってラグビー続けてよ」
山本「だって、あんたにラグビーやめられちゃったらやっぱりスポーツと勉強は両立できないんだって、みんなに言われちゃうよ」
坂上「そうよ、あんた、あたいたちボンクラの希望の星なんだよ」

女の子二人に希望の星とまで言われた栗原はラグビーを続けると宣言した・・・ということがあった。

栗原の見事なトライに喜ぶ二人

そして、レフリー「ノーサイド!」、川浜高校が城南工業大学付属高校に「7-3」で勝利する!優勝だ!

賢治「マーク・・・勝ったんだな。勝ったんだなマーク!」 マーク「勝ったんだよ!賢治!You are winner!」

抱き合って喜ぶ丸茂 良三(まるも りょうぞう) 演 - 松本誠一と大木 大助(おおき だいすけ)演 - 松村雄基

富田 圭子(伊藤かずえ)と森田 光男(宮田恭男)

部員らの手によって賢治の胴上げが始まった。

山下真司「思いっきり泣かせてください!」

賢治「“信は力なり”です!」

ヤヌスの鏡(杉浦幸、山下真司)(フジテレビ・1985年制作)

テレビドラマの『ヤヌスの鏡』は、1985年12月4日から1986年4月16日にかけて、フジテレビ系列で水曜日20:00 - 20:54に放映された、杉浦幸主演のテレビドラマ。全18回(これとは別に番外編1回)。本編はフィルム撮影だが、番外編のみVTR編集によるものであった。

大げさなセリフやナレーションで話題となった、いわゆる「大映ドラマ」の一つ。改変 改編期でない12月にスタートしたのは、前番組「スタア誕生」が予想外の大反響で放送回数延長に加え、1カ月間「バレーボールワールドカップ」中継をしていた為である。

なお、本放送当時のセリフに一部差別的な表現(「人買い」や「淫らな血」など)が含まれているため、不定期で行われている再放送や、後年発売されたDVDでは、該当箇所の音声を消す編集が行われている。

普段は真面目で気弱な優等生・裕美が、突然、別人格である凶悪な不良少女・ユミになり、夜の繁華街を我が物顔で闊歩し、暴走族などを相手に大暴れする。そんな裕美とユミの姿を通して、誰もが抱える変身願望と多重人格の恐怖を描くサスペンス調の学園ドラマである。

主人公の小沢裕美は、多重人格の少女。裕美の母が高校生だった時、交際相手の子を妊娠し、挙げ句、その交際相手である男からも捨てられてしまう。裕美の母は、両親の諌めにも耳を貸さずに、裕美を私生児として出産。その後、あることが理由で赤子の裕美を残して入水自殺してしまう。

そのことが深い傷となり、祖母は裕美に対して冷たく育てるが、裕美の母を非難し否定するような祖母の言葉の暴力や折檻により、裕美は自分の心を強く抑圧する。

そのことにより、祖母の折檻を連想させるガラスや陶器類の割れる音(正確には破壊する場面を目撃したり、その場面を思い出したりという場合もこれに該当する)、裕美自身がぶたれたり(誰かがぶたれる光景を見ただけでも)、お香の匂い(お香以外にも、裕美自身にとって苦手と感じる“煙を発するものの臭い”)などが変身のきっかけとなり、裕美(ヒロミ)とユミの二つの顔(人格)が交互に現れる。

ヤヌスの鏡(杉浦幸、山下真司)(フジテレビ・1985年制作)

聖少女・小沢裕美は、魔性の女・大沼ユミと同一人物であった。

小沢 裕美(おざわ ひろみ)/ 大沼 ユミ(おおぬま ユミ)
演 - 杉浦幸(子供時代:近藤花恵 / ユミの声:野口早苗)
渋谷区松濤に住む、都立緑ヶ丘高校に通う2年生。躾の厳しい祖母に育てられた。平時は気弱で大人しい優等生だが、祖母の折檻を連想させるショックを受けると、凶悪な大沼ユミという別人格に豹変してしまう。

小沢裕美(演:杉浦幸)

魔少女・大沼ユミ

ユミ(大沼ユミ)
ヒロミの中に潜むもう一人の人格。ヒロミに代わって、自由奔放に生きる。

小沢裕美が合気道の達人。そのためユミも合気道の達人なので強い。

大沼ユミ(演:杉浦幸) 合気道を武器に戦う 『今夜のあたしは血が燃え滾ってるんだ、あたしに触るとヤケドをするよ』 

小沢裕美の別人格である大沼ユミを好きになる達郎。二人は実は異母姉弟にあたることが明らかになる。

堤達郎
ユミに憧れる不良少年。(河本達郎)

河本 達郎(かわもと たつろう)
演 - 風見慎吾(現・風見しんご)
夜の街を我が物顔で闊歩しているユミに一目惚れした家出少年。高校を中退し、自動車整備工場で働いている。裕美の異母弟。

河本達郎(演:風見慎吾) ユミには「たっちん」と呼ばれる

小沢 初江(おざわ はつえ)
演 - 初井言榮
裕美の祖母。合気道などの古武道を嗜む。裕美自身のためと言いながらも、家名や世間体ばかりを気にしている冷酷な性格の持ち主。小沢家では全ての権限は初江に握られており、初江の発言は絶対であり誰も逆らえない。裕美には幼少期から冷たい態度で臨み、由紀子を罵り激しく嫌悪する。

女子高生・小沢裕美(杉浦幸)は、毎朝祖母への挨拶を欠かさない。
小沢家の家長である祖母・小沢初江(初井言榮)は、裕美を厳しく育て上げていた。
持ち物を検査し、生活を管理し、間違いがあると警策で容赦なく叩きのめした。
その朝も、裕美は同級生から付文(ラブレター)を受け取ったと厳しく叱責を受けていた。
男女交際など言語道断だ。
裕美は、御免なさいと祖母に詫びて登校して行った。
裕美の育ての親・小沢一樹(前田吟)と小沢みどり(小林哲子)は、
そんな様子をオロオロしながら見守るだけだった。

祖母・小沢初江(演:初井言榮)

東 涼子(あずま りょうこ)
演 - 大沢逸美
野獣会会長。生まれてすぐに東京駅のコインロッカーに捨てられ、天涯孤独で養護施設で育ったためユミを他人と思えず、妹分のような目で見ているが、ユミの罠にはまり裏切られてしまう。ユミへの復讐を誓い、鑑別所から脱走する。

東涼子(演:大沢逸美)

堤邦彦(演:山下真司)は常に裕美とユミを温かく見守る

堤 邦彦(つつみ くにひこ)
演 - 山下真司
裕美たちが在籍する2年C組担任で、国語教師。裕美とユミが同一人物であるということに最初に気付くが、常に裕美とユミを温かく見守る。不良たちにどれだけリンチされようが絶対に手をあげない為、生徒たちからは腰抜けと揶揄され、ユミからも軽蔑されるが、その理由は邦彦の過去に原因があった。

堤邦彦(演:山下真司) ユミには「先公」と呼ばれる。実はユミ以上に合気道の達人なのでめちゃくちゃ強い。

堤「魂を熱く満たすものを祈るように求めている女の子なんだ。ユミ、君と小沢は生涯出会うことは出来ないんだ。それはな、ユミ。君が小沢裕美だからなんだ。

君も心の何処かで気付いているはずだ。
君は、小沢裕美の夢が生んだもう1人の人間、もう1つの人格なんだ。
だから、君と小沢は生涯出会うことは出来ないんだ。
だけどな、君と小沢の心を一つに重ね合わせることは出来る。
先生はそう思ってるんだ」

堤「ユミ、君は小沢裕美を知ってるな。 小沢はな、いつも自由を求めて悩んでる女の子だ。」

ユミ「先公、あたしの負けだ。あたしを抱きな」

ユミ「先公、邪魔すんな。あたしの自由を縛る奴はぶち殺す」

別人格の魔少女・大沼ユミが生まれた原因:裕美は物心付いた頃から初江の折檻・言葉の暴力による洗脳を受けていた

自分の父親と母親の人格認識も「ひどい母親、ひどい父親」という偽りの洗脳をされていた。

初江「お前の父は、お前の母を殺した冷酷な男だ。 恨んで、恨んで、恨み殺せ。 お前の父は、お前を捨てた薄情な男だ。 憎みなさい。 憎んで、憎んで、憎み殺せ」

間違ったり怠けたりすると、容赦無い叱責と折檻が待っていた。
いつでも何処でも祖母の目が光っている。
息苦しい重圧を感じながら、裕美はずっといい子を演じてきた。
逃げ出したい気持ちで一杯だった。

裕美は物心付いた頃から、祖母によって厳しく躾けられて来た。

そんな中、裕美は自分の体に異変が起きていることに気が付いた。時々意識が飛んでいる。いつの間にか、自分が知らない場所にいる。何をしていたのか全然覚えていない。そんなことが頻繁に起きるようになっていた。

意識が飛ぶ切掛は3つある。
打たれること、鼻を突くニオイ、硝子や陶器が割れる音、どれも祖母の折檻を連想させるものだ。

折檻の時、祖母は決まって母親を引き合いに出した。
「裕美、お前には母親の淫らな血が流れているのです。お婆ちゃまの諫めにも耳を貸さず、平気で街の不良共と交際し、挙句の果てにはその不良の子を宿すような淫らな血が流れているのです。お前は母親を真似て淫らな女になりたいのか?」
祖母の声が今でも頭の中にこだまする。

裕美は幼少期から祖母に警策で打たれ、 お香の立ち込める仏間で説教を受け、 何かの拍子で器を割ると厳しく叱責されて来た。

裕美「お父さん…ありがとう。でも、一つだけ教えて。あなたは、お母さんをどうして捨てたりしたの?」

河本 達之(かわもと たつゆき)
演 - 高橋悦史
銀座の宝石店「貴譚」の社長で達郎の父。由紀子を捨てた裕美の実父。17年前、由紀子と現在の妻・美穂子と同時交際していたが、初江に小沢家の財産目当ての野良犬だと罵られて、男としてのプライドを傷つけられ、小沢家の当主になるより銀座の宝石店の主人になる道を選んだ。

河本「裕美は、私の娘だ」

学生時代、河本は由紀子と真剣に愛し合っていた。決していい加減な気持ちで付き合っていた訳ではない。本気で結婚を決断した河本は、両親を伴って由紀子の実家へ挨拶に行った。

応対に出た由紀子の母・初江は、河本を悪し様に罵った。

初江「由紀子を嫁に欲しいですと?財産目当ての野良犬に、小沢家の大切な一人娘を嫁にやって溜まるものですか。厚かましいにも程がある」

未だ若く自尊心の高かった河本は、これを受け流すことなど出来なかった。
河本「財産目当ての野良犬?ふざけるな!」
啖呵を切って小沢家を飛び出し、金輪際由紀子になど会うものかと心に決めた。
その後由紀子が自殺したと聞いても、娘の存在を認めることが出来なかった。
意地を張り続けて、年月だけが経っていたのだった。
河本「許して欲しい。今の私にはこれしか言えない」

裕美は自分の意思でユミであることを止めることが出来た(裕美の人格とユミの人格が融合し、裕美の人格に統合された)

裕美はそう言って一同に頭を下げると、身を起こした初江に向き直った。
裕美は、初江にこれ迄の経緯を説明した。
自分が自分から消えていくという経験を何度も繰り返したこと。
意識が飛んでいる間に、自分が大沼ユミという別人になっていたこと。
ユミになった自分が数々の犯罪に手を染めてきたこと。
ユミがどうしてそんなに暴れ回るのかその理由が知りたいこと。

裕美「御心配をお掛けしました」

裕美「私考えました。まず真っ先に浮かぶのは、私がお婆ちゃまに受けた折檻でした。
折檻の中でも特に辛かったのは、私の産みの母に対する憎しみの言葉を浴びせられた時でした。
母を罵られると、私の体は痺れて感覚がなくなっていました。
母の淫らな血が私にも流れていると思うと、それだけで私は生きていく勇気を失いました。
人を愛することも、愛されることも出来ないんだと思って、何度泣き明かしたか判りません。
私の母の姿を、ありのまま話して下さい」

初江は、裕美の産みの母・由紀子(杉浦幸・二役)をとても大切にしていた。世界に誇る一流の女性にしたいと、幼少期から英才教育を施してきた。そんな中、未だ女子高生だった由紀子の妊娠が発覚した。
親心を踏み躙られたと感じた初江は、由紀子を叱り飛ばした。

「この子は、この子は。何処の馬の骨とも判らぬ不良の子など身籠りおって。恥を知りなさい、恥を。いいですか、由紀子。お母様は決してその子を産むことは許しません。許すものですか」

初江がどんなに反対しても、由紀子の決意は崩れなかった。愛する人の子を産みたい。どうしても産みたい。その一心だった。

由紀子は家を飛び出し、一人赤子を産み落とした。それが裕美だった。
何とか出産には漕ぎ着けたが、だからと言って頼れる人がいる訳でもない。親には勘当され、恋人にも逃げられてしまった。由紀子は、緑児を抱いて夜の街を彷徨うしかなかった。この噂を耳にした初江は、手をつくして由紀子を探し出した。

初江が対面に行くと、由紀子は赤子を見せて母に訴えた。
「お母様、女の子が産まれました。この子を見れば、きっとあの人は戻ってくれる筈です。だって…だって、こんなに可愛い赤ちゃんなんですもの」
この期に及んで、由紀子は未だ河本に夢を見ていた。呆れ果てた初江は、由紀子を詰った。
「ああ、汚らわしい。その子は罪の子です。そんな子を小沢家の孫と認められるものか。死になさい。その子と一緒に死になさい、この面汚し。罪の子を産んだお前に生きる資格などあるものか。死になさい。
その子と共に死んでおしまい!」

由紀子はショックだった。我が子を宝だと思っていた。
なのに、母にここまで強い嫌悪感を露わにされるとは思ってもみなかった。
全てを否定された由紀子に、もはや生きる気力は湧いて来なかった。
由紀子は、書置を残して入水自殺した。
「お母様、赤ちゃんだけは助けてください」

由紀子の死の真相を告白した初江は、裕美の手を取った。

初江「裕美、あなたのお母様の由紀子は人を愛することに直向な純真な女でした。
このお婆ちゃまが小沢家の名誉や体面に拘り、あなたのお母様の由紀子を殺してしまったのです。
許しておくれ、裕美。
お婆ちゃまは由紀子への憎しみをあなたにぶつけていたのですね。
もう少しでお婆ちゃまは、あなたを由紀子と同じ運命に追い込むところでした。
許して下さい」

初江「死にたくない…生きたい…生きていたい」

断末魔の悲鳴を上げ、藻掻き苦しんだ末に初江はガクリと事切れてしまった。
祖母の死を目の当たりにした裕美は、泣きながら部屋を飛び出して行った。

涼子と堤は、裕美を追い掛けて行った。
暫く走ったところで、裕美が立ち止まって後ろを振り向いた。

またしても、裕美はユミになっていた。

ユミ「ぶち殺す!お前たち全部ぶち殺してやる!!」

ユミ「涼子、お望み通り決着を付けてやろうじゃないか。来な」

涼子はユミに斬り掛かった。
まだまだ動きの鈍いユミは、切っ先を交わし損ねて腕に傷を負った。
その瞬間、激痛が走った。
痛みを感じない筈のユミの体に、異変が起きていた。
涼子が再度斬り掛かると、ユミは今度は交わして涼子からナイフをもぎ取った。

涼子「裏切り者は許さない」

ユミはナイフを構えて堤に突進した。
あわやというところで、ユミの切っ先が突然停止した。

ユミ「堤、あたしが生きることを邪魔する奴はぶち殺す・・・死ね!」

堤が問掛けると、ユミは泣きながら答えた。

(ユミと裕美の人格が融合し始めた)

堤「ユミ、どうしたんだ?ナイフを突き出さないのか?」

ユミの手からナイフが落ちた。
表情が次第に崩れていった。

(ユミと裕美の人格が融合し、裕美に統合されている状態)

ユミ「突いたら先公が死んじまうじゃないか。死んじまったら先公に会えなくなっちまうじゃないか。先公の説教が聞けなくなっちまうよ」

射るような視線が消え失せ、顔つきが裕美に戻っていった。
そんな裕美を、堤は力一杯抱き締めた。

(ユミと裕美の人格が融合し、裕美に統合完了した)

ユミの顔つきが裕美に戻っていった。

the last ヤヌスの鏡(ノД`)・゜・。&ロケ地|ゆるゆる行こうよ!!(´▽`*)

ドラマでは最終的に裕美の人格とユミの人格が融合し、裕美の人格に統合された

「小沢、お前は自分の意思でユミであることを止めることが出来たんだ」

堤と裕美の抱擁を見届けた涼子は、何か吹っ切れた様子で呟いた。

涼子「ユミは永遠に消えちまったようだね。あたしの敵が消えたんだ。今度はあたしがこの街から姿を消す番さ」

立ち去ろうとした涼子に、駆け付けた達郎が声を掛けた。

達郎「会長さん、何処へ?」 涼子「北風に聞いて欲しいね」

『1986年4月16日、小沢裕美17才、君の人生はまだ始まったばかりだ』

「堤先生・・さようなら・・さようなら・・・」

スチュワーデス物語(堀ちえみ、風間杜夫)(1983年制作)

『スチュワーデス物語』(スチュワーデスものがたり)は、日本航空(JAL)の客室乗務員訓練生を描いた、深田祐介の小説、およびそれを原作としてTBS系列で放送された大映テレビ・TBS製作のテレビドラマである。テレビドラマは、1983年10月18日から1984年3月27日まで毎週火曜20:00 - 20:54に放送された。

日本航空のパイロットであった今は亡き父親の思い出を胸に、スチュワーデスへの道を進みだした高校卒の日本航空のスチュワーデス訓練生である松本千秋が、3か月に渡る厳しい訓練を受ける中で、風間杜夫演じる教官との恋愛や、教官の元婚約者や継父による嫌がらせ、同じ訓練生寮「くれない寮」に住む訓練仲間との友情や対立を通じて一人前のスチュワーデスになるまでの経緯を、日本航空の全面協力の下で計22回(+スペシャル1回)の放送で描いた作品。
(出典:wikipedia/スチュワーデス物語)

スチュワーデス物語(堀ちえみ、風間杜夫)(1983年制作)

松本 千秋(主人公/478期) - 堀ちえみ
明るく優しい女の子だが、自ら「ドジでノロマな亀」と言うほどの落ちこぼれ生徒。一方で他の478期生のことは「利口で速い兎」と喩えており、彼女達の妹分でもある。スチュワーデスをめざし、実父の勤務先でもあった日本航空に採用される。高校卒業から1年間、スチュワーデス養成関連の専門学校に通っていた。19歳。

松本 千秋(主人公/478期) - 堀ちえみ「教官!私はドジでのろまなカメです!」

日本航空の全面的な協力を得たこともあり、要所要所で本物の訓練所や客室モックアップ、ボーイング747やマクドネル・ダグラスDC-10などの旅客機や現役教官が出演している上、フランスやイタリアなど日本国外でのロケも行われている。

日本航空のボーイング747型機(放送当時の鶴丸塗装)

新藤 真理子(浩の元婚約者) - 片平なぎさ
スキー中の事故で両手は義手となり、ピアニストの夢を断念した。

片平なぎさが演じる新藤真理子は、「ピアニストを目指していたが、スキーに行った際、婚約者の村沢浩と衝突してしまう。その時両手の指を粉砕骨折してしまい、手首から先を義手にせざるを得なくなりピアニストの道を諦めざるを得なくなった」という設定で両手に手袋をしている。ドラマでは両手袋を歯で引っ張って外すシーンが毎度の恒例となっていた。

新藤真理子(片平なぎさ)「ひーろーしぃー」

真理子(片平なぎさ)がスキー事故で失った両手(義手)を見せて、こうなったのは元の恋人の村沢(風間杜夫)のせいだと毎日毎日しつこく村沢を追い詰めるシーン

片平は非情な悪役を演じていたため、プライベートで街を歩いているときなども番組ファンからたびたび石を投げられたこともあり苦悩したという。

新藤真理子(片平なぎさ)「ひーろーしぃー」、とにかく、しつこく村沢を追い詰める

新藤真理子(片平なぎさ)「ひーろーしぃー」

村沢と千秋が一緒にいるところで、義手を見せて、村沢だけでなく千秋にもプレッシャーをかけてくる。

ローマで待つ新藤 真理子と挙式をする予定だった村沢は、挙式する教会の絵を見ているうちに、「愛からは何でも生まれるが、憎しみからは何も生まれない」ということに気付き、結婚の撤回を願い出る。
恋敵の千秋に、一人で生きていくと見栄を切られた真理子も、両手を奪われた村沢を憎む6年間という年月に相当の疲労感を露わにし、村沢との結婚を土壇場で覆し、一人で生きていくことを決心する。

新藤 真理子は村沢との結婚を土壇場で覆し、一人で生きていくことを決心する。

千秋は試験や訓練で落第しまくるが、村沢と特訓して再試験でなんとか合格し続け、夢をつなぐ。

試験に落第しまくるが、村沢と特訓して再試験で合格することが多い。

千秋は、苦手な英会話の試験に臨むが、苦手意識が強すぎて英語専門教官のMr. McAverryに対しても緊張のあまり頓珍漢な返答をしてしまい、落第する。

村沢は試験や訓練に落第した千秋とほかの訓練生を特訓することが多い。

最終回、千秋もなんとか合格で、ズッコケ組の478期生も一人も落ちこぼれなしで、全員卒業した

千秋の総合最終試験の合格と、さやかと兼子の汚名返上がかかる機上訓練

柿野は、3人の機上訓練の監督指導を担当した村沢からも、間違いなく3人が合格するという報告を受け、とうとう一人も落ちこぼれを作らなかった村沢は得意気で、柿野の顔は自然とほころぶ。

千秋「教官が私達の父親なら、私達478期生は同じ親から生まれた兄弟であり、この教室は我が家のようなもので、永遠の故郷だ」

6ヶ月間の訓練を卒業した478期訓練生達が、手を振って苦楽を共にした訓練センターに別れを告げるのだった。

少女に何が起ったか(小泉今日子、辰巳琢郎)(1985年制作)

少女に何が起ったか(しょうじょになにがおこったか)は、1985年1月8日から同年3月26日にかけて、毎週火曜日20:00 - 20:54に放送されていた、TBS系列・大映テレビ制作のテレビドラマである。当時アイドルだった小泉今日子の初主演連続ドラマである。

平均視聴率 21.4% (ビデオリサーチ、関東地区)

父を知らず、北海道稚内市で母と暮らしていた野川 雪は、母の死の直後に訪れた謎の男から、亡き父は有名なピアニスト、東幸彦。そして祖父は東(あずま)音楽大学学長の東雪雄と聞かされる。使用人だった母との結婚を認めず、父を勘当したという祖父に対し「両親に謝罪し結婚を認める」「自分を東家の人間と認める」を要求すべく、東京の東家に乗り込んでゆく。

戸籍の父親の欄は空白、他にも証拠なしとして周囲から嘲られ、罵られるが、学長の取り計らいで親子関係が判明するまで、当時の母同様に東家の使用人として働く事になった。同時に東音楽大学へ特待生として入学。同じ大学へ通う東家の娘、美津子と取り巻きのお嬢様学生、東家の人間、深夜0時になると現れる刑事などに悩まされながらも、雪はピアノ科助教授、大津の指導と特待生達の友情の中でピアノの腕を上達させていく。

その一方、東音楽大学内での裏口入学問題の捜査が静かに進んでいた。
(出典:wikipedia/少女に何が起ったか)

少女に何が起ったか(小泉今日子、辰巳琢郎)(1985年制作)

野川雪:小泉今日子
北海道で生まれ育ち、高校卒業後、漁港事務所へ就職するが、1年後に母と死別。その際に母から生い立ちを聞かされ、同時に謎の男に相談の末に上京。東家の使用人として働きながら、東音楽大学に特待生として入学。ピアノに関しては、地元の小学校の備品を使わせて貰いながら学んだ様子。

野川雪:小泉今日子

川村良之刑事:石立鉄男
東家周辺に出没する刑事。毎晩深夜0時になると雪の前に出没し、「おい!薄汚ねぇシンデレラ!」と罵る。久之の味方になる等、知人でもある節子の依頼で陰謀に荷担している様に見えたが、その真意は久之に接近し、密かに収賄の証拠を収集することにあった。

最終回で鈴木と共に久之を逮捕に追い込んだ末、雪に真実を打ち明け、それまでの行いを謝罪し「とっても可愛いシンデレラ」と明るい笑顔を見せた。

川村良之刑事(演:石立鉄男)「やい!、この薄汚ねぇシンデレラ。魔法の解ける12時だ!」。

「3日後(コンクール本戦の日)お前はたちまちみすぼらしい田舎娘に戻って、カボチャやネズミとともにこの屋敷を逃げ出さなきゃならねえ!」

謎の男(鈴木検事):宇津井健(特別出演)
雪に出生の秘密を告げた男。東家に転居後もコンクール用のドレスを特待生の人数分届ける等、しばしば出没して援助を加えており、「雪の実父」ではないかという疑惑を持たれる。その正体は東京地検特捜部の検事であり、最終回にて、川村刑事と共に久之の裏口入学による収賄疑惑を捜査していた事実を明かし、久之を逮捕・連行してゆく。

謎の男(鈴木検事):宇津井健(特別出演)

大津光三:辰巳琢郎
東音楽大学の助教授でピアニスト。貧しい学生を援助する為の特待生制度の導入に貢献。型破りな性格で雪を始めとする特待生の最大の理解者でもあるが、お嬢様グループからも人気が高い。

大津光三:辰巳琢郎

東信之:柳沢慎吾
久之と貴恵の長男で美津子の兄(雪の従兄に当たる)気弱な面を美津子から嘲られる事もあるが、心優しい性格で何かと雪の味方になる。東音楽大学に在学中。

東信之:柳沢慎吾

東美津子:賀来千香子
久之と貴恵の長女で(雪とは従姉妹同士となる)東音楽大学に在学中。大津に淡い想いを寄せる。勝ち気で異常にプライドが高く、雪への嫉妬心から意地悪をすることもあるが、根は潔く、正々堂々とした性格で、大学内の取り巻き・一部の親族の様な陰湿さはみられない。コンクールで雪と対決。結果と血縁を認め和解する。

東美津子:賀来千香子

東久之:長門裕之
信之と美津子の父(貴恵と結婚する際に東家に入り婿という形になっている)東音楽大学のピアノ科主任教授。雪を敵視する傍ら、裏で大規模な裏口入学による不当収益を得ていたが、最終回で逮捕される。その際に犯行の動機を「婿養子で肩身の狭い思いをしており、独立の資金捻出の為だった」とつぶやいて、連行されてゆく。

東久之:長門裕之

逆転劇の最終回、謎の男・宇津井さんと刑事の石立さんの正体

謎の男・宇津井さんと刑事の石立さんが、「重大な話がある」といって再登場する。

宇津井さんが演じた謎の男は、「東京地方検察庁特捜部検事の鈴木」と本人が明かし、久之が「裏口入学」を斡旋しているという情報を元に、極秘捜査をしていた。
石立さん扮する刑事とは、実は「グル」で、石立さんが雪をいじめることで、久之のガードを甘くしたのだ。

宇津井さんが演じた謎の男は、「東京地方検察庁特捜部検事の鈴木」だった。

「裏口入学の捜査を始めてから、東家の事情を色々調べた。君のお母さん(市毛 良枝)に何度もあって雪彦さんの話を聞いた。そして死に際に、『君(雪)を宜しく頼む』と、お母さんに言われたんだ」

と語る。

雪が「どうして貴方が検事だと私に言ってくれなかったのですか。貴方が実の父親じゃないかと思って、どれだけ苦しんで悩んだか、分かりません」と返した時にも…

「私も辛かった。でも、私が検事だという事が君の口から洩れてしまったら、久之先生は用心して裏口入学の証拠を皆隠してしまう。私の捜査に協力した刑事さん(石立さん)も、苦しかったはずだよ」

そしてこう続けている…

「私も非常に迷った。君(雪)をこんなにも苦しめて良いのかどうかとね。しかし、君は強い子だ。どんなに辛くても苦しくても、我慢した!」

そして、石立さん扮する刑事のミッションが、石立さん本人から雪に告げられ、東家のいじめに対しても、自身のミッションの「犠牲」に耐えたことも含めて、最後は…
「君の頑張りには本当に感心した。この娘は何があっても負けない…素晴らしい娘だ!って」
と、賛辞の言葉を雪に贈っている。

宇津井さん演じる特捜部検事の鈴木と石立さん扮する刑事は、雪に対し真相を語る

久之は、「裏口入学」の実態が明るみになり、その首謀者として逮捕。

宇津井さん扮する検事・鈴木「東 久之、逮捕する!」

「もう夜中の12時には会えない。ちょっと寂しいが元気でな!…“薄汚ねぇシンデレラ”…いや、“とっても可愛いシンデレラ”」…。

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