この他にも、ただただ透明になるスタンド使い「透明の赤ちゃん」や、自称・宇宙人でいろんなものに変身できるは支倉未起隆などがいます。
3部までは、スタンドは相手を倒すために使われていましたが、このように4部では戦い以外にその能力を使う者が登場します。
作者の遊び心が感じられ、そこが面白く、4部が親しみやすくなった理由のひとつだと思います。
まだまだいます!4部の人気キャラクター
作者の分身?漫画家・岸辺露伴
スピンオフ作品
「だが断る」はあまりに有名な名台詞。ジョジョファンならずとも、普段から使ってみたいですね。
使い方としては、相手からとても良い条件を出された時、一旦その提案を受け入れるよう見せた後に、言い放つのがベスト。
(例)「えー?僕と付き合いたいって?あなたみたいな、美人で優しい人が僕に告白してくれるなんて、すごくうれしいです!!・・・だが断る」
荒木先生に最も愛されたラスボス
川尻浩作(吉良吉影)
荒木先生の御言葉
「つらい少年時代を送っているに違いないが、人生には前向きで、常に自分を被害者づらなど決してせず、肯定している所、つらい危機的な状況をなんとか切り抜ける精神の強さなどだ。吉良吉影は殺人を犯している所をのぞけば、本当にぼくのヒーロー像そのものだ」
文庫版「ジョジョの奇妙な冒険」第29巻あとがきより
ラスボスが町に潜む殺人鬼というと、他の部に比べてスケールが小さいように聞こえますが、舞台を小さくしたからこそ、身近に迫る恐怖、殺人鬼のこまやかな人間描写を描くことができ、これほどまで愛されるラスボスが生まれたのだと思います。
アニメ放送中!
さいごに
ジョジョ4部は1999年が舞台ですが、週刊少年ジャンプで連載されていたのは、1992年~1995年。もう20年以上前の漫画ですが、全く古さがありません。それはジョジョシリーズ全てに言えることです。
どの部から読み始めても面白いですが、4部がアニメ放送中なので、未読の方は今が読み始めるチャンスです。
もう読まれた方も、この機会に杜王町の面々を、読み返してみてはいかがでしょうか。