『宇宙戦艦ヤマト』シリーズ(1974年から1983年『宇宙戦艦ヤマト 完結編』まで)は男の熱い昭和ロマンと血潮の歴史

『宇宙戦艦ヤマト』シリーズ(1974年から1983年『宇宙戦艦ヤマト 完結編』まで)は男の熱い昭和ロマンと血潮の歴史

宇宙戦艦ヤマトといえば、全宇宙的な愛と特攻と自爆の歴史。アニメブームの先駆けとなった『宇宙戦艦ヤマト』(1974年)から『宇宙戦艦ヤマト 完結編』東映、1983年3月19日公開。70mm版1983年10月5日公開まで(昭和のヤマトシリーズ)の見所を中心に振り返ってみましょう。『宇宙戦艦ヤマト』は設定の整合性など細かいことは目をつぶって、広大な宇宙を通じた男の熱いロマンと血潮を感じるのがよいです。考えるのではなく夢とロマンを感じる!昭和を代表する血がたぎるアニメです。


『宇宙戦艦ヤマト』1974年10月6日 - 1975年3月30日 読売テレビ制作・日本テレビ系列 全26話

『宇宙戦艦ヤマト』(うちゅうせんかんヤマト)は、1974年に讀賣テレビ放送・日本テレビ放送網で放送されたテレビアニメ及び、1977年に劇場公開されたアニメーション映画作品。通称「一作目」「ヤマト」「ヤマト1」「パート1」。

戦争としての戦闘の描写、その中で繰り広げられる人間ドラマと主人公の成長やSF的ガジェットなどの詳細な設定は、放映当時(1970年代)のアニメーション作品としては斬新な試みが取り入れられた連続作品である。
当初は同時間帯に放送されていた『アルプスの少女ハイジ』『フランダースの犬』(フジテレビ)、『猿の軍団』(TBS)などの影響もあって視聴率が低迷。予定の回数を待たずに打ち切られた。

しかし、再放送などで改めて注目され、再編集した劇場映画が公開される頃までには社会現象とも言える大ブームとなっていた。子供のものと思われていたアニメ作品に中・高校生から青年層までの幅広い視聴者が存在していたことを広く示すことになった。その後の『銀河鉄道999』『機動戦士ガンダム』『超時空要塞マクロス』『新世紀エヴァンゲリオン』に至るアニメブームの先駆けとなった。
(出典:Wikipedia「宇宙戦艦ヤマト」)

『宇宙戦艦ヤマト』1974年10月6日 - 1975年3月30日 読売テレビ制作・日本テレビ系列 全26話

イスカンダルの女王。地球へ救済の手を差し伸べる。

イスカンダルの女王「スターシャ」

スターシャの妹のサーシャ(サーシァ、サーシア)は波動エンジンの設計図を持って地球へ向かうが、ガミラスの攻撃を受け火星に不時着。古代と島が発見したときには既に息絶えていた。

そこで通信カプセルが回収される。その中には、宇宙の彼方イスカンダル星から、「放射能除去装置 コスモクリーナーDを受け取りに来るように」とのメッセージと、航海に必要な波動エンジンの設計図が納められていた。

スターシャの妹のサーシャ(サーシァ、サーシア)は古代と島が発見したときには既に息絶えていた。

九州・坊ノ岬沖に、250年も前の世界大戦の末に沈んだ戦艦「大和」も、干上がった海底にその姿を晒していたが、実は、選ばれた人類と生物を地球から脱出させる宇宙移民船へと極秘裏に改造中だった。地球防衛軍は、この「大和」に、波動エンジンを搭載し、コスモクリーナーの受領のための宇宙戦艦「ヤマト」に改造した。

沖田十三を艦長とし、古代進、島大介、森雪などの乗組員を乗せ、14万8千光年の彼方、大マゼラン星雲のイスカンダル星に向け、1年以内に地球に帰還しなければ人類滅亡という状況下、宇宙戦艦ヤマトは人類最後の希望を託されて往復29万6千光年の旅に発つ。
(出典:Wikipedia「宇宙戦艦ヤマト」)

1年以内に地球に帰還しなければ人類滅亡という状況下、宇宙戦艦ヤマトは人類最後の希望を託されて往復29万6千光年の旅に発つ

古代進
ヤマト戦闘班長。17歳。
沖田以外のヤマト乗組員の中では唯一家族を一人残らず失っている。兄を戦死させた沖田を当初は信用していなかったが、次第に信頼していくようになる。血気盛んな性格で、命令違反や独断行動をよくとっていたが、航海の中で成長して行き、バラン星での戦闘後、沖田から艦長代理に任命される。

島大介
ヤマト航海班長。17歳。
古代とは親友でありライバル。古代とは対照的に冷静な性格で、イスカンダルへの航海を最優先に考える。

『宇宙戦艦ヤマト』1974年のプロモーションポスター

沖田十三
ヤマト艦長。52歳。
歴戦の勇将だが、宇宙放射線病に侵されている。イスカンダルへの旅を命を賭けるだけの価値があるものだと考え、ヤマトに乗り込む。

ヤマト艦長「沖田十三」

宇宙戦艦ヤマトの紅一点。
ヤマト生活班長。17歳。
ヤマト唯一の女性乗組員。後に古代と恋仲となる。

森雪

こういうお色気をつい入れてしまうのが70年代の流儀。どうしてもやってしまう。

森雪にセクハラしまくるアナライザー

手を回してきた古代の手を払ったところで、シャッターが下りた。

森雪「パパとママの青春を語る、いい思い出になってよ」

『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』『ヤマトよ永遠に』『宇宙戦艦ヤマトIII』以外の全作品に登場。

地球防衛軍の宇宙戦闘機で、正式名称は「零式宇宙艦上戦闘機」。大気圏内外で運用できる万能戦闘機である。第1作の設定によれば、零式宇宙艦上戦闘機「52型」というサブタイプ名を持つ。「ブラックタイガー」以降に開発・採用された、対ガミラス帝国戦役時の最新鋭機である。

元々第1作におけるヤマトの主力艦載機という設定だったが、作画面の都合からより単純なデザインのブラックタイガーが作られ、コスモゼロは劇中では主に古代専用機として活躍した。

コスモ・ゼロ

地球防衛軍が使用する宇宙戦闘攻撃機である。黄色と黒の大胆な塗り分け(下面は白)と、コックピット両脇に描かれた眼のマーキングが印象的な機体であり、宇宙戦艦ヤマトの2199年航海時の主力艦載機である。

ブラックタイガー

ガミラス冥王星前線基地を撃破して太陽系を離脱したヤマトは、ガミラスの仕掛けた宇宙機雷やガス生命体の襲撃を切り抜けていき、原始星団の宇宙嵐による障害を突破して銀河系外へと踏み出す。

次元断層に迷い込んだヤマトに遭遇したドメル艦隊は、これを撃沈すべく攻めたてるが、ヤマトはイスカンダルの女王スターシャの導きにより逃走。

ヤマトを強敵と判断したドメルは、銀河系と大マゼラン星雲の中間地点バラン星にある基地までヤマトを誘い込み、基地ごと撃破する作戦を立案・実行するが、作戦内容に反発した部下の密告により失敗し、基地のみを失ってしまう。

デスラーの温情により最後のチャンスを与えられたドメルは、ヤマトに対し七色星団での決戦を申込み、これを受けたヤマトはドメル艦隊との決戦に臨む。

ヤマトの存在を目障りに思い始めたガミラス総統デスラーは、凱旋帰国した将軍ドメルの要望に応え、彼にヤマト討伐の任を与える。

ドリルミサイルで切り札の波動砲を封じられて内部から爆破される窮地に立たされるが、ドリルミサイルを逆転して排出し、さらにこれの爆発で敵艦隊を撃滅することに成功する。

辛うじて生き延びたヤマトだったが、その犠牲は大きく、戦死した乗組員の宇宙葬を行い、再びイスカンダルへ進み始める。

生き残ったドメルはヤマトへ接舷し、沖田と言葉を交わした後、ヤマトを巻き込み自爆する。

その後、ヤマトはついに大マゼラン星雲まで辿り着き、イスカンダルからの誘導電波を受信する。目的への到達に歓喜する乗組員だったが、そこにあったのは二重惑星であり、さらにその一方から攻撃を受ける。その星こそ、ガミラスの母星だった。ガミラス星とイスカンダル星は双子星の関係にあったのである。デスラーの罠に嵌りガミラス星へと引きずり込まれたヤマトは、濃硫酸の海と嵐、さらに爆雷攻撃により絶体絶命となるが、波動砲で海底火山脈を撃ちぬき、地上に大火山活動を誘発させ勝機を見出す。激戦の末、生けるもののいない廃墟と化したガミラスを見た古代は、自分たちが犯した過ちを痛感する。そして、自分たちに今できることはイスカンダルへ向かうことであると思い至り、再びヤマトを発進させる。

デスラーの罠に嵌りガミラス星へと引きずり込まれたヤマトは、濃硫酸の海と嵐、さらに爆雷攻撃により絶体絶命となる

第1話から登場。西暦2199年、冥王星宙域での会戦で、護衛隊長としてミサイル駆逐艦に搭乗、艦隊司令沖田十三の撤退命令を、「ここで逃げたら死んでいった者に顔向けできない」として拒否し、ガミラスの艦隊に特攻をかけた。

その際、「明日のために今日の屈辱に耐えるのが男だ」と言う沖田に対し、「一つでも多くの敵を倒して死んでいくのが男だ」との思いを語っている。

この時ガミラスの捕虜になるが、途中収容された艦が事故に遭い、イスカンダルの女王スターシャに救助される。

怪我と宇宙病で「死体同然」の病状から、イスカンダルの高度な医療技術とスターシアの献身的介護によって回復した。ヤマトに同乗して地球へ帰還する予定だったが、スターシャの愛の告白を受け、彼女と共にイスカンダルに残る。
(出典:Wikipedia「古代守」)

古代守はスターシャと共にイスカンダルに残る。

イスカンダルへ辿り着き、コスモクリーナーDを受け取ったヤマトは、一路地球への帰路を急ぐが、地球を間近にしてガミラス本星での戦闘を生き延びたデスラーに襲撃される。デスラーを撃破することには成功したが、その戦いの中で森雪が命を落としてしまう。恋人である古代は悲しみに暮れ、地球を目前として、雪の遺体を第一艦橋へと連れて行き、ともに地球の姿を眺める。地球を目前にした沖田は、その姿を目に焼き付け静かに息を引き取る。その後、第一艦橋に連れてこられていた雪が蘇生し、古代を始め艦橋にいた全員に喜びが広がった。

放射能除去装置「コスモクリーナーD」

幻の兵器!究極の防御兵器「空間磁力メッキ」にやられるデスラー総督

ヤマトの工場長である真田志郎が、冥王星での戦闘でガミラス帝国が使用していた反射衛星砲をヒントに、密かに開発した。艦体表面を特殊なメッキコーティングで覆い、敵から撃たれたビーム兵器を弾き返す防御兵器である。

スイッチを入れてからコーティングが完了するまで若干の時間がかかるが、コーティングが完了すれば決戦兵器である波動砲や、それと同等の破壊力を持つデスラー砲さえも無効化できる。

イスカンダルからの帰路、ヤマトは地球目前で追撃してきたデスラー艦からデスラー砲を撃たれたが、直撃する寸前に本兵器を起動させ、逆にデスラー艦を撃破した。

幻の兵器!ヤマトが一度だけ使った究極の防御兵器「空間磁力メッキ」

幻の防御兵器「空間磁力メッキ」でデスラー砲を跳ね返す!

跳ね返ってきたデスラー砲の直撃を受ける初代デスラー艦

初代デスラー艦の宇宙戦艦としての登場は第26話のみである。イスカンダル星からの帰還途上のヤマトを付け狙い、銀河系内にて捕捉。

ヤマトとの衝突の際に、ヤマトの装甲にチューブミサイルで穴をあけてデスラー自らが乗り込み白兵戦を挑むが、コスモクリーナーによって撤退。

その後、地球帰還直前のヤマトにデスラー砲を浴びせるが、空間磁力メッキに跳ね返され自滅した。

デスラー砲をヤマトの空間磁力メッキに跳ね返されて自滅した初代デスラー艦

『宇宙戦艦ヤマト2』の回想シーンでは、デスラー砲の直撃後、デスラー自らがレバーを操作してワープしようとしたが、一瞬ワープしかけた直後に爆発し、デスラーの死体が宇宙空間に漂う結果になったと演出されている。

『宇宙戦艦ヤマト2』の回想シーンでのデスラー艦の爆発は演出が違う。初代デスラー艦が二代目になっているなど。

『宇宙戦艦ヤマト2』の回想シーンでは、デスラー艦の爆発後、デスラー総督は宇宙空間に漂う・・・

初代デスラー艦は、プラモデル化はされておらず、ガレージキットと彩色済みミニチュアで発売されました。

宇宙戦艦ヤマト メカニカルコレクションPart.4『初代デスラー艦』

コスモフリートコレクション宇宙戦艦ヤマト イスカンダル激闘編『デスラー艦(初代)』

劇場アニメ映画『宇宙戦艦ヤマト』1977年8月6日公開。 内容はテレビアニメ・シリーズ『宇宙戦艦ヤマト』の総集編。

1977年に劇場公開された、テレビ放映版の再編集作品。
正式タイトルはテレビ放映版と同じ『宇宙戦艦ヤマト』だが、テレビ放映版との区別のため、ビデオソフトなどでは「宇宙戦艦ヤマト(劇場版)」と表記されている。

1977年8月5日夜、公開を翌朝に控え、セル画プレゼントを目当てにしたファンが劇場前に行列を作った。それまで、アメリカ映画の『エクソシスト』で徹夜が生じたことはあったが、日本映画で初めて徹夜組が出たのはこのヤマト劇場版第1作だと言われている。

劇場アニメ映画『宇宙戦艦ヤマト』1977年8月6日公開。

内容はテレビアニメ・シリーズ『宇宙戦艦ヤマト』の総集編。

劇場アニメ映画『宇宙戦艦ヤマト』1977年8月6日公開

1975年5月、劇場向けの再編集を開始。当初は3時間半あるいは5時間の長さであったが、舛田利雄の監督のもと沖田艦長の物語に焦点を当てる方針で第13-19話分を丸ごと削除するなどして、約2時間短縮した。

さらに、イスカンダル到着シーンの脚本が書き直され、最終回のデスラー再襲シーンも削除され、2時間8分まで短縮。イスカンダルのシーンは、スターシャがすでに亡くなっており、立体ホログラムで登場するという設定で、石黒昇が新たな絵コンテを起こし、芦田豊雄のスタジオが作画を行った。

よって、古代守の生存・再登場もない。このシーンが入っているバージョンは、俗に「スターシャ死亡編」と呼ばれる。なお、もともと16ミリのレンタルフィルム向け総集編として製作されたことと予算不足で、追加シーンは16mmフィルムで撮影されている。そのため35ミリフィルムで撮影されたテレビ版からの再利用部分に比べると画質が粗い。
なお、本作は山本版と舛田版の2つが作られており、山本が比較したうえで舛田版を選んだとされる。
アフレコは一部の台詞の差し替えを主として、メインキャストによる新録が行われた。
(出典:Wikipedia「宇宙戦艦ヤマト」)

劇場アニメ映画『宇宙戦艦ヤマト』1977年8月6日公開

スターシャ(スターシァ、スターシア)
イスカンダルの女王。地球へ救済の手を差し伸べる。

スターシャ(スターシァ、スターシア)

単に「ガミラス艦」と言えば大抵本艦を指す。
ガミラス帝国、ガルマン・ガミラス帝国においてその範囲・期間ともに最も多く運用されている艦であり、艦隊の護衛・哨戒・威力偵察などさまざまな任務をこなす。その大きさから他勢力の駆逐艦に相当する小型戦闘艦である。但し、本艦級を全長180mの巡洋艦とする本もあった。

駆逐型デストロイヤー艦・ガミラス艦

三段空母
ガミラスの精鋭空母。4つの飛行甲板を有する。七色星団の戦いにおいて、ルビー、サファイア、ダイヤ戦線から3隻が召集された。

三段空母

劇場アニメ映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』東映、1978年8月5日公開。アニメ映画史上に残る大ヒットとなった。

『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』(さらばうちゅうせんかんヤマト あいのせんしたち)は、1978年8月5日に東映系で公開されたアニメーション映画。

テレビシリーズ『宇宙戦艦ヤマト』の続編(厳密に言うと本作を含めた続編は劇場版第1作の続編ではない)であり、「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」の第2作。

総集編だった劇場版第1作と異なり、完全新作のオリジナルストーリーである。1978年8月5日公開の夏休み映画で、全国133の映画館で封切りされた。

本作では地球と白色彗星帝国との戦いを通じてヤマト乗組員達の死が描かれた。

1977年公開の劇場版『宇宙戦艦ヤマト』の成功を受けて、同年11月に本作の製作が決定した。第1作のようにオフィス・アカデミーの制作だと正月映画となるため、夏休み公開を目指して制作能力の高い東映動画が制作に参加し、以後、東映動画は昭和の宇宙戦艦ヤマトシリーズの劇場版を担当することになっていく。

脚本と絵コンテに4か月をかけ、1978年5月24日に製作発表が行われた。配給を担当する東映の岡田茂社長は配給収入の目標を15億円としたが、目標を上回り前作の2倍以上の21億円とアニメ映画史上に残る大ヒットとなった。
(出典:wikipedia/さらば宇宙戦艦ヤマト_愛の戦士たち)

劇場アニメ映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』東映、1978年8月5日公開 アニメ映画史上に残る大ヒットとなった。

ガミラスの侵略を退けてから1年後の西暦2201年、白色彗星帝国が宇宙の各惑星にその侵略の手を伸ばしていた。

地球は復興をほぼ終え、都市は活気づき平和に満ちていた。古代進も護衛艦艦長として輸送補給船団に同行していたが、偶然、発信源不明のメッセージを受信する。そのメッセージは、救いを求めるような女性の声であった。かつてのヤマト乗組員たちは、危機の正体を突き止めるためにヤマトを発進させる。

テレザート星に到着した古代たちは、メッセージの発信者であったテレサを救出する。テレサは、白色彗星帝国が宇宙の星々を次々と侵略しており、次に狙っているのが地球であることを告げる。
白色彗星帝国は地球に迫り、最新鋭戦艦アンドロメダを旗艦とした地球艦隊を全滅させる。ヤマトは白色彗星の渦の中心核に波動砲を打ち込む。彗星は火の玉となって炎上するが、その中から巨大な要塞、都市帝国が出現する。

激しい戦闘の中で次々と乗組員たちが戦死していく。古代たちは都市帝国内部に侵入して動力炉を破壊する。しかし、その都市帝国の内部から超巨大戦艦が出現する。エネルギーもほとんど尽きているヤマトを嘲笑するズォーダー大帝に向かい、古代は徹底抗戦を宣言。

ある決意を固めた古代は、生き残った数少ない乗組員をヤマトから退艦させ、超巨大戦艦に向けヤマトを発進させる。そこにテレサが現われ、ヤマトとともに超巨大戦艦に向かう。

劇場アニメ映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』東映、1978年8月5日公開

バンダイ『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』プラモデルポスター

地球防衛軍「アンドロメダ」 地球防衛艦隊の旗艦。

アンドロメダ
地球防衛艦隊の旗艦。本編中で進水した最新鋭艦で、それに見合うだけの性能を有しており、バルゼー艦隊との決戦に勝利するが、白色彗星本体により艦隊ごと吸い込まれる。

アンドロメダ (宇宙戦艦ヤマト)

拡散波動砲
艦隊決戦兵器である拡散波動砲を2門を艦首に左右並列(サイド・バイ・サイド)に配置。強力な波動エネルギー増幅装置を持ち、改造前のヤマトの2倍の威力がある。

アンドロメダの拡散波動砲、発射!

アンドロメダの拡散波動砲、発射!

アンドロメダの拡散波動砲

白色彗星帝国軍

ズォーダー
白色彗星帝国を統べる大帝。傲慢かつ尊大な独裁者で、地球を我がものにしようとする。

ヤマトシリーズ最強の敵として名高い!ズォーダー大帝

超巨大戦艦
都市帝国の内部に隠されていた巨大な戦艦。都市帝国の壊滅に伴い姿を現し、地球人たちを絶望させたが、ヤマトとテレサの特攻によって消滅する。

超巨大戦艦 当時600円

登場時の描写は、『さらば』と『ヤマト2』で使い回しされているためほぼ同じである。2度までも勝利を確信したヤマトクルーの眼前で、炎に包まれた要塞都市より鎌首をもたげ、下部岩盤を割り砕き上部の超高層ビル群をなぎ倒しながら浮上、ヤマトと対峙する。『さらば』では超巨大砲以外の能力は特に見せなかったが、『ヤマト2』では多数の砲塔による砲撃をヤマトに対して行っている。

さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち
満身創痍で戦闘不能のヤマトに威力を見せつけるため月に向けて超巨大砲を発射、その砕けた破片をヤマトにぶつけて嬲るが、ヤマトと反物質生命体であるテレサの特攻によって消滅した。

超巨大戦艦

デスラー
旧ガミラス帝国の総統。白色彗星帝国に身を寄せており、ヤマトへの雪辱戦を仕掛ける。激闘の末に古代との一騎打ちになるが、既にひどく傷ついており、銃を落とし自らの敗北を悟る。ガミラス総統としての自身の思いの丈を吐露した後、古代に白色彗星の弱点を教え、自ら宇宙空間に身を投げ死亡した。

デスラーが生きていた!デスラー総督「ヤマトの諸君・・・待っていたぞ対面できて光栄の至りだ・・・」

兵装は、艦首にデスラー砲とデスラー戦法用の瞬間物質移送器が装備されている。

(二代目)デスラー艦がデスラー砲を発射するシーン

(二代目)デスラー艦 (宇宙戦艦ヤマト) 当時500円

(二代目)デスラー艦

メカコレクション「白色彗星帝国軍 デスラー艦」 当時100円

白色彗星帝国の提督ゴーランドの帝国第一艦隊、テレザート星域守備艦隊に配備されていた艦。ゴーランドの座乗艦であることから「ミサイル艦ゴーランド」とも呼称される。

宇宙気流に嵌ったヤマトに対し、ゴーランド率いる艦隊がテレザート星の前面に展開して待ち伏せていたが、機関故障を装って流されるヤマトの策に嵌り、波動砲射線上からテレザート星が外れる位置まで誘い出され、発射したミサイルもろとも波動砲で消滅した。

ミサイル艦ゴーランド

宇宙戦艦ヤマトプラモデル「ミサイル艦ゴーランド」

宇宙戦艦ヤマトプラモデル「ミサイル艦ゴーランド」

大戦艦
第6遊動機動部隊に所属する戦艦。地球への侵攻を行うも、アンドロメダの拡散波動砲により壊滅し、わずか数隻のみ生き延びる。

大戦艦とデスラー艦隊(白色彗星帝国軍) 駆逐艦

メカコレクション「白色彗星帝国軍 大戦艦」 当時100円

ヤマト発進!テレザート星に幽閉されていた「テレサ」を救出する。

ヤマト発進!

反物質世界の住人「テレサ」は、白色彗星帝国が宇宙の星々を次々と侵略しており、次に狙っているのが地球であることを告げます。

テレサ
裸身で祈る反物質世界の女性。母星が白色彗星帝国により滅ぼされ、ただ1人生き延びるも捉えられてテレザート星の中心部に幽閉される。メッセージを聞きつけやって来た古代たちによって解放された後、白色彗星の正体を告げいずこかへと去って行ったが、終盤で再び姿を現し、ヤマトとともに超巨大戦艦に特攻する。

テレザート星に到着した古代たちは、謎のメッセージ(救いを求めるような女性の声)の発信者であった 「テレサ」を救出します。

白色彗星の恐ろしさ!アンドロメダほか地球防衛軍が全滅!

最新鋭戦艦「アンドロメダ」を旗艦とした地球防衛軍の出陣!

白色彗星に立ち向かうアンドロメダほか地球防衛軍

白色彗星に全艦、拡散波動砲、発射!

白色彗星に全艦、拡散波動砲、発射!

アンドロメダ爆発&地球防衛軍の艦隊全滅

デスラー総督との戦い

小ワープでデスラー砲を回避し、デスラー艦に特攻したヤマト

白兵戦へ

デスラー総督「白色彗星の渦の中心核を狙え!」

もう思い残していることは何もない。私は十分に戦った。孤独な戦いは終わったのだ。

デスラー総督「白色彗星の渦の中心核を狙え!」

宇宙空間に漂うデスラー総督

ズォーダー大帝の高笑い

白色彗星の渦の中心核に波動砲を発射!

白色彗星と対峙する人類最後の希望であるヤマト。

ズォーダー大帝の高笑い

白色彗星都市帝国

彗星帝国が現れる

白色彗星内部へ突入!次々と仲間たちが・・・

機関室から波動エンジンの状態を報告し、徳川機関長はそのまま息絶えたシーン。

徳川機関長「エンジン出力低下、しかし航行に・・・支障なし・・・」

都市帝国を内部から破壊する為ヤマトから出撃したコスモタイガー第二次攻撃隊。都市帝国艦載機発進口へ接近中、古代・真田の搭乗するコスモタイガーを山本機が庇って被弾──。

山本!!山本ーッ!!!

森雪
元ヤマト生活班長。科学局生活部に勤めている。古代との結婚式を間近にヤマトが無断発進することになり、結婚式が延期になってしまう。地球に残ったと思われたが、こっそりヤマトに乗り込み佐渡に匿われていた。乗り込み判明後は古代と和解し旧任務に就く。

森雪

斉藤始
本作新登場のキャラ。空間騎兵隊第1機甲師団中隊長。司令長官の密命でヤマトに乗り込み、地上戦や白兵戦で活躍する。最期は都市帝国動力部において、真田が爆弾を仕掛け終わるまでの敵兵の足止めを受け持ち、仁王立ちのまま戦死する。

仁王立ちしたまま息絶えている斉藤始

真田志郎
元ヤマト技師長。科学局に勤めている。 本編開始の数日前から正体不明の白色彗星を捉えており、古代から渡された謎のメッセージとともに防衛会議へ提出する。古代の背中を後押しし、ヤマト無断発進の決起を行う。

都市帝国との決戦では古代たちとともに都市帝国に侵入し、動力室まで到達。古代に対し、弟のように思っていたことを告げた後、斉藤とともに動力部の中枢まで乗り込み、自身もろとも爆破し戦死する。

真田志郎

都市帝国内部でコスモタイガーを死守していた加藤。古代を後ろに乗せ都市帝国を脱出。ヤマトへ無事着艦させた加藤は満足げな表情で息絶えていた。

着いたよ加藤。生きて帰ったのはどうやら俺たちだけらしいな。加藤ーーー!

ズォーダー大帝の高笑いと「超巨大戦艦」は、地球連邦(およびヤマト乗組員全員と視聴者)にこれ以上ない絶望感を叩きつけた。

終わった・・・と思ったとき・・・

真田さんや斉藤さん、コスモタイガー隊長の加藤さん・・・多大な犠牲を払いつつ白色彗星の動力炉爆破に成功したヤマト。最後の力を振り絞ったヤマトの砲撃により白色彗星は崩壊する。

崩壊した彗星帝国の中から超巨大戦艦が出現した

超巨大戦艦の全長:12.2km
ヤマトの全長:263m

超巨大戦艦はヤマトより46倍近くデカイ。

超巨大戦艦の圧倒的な存在感!地球連邦(およびヤマト乗組員全員と視聴者)にこれ以上ない絶望感を叩きつけた。

命あるものはその血の一滴まで俺のものだ。宇宙は全て我が意志のままにある。私が宇宙の法だ、宇宙の秩序だ。よって当然、地球もこの私のものだ。ムハハハハ、アハハハハハハ。

・・・高笑いするズォーダー大帝

ズォーダー大帝の高笑い「どうだ、わかっただろう。宇宙の絶対者は唯一人、この全能なる私なのだ。」

凍りつくヤマトのクルーと人類・・・

お前にはまだ命が残っているじゃないか。なぁ古代。人間の命だけが、邪悪な暴力に立ち向かえる最後の武器なのだ。素手でどうやって勝てる?死んでしまって何になる?誰もがそう考えるだろう。わしもそう思う。なぁ古代。男はそういう時でも立ち向かっていかねばならない時もある。そうしてこそ初めて不可能が可能になってくるのだよ。

古代。お前はまだ生きている。生きているじゃないか。ヤマトの命を生かすのは、お前の使命なんだ。命ある限り戦え!わかるな、古代。

お前にはまだ武器が残されているではないか、戦うための武器が。 命だよ。

命というのは、たかが何十年の寿命で終わってしまうような、ちっぽけなものじゃないはずだ。この宇宙いっぱいに広がって、永遠に続くものじゃないのか?

俺はこれからそういう命に、自分の命を換えに行くんだ。これは死ではない!

世の中には、現実の世界に生きて、熱い血潮の通う幸せを作り出すものもいなければならん。君たちは、生き抜いて地球へ帰ってくれ。

そして俺たちの戦いを、永遠に語り継ぎ、明日の素晴らしい地球を作ってくれ。

生き残ることは、時として死を選ぶより辛いこともある。だが、命ある限り、生きて、生きて、生き抜くこともまた、人間の道じゃないのか。

古代進は他の乗組員を退避させて、一人で「超巨大戦艦」に特攻することを決める。

古代進は迷いなく「超巨大戦艦」に向け「ヤマト」を特攻させていく。先に逝った仲間たちの熱き魂や思いが集まる。

テレビシリーズの「宇宙戦艦ヤマト2」では、テレサだけが超巨大戦艦に特攻する。

そこに「テレサ」が現われ、「ヤマト」とともに「超巨大戦艦」に向かっていきます・・・

半物質の私の体が役に立つときが来ました。一緒に行きましょう。

君には苦しい思いばかりさせて、ごめんね。これからいつも一緒にいるよ。人間にとって一番大切なものは愛することだ。でも、僕が一番大切なものは君だ。君への愛だ!雪、好きだ。大好きだ。大きな声で言える。雪。僕たちはこの永遠の宇宙の中で、星になって結婚しよう。これが二人の結婚式だ。

雪。やっと二人きりになれたね。

しかし、さらばでは全然なかった。

さらば宇宙戦艦ヤマト!

『宇宙戦艦ヤマト2』1978年10月14日 - 1979年4月7日 読売テレビ制作・日本テレビ系列 全26話

『宇宙戦艦ヤマト2』(うちゅうせんかんヤマト2)は、1978年10月14日から1979年4月7日まで、日本テレビ系で放送されたアカデミー製作、讀賣テレビ放送制作のテレビアニメである。通称「2」「ヤマト2」。放送時間は、毎週土曜19:00 - 19:30(JST)。全26話。

『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』のテレビアニメの第2作目。劇場用アニメ作品『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』のテレビアニメ化作品であり、地球と白色彗星帝国の戦いを描く。

単純に『さらば』が長編化されたわけではなく、設定の細部や結末はそれと異なったものが用意された。特に異なっているのは結末で、『さらば』では主人公の古代進とその乗艦の宇宙戦艦ヤマトは白色彗星帝国ガトランティスの超巨大戦艦と相討ちの形で滅び去るのに対し、本作では最終的には古代もヤマトも生き残ることになる。

これにより、『さらば』と本作はパラレルワールドという位置付けになり、『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』の後発作品は本作のストーリーを受け継ぐこととなる。
(出典:Wikipedia「宇宙戦艦ヤマト2」)

『宇宙戦艦ヤマト2』1978年10月14日 - 1979年4月7日 読売テレビ制作・日本テレビ系列 全26話

地球防衛軍の艦隊が全滅

多数の砲塔による一斉射撃を行い、満身創痍のヤマトに更なる一撃を浴びせて戦闘不能に追い込んだ後、見せしめとして地球に対して超巨大砲で砲撃を加えていく。

しかし、テレサが命と引き換えの能力解放を行い、気づいたズォーダーは慌てて攻撃を中止して撤退するが間に合わず、超巨大戦艦はテレサの光に包まれ、ズォーダーの断末魔の叫びと共に消滅した。

超巨大戦艦

テレサは反物質世界の人間ではなく反物質を操る超能力を持つという設定になり、袖に玉飾りのある青いロングドレスを身にまとった、見た目は普通の人間の女性である。

島とテレサが愛し合う関係に・・・

乗組員を退艦させ一人残った古代は、自らの無力に苦悩した末、ヤマトで超巨大戦艦へ特攻することを決意。古代と最期まで一緒にいようとする雪とともに超巨大戦艦へと向かうが、その目の前にテレサが現れる。

テレサはデスラー艦隊による被弾で宇宙に投げ出されて行方不明になっていた瀕死の島の前に現れ、自らの血液の大部分を輸血して彼の命を救っていた。

テレサが行方不明になっていた島を連れてきた

テレサは万策尽きて超巨大戦艦への特攻を考えた古代を生きて地球に帰るように説得すると、島を古代に託して自身は自らの超能力の全てを開放し、命と引き替えに超巨大戦艦を破壊した。

テレサは島を古代に託して、生きて地球に帰るように説得した。

テレサは、助けた島をヤマトへ託すと、自らの全ての力を使って超巨大戦艦へと突撃し、ともに消滅する。

映画版と違うのは
古代、森雪、デスラー、真田など以降の作品に出てくる重要キャラが死んでいません。

テレサだけが超巨大戦艦に特攻する

唯一テレサだけが苦手なズォーダー大帝。テレサに怯えまくる。テレサは宇宙最強ですからね。

それにしても、テレサの力がなかったら倒せなかった敵って・・・テレサがいなかったら地球は滅んでいます。敵の設定を強くしすぎているでしょう。

ヤマトより強い、反物質を操る超能力者のテレサにもっと感謝しないといけない。ちょっとご都合主義過ぎる話でしたね。ある意味、神様に倒してもらったようなものです。

テレサの出現に愕然とするズォーダー大帝

テレビ特番『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』1979年7月31日放送 フジテレビ系列(1981年3月14日に劇場公開)

『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』(うちゅうせんかんヤマト あらたなるたびだち)はフジテレビ系列で1979年7月31日放映のテレビアニメーション及び、東映系で1981年3月14日公開の劇場用アニメーション映画である。
通称「新た」、「新たなる旅立ち」。

「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」のひとつ。『宇宙戦艦ヤマト2』の続編として制作され、テレビスペシャルとして放映された。西崎義展は当時、本作を「テレフィーチャー」(テレビ用映画)と呼び、かつ劇場版新作への布石として新世代キャラクターを数人、登場させた。CM等を除いた正味の放映時間は93分。

1981年8月15日に日本テレビ系列で再放送された時には、冒頭に『ヤマト2』のダイジェストシーンが数分挿入され、その分、本編の一部がカットされた。

本放送は30%を越える高視聴率を得た。これを受けて放送から2年後の1981年3月14日から4月3日まで「スペースロードショー」として、『ヤマトよ永遠に』との併映で劇場作品として公開された。ただしテレビ版でカットされた水雷艇のシーン等は復活せず、テレビ放映版と全く同一のフィルムが流されている。
(出典:Wikipedia「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」)

テレビ特番『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』1979年7月31日放送 フジテレビ系列(1981年3月14日に劇場公開)

デスラー
総統。地球対白色彗星帝国との戦争の中でヤマトと戦った後、ガミラス残存艦隊を率いて新天地を見つけるべく航海に旅立とうとしていた。ガミラス星の爆発後、漂流するイスカンダル星を追走する。地球にイスカンダルの危機を伝える通信を送り、スターシャを守るために暗黒星団帝国マゼラン方面軍に対しヤマトと共同戦線で戦うことになる。

スターシャを自らの危険を顧みずに守ろうとし、スターシャを愛していたことに気づく。戦いが終わった後、母星やその双子星を失った身となりながらも、再び新天地を見つけるべく古代に別れを告げ旅立つ。
(出典:Wikipedia「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」)

デスラー

『宇宙戦艦ヤマト2』でヤマトと別れたデスラー率いるガミラス帝国残存艦隊が、新天地を探す旅に発つ前に、今は廃墟となり無人となった母なる星ガミラスに最後の別れのために立ち寄ったところ、謎の勢力である暗黒星団帝国がガミラシウムを無断で採掘していた。

これに激怒したデスラーは攻撃を加え、交戦の結果、ガミラスは大爆発を起こし消滅。それにより連星を構成していたイスカンダルは引力のバランスを崩し宇宙空間を漂流し始める。デスラーは愛するスターシャのいるイスカンダルをただちに追跡するが、暗黒星団帝国のデーダー率いる第一艦隊(旗艦プレアデス)もイスカンダリウムを目的にイスカンダルを追撃していた。

デスラーはスターシャにイスカンダルから脱出するよう呼びかけるが、彼女とその夫である古代守はイスカンダルと運命を共にする覚悟を決めていた。そして速度が限界に達したイスカンダルはワープしてしまう。
(出典:Wikipedia「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」)

デスラーは暗黒星団帝国に攻撃を加え、交戦の結果、ガミラスは大爆発を起こし消滅してしまった。

デスラー戦闘空母
デスラー艦隊の旗艦で、文字通りデスラーの乗艦。飛行甲板内にデスラー砲を格納している。
艦隊を率いて航海していたが、ガミラス星とイスカンダル星を巡る一連の度重なる戦闘で艦隊がほぼ全滅し、自艦のみが生き残る。戦いが終わった後はただ1隻でいずこかへと去って行った。

デスラー戦闘空母

巨大戦艦プレアデス
マゼラン方面軍第1艦隊旗艦で、デーダーの乗艦。全長360mという大型艦であり、それでいて速力・機動力に優れ、さらにヤマトの主砲が通じないほどの防御力も持つ高性能艦だが、ヤマトの波動砲によって撃沈される。

イスカンダルを追い銀河系の重力星雲まで到達したデスラー艦隊だったが、デーダー艦隊の奇襲を受ける。艦隊をほぼ全滅させられデスラーは死を覚悟したが、ヤマトが救援に現れデーダー艦隊を撃滅する。

巨大戦艦プレアデス
マゼラン方面軍第1艦隊旗艦で、デーダーの乗艦。全長360mという大型艦であり、それでいて速力・機動力に優れ、さらにヤマトの主砲が通じないほどの防御力も持つ高性能艦だが、ヤマトの波動砲によって撃沈される。

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スターシャ
イスカンダルの女王。イスカンダルの暴走後も脱出しようとせず、母星と運命を共にする覚悟を貫き続ける。しかし、自らの身を呈してゴルバを倒そうとするデスラーを見捨てられず、それでいてイスカンダリウムを戦争の道具に使用されることも許容できなかったため、表向き降伏し、守とサーシャを脱出させた後、イスカンダルを自爆させ死亡する。死後幽霊のような存在としてヤマトとデスラーの前に現れ、感謝と自身の思い、そしてサーシャへの愛情を伝え消えて行った。

古代守
古代進の実兄で、元地球防衛軍所属・駆逐艦ゆきかぜ艦長。第1作においてガミラスの捕虜護送船が難破したところをスターシャに保護され、彼女と愛を育み、ともにイスカンダルで生きて行くことを決める。本作でもスターシャとともに最後までイスカンダルに残る覚悟をしていたが、終盤スターシャによって娘のサーシャと一緒に強引に脱出させられる。戦いの後はサーシャとともに地球へ行く。

スターシャと古代守

暗黒星団帝国のマゼラン方面軍総司令部を兼ねており、同軍総司令メルダーズが搭乗する。
初期設定においては、地球の直径の1/6(約2000km)を想定した文字どおりの小惑星であった。その後、この設定は変更されたが名称はそのまま使われたため、数百m程度の規模ながら「自動惑星」と称されている。

主砲の破壊力と圧倒的な数の通常兵装に加え、デスラー砲が効かないほどの防御力を持つ。

赤色巨星近傍での最終決戦にて、ヤマトとガミラス艦隊を追い越して立ちはだかる形で出現し、イスカンダルへの砲撃で威嚇を行った。攻撃してきたガミラス艦隊を返り討ちにし、デスラー砲の直撃さえもまったく受けつけず、絶望的なまでの戦力差を見せつけた。

唯一の弱点である主砲口さえエネルギーの充填中には閉じられてしまうため、デスラーは臨時旗艦のデスラー戦闘空母を主砲口へ突貫させ、主砲口を閉じられなくした上で古代進に波動砲発射を促す。

これを見かねたスターシャがイスカンダリウムの提供を申し出たため、メルダーズはイスカンダルへ降下を試みるが、スターシャによってイスカンダルは自爆したため、その爆発に巻き込まれて消滅した。
(出典:Wikipedia「自動惑星ゴルバ」)

自動惑星ゴルバ

男の中の男、デスラーは臨時旗艦のデスラー戦闘空母を主砲口へ突貫させ、主砲口を閉じられなくした上で古代進に波動砲発射を促す。

スターシャはイスカンダル星を自爆させる

スターシャは古代守に子供のサーシャを託し、ヤマトに送るとイスカンダル星を自爆させ、ゴルバ共々消滅する。デスラーは新天地を目指し去り、ヤマトは古代守とサーシャとともに地球に帰還する。

スターシャは古代守に子供のサーシャを託し、ヤマトに送るとイスカンダル星を自爆させる

ヤマト2のラスボス「超巨大戦艦」を倒したのは、テレサの特攻でしたが、この話も最後のボス「自動惑星ゴルバ」を倒したのは、ヤマトではなくイスカンダルの女王「スターシャ」の自爆。

ヒロインの特攻と自爆頼みのボス退治になっています。もうちょっとヤマトと地球防衛軍の艦隊が活躍しても・・・

劇場アニメ映画『ヤマトよ永遠に』東映、1980年8月2日公開。

宇宙戦艦ヤマトシリーズの1980年公開の劇場公開作品。通称「永遠に」、英文タイトルは「Be Forever Yamato」。

1980年8月2日夏休みシーズン公開の「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」の劇場用映画の第3作目。オフィス・アカデミー製作、東映動画(現・東映アニメーション)とアカデミー製作が制作協力で、全国東映洋画系で公開された。観客動員数は220万人。アニメーションシリーズ中、唯一「宇宙戦艦」の語がタイトルに含まれない。

本作では、主人公である古代進とヒロインの森雪を宇宙と地球に完全に別離させた上(ストーリー上、終始両者が全くの別行動を取り続ける展開は、後年制作された「復活篇」を除き、シリーズ中本作のみである)、古代には姪のサーシャを、雪には敵将校のアルフォン少尉を接近させ、それぞれが別の異性との間で揺れ動くという形で、遠距離恋愛に伴う危機を描き、「愛することは信じ合うことである」(西崎プロデューサー曰く「信頼の愛」)をテーマに(主題歌・「愛よその日まで」の歌詞中にもそのテーマの片鱗が覗える)、地球と暗黒星団帝国との戦いを描いた。
(出典:Wikipedia「ヤマトよ永遠に」)

劇場アニメ映画『ヤマトよ永遠に』東映、1980年8月2日公開

劇場アニメ映画『ヤマトよ永遠に』東映、1980年8月2日公開

外宇宙から現れた謎の光が地球に向けて進んでいく。その光球飛行物体が通り過ぎていった各惑星の前線基地からの通信が次々と途絶し、さらに光球飛行物体は急速に地球に接近、地球側も迎撃ミサイルで応戦するも効果はなく、地球上に悠然と降り立ったそれは、超大型ミサイルであった。

そして後から地球に押し寄せて来た大艦隊の奇襲攻撃に地球艦隊は為すべも無く壊滅し、地球は瞬く間に制圧される。

地球上に暗黒星団帝国の重核子爆弾が着陸する

暗黒星団帝国はヤマトの在処を示せと要求。超大型ミサイルの正体が重核子爆弾であり、人類の脳細胞を一挙に死滅させることが出来ると脅してくる。

暗黒星団帝国の「掃討三脚戦車」

古代は雪や旧ヤマト乗組員と再会し、ヤマトがあるという小惑星イカロスへ向かおうとするが、地球脱出時に雪と離れ離れになってしまう。

アルフォン
地球占領軍・技術部情報将校。階級は少尉。重核子爆弾の起爆装置の解除方法を知っている重要な士官。気を失っている雪を保護し、軟禁状態の中でアプローチをかける。

しかし、雪の愛する人を信じる姿に本気で心を奪われ、自分を倒せたら重核子爆弾の秘密を教えると約束し、彼女を解放。重核子爆弾の内部で再開し、結果的に敗北。雪に暗黒星団帝国の正体と重核子爆弾の起爆装置の解除方法を教え息を引き取った。

地球に取り残された雪は、敵将校アルフォンによって介抱されていた。

重核子爆弾の起爆装置があるという 暗黒星団帝国へ向かう古代たち

ヤマトの乗組員たちは、重核子爆弾の起爆コントロールが敵母星であることを突き止め、爆発を阻止するために暗黒星雲へと40万光年の航海に旅立つ。

サーシャ / 真田澪
ヤマト側のヒロイン。登場した時はアナライザーから雪と間違えられた。真田の姪と紹介されたが、正体は古代守とスターシャの娘で、古代進の姪に当たる。地球人とイスカンダル人のハーフのため、地球人にはない力を使うこともできる。

古代進に対し伯父として関係を超えた愛情を抱いているが、互いの血縁関係や進と雪の相思相愛も理解しており、思い悩む。敵母星である偽地球に降りた際にはいち早くその正体に感づいており、ヤマトをサポートするためそのまま残留。その際、進への心情を吐露した。偽地球の正体が発覚した後はヤマトが敵母星内部へ侵入する手引きをするが、スカルダートによって射殺される。

サーシャ / 真田澪

乗組員の眼前に広がったのはまばゆいばかりの光芒煌めく銀河だった。地球から見た暗黒星雲の正体は、白色銀河と黒色銀河が重なりあう二重銀河だったのである。

地球から見た暗黒星雲の正体は、白色銀河と黒色銀河が重なりあう二重銀河だった

「スカルダート」
暗黒星団帝国を統べる聖総統。地球人に似た容姿をしているが、それは変装であり、実際には他の暗黒星団帝国人と同様の青い肌をした醜悪な容貌の人物。

衰退しつつある国家の危機を救うため、地球へ侵攻する。ヤマトが母星まで到達した際には、地球に偽装した地球でヤマト乗組員を賓客として迎え入れ、ヤマトが撃沈する未来を見せ降伏を進めるが、ヤマト側はこれを拒否して発進。

偽地球の正体が発覚した後は重核子爆弾を盾に降伏を迫るが、地球でのパルチザンや母星でのサーシャの活躍により活路を見出され、母星の中心部まで侵入したヤマトの波動砲により消滅した。

「サーダ」
スカルダートの側近を務める女性。地球人と同様のペールオレンジの肌で、肩や胸元を大きく露出させた紫色のドレスに白いオペラ・グローブを着用し、姫カットの青い長髪を持つ容貌であるが、手には指紋が存在しない。そのため、ヤマトの乗組員に地球人への偽装を看破されることとなった。

地球に偽装したデザリアム星でヤマトの乗組員の前に現れ、彼らを地下宮殿へ招いてスカルダートと面会させる。その際、相原義一が不審に思いくすねたグラスにはサーダから素手で渡されたものであるにもかかわらず彼女の指紋が付着していなかった上、デザリアム星を飛び立ったヤマトで行われた真田志郎の分析や徳川太助の進言により、全てが偽装であることを看破される。また、それに伴いヤマトが反転したことから偽装の露呈を悟り、危ぶむ。最後はデザリアム星の爆発と共に消滅した。

スカルダートと側近のサーダ

重核子爆弾を止めるべく偽地球へと戻ったヤマトは、敵戦艦を波動砲で撃沈するも、その誘爆が偽地球にもおよび、星全体が炎に包まれる。そして、炎の中から現れたのは、地球とは全く異なる禍々しい姿をした星・敵母星デザリアムだった。デザリアムは超金属に覆われた人工惑星であり、波動砲も効かない強固な守りを持っていた。

敵母星・デザリアム星

サーシャが敵母星デザリアムに残っていて波動砲を打てないでいる古代進を怒鳴りつけるシーン。「俺が打つ!どけ、古代!!」
 
真田は古代守からサーシャを預かって1年間育ててきており、いわば彼女の育ての親でもある。そのため彼女への情は進と同じくらいに深く、進がサーシャごと敵母星を撃つことをためらった際には、自身も同じように辛いことを伝えながらも、彼を説得しようとした。

真田「俺が打つ!どけ、古代!!」

そこへスカルダートが現れ、サーシャを射殺する。

その光景を見た古代は怒りに任せ波動砲を発射。波動砲により、人工都市は爆発し、デザリアム星も崩壊する。

サーシャの幽霊が現れ、古代やヤマト乗組員を励まして、母スターシャの下へと帰っていく。

スターシャとサーシャを見送った後、ヤマトは地球への帰路に着いた。

『宇宙戦艦ヤマトIII』1980年10月11日 - 1981年4月4日 読売テレビ制作・日本テレビ系列 全25話

『宇宙戦艦ヤマトIII』(うちゅうせんかんヤマトスリー)は讀賣テレビ放送・日本テレビ系列で1980年10月11日 - 1981年4月4日、土曜日の午後7時 - 7時30分、全25話で放送されたテレビアニメーション。
「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」のテレビアニメ版としては第3作にあたる。

太陽異常により太陽系破滅の危機が訪れ、移住可能惑星惑星の探査に旅立ったヤマトが、星間戦争に巻き込まれながらも任務を遂行していくというのが本作のストーリー基軸である。

「太陽に核融合異常増進が起こり、このままだと1年以内に地球は灼熱地獄となって人類が滅亡」というあらすじは、高校生のファングループの投稿が元になっている。ただし、地球壊滅に際し第二の地球を探すというプロット自体は「さらば」の企画時点に既に存在している。

また、この設定は第1作で用いられた、「イスカンダルへの1年というタイムリミットを切られてのカウントダウン」の緊迫感を再度活用したものであり、シリーズ内オマージュでもある。

ボラー連邦とガルマン・ガミラス、そして地球の関係は当時の冷戦構造が基になっていると推測される。当初はガルマン・ガミラス、ボラーに次ぐ第三勢力として「ゼニー合衆国」(国家元首はゴーマン大統領)の登場が予定されたが、放送期間の短縮のため、結局見送られている。
(出典:Wikipedia「宇宙戦艦ヤマトIII」)

『宇宙戦艦ヤマトIII』1980年10月11日 - 1981年4月4日 読売テレビ制作・日本テレビ系列 全25話

惑星破壊プロトンミサイル
文字通り惑星破壊を可能とするミサイル。命中した物体の核融合を誘発させ、崩壊へと導く。恒星に撃ち込まれた場合は核融合の異常増進が起こる。

ガルマン帝国軍の使用した惑星破壊プロトンミサイルが太陽に命中する

地球連邦大学のサイモン教授は、太陽で起きている核融合の異常増進に気づく。このまま進行すれば、1年以内に地球は灼熱地獄となり人類は滅亡し、3年後には、超新星爆発を起こして太陽系自体が消滅する。観測データと導きだされた結論を地球の危機として警告を発するが、地球連邦政府は事態の深刻さを理解するどころか、サイモン教授を大学から解雇する。

太陽で起きている核融合の異常増進。このまま進行すれば、1年以内に地球は灼熱地獄となり人類は滅亡!

暁の日本アルプスの雪原から、ヤマトは人類が移住可能な惑星探索に旅立つ。

ガルマン・ガミラス帝国

ガルマン・ガミラス新型デスラー艦

ガルマン・ガミラス帝国の総統としての御座艦にふさわしい巨大戦艦。全長は1,350m、あるいは702mと資料によって異なる。「新型デスラー艦」とも呼ばれる。

曲線主体のガミラス様式から外れたブロック構造状のガルマン式の艦体が特徴。兵装は艦首にハイパーデスラー砲を装備。

両翼部に瞬間物質移送器を備え、艦体に大口径回転速射砲塔を艦首に3基。左右デッキ上に2基ずつ、計7基。艦底には超大型のミサイル2基装備が外見から読み取れる。
(出典:Wikipedia「デスラー艦」)

ガルマン・ガミラス新型デスラー艦 (宇宙戦艦ヤマト)

デスラー戦闘空母(デスラーせんとうくうぼ)は、『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』、『宇宙戦艦ヤマトIII』に登場する。

『宇宙戦艦ヤマト2』において、ヤマトとの戦闘でデスラー艦を失ったデスラーが、臨時の旗艦として使用した艦。
(出典:Wikipedia「デスラー艦」)

ガミラス艦隊旗艦デスラー戦闘空母 (宇宙戦艦ヤマト)

全長540mの大型艦で、ガルマン・ガミラス世代の新型三段空母(設定のみで劇中に登場せず)を左右に2隻繋ぎ合わせた双胴式の形状を持つ。艦橋周りや最上部甲板の艦上機の出入り口のデザインなどは戦闘空母の流れを汲んでいる。艦体色はガミラス世代の戦闘空母などと同じ赤。

三段ある甲板は用途別であり、上から順に雷撃機用、爆撃機用、戦闘機用である。また、右舷側が着艦用、左舷側が発艦用で、甲板上に引かれたラインはそれぞれの進行方向に向けた大きな矢印状になっている。なお、後方にも着艦用甲板が左舷・右舷一面ずつ設置されている。

宇宙戦艦ヤマト メカコレ NO.27 ガルマン・ガミラス「二連三段空母」 当時100円

シャルバート星で太陽制御を可能とするハイドロコスモジェン砲を譲り受ける

声 - 古川登志夫
第1話から登場。戦闘班飛行科所属。新人40人の1人で、本作における準主人公の1人。同期で生活班に所属になった土門とは仲が良い。
地球防衛軍に影響力を持つ揚羽財閥の御曹司であったが、宇宙パイロットへの憧れから少年宇宙戦士訓練学校へ入学し、卒業後ヤマトへ配属された。ヤマト出航直前、次期社長としての将来を嘱望する父・蝶人に反対されて一時はヤマト勤務から外されかけるが、病床にあった母親の命懸けの願いによってヤマト勤務が叶い、飛行科へ着任する。
出航直後は艦内で迷ったり、訓練中に他の新人とともに先輩達に遅れをとったり、未熟な面が残っていた。また、敵を深追いして逆に自分が窮地に陥るなど、若さゆえの判断力の鈍さもあった。しかし、航海を経て成長した結果、別働部隊の指揮を任されるまでになる。
惑星ファンタムにてルダ王女の幻に導かれ、コスモ生命体の居場所まで辿り着くと、土門と共にルダをファンタムから預かり、その護衛任務に就く。最後の移住候補惑星が移住不可能と判明し、第二の地球を発見できずに終わった際にはマザー=シャルバートへ地球を救ってほしいと涙ながらに叫び、その純粋な願いを聞き届けたルダは、ヤマトをシャルバート本星へ誘うことを決意する。ルダとはつかの間の淡い恋心を通い合わせるが、彼女はマザー=シャルバートの後継者としての使命を果たすため、揚羽との別れを選ぶ。

ルダと別れた後、太陽系でのボラー連邦の機動要塞ゼスパーゼとの戦闘中、敵機の機銃掃射によって倒れた土門の仇を取るべく、ルダに祈りを捧げつつ、そして彼女への愛情を秘めたままゼスパーゼのブラックホール砲口へ特攻をかけて戦死した。こうして開いた活路が、ボラー連邦の妨害消滅やハイドロコスモジェン砲による太陽制御作戦の成功へつながることとなる。太陽復活後、その魂はルダに抱えながらともにシャルバートへと去って行った。
(出典:Wikipedia「宇宙戦艦ヤマトシリーズの登場人物一覧」)

揚羽 武とルダ王女

ルダ
声 - 潘恵子
シャルバート星の王女で、正式には「ルダ=シャルバート」。マザー=シャルバート女王位の継承者。劇中では「ルダ王女」と呼ばれることが多い。

航海中にボラー連邦より捕らえられ、凍りついた星に見えた惑星ファンタムへ流刑にされたが、実際はファンタムの中心生命体に保護されていた。その後、ファンタムに降り立った揚羽武や土門竜介へ身柄を預けられ、ヤマトに搭乗することになる。

超科学力を持つシャルバート星の所在を知る唯一の人物と見なされていたため、ガルマン・ガミラス帝国やボラー連邦にその身柄を狙われたが、ヤマトの断固たる態度でその身柄は無事にシャルバート星に届けられた。

シャルバート星を治める長老とともにシャルバート王家の谷の墳墓に葬られた秘密の武器庫にヤマトクルーを案内し、恒星の核融合を制御できる超兵器「ハイドロコスモジェン砲」を提供した。

揚羽を愛していたために別れを惜しんだが、マザー=シャルバートとして人々の心の中に生きることを選び、マザー=シャルバート女王位に「即位」し、ルダ・シャルバートとなった。

太陽系内におけるボラー連邦との戦いにおいても異次元より出現した。太陽制御の成功後、古代から「戦いを放棄することを努力する」との旨を聞くと、ルダは「愛する揚羽の魂とともにシャルバート星へ帰る」との旨を告げ、去っていった。

マザー=シャルバート
はるか昔に強大な科学力と武力によって銀河系を征服・支配していた星間国家シャルバートの女王で、それを崇めるシャルバート教における信仰の対象。

「マザー=シャルバート」を名自体は代々女王に受け継がれるものだが、劇中では黒いワンピースを着た細身の長身で、栗毛色の長い髪をもつ20代から30代前半の美しい女性の幻としてシャルバート信者の前に現れる。
(出典:Wikipedia「宇宙戦艦ヤマトシリーズの登場人物一覧」)

シャルバート星の 女王「マザー=シャルバート」と「ルダ王女・ルダ=シャルバート」

ハイドロコスモジェン砲
恒星の核融合を制御する砲。シャルバートからヤマトへと譲渡された。

シャルバート
幾千年の昔、圧倒的な武力をもって銀河系を統一した巨大国家。女王マザー・シャルバートによって治められている。現在では伝説上の存在となっており、多数の信奉者も存在する。
衰退したとされたが、実際には武力による平和はないと悟り、自ら全ての武器を封印して、母星もろとも異次元へと隠れて静かに暮らしていた。

ハイドロコスモジェン砲

デスラーはベムラーゼもろとも敵要塞を撃破!ヤマトはハイドロコスモジェン砲で太陽の核融合異常増進を停止させる。

ベムラーゼ
声 - 滝口順平
第13話から登場。首相。ヤマトシリーズに登場する異星国家の統治者としては珍しく肥満体型。不手際を起こしたバース星総督ボローズをバース星もろとも抹殺するなど、残忍で冷酷・短気な独裁者。また、敵国の統治者であるデスラーの気持ちすら公の連絡で逆なでする程、傲慢な自信家でもある。デスラーと同様、自身こそが宇宙で唯一絶対の神であると考え、シャルバート信者を弾圧している。

ガルマン・ガミラスと交戦中という立場上、彼の関心は主にガルマン・ガミラスとその統治者であるデスラーに向けられており、ヤマトシリーズの敵としては珍しく地球やヤマトへの関心が薄く、本人も「ヤマトなどどうでもよかった」と言い切っている。

バース星視察時に初登場し、表敬に来た古代との会話の中で自分の意に沿わぬヤマトを敵と決めつけ、ヤマトを捕獲するよう指示。それが失敗したと見ると、超大型ミサイル十数発をもってバースごとヤマトを葬り去ろうとし、バースは木っ端微塵となる。難を逃れたヤマトに対し、ベムラーゼはそのときは見逃すが、はっきりと敵であると認識して去る。

その後、ヤマトがガルマン・ガミラスとボラーの国境付近に向かってきているという報告を受け、ヤマトがガルマン・ガミラスの尖兵となったと考え、攻撃を指示する。さらにその後、デスラーからのホットラインでの「ヤマトから手を引いてほしい」という依頼を、「弱気な」「老いた」と一蹴する。これらの出来事から、ヤマト、ひいては地球がガルマン・ガミラスの同盟国になったと思い、移住可能惑星の探査に向かっている他の地球の探査船団に対しても攻撃を仕掛けるようになる。

シャルバート星のルダ王女を、酷寒の地に見えた惑星ファンタムに幽閉した経緯があるが、重要人物を幽閉した割にはその事実を忘れていた(死んでいるものと思っていた)。

最後はヤマトを囮に太陽系内でデスラーに決戦を仕掛け、ブラックホール砲にてデスラー艦隊を苦しめるが、揚羽武の特攻によりブラックホール砲の砲口を破壊され、ハイパーデスラー砲により座乗する機動要塞と共に消滅した。
(出典:Wikipedia「宇宙戦艦ヤマトシリーズの登場人物一覧」)

ボラー連邦首相「ベムラーゼ」

無数の球体を連結させた形態を呈している。中央部の球体は、直径1kmから2.5kmにも達する。周囲の球体はすべてが同じ大きさではなく、その内の3つは他より一回りほど大きい。

その大きい3つの球体にそれぞれ1門ずつ、決戦兵器であるブラックホール砲が設けられている。これは一時的に小ブラックホールを発生させ、周囲の物質を全て呑み込んでしまうというもの。作中ではヤマトと3代目デスラー艦のみが何とか引力圏から逃れ、デスラー親衛隊は全艦とも飲み込まれてしまった。その他にも表面には無数の対空砲を備え、多数の航空機も搭載している。

装甲は、自動惑星ゴルバと同等と言える防御力を誇り、デスラー砲艦のデスラー砲の斉射をものともしなかった。

機動要塞ゼスパーゼ・ボラー連邦 機動要塞

『宇宙戦艦ヤマトIII』に登場。ボラー連邦のベムラーゼ首相座乗の機動要塞が装備していた。
発生したマイクロブラックホールは、そのサイズに比してヤマトが出力を最大にしても辛うじて持ちこたえられるほどの引力を持ち、作中の人物(真田志郎)にも「恐ろしい兵器」と驚愕している。

ガルマン・ガミラス帝国のデスラー親衛隊の艦隊すらほぼ全滅に追いやるが、ブラックホールは一定時間で自然消滅するため、デスラー艦と宇宙戦艦ヤマトのみは、辛くも重力場から逃れることができた(ヤマトはベムラーゼにとっては、デスラーをおびき寄せる"餌"であったため、あえて見逃した可能性がある)。
(出典:Wikipedia「ブラックホール砲」)

ブラックホール砲を食らうヤマト

新型デスラー艦の「ハイパーデスラー砲」でベムラーゼもろとも機動要塞ゼスパーゼを撃破した!

劇場アニメ映画『宇宙戦艦ヤマト 完結編』東映、1983年3月19日公開。70mm版1983年10月5日公開。

『宇宙戦艦ヤマト 完結編』(うちゅうせんかんヤマト かんけつへん)は、1983年公開の劇場用アニメ映画作品。
通称「完結編」「ヤマト完結編」「ファイナル・ヤマト(Final Yamato)」。ナレーションは俳優の仲代達矢。
宇宙戦艦ヤマトシリーズの最終作品として製作された。ただし、2009年には続編の「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」が製作されている。
キャッチコピーは「宇宙にひろがる永遠のロマン!ファイナル・ヤマトの熱い感動を―いま、あなたに伝えたい…」。

時系列では直前の作品である『宇宙戦艦ヤマトIII』で艦長に就任した古代進は、冒頭で多数の犠牲者を出してしまったことで引責辞任し、戦闘班長に降格している。これに伴い、ヤマト初代艦長であった沖田十三が復活し、再び艦長に就任する。

沖田が蘇ることは事前に公表されており、ご都合主義との批判が多かった。劇中でも佐渡酒造が自らの誤診を「全国の皆さんに坊主になってお詫びせにゃならんな」と発言するシーンがある。
(出典:Wikipedia「宇宙戦艦ヤマト 完結編」)

劇場アニメ映画『宇宙戦艦ヤマト 完結編』東映、1983年3月19日公開。

劇場アニメ映画『宇宙戦艦ヤマト 完結編』東映、1983年3月19日公開。70mm版1983年10月5日公開。

劇場アニメ映画『宇宙戦艦ヤマト 完結編』東映、1983年3月19日公開。70mm版1983年10月5日公開。

古代進
前作でヤマト艦長に就任したが、本作で辞任する。その後、戦闘班長として再びヤマトに乗り込むことになり、沖田の指揮の下で戦いを潜り抜けていく。
最後は冬月の展望台からヤマトと沖田の最期を見届けた。

森雪
物語冒頭では地球防衛軍司令部に勤務していた。地球に戻ってきたヤマトの艦内で、宇宙服なしでまともに放射線を浴びて倒れている古代を発見。古代が死んだと思い、自らも命を絶とうとするが、真田に止められる。その後、奇跡的に一命を取り留めた古代を看病する。

ヤマト再出撃時に再びレーダー手として復帰する。なお、本作では艦内服が前作までの黄色から白に変更されている。

古代進と森雪

西暦2203年、銀河系中心部の宇宙で大きな異変が生じた。異次元断層から別の銀河が現れ、核恒星系付近で銀河系同士の衝突が起こり、多くの星々が消滅した。古代進は宇宙戦艦ヤマトの艦長として地球防衛軍の命を受け調査に向かった。かつての盟友デスラー率いるガルマン・ガミラス帝国は壊滅的な被害を受けていた。 そんな中、銀河を回遊する水惑星「アクエリアス」が現れ、ディンギル星を水没させる。ヤマトはディンギル星から1人の少年を救った後地球に向かうが、ディンギル帝国の艦隊の攻撃に遭い、全乗組員が戦死もしくは意識不明となり、付近の惑星に墜落。偶然作動した自動操縦システムによって地球へ向かう。 地球はヤマトの情報から水惑星の存在を確認。接近してくる水惑星を避けるために各惑星やスペースコロニーへの避難を開始したが、ディンギル艦隊の巧みな戦術とハイパー放射ミサイルの攻撃の前に避難船団や地球艦隊は全滅していき、地球は封鎖されていく。ディンギルの長ルガール大神官大総統は新たな移住先として地球を目指していた。そして地球に移住するために取った方法とは、自らの星を水没させた水惑星アクエリアスを人為的にワープさせることで、同じく地球を水没させて地球人類を絶滅させた後に移住するというものであった。 帰還したヤマトから奇跡的に救出された古代進は恋人である森雪の懸命の看護により一命を取り留めたが、自分の判断ミスにより多くの乗組員の命を犠牲にしたと艦長を辞任する。 その頃、ルガール・ド・ザール率いる艦隊は地球艦隊を撃滅し、一歩一歩地球に向かっていた。これに対抗するのは、もはやヤマトしかなかった。古代もヤマトに乗り込もうとするが、自身が艦長を辞任したことで躊躇する。しかし、ヤマトの第一艦橋で聞いた初代艦長沖田十三の声にヤマトに乗り組む決意をする。 ヤマトの船出の日、地球防衛軍司令長官より驚愕の発表がされた。新たなヤマトの艦長が沖田十三であることを。沖田はイスカンダルへの航海の途中、ヤマトの艦医佐渡酒造の診断で死亡とされたが脳死には至っておらず、ヤマトのために戻ってきた。蘇った沖田のもと、全地球の祈りを受けヤマトは発進した。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%88%A6%E8%89%A6%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%88_%E5%AE%8C%E7%B5%90%E7%B7%A8

宇宙戦艦ヤマト 完結編 - Wikipedia

異次元断層から別の銀河が現れ、「銀河系同士の衝突」が起こり多くの星々が消滅した。

回遊惑星アクエリアス
広大な長楕円軌道を描きながら銀河を回遊する水惑星。接近した惑星に引力の関係から大量の水を降り注がせ、文明を丸ごと洗い流してしまう。

その一方で、降り注いだ水には生命の芽も含まれており、アクエリアスから芽を与えられた星は豊かな生命が誕生する。

太古に創世期の地球に接近し、地球に水と生命の芽を与えた、言わば地球人のルーツとなる星でもある。
(出典:Wikipedia「宇宙戦艦ヤマト 完結編」)

銀河を回遊する水惑星「アクエリアス」

女神クイーン・オブ・アクエリアス

『宇宙戦艦ヤマト 完結編』に登場するディンギル帝国の本拠である移動要塞。
全長20.8kmにもおよぶ巨大な移動要塞であり、ディンギル帝国の本星であるディンギル星が水没するまではその首都を構成していたが、水没時にそのまま移動要塞として脱出した。

脱出の際にはルガール大神官大総統の「この世は、強い者が栄えるためにある。弱い老人や女子供など滅びて当然」という思想に基づき、健全で若い男性しか乗船させなかったようである。しかし、地球人類の女性を絶滅させてどんな方法でディンギルの種を存続させるつもりだったのかは不明。なお、若桜木虔による小説版では、子孫を残すために若い女性も強引に連れ出して乗船させるという設定になっている。

前部には近代的な都市で人工的な建造物が多く、指令塔が存在する。後部へ行くにしたがって厚みが増し、岩のような外見になっている。最後部は山岳状の岩盤の上に「ジグラット」と呼ばれる神殿が存在し、馬のような形態の戦闘用ロボットであるロボットホースが配備されている。また、後部岩盤はウルク自身のエネルギー源となっている。

各部にニュートリノビーム防禦幕放射装置が存在するほか、指令塔と神殿には水惑星アクエリアスをワープさせるシステムの制御装置が存在する。また、内部には脱出用に円盤状の原ディンギル型UFOプレ・ノアと岩石ロケットが存在する。

最後にはヤマトに強行着陸されて戦闘になるが、アクエリアスの最終ワープを見届けたルガール大神官大総統により自爆させられた。
(出典:Wikipedia「宇宙戦艦ヤマトシリーズの宇宙要塞」)

都市衛星ウルク

アクエリアスを追い、ヤマトは地球へと辿り着くが、もはやアクエリアスが地球に接近することを止めることは不可能だった。そんな中、沖田と古代はヤマトを自爆させ、アクエリアスから地球へ伸びる水柱を断ち切るという計画を考える。反対する乗組員たちを古代は諌め、誰もが悲しみに暮れる中、ヤマトの自沈計画のための準備を進めていく。そして地球へと向かおうとした時、ウルクを脱出したディンギル艦隊が出現。反撃できないヤマトは包囲され撃沈されそうになるが、その直前にデスラー率いる艦隊が駆けつけ、これを撃退する。 地球へ到着したヤマトは合流した駆逐艦冬月へ乗組員を乗り移らせ、単艦自沈のために発進する。しかし、その第一艦橋には沖田の姿があった。自動操縦と偽って進めた自爆計画は、沖田による手動操縦で行われるものだった。ヤマト乗組員たちが困惑して騒ぐ中、古代と雪、そして真田と佐渡はヤマトと沖田に向かって敬礼し、他の乗組員たちもそれに従い敬礼でヤマトを見送る。 地球とアクエリアスの中間点に辿りついたヤマトは、アクエリアスから伸びる水柱を自爆により断ち切ることに成功。その後、行き場を失いアクエリアスと地球の間に広がった水からヤマトの艦首が起き上がり、そのまま静かに宇宙の海へと沈んでいった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E6%88%A6%E8%89%A6%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%88_%E5%AE%8C%E7%B5%90%E7%B7%A8

宇宙戦艦ヤマト 完結編 - Wikipedia

アクエリアスが最後のワープをしてしまった後は、ヤマトの自沈による地球水没の阻止を立案。自動操縦では失敗する可能性があるとして、沖田自身による手動操縦で自沈を遂行。最期は息を引き取った状態でヤマトとともに宇宙の海へ沈んでいった。

沖田自身による手動操縦でヤマトの自沈を遂行。

古代と雪、そして真田と佐渡はヤマトと沖田に向かって敬礼し、他の乗組員たちもそれに従い敬礼でヤマトを見送る。

昭和ヤマトシリーズは、ある程度は緻密性が高いリアルメカ作品なんだけど、宇宙への夢、骨太な男のロマンと血潮、熱い思いを感じる、まさに血がたぎるアニメでした。こういう作品は平成ではなくなりましたね・・・

劇場アニメ映画『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』東宝(通常版)、2009年12月12日公開。クロックワークス(ディレクターズカット版)、2012年1月28日公開。

『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』(うちゅうせんかんヤマト ふっかつへん)は、2009年12月12日及び2012年1月28日に公開された『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』のアニメ映画作品である。キャッチコピーは「戦士たちよ、ヤマトに乗れ。人類を救え!」、「愛のために戦え!」、「必ず此所へ帰ってくる」(ディレクターズカット版)。通称「復活篇」、「ヤマト復活篇」。
1994年及び2004年に製作発表されながら実現せず、2008年に3度目の製作発表が行われ、実現した。
2009年12月に公開された。2012年1月には、本作を再編集したディレクターズカット版が公開された。

劇場アニメ映画『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』東宝(通常版)、2009年12月12日公開。

『宇宙戦艦ヤマト2199』2013年4月7日 - 2013年9月29日 MBS製作・TBS系列 全26話

『宇宙戦艦ヤマト2199』(うちゅうせんかんヤマトにいいちきゅうきゅう)は、2012年に劇場先行公開およびビデオソフト先行発売、2013年4月7日から同年9月29日までMBS・TBS系列でテレビ放送されたアニメ作品。

『宇宙戦艦ヤマト2199』2013年4月7日 - 2013年9月29日 MBS製作・TBS系列 全26話

昭和ヤマト好きなファンだと、好き嫌いが分かれそうな感じですね・・・

森雪

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