セガ・エンタープライゼスの8bitゲーム機戦争!1983年7月15日、奇しくもファミコンと同日発売されたSG-1000に始まったセガの戦い!!

セガ・エンタープライゼスの8bitゲーム機戦争!1983年7月15日、奇しくもファミコンと同日発売されたSG-1000に始まったセガの戦い!!

ファミコン一強時代に、敢然と立ち向かったメーカーがあります。そう、それはセガでした。幾度となく任天堂に挑み続け、気が付けば新鋭のPCエンジンとも戦う羽目になったセガはまさに「前門の虎、後門の狼」な状況で孤軍奮闘したのでした。そんなセガの歩みを、ファミコンと同日発売となった「SG-1000」リリースから追いかけてみましょう。


1987年10月にはFM音源と連射装置などを内蔵したマイナーチェンジ機のセガ・マスターシステムを発売

正式名称は「SG-1000Ⅳ」。
元々は日本で発売されていたセガ・マークⅢの北米市場向け機種として、1986年にセガの米国法人セガ・オブ・アメリカが発売した家庭用ゲーム機。
開発は日本のセガ本社とセガ・オブ・アメリカ共同で行われました。
その後、欧州など世界中で販売展開され、日本でも逆輸入の形で1987年10月18日に米国版をベースにFM音源や連射機能の内蔵など更なるマイナーチェンジを行い発売。

海外で発売したセガ・マークⅢをマスター・システムと呼び、逆輸入の形で日本にも投入

なんとFM音源も搭載!
そして実はあの「R-TYPE」もセガ・マークⅢに登場していたんです。

しかし、この頃になるともはや日本市場における8bit家庭用ゲーム機戦争の勝敗は明らかでした。
※世界各国ではそれぞれに異なります

SG-1000からマスター・システム(SG-1000Ⅳ)までマイナー含めたモデルチェンジで4機種投入したセガ、対するファミコンは1983年からここまで一貫してファミコン(周辺機器はそれぞれに登場しましたが)だったのです。

マークIIIがまだ開発中だった頃の日本は1983年に発売されていたファミコンが普及しはじめていた時期であり、主な競合機としてはセガが従来機SG-1000のマイナーチェンジモデルSG-1000IIを展開していたほか、同時期には一部の機能でファミコンを凌駕する性能を持つエポック社のスーパーカセットビジョンも登場した。 この時点でセガはハードウエア性能で遅れを取ったが、1985年10月のマークIIIの登場によりファミコンに比肩する性能をもつ家庭用ゲーム機を市場に投入する形となる。この頃は任天堂・セガ・エポック社の3社が時代を作ったと言われるが、その後のファミコンの爆発的な普及に伴い、これらの競合機は最後発のマークIIIを除いて1987年頃までにほぼ収束。 1987年10月にPCエンジンが発売されるまでマークIIIがほぼ唯一のファミコン対抗機となった。発売から2年後の1987年10月にはFM音源と連射装置などを内蔵したマイナーチェンジ機のセガ・マスターシステムを発売。 アメリカではシェアが10%程度で、ファミコンの日本国外版であるNintendo Entertainment System(NES)が市場の90%を占めてほとんど普及しなかった。ヨーロッパではかなり健闘し、ほぼ二分するほどの普及を見せたが、市場が小さく、世界シェアでは9.1%にとどまった。 韓国やブラジルでも市場を開拓した。SG-1000からのセガの8ビットゲーム機の1992年までの累計は780万台。日本を含む台湾、韓国、香港などのアジアで150万台、アメリカで180万台、ヨーロッパで350万台という内訳である。一方、ファミコンは累計で6191万台を販売した。 当時セガの社長の中山隼雄は8ビット世代での敗因として、それまで家庭用ビジネスをしてきた任天堂と家庭用ビジネスをしてこなかったセガとの差、セガは業務用が主体で任天堂のように家庭用への絞り込みをしなかったこと、任天堂が独走して任天堂神話を確立したことを挙げている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%AC%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AFIII

セガ・マークIII - Wikipedia

セガがマスター・システムを投入した1987年10月、今度はNECホームエレクトロニクスが「PCエンジン」をリリース

「王者」任天堂を相手に世界各国でハード及びソフトを生産し続け、激しい消耗戦に耐えてきたセガ。
そんなセガがマスター・システムを投入した1987年10月、突如現れた「PCエンジン」。

発売当初はファミコンやセガ・マークⅢと競合、後にはスーパーファミコンやメガドライブと競合したPCエンジン。NECグループとしてはコンシューマ初参入ハードで、ハードウェアとソフトウェアの開発はハドソンが担当していました。
発売当時としては常識を覆す高速・高性能で、任天堂のシェアを崩すには至らなかったものの、新規ハードとして一定の普及に成功し国内市場では1992年時点でスーパーファミコンに次ぐ24.7%のシェアを占めました。

ハドソンがより高性能のハードウェアを望むゲーム開発者やユーザーのニーズを把握した事で開発が始まり、市場に投入された「PCエンジン」

NECがファミコンの圧倒的な牙城に挑んだ意欲的なゲームマシン「PCエンジン」を振り返る。 - Middle Edge(ミドルエッジ)

結果としてセガの8bit家庭用ゲーム機はセガ・マークⅢ、マスター・システムで終止符を打ち、1年後の1988年、セガはいち早く16bitの家庭用ゲーム機「メガドライブ」で捲土重来を期すのでした。

16bitになってもセガはセガらしく、挑戦者であり続けました!

【メガドライブ】ファミコンの後継ポジションを狙った熾烈なゲーム機戦争、セガは16BITメガドライブを引っ提げてファミコンやPCエンジンに戦いを挑みました。 - Middle Edge(ミドルエッジ)

メガドライブ⇒セガサターンと進化しても、セガのポジションは変わらない!今度の相手はSONY(プレイステーション)だ!!

1983年の「SG-1000」から、すでに15年も経過した1998年。セガは幾度目かの大勝負に打って出ました。

そして、そのときセガがとった戦法は、後世に語り継がれる「湯川専務」シリーズによる自虐ネタだったのです。

【進め!湯川専務】「セガなんてだっせーよな」「プレステのほうが面白いよな」セガが打って出た自虐的なCMで一躍脚光を浴びました。 - Middle Edge(ミドルエッジ)

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