結末を巡って監督が抵抗!
ユニバーサル・ピクチャーズの要求を拒否!
『未来世紀ブラジル』 カフカ的悪夢 - 映画バカ黙示録
まさに映画のラストシーンを巡る戦いが、皮肉にも物語で表現していた管理社会のようですね。
テリー・ギリアム監督は、その後も映画製作において苦戦を強いられます。
「ドン・キホーテを殺した男」は様々なアクシデントにより製作中止、「ブラザーズ・グリム」ではセットや全米脚本家組合との問題で公開が遅れるなど、とことん映画の神様に見放されます。
しかし、公開すれば熱烈なファンが多く、作品の評価が高いのもまた彼の特徴でもありますね。
世紀を超えてなお愛される「未来世紀ブラジル」の特集でした。