SF最高傑作の一つ 「未来世紀ブラジル」
情報化社会を風刺した内容
映画『未来世紀ブラジル』管理社会に対する痛烈な批判: 映画マニアの徹底レビュー
未来世紀ブラジル | Movie Walker
ブラックユーモアに溢れた予告
ディストピア映画としての秀作
ディストピア映画とは?
米サイト選出「ディストピア映画20傑」1位に「ブレードランナー」、「AKIRA」は? : 映画ニュース - 映画.com
「AKIRA」のようなサイバーパンクやスチームパンク等、1980年以降に定着した映画ジャンルもディストピア映画の一つです。
同じ世界に、支配する者と支配される者がいるのも特徴ですね。
作品としては「時計じかけのオレンジ」や「ターミネーター」、「マッドマックス」等が挙げられます。
本作「未来世紀ブラジル」も同様ですね。
公開から30年以上経った今も代表作の一つとして挙げられます。
その大きな理由として、物語の疾走感や不条理さがあるように思います。
単に「重厚な作風」や「アクションが面白い」のではなく、順を追った正統な物語作りから逸脱している点が魅力です。
夢と現実を織り交ぜ、ある種感覚的な鑑賞を求める本作の「リズム感」が、全体として心地よく、最後まで持続しています。イマジナリー(空想的)な世界が見事に演出されています。
管理社会を風刺する為に、ブラックユーモアを織り交ぜた「軽さ」もまた秀逸でした。
それらが人気の理由の一つではないでしょうか。