キャンディ・ポップとは
キャンディ・ポップとは‥‥
「BeN’s Unofficial Arabesque Fan Club」
BeN様のサイト「BeN’s Unofficial Arabesque Fan Club」に詳しく書かれてあったので、参照させていただきました。
キャンディ・ポップが日本でしか通用しない和製名称だったとは、今、初めて知りました。
しかし、ある現象に名称が付けられるということは、それだけ日本での勢いがすさまじかったということに繋がります。思い出してみても、テレビ、ラジオをはじめ街中でもこのキャンディ・ポップのメロディはそこかしこで流れていたものです。何せ、当時はまだ小学生だった私でさえ知っていたくらいですから、それはもう大ブームでしたよ。
ABBA(アバ)

ABBA(アバ)
メンバー/
アグネッタ・フォルツコグ
ビョルン・ウルヴァース
ベニー・アンダーソン
アンニ=フリッド・リングスタッド
マドンナやレディ・ガガにも影響を与えたスウェーデンの偉大なアーテイストです。
ABBAをキャンディ・ポップと言っていいか‥‥ということは、BeN様のサイトにも書かれてありましたね。完成度が高いグループなので、私も少し迷います。
おそらく次々デビューしたグループも、マドンナ、ガガ同様にABBAを目指していたのではないかと思われるので、この記事の筆頭に上げようと思いました。
2010年のロックの殿堂入りを果たしたグループでもあり、彼らのファンは、フランク・ザッパやリッチー・ブラックモアなどなど、音楽ジャンルを超えて多数です。
おそらく一度はこの曲を耳にしたことがあるでしょう。大ヒットした名曲です。
そんな名曲だからなのか、こんな曲までありました!
確かに、サビのメロディはそっくりですね。 でもシャナイアさんのこの曲もいい曲ですね。
ノーランズ

ノーランズ
メンバー/姉妹なので、苗字は皆「ノーラン」です。
(新メンバー)
モリーン
リンダ
バーニー
コリーン
(旧メンバー)
アン
デニス
エイミー
ジュリア
アイルランド出身、活動拠点はイギリスの姉妹グループです。
当時、NHKで「レッツゴー・ヤング」という歌番組があったのですが、彼女たちも出演しましたね。私も見ていましたよ! 絶妙なコーラスを生で聴くことができて感激でした。日本でも大人気でしたね。
また、石野真子さんが「恋のハッピー・デート」、Winkが「セクシー・ミュージック」、キグルミが「ダンシング・シスター」を‥‥と、カバーされた曲でも有名だったグループですね。
懐かしのテレビ番組「カックラキン大放送」からです。
野口五郎さんも、研ナオコさんも、そして石野真子さんも、若いですね!!
アラベスク

アラベスク
メンバー/
(新メンバー)
ミシェーラ・ローズ
ザビーネ・ケンパー
ジルケ・ブラウナー
(旧メンバー)
サンドラ・アン・ラウアー
ジャスミン・エリザベス・フェッター
旧西ドイツ(現在のドイツ)出身の三人組です。アラベスクも1978年の「ハロー・ミスター・モンキー」から大ヒットしました。このグループの歌もまた「どこかで聞いたことがある‥‥!」というほどヒット曲も多いですよ。
テレビ、ラジオはもちろんのこと、当時、東京原宿の歩行者天国で踊っていた(?)「竹の子族」の支持もあったようで、日本で彼女たちの曲が広く知られていたのは、その影響もあったのかもしれませんね。
名前のせいか、どことなくエスニックな雰囲気の歌が多いように思えますね!
どの曲にしようか迷いましたが、個人的に一番好きなこの曲にしました。
シニータ

シニータ
いきなり80年代後半まで飛びます。そしてシニータはグループではなく、女性一人の歌手です。出身はアメリカ、活動拠点は主にヨーロッパでした。
シニータの「Toy Boy」は、シニータの伸びやかな歌声にキャッチーなメロディで、ヨーロッパだけでなく日本でも大ヒットしました。
ところで、シニータさんについてWikiで調べていたのですが、なんとも気になる文面をみつけました。

シニータ&若き頃のブラッド・ピット
ブラッド・ピット‥‥この頃から「美」だったのですね‥‥!
それにしても、シニータさん‥‥恋多き女性なのですね。
ヴェロニカ

ヴェロニカ
メンバー/
アンジェラ・クロイツ
ギャビー・クロイツ
リサ・ラゴダ
マンフレッド・ケラー
(旧メンバー)
アイリス・ヴォルケンシュタイン
エドナ・ベジャレーノ
再び時代は81年に戻ります。
ヴェロニカ(Veronica Unlimited)は、旧西ドイツ(現在のドイツ)出身の四人組グループで、女性だけでなく、一人男性もメンバーにいます(マンフレッド・ケラー)。
個人的に一番、熱狂的に好きだったグループです。
「恋のダディ・オー」は、アンジュネッツというハワイの三人娘グループがカバーで歌っており、そのカバーの方がコーセー化粧品のCMソングにもなりました。これもヒットした曲ですよ。
私はヴェロニカの方のレコードがほしかったのですが、最初に間違ってアンジュネッツの方のシングル・レコードを買ってしまい、再びヴェロニカを買いにレコード屋さんへ行った‥‥という苦い思い出もありますよ。うちには、ヴェロニカとアンジュネッツの二枚の「ダディー・オー」があります。
かなりローカルな話なのですが、当時、広島(か岡山)のラジオ局で「柏村武昭(かしむら たけあき)のサテライトNO.1」というラジオ番組があったのです。そこでレコード店の売り上げトップ10が発表されていたのですが、ヴェロニカの「恋のダディ・オー」などのシングルが常にランク入りしていたのですね。そのためだけに、私はそのラジオ番組を毎週聞いていた‥‥というものすごく個人的な思い出がありますね‥‥。
ノーランズのところに記載した「レッツゴー・ヤング」にも出演したのですが、大ファンである私は見逃しております(とても悲しかったですね)。
彼らは、アルバムを一枚リリースしていますが、これは日本限定アルバムだった(当時は)ということからも、日本での人気が高かったことを示していると思います。
未だに好きで聴いている曲です。
誰かこの曲を現代ヴァージョンでカバーしてほしい‥‥と願っている今日この頃です。
トリックス(TRIX)
メンバー/
マリア・エミリア
マリア・ユージニア
マリア・ローラ
アルゼンチン出身の三つ子三姉妹のグループです。
「Do・Ki・Do・Ki・センセーション」は、81年に日本でヒットしました。あの最初のシンセサイザーの「☆☆きらきらきらきら☆☆♪」という音(音を言葉にするのは難しいです)と、なんとも言えない透明感のある歌声が印象的でした。
三人とも同じ顏(三つ子だから似てるのは当然ですが)、しかも美女‥‥ということも見逃せないですよ!
なんと彼女たちは8歳からのキャリアの持ち主だそうです。ベテランですね。
まだまだ多くのグループが70年代~80年代に、日本で大活躍していました。
オリビア・ニュートン・ジョン(彼女もキャンディ・ポップと言っていいかどうかは悩みますが)、シーナ・イーストン、マドンナやシンディ・ローパー‥‥などなど、様々なタイプの歌声がメディアを彩りました。
男子だってがんばってた!(番外編)
さて、華やかなのは女の子ばかりではありませんでしたよ。70年代後半に、この方を書かずにいるというのは、不自然な気がしてなりません(あくまで「ポップス界」では、ですが)!!
今で言うところのジャスティン・ビーバーのような存在だったこの方です。
レイフ・ギャレット

レイフ・ギャレット
70年代~80年代に人気絶頂だったアイドルのレイフ・ギャレット、彼を忘れてはいけないでしょう。
同じく日本のアイドルだった田原俊彦の「哀愁でいと」の原曲は、彼の「ニューヨーク・シティ・ナイト」でしたね。
ナビスコのアイダホポテトのCMにも出演していました。スケボーでくるっと回転する姿が、私など未だ忘れられないです。
その時に流れていた曲「ダンスに夢中」には、まさしく私など夢中になって聴いていました。
その後、コッポラ監督の映画「アウトサイダー」にも出演しました。

映画「アウトサイダー」
1983年、「青春映画の金字塔、ヤング・アダルト映画の集大成」と言われた映画です。
当時の男性アイドル総出演(というべきか、この映画で人気者になったと言うべきか)という感じの映画でしたね!
レイフの姿もこの映画でしっかり見ることができます。
芸能雑誌ではないので、交際歴を調べる必要はないのですが、どうにもミーハーなので、ついその辺まで目がいってしまいます。
そして、レイフと交際していた女優さんの名前も懐かしいですよ。
私はクリスティ・マクニコルのファンでした。男性には、ブルック・シールズ、テイタム・オニールの方が人気があったようですね。
あの頃を思い出しながら
最後は少しキャンディ・ガールズ・ポップから外れましたが、いかがでしたでしょうか?
音楽によって忘れていた思い出がよみがえることも多々ありますよね。
この記事で皆様があの時代にタイム・スリップできたら‥‥と願いつつ、ここで終了させていただきます。
読んでくださってありがとうございます。