ABBAからノーランズへ'70~'80に日本でも大ヒットしたガールズ・ポップ(+レイフ・ギャレット)

ABBAからノーランズへ'70~'80に日本でも大ヒットしたガールズ・ポップ(+レイフ・ギャレット)

70年代終わり頃、日本でも大ヒットしたABBA(アバ)の「ダンシング・クシーン」。そして、80年代になりキャンディ・ポップと言われ、ノーランズを筆頭にヨーロッパから次々とポップ・グループがここ日本でも大旋風を巻き起こしました。そんな中から個人的に印象深かったグループをまとめてみました。(中には「ガール」でない男性も含まれますがご了承を!)


キャンディ・ポップとは

 キャンディ・ポップとは‥‥

 BeN様のサイト「BeN’s Unofficial Arabesque Fan Club」に詳しく書かれてあったので、参照させていただきました。

 キャンディ・ポップが日本でしか通用しない和製名称だったとは、今、初めて知りました。
 しかし、ある現象に名称が付けられるということは、それだけ日本での勢いがすさまじかったということに繋がります。思い出してみても、テレビ、ラジオをはじめ街中でもこのキャンディ・ポップのメロディはそこかしこで流れていたものです。何せ、当時はまだ小学生だった私でさえ知っていたくらいですから、それはもう大ブームでしたよ。

ABBA(アバ)

ABBA(アバ)

メンバー/
アグネッタ・フォルツコグ
ビョルン・ウルヴァース
ベニー・アンダーソン
アンニ=フリッド・リングスタッド

 マドンナやレディ・ガガにも影響を与えたスウェーデンの偉大なアーテイストです。
 ABBAをキャンディ・ポップと言っていいか‥‥ということは、BeN様のサイトにも書かれてありましたね。完成度が高いグループなので、私も少し迷います。
 おそらく次々デビューしたグループも、マドンナ、ガガ同様にABBAを目指していたのではないかと思われるので、この記事の筆頭に上げようと思いました。
 2010年のロックの殿堂入りを果たしたグループでもあり、彼らのファンは、フランク・ザッパやリッチー・ブラックモアなどなど、音楽ジャンルを超えて多数です。

 おそらく一度はこの曲を耳にしたことがあるでしょう。大ヒットした名曲です。
 そんな名曲だからなのか、こんな曲までありました!
 

 確かに、サビのメロディはそっくりですね。 でもシャナイアさんのこの曲もいい曲ですね。

ノーランズ

ノーランズ

メンバー/姉妹なので、苗字は皆「ノーラン」です。
(新メンバー)
モリーン
リンダ
バーニー
コリーン
(旧メンバー)
アン
デニス
エイミー
ジュリア

 アイルランド出身、活動拠点はイギリスの姉妹グループです。
 当時、NHKで「レッツゴー・ヤング」という歌番組があったのですが、彼女たちも出演しましたね。私も見ていましたよ! 絶妙なコーラスを生で聴くことができて感激でした。日本でも大人気でしたね。
 また、石野真子さんが「恋のハッピー・デート」、Winkが「セクシー・ミュージック」、キグルミが「ダンシング・シスター」を‥‥と、カバーされた曲でも有名だったグループですね。

 懐かしのテレビ番組「カックラキン大放送」からです。
 野口五郎さんも、研ナオコさんも、そして石野真子さんも、若いですね!!

アラベスク

アラベスク

メンバー/
(新メンバー)
ミシェーラ・ローズ
ザビーネ・ケンパー
ジルケ・ブラウナー
(旧メンバー)
サンドラ・アン・ラウアー
ジャスミン・エリザベス・フェッター

 旧西ドイツ(現在のドイツ)出身の三人組です。アラベスクも1978年の「ハロー・ミスター・モンキー」から大ヒットしました。このグループの歌もまた「どこかで聞いたことがある‥‥!」というほどヒット曲も多いですよ。
 テレビ、ラジオはもちろんのこと、当時、東京原宿の歩行者天国で踊っていた(?)「竹の子族」の支持もあったようで、日本で彼女たちの曲が広く知られていたのは、その影響もあったのかもしれませんね。
 名前のせいか、どことなくエスニックな雰囲気の歌が多いように思えますね!

 どの曲にしようか迷いましたが、個人的に一番好きなこの曲にしました。

シニータ

シニータ

 いきなり80年代後半まで飛びます。そしてシニータはグループではなく、女性一人の歌手です。出身はアメリカ、活動拠点は主にヨーロッパでした。
 シニータの「Toy Boy」は、シニータの伸びやかな歌声にキャッチーなメロディで、ヨーロッパだけでなく日本でも大ヒットしました。

 ところで、シニータさんについてWikiで調べていたのですが、なんとも気になる文面をみつけました。

シニータ&若き頃のブラッド・ピット

 ブラッド・ピット‥‥この頃から「美」だったのですね‥‥!
 それにしても、シニータさん‥‥恋多き女性なのですね。

ヴェロニカ

ヴェロニカ

メンバー/
アンジェラ・クロイツ
ギャビー・クロイツ
リサ・ラゴダ
マンフレッド・ケラー
(旧メンバー)
アイリス・ヴォルケンシュタイン
エドナ・ベジャレーノ

 再び時代は81年に戻ります。
ヴェロニカ(Veronica Unlimited)は、旧西ドイツ(現在のドイツ)出身の四人組グループで、女性だけでなく、一人男性もメンバーにいます(マンフレッド・ケラー)。
 個人的に一番、熱狂的に好きだったグループです。
 「恋のダディ・オー」は、アンジュネッツというハワイの三人娘グループがカバーで歌っており、そのカバーの方がコーセー化粧品のCMソングにもなりました。これもヒットした曲ですよ。
 私はヴェロニカの方のレコードがほしかったのですが、最初に間違ってアンジュネッツの方のシングル・レコードを買ってしまい、再びヴェロニカを買いにレコード屋さんへ行った‥‥という苦い思い出もありますよ。うちには、ヴェロニカとアンジュネッツの二枚の「ダディー・オー」があります。

 かなりローカルな話なのですが、当時、広島(か岡山)のラジオ局で「柏村武昭(かしむら たけあき)のサテライトNO.1」というラジオ番組があったのです。そこでレコード店の売り上げトップ10が発表されていたのですが、ヴェロニカの「恋のダディ・オー」などのシングルが常にランク入りしていたのですね。そのためだけに、私はそのラジオ番組を毎週聞いていた‥‥というものすごく個人的な思い出がありますね‥‥。
 ノーランズのところに記載した「レッツゴー・ヤング」にも出演したのですが、大ファンである私は見逃しております(とても悲しかったですね)。
彼らは、アルバムを一枚リリースしていますが、これは日本限定アルバムだった(当時は)ということからも、日本での人気が高かったことを示していると思います。

 未だに好きで聴いている曲です。
 誰かこの曲を現代ヴァージョンでカバーしてほしい‥‥と願っている今日この頃です。

トリックス(TRIX)

メンバー/
マリア・エミリア
マリア・ユージニア
マリア・ローラ

 アルゼンチン出身の三つ子三姉妹のグループです。
「Do・Ki・Do・Ki・センセーション」は、81年に日本でヒットしました。あの最初のシンセサイザーの「☆☆きらきらきらきら☆☆♪」という音(音を言葉にするのは難しいです)と、なんとも言えない透明感のある歌声が印象的でした。
三人とも同じ顏(三つ子だから似てるのは当然ですが)、しかも美女‥‥ということも見逃せないですよ!
 なんと彼女たちは8歳からのキャリアの持ち主だそうです。ベテランですね。

 まだまだ多くのグループが70年代~80年代に、日本で大活躍していました。
 オリビア・ニュートン・ジョン(彼女もキャンディ・ポップと言っていいかどうかは悩みますが)、シーナ・イーストン、マドンナやシンディ・ローパー‥‥などなど、様々なタイプの歌声がメディアを彩りました。

男子だってがんばってた!(番外編)

 さて、華やかなのは女の子ばかりではありませんでしたよ。70年代後半に、この方を書かずにいるというのは、不自然な気がしてなりません(あくまで「ポップス界」では、ですが)!!
 今で言うところのジャスティン・ビーバーのような存在だったこの方です。

レイフ・ギャレット

レイフ・ギャレット

 70年代~80年代に人気絶頂だったアイドルのレイフ・ギャレット、彼を忘れてはいけないでしょう。
 同じく日本のアイドルだった田原俊彦の「哀愁でいと」の原曲は、彼の「ニューヨーク・シティ・ナイト」でしたね。
 ナビスコのアイダホポテトのCMにも出演していました。スケボーでくるっと回転する姿が、私など未だ忘れられないです。
 その時に流れていた曲「ダンスに夢中」には、まさしく私など夢中になって聴いていました。

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