北米遠征
タイキブリザードはブリーダーズカップクラシック出走のため
カナダへ遠征を行う。父や兄が活躍した北米の地に降り立ったのである。
しかしながら、現地のダートが合わなかったのか、13着と惨敗。
同じ日に厩舎の後輩のバブルガムフェローが天皇賞秋を制覇しており
明暗分かれる結果となった。
ついにその時が訪れる
遠征のダメージもあってか、タイキブリザードは休養に入る。
復帰は翌年の春、休み明けの京王杯を制し、G1の安田記念に挑む。
一昨年は3着、去年は2着、今年は堂々たる一番人気
その人気に応えて、ついにG1初制覇。ようやく名実とも一流馬の仲間入りを果たした。
2度目の遠征と引退
宝塚記念4着後、タイキブリザードは再度北米への遠征を試みる
マイルのG1を制覇したので、ブリーダーズカップマイルを目標とし
前哨戦の重賞競走を3着に好走。本番に期待がかかる。
しかし、何故か昨年惨敗したクラシックに出走し、昨年より順位を上げたものの
6着敗退。帰国後、有馬記念に出走するも、9着に敗れ、このレースを最後に
引退することとなった。
種牡馬
引退して種牡馬となったタイキブリザードだったが、中央での活躍馬は
ヤマノブリザードぐらいであり、その良血を後世に伝えることはできなかった。
走り方
タイキブリザードはまるで地を這うような走法をしている。
ぜひ動画を見ていただきたい。
終わりに
早熟馬が多い外国産馬だが、タイキブリザードは年齢を重ねるにつれて
能力を増していった馬だった。じっくりと馬を育てて強くする藤澤流を
絵に描いたような馬だった。その馬体の雄大さからも
彼はまさに重戦車のような馬と言えるだろう。