NHK大河ドラマの「社会的影響力」:流行語の発生・ドラマゆかりの地への観光の起爆剤としての効果

NHK大河ドラマの「社会的影響力」:流行語の発生・ドラマゆかりの地への観光の起爆剤としての効果

NHK大河ドラマは1年という放送期間の長さ、ご当地番組的な要素があるため、関連する舞台への観光が急激に盛り上がるなど、かなりの地域活性化=経済効果があります。1987年の「政宗ブーム」のように大河がヒットすればするほど、大きな大河ドラマバブルが起きました。また大河ドラマの社会的影響力の強さから、数多くの流行語も生まれました。大河ドラマに出演したことで一流スターの仲間入りを果たした俳優も多いです。社会的影響力が大きかった高視聴率の代表的な大河ドラマをピックアップして、ドラマから流行語が生まれ、観光への起爆剤となった流れを振り返ってみましょう。


大河ドラマ『おんな城主 直虎』(登場人物:井伊直虎 演:柴咲コウ・2017年1月より放送される予定)を生かした地域づくりを開始している

大河ドラマの観光に対するマイナス面=一過性に終わる

大河ドラマ放映における観光需要の喚起が一過性に過ぎず、放映後に大幅な集客の落ち込みが予想されることです。一過性の観光バブルで終わってしまうリスク。

またドラマ放映時の受け入れ態勢が不十分であった場合は、マイナスイメージが拡散してしまうリスクも伴うと思われます。

持続的な観光需要の創出ができるかどうか?

大河ドラマをきっかけに、その地域の文化的、歴史的価値を持続的な観光ブランドバリューに落とし込めるか、観光ブランドイメージを拡張していけるかにかかっています。

それは観光ブランドとしての「持続的な競争優位性の創出」に他ならず、すなわち、中長期的な視点での観光ブランドづくりの観点が必要となるでしょう。

NHK大河ドラマ『武田信玄』(1988年) 武田信玄:中井貴一 平均視聴率39.2%・最高視聴率49.2%

『武田信玄』(たけだしんげん)は、NHKが1988年1月10日から12月18日に放送した第26作目の大河ドラマ。全50回。主演は中井貴一。

甲斐の戦国大名である武田信玄(晴信)が主人公。 原作は新田次郎の歴史小説の『武田信玄』と『武田三代』。新田次郎小説の大河ドラマ化はこれが初めて。脚本家は田向正健が担当した。

前年の『独眼竜政宗』に続いて広義の戦国時代を扱った作品である。武田信玄が主要登場人物として登場する大河ドラマには、上杉謙信を主人公にした1969年の『天と地と』、武田家の「軍師」とされる山本勘助を主人公にした2007年の『風林火山』がある。

信玄の母・大井夫人(若尾文子)が、自分の息子が後世で誤解されていることが多いため、我が子の名誉のために真実を物語る、という体裁を全話一貫してとっている。そのため、本編のナレーションも大井夫人役の若尾が兼ねている。
(出典:Wikipedia「武田信玄 (NHK大河ドラマ)」)

NHK大河ドラマ『武田信玄』(1988年) 武田信玄:中井貴一 平均視聴率39.2%・最高視聴率49.2%

武田信玄(たけだ しんげん)
(武田晴信→武田信玄)
演:中井貴一(少年期:真木蔵人)
甲斐の国主。当初の名は晴信(はるのぶ)。目的のためなら手段を選ばないマキャベリストだが情に厚く、家臣・領民への気配りを常に怠らない。しかし、父・信虎や息子・義信との対立など家庭には恵まれなかった。

三条の方(さんじょうのかた)
演:紺野美沙子
信玄の正室。義信・於梅・竜宝の母。公家の出を鼻にかけ、山国である武田家への嫁入りを嘆き悲しんでいた。次第に信玄の力量を認め勝利を喜ぶ様になり、時には正室として京都との人脈を活かす事もあった。一方で実直な信玄とそりが合わず、うまくいかない夫婦仲や、実子達が政略の犠牲となった際などに信玄と激しく衝突し憔悴する姿も何度か描かれた。死の床において、信玄に介抱されながら、夫婦ともに戦国に翻弄された運命を共感しこの世を去る。その雅さが武田家から失なわれた喪失感が、甲斐から京の都が消えました、という嘆きで示された。

武田信玄(演:中井貴一)と信玄の正室・三条の方(演:紺野美沙子)

番組の最後の締め台詞「今宵はここまでに致しとうござりまする」は流行語大賞に選ばれた。

この番組の最後の締め台詞「今宵はここまでに致しとうござりまする」は流行語大賞に選ばれた。

信玄の母・大井夫人役の若尾文子が本編のナレーションも行い、大井夫人の「今宵はここまでに致しとうござりまする」というセリフによって番組は締めくくられる。

山梨県甲府市で開かれていた「信玄公祭り」は1988年の大河ドラマ『武田信玄』の大ヒットを受け見事に一大祭りとして復活。

4月、桜も満開の頃「信玄公まつり」から風林火山イベントの幕は切って落とされる!

甲州市、乾徳山恵林寺は武田信玄の菩提寺。信玄公のお墓もあります。また、小説・TVドラマ等でも有名な「風林火山」の軍旗もここで見ることができます。

武田三代の栄枯盛衰をたどってみる「乾徳山恵林寺」

大河ドラマ放映時は参拝者で賑わった。

NHK大河ドラマ、武田信玄(1988年)、風林火山(2007年)のロケ地にもなった「東光寺庭園」

武田信玄ゆかりの地/富士の国やまなし観光ネット 山梨県公式観光情報

大河ドラマ 武田信玄 | NHK名作選(動画他)

NHK大河ドラマ『春日局』(1989年) 春日局(おふく):大原麗子 平均視聴率32.4%・最高視聴率は39.4%

『春日局』(かすがのつぼね)は、1989年1月1日から12月17日にNHKで放映された第27作目の大河ドラマ。全50回。原作・脚本は橋田壽賀子、主演は大原麗子。

明智家臣の娘という立場で戦国の乱世を生き抜き、その器量を徳川家康に見込まれて大奥の取り仕切りと後の三代将軍徳川家光の乳母を任された女性・春日局の生涯を描く。それまで「強い女」「烈女」のイメージが強かった春日局を、平和な世を希求し、献身的に家光の母代わりになろうと生きた女性として描く。

主演の大原麗子は5回目の大河ドラマ出演となる。
脚本はNHK連続テレビ小説『おしん』(83年)などを手がけた橋田壽賀子で、1981年の『おんな太閤記』、近現代史大河である1986年の『いのち』に続いて3度目となり、女性主人公の大河ドラマも『いのち』以来である。本作は後半が江戸時代初期にさしかかるものの、1980年代後半の大河ドラマは、安土桃山時代を舞台とした『独眼竜政宗』(1987年)、戦国時代を舞台とした『武田信玄』と広い意味での戦国ものが3年続くこととなった。

橋田によれば、民放局で家光側室で将軍家綱生母となるお楽の方について調べ、それをきっかけに春日局について関心を持っていたという。おふくと対比する形で家光の母・お江与をもう一人の主人公のように位置付けている。その一方で、本来おふくや家光を語る上で欠かせないはずのお万の方が登場することはなかった。
(出典:Wikipedia「春日局 (NHK大河ドラマ)」)

NHK大河ドラマ『春日局』(1989年) 春日局(おふく):大原麗子 平均視聴率32.4%・最高視聴率は39.4%

関連する投稿


昭和の名作ドラマ「中学生日記」が舞台で蘇る!小南光司主演「2025」上演決定

昭和の名作ドラマ「中学生日記」が舞台で蘇る!小南光司主演「2025」上演決定

1972年から2012年までNHKで放送された学園ドラマ「中学生日記」が、昭和100年の節目となる2025年12月に舞台化決定。受験を控えた中学生たちの不器用ながら熱い青春を描いたオリジナル脚本で、主役を小南光司が務める。当時の悩みが令和にどう響くのか、若手からベテランまで総勢25名の俳優陣による熱演に注目が集まります。


レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」より『トラぶるCHASER 第1話』『3Dテニス』が配信スタート!!

レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」より『トラぶるCHASER 第1話』『3Dテニス』が配信スタート!!

レトロゲーム関連の復刻・配信ビジネスなどを行うD4エンタープライズが運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」にて、新規コンテンツ『トラぶるCHASER 第1話 トラブルは空から未来から(PC-9801版)』『3Dテニス(MSX版)』の配信がスタートしました。


『オホーツクに消ゆ』と北海道紋別市がコラボ!ゲームに登場するシーンを使用したアクリルジオラマが「ふるさと納税返礼品」に!

『オホーツクに消ゆ』と北海道紋別市がコラボ!ゲームに登場するシーンを使用したアクリルジオラマが「ふるさと納税返礼品」に!

ジー・モードより、推理アドベンチャーゲーム『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~』の世界観を再現したオリジナルグッズが、北海道紋別市のふるさと納税返礼品として提供されます。


抜群のスタイルで💦世の脚光を浴びた『広田恵子』現在は?!

抜群のスタイルで💦世の脚光を浴びた『広田恵子』現在は?!

高校時代からモデル活動を始め1986年に「カネボウ・スイムウエアイメージモデル」として脚光を浴びた広田恵子さん。現在は家族で〇〇を組んで活動している・・・。


完璧・無量大数軍の一人「完肉」の称号を持つキン肉マン『ネメシス』が、SpiceSeedキン肉マンシリーズに登場!!

完璧・無量大数軍の一人「完肉」の称号を持つキン肉マン『ネメシス』が、SpiceSeedキン肉マンシリーズに登場!!

ハイクオリティフィギュアの製造・販売で好評を博している株式会社SpiceSeed フィギュア事業部より、キン肉マンシリーズのフィギュア『ネメシス』が発売されます。


最新の投稿


横浜銀蝿45周年記念!伝説の解散ライブを完全再現したファイナル公演がBlu-ray&DVDで映像化

横浜銀蝿45周年記念!伝説の解散ライブを完全再現したファイナル公演がBlu-ray&DVDで映像化

T.C.R.横浜銀蝿R.S.のデビュー45周年を記念したツアー「Final Countdown Setlist Retry」の横浜ファイナル公演が映像化決定。1983年の伝説的解散ライブをセットリストから衣装まで完全再現した熱狂のステージが、豪華ブックレット付きの完全生産限定盤として2026年3月18日に発売されます。


RIP SLYME×GiGOが初コラボ!25周年&活動休止前ラストライブを記念した限定景品が登場

RIP SLYME×GiGOが初コラボ!25周年&活動休止前ラストライブを記念した限定景品が登場

HIP HOPグループ「RIP SLYME」のデビュー25周年と活動休止前ラストライブを記念し、GiGOとのコラボが2026年3月10日より開始。ライブタイトル「GREATEST LIVE」を冠した限定景品や、メンバーのメッセージ入り店内放送、リポストキャンペーンなど、ファン垂涎の企画が目白押しです。


世田谷線が100円で乗り放題!開通100周年記念「サンクスキャンペーン」でデジタル乗車券が期間限定割引

世田谷線が100円で乗り放題!開通100周年記念「サンクスキャンペーン」でデジタル乗車券が期間限定割引

東急電鉄は世田谷線開通100周年を記念し、2026年3月13日から19日まで「サンクスキャンペーン」を開催します。デジタルチケットサービス「Q SKIP」限定で、1日乗り降り自由な「世田谷線散策きっぷ」を通常360円のところ100円で販売。SNS投稿で豪華な企画乗車券が当たるプレゼント企画も実施されます。


全長91cmの衝撃!映画『ゴジラ-1.0』より圧倒的スケールの巨大胸像が登場、発光ギミックも搭載

全長91cmの衝撃!映画『ゴジラ-1.0』より圧倒的スケールの巨大胸像が登場、発光ギミックも搭載

プライム1スタジオのハイエンドブランドから、世界的大ヒット作『ゴジラ-1.0』のゴジラが全長約91cmのライフサイズバストで登場。海を割り進撃する姿を、緻密な造形と彩色で再現しました。口腔内と背びれにはLED発光ギミックを内蔵し、放射熱線発射直前の緊張感を演出。50体限定の至高のコレクターズアイテムです。


MR.BIGの名盤『ヘイ・マン』30周年記念盤が発売決定!エリック・マーティン来日公演も開催

MR.BIGの名盤『ヘイ・マン』30周年記念盤が発売決定!エリック・マーティン来日公演も開催

MR.BIGが1996年に発表した4thアルバム『ヘイ・マン』の30周年記念盤が、2026年5月8日に全世界一斉発売されます。未発表のファイナル・ミックスや貴重なライブ音源を多数収録した豪華仕様。さらに、ボーカルのエリック・マーティンが天才ギタリストLi-sa-Xらと挑むアルバム再現来日公演も決定しました。