NHK大河ドラマの「社会的影響力」:流行語の発生・ドラマゆかりの地への観光の起爆剤としての効果

NHK大河ドラマの「社会的影響力」:流行語の発生・ドラマゆかりの地への観光の起爆剤としての効果

NHK大河ドラマは1年という放送期間の長さ、ご当地番組的な要素があるため、関連する舞台への観光が急激に盛り上がるなど、かなりの地域活性化=経済効果があります。1987年の「政宗ブーム」のように大河がヒットすればするほど、大きな大河ドラマバブルが起きました。また大河ドラマの社会的影響力の強さから、数多くの流行語も生まれました。大河ドラマに出演したことで一流スターの仲間入りを果たした俳優も多いです。社会的影響力が大きかった高視聴率の代表的な大河ドラマをピックアップして、ドラマから流行語が生まれ、観光への起爆剤となった流れを振り返ってみましょう。


NHK大河ドラマ『独眼竜政宗』(1987年) 伊達政宗:渡辺謙 平均視聴率39.7%・最高視聴率47.8% 「政宗ブーム」が起きる

独眼竜政宗(どくがんりゅうまさむね)は、NHKが1987年(昭和62年)1月4日から12月13日に放送した大河ドラマ。主演は渡辺謙。 NHKの行ったアンケート調査では、最も好きな大河ドラマに輝いている。

原作は山岡荘八の小説『伊達政宗』で、伊達家を題材にした大河ドラマとしては江戸時代の伊達騒動を描いた『樅ノ木は残った』(1970年)以来17年ぶりとなる。己の知恵と才覚によって仙台藩62万石の礎を一代で築いた奥州の戦国武将・伊達政宗の生涯を描いた。

1984年(昭和59年)の『山河燃ゆ』、1985年(昭和60年)の『春の波涛』、1986年(昭和61年)の『いのち』と、大河ドラマは三年連続で近代路線シリーズが続いていた。時代劇路線の視聴者のためには「NHK新大型時代劇」が水曜日の枠でつくられた。

近代路線シリーズの視聴率は、『山河燃ゆ』21.1%、『春の波涛』18.2%、『いのち』29.3%であった。 『いのち』は視聴率的には近代路線シリーズ中で唯一成功し、ドラマ性も評価も高かったものの、登場人物に歴史上の人物が全く登場しない異色作で「大河ドラマではなく、連続テレビ小説の延長線だ」という意見もあった。

その一方で「NHK新大型時代劇」は良作が続き評判がよく、視聴者は時代劇を求めていると判断したNHKは『いのち』以降の近代路線シリーズを白紙とし、『徳川家康』以来4年ぶりに時代劇路線シリーズの大河ドラマが復活した。
(出典:Wikipedia「独眼竜政宗 (NHK大河ドラマ)」)

NHK大河ドラマ『独眼竜政宗』(1987年) 伊達政宗:渡辺謙 平均視聴率39.7%・最高視聴率47.8%

主演の渡辺謙は1984年(昭和59年)の『山河燃ゆ』以来、2度目の大河ドラマ出演であり、本作の前年(1986年)に同じNHKで放映されていた連続テレビ小説『はね駒』出演中に「眼がいい」と言われ、抜擢されたという。

彼は当時必ずしも知名度のある俳優ではなかったが、本作で一躍一流スターの仲間入りを果たした。

ただ、はまり役となったために、「渡辺謙=伊達政宗 」の固定イメージが定着してしまい、彼はその後役者としては苦労したようである。

十数年後、渡辺は映画『ラストサムライ』でアカデミー賞助演男優賞候補に挙げられるが、その時の記者会見でも「これでようやく伊達政宗から卒業できるかな」と発言している。
(出典:Wikipedia「独眼竜政宗 (NHK大河ドラマ)」)

伊達政宗:渡辺謙 「渡辺謙=伊達政宗 」の固定イメージが定着してしまう程のはまり役

伊達成実(だて しげざね)
(時宗丸 → 伊達成実)
演:三浦友和

片倉小十郎(かたくら こじゅうろう)
(片倉小十郎 → 片倉景綱)
演:西郷輝彦

伊達政宗は逆境にあう度にそれをバネにして活躍する。知恵と勇気、様々な駆け引きや工作を展開していく。

存在感抜群!天下人の関白・秀吉を勝新太郎が演じる

「渡辺謙=知名度の高くない若手」、「勝新太郎=衆目の知るところの大御所」という図式が、そのまま「政宗=奥羽の若き大名」、「秀吉=老成した天下人」にも当てはまる。

もっとも、渡辺は大河二本目であったのに対し(但し、時代劇作品としては初)、『座頭市』シリーズなどに主演した大御所・勝は、本作が唯一の大河ドラマ出演であった(NHK制作のドラマとしても同様)。

配役決定後、渡辺は勝に事前に挨拶しておこうとしたが、勝は「小田原で政宗が秀吉と初めて出会うのなら、そのシーンの撮影まで渡辺と会うべきでない」と主張。

撮影は渡辺と勝が会うことがないよう調整して行われ、小田原での対面シーン本番で初めて二人は実際に顔を合わせた。このシーンの収録後、渡辺は勝から「いい眼をしていたぞ…」との声をかけてもらったという。
(出典:Wikipedia「独眼竜政宗 (NHK大河ドラマ)」)

本作が唯一の大河ドラマ出演であった(NHK制作のドラマとしても同様)勝新太郎が秀吉を演じた。

小田原参陣した政宗の関白秀吉への謁見シーン。

正宗は死を覚悟した白装束で謁見にのぞむ。

勝新太郎さんが迫力がありすぎて、たしかに殺されそうです。

圧倒的な存在感の勝新太郎演じる秀吉。天下人の風格にあふれる。

天下の形勢が秀吉に傾いていく中でなかなか膝を屈しようとしない男と聞いた政宗は「面白い男だ!」と評していた。小田原参陣以来、政宗にとっては大きな後ろ盾となった存在。小田原に到着後、政宗は家康の陣所で「田舎者ゆえ千利休に茶の湯を習いたい」と家康に告げている。

秀吉に会見する際、首を繋げるための助言を政宗にしたり、他にも配流の危機にさらされたりといった政宗の窮地にはいろいろと助言や取りなしをしていた。

肖像画そっくりの津川の風貌に加え、政宗の米沢から岩出山への国替えを秀吉に提案したり、政宗に上杉勢の牽制をさせるための約束「百万石のお墨付き」を反故にするなど、従来の家康像どおりの「タヌキ親父」として描かれていたが、秀吉没後あたりからは特に天下泰平を志す姿が強調され、孫娘・千姫の前では「秀頼母子の命を奪ったりはしない」と約束するなど、同じく山岡荘八原作で「政宗」の前に製作された大河ドラマ『徳川家康』で描かれていた家康像寄りのキャラクターとなった。

今際の際に見舞いに訪れた政宗を「天下の副将軍」と呼び、遺言として秀忠のことを託す。真の天下泰平を築こうとする家康の姿に政宗は心服し、己の野心の為に天下を取ろうとする事の愚を悟る。
(出典:Wikipedia「独眼竜政宗の登場人物」)

タヌキ親父な存在感が抜群!徳川家康(とくがわ いえやす) 演:津川雅彦 はまり役!

不動明王について教えられた梵天丸(政宗の幼名)がその養育係である喜多に語った「梵天丸もかくありたい」という台詞は流行語となった。

「梵天丸もかくありたい」という台詞は流行語となった。

ただし本編でこのセリフを言うのはこのシーンと、第11回「八百人斬り」で政宗が刀に映った自分の顔を見て、少年時代を回想したのち、刀を振るいながらこのセリフを繰り返す場面のみである。
(出典:Wikipedia「独眼竜政宗 (NHK大河ドラマ)」)

養育係である「喜多(きた) 演:竹下景子」に梵天丸(政宗の幼名)「梵天丸もかくありたい」

政宗(梵天丸)の正室の「愛姫(めごひめ)」の少女時代は、当時史上最強の美少女として一斉を風靡した『後藤久美子』が演じた。

NHK大河ドラマ『独眼竜政宗』(1987年)の大ヒットにより「仙台市」観光バブルが起こった。大河のヒットで関連する舞台への観光が潤う大河バブルのさきがけ。

そして仙台には、政宗がつくったものが色々と残っています。

まず第一に、「仙台」という名前をつけたのが政宗です。それまでは「千代」と書いて「せんだい」と読ませていました。また仙台市の中心部では、国分町、立町、南町など、政宗時代からの町の名が今も使われています。

政宗は神社やお寺も建てましたが、なかでも大崎八幡宮は、慶長12年(1607)に完成した当時の建物が現在も残っており、国宝に指定されています。

もちろん政宗にとって一番大切だったのは、お城でしょう。しかし現在、仙台城の建物は残念ながらひとつも残っていません。石垣と、再建された大手門脇やぐらがあるだけで、本丸の跡は公園に、二の丸の跡は東北大学になっています。そして三の丸の跡に、政宗の資料を多数保存している仙台市博物館があります。

城下町仙台の歴史は、伊達政宗がここに城を築いたときに始まります。

渡辺謙や桜田淳子が参加した仙台・青葉まつりも前年比3倍の過去最高の観光客数となって「大河バブル」のさきがけとなった。

仙台市博物館(せんだいしはくぶつかん)は、仙台市都心部西側の広瀬川右岸にある仙台市立の博物館。江戸時代に仙台城三の丸として使用されていた地にあり、現在は青葉山公園の一部となっている。

ユネスコ記憶遺産・国宝に指定されている慶長遣欧使節関係資料や、重要文化財の伊達政宗の具足など、約9万点の資料を収蔵。常設展は季節ごとに展示替えし、約1000点を展示。

「仙台市博物館」 1987年(昭和62年)の「政宗ブーム」の際、前々年までに再建がなされて資料館も付設した瑞鳳殿、および、前年に新築された当館は観光客を多く集めた。

NHK大河ドラマの観光への影響

「大菊人形展」は大河ドラマをテーマにするケースが多い。

大河ドラマ『おんな城主 直虎』(登場人物:井伊直虎 演:柴咲コウ・2017年1月より放送される予定)を生かした地域づくりを開始している

大河ドラマの観光に対するマイナス面=一過性に終わる

大河ドラマ放映における観光需要の喚起が一過性に過ぎず、放映後に大幅な集客の落ち込みが予想されることです。一過性の観光バブルで終わってしまうリスク。

またドラマ放映時の受け入れ態勢が不十分であった場合は、マイナスイメージが拡散してしまうリスクも伴うと思われます。

持続的な観光需要の創出ができるかどうか?

大河ドラマをきっかけに、その地域の文化的、歴史的価値を持続的な観光ブランドバリューに落とし込めるか、観光ブランドイメージを拡張していけるかにかかっています。

それは観光ブランドとしての「持続的な競争優位性の創出」に他ならず、すなわち、中長期的な視点での観光ブランドづくりの観点が必要となるでしょう。

NHK大河ドラマ『武田信玄』(1988年) 武田信玄:中井貴一 平均視聴率39.2%・最高視聴率49.2%

『武田信玄』(たけだしんげん)は、NHKが1988年1月10日から12月18日に放送した第26作目の大河ドラマ。全50回。主演は中井貴一。

甲斐の戦国大名である武田信玄(晴信)が主人公。 原作は新田次郎の歴史小説の『武田信玄』と『武田三代』。新田次郎小説の大河ドラマ化はこれが初めて。脚本家は田向正健が担当した。

前年の『独眼竜政宗』に続いて広義の戦国時代を扱った作品である。武田信玄が主要登場人物として登場する大河ドラマには、上杉謙信を主人公にした1969年の『天と地と』、武田家の「軍師」とされる山本勘助を主人公にした2007年の『風林火山』がある。

信玄の母・大井夫人(若尾文子)が、自分の息子が後世で誤解されていることが多いため、我が子の名誉のために真実を物語る、という体裁を全話一貫してとっている。そのため、本編のナレーションも大井夫人役の若尾が兼ねている。
(出典:Wikipedia「武田信玄 (NHK大河ドラマ)」)

NHK大河ドラマ『武田信玄』(1988年) 武田信玄:中井貴一 平均視聴率39.2%・最高視聴率49.2%

武田信玄(たけだ しんげん)
(武田晴信→武田信玄)
演:中井貴一(少年期:真木蔵人)
甲斐の国主。当初の名は晴信(はるのぶ)。目的のためなら手段を選ばないマキャベリストだが情に厚く、家臣・領民への気配りを常に怠らない。しかし、父・信虎や息子・義信との対立など家庭には恵まれなかった。

三条の方(さんじょうのかた)
演:紺野美沙子
信玄の正室。義信・於梅・竜宝の母。公家の出を鼻にかけ、山国である武田家への嫁入りを嘆き悲しんでいた。次第に信玄の力量を認め勝利を喜ぶ様になり、時には正室として京都との人脈を活かす事もあった。一方で実直な信玄とそりが合わず、うまくいかない夫婦仲や、実子達が政略の犠牲となった際などに信玄と激しく衝突し憔悴する姿も何度か描かれた。死の床において、信玄に介抱されながら、夫婦ともに戦国に翻弄された運命を共感しこの世を去る。その雅さが武田家から失なわれた喪失感が、甲斐から京の都が消えました、という嘆きで示された。

武田信玄(演:中井貴一)と信玄の正室・三条の方(演:紺野美沙子)

番組の最後の締め台詞「今宵はここまでに致しとうござりまする」は流行語大賞に選ばれた。

この番組の最後の締め台詞「今宵はここまでに致しとうござりまする」は流行語大賞に選ばれた。

信玄の母・大井夫人役の若尾文子が本編のナレーションも行い、大井夫人の「今宵はここまでに致しとうござりまする」というセリフによって番組は締めくくられる。

山梨県甲府市で開かれていた「信玄公祭り」は1988年の大河ドラマ『武田信玄』の大ヒットを受け見事に一大祭りとして復活。

4月、桜も満開の頃「信玄公まつり」から風林火山イベントの幕は切って落とされる!

甲州市、乾徳山恵林寺は武田信玄の菩提寺。信玄公のお墓もあります。また、小説・TVドラマ等でも有名な「風林火山」の軍旗もここで見ることができます。

武田三代の栄枯盛衰をたどってみる「乾徳山恵林寺」

大河ドラマ放映時は参拝者で賑わった。

NHK大河ドラマ、武田信玄(1988年)、風林火山(2007年)のロケ地にもなった「東光寺庭園」

武田信玄ゆかりの地/富士の国やまなし観光ネット 山梨県公式観光情報

大河ドラマ 武田信玄 | NHK名作選(動画他)

NHK大河ドラマ『春日局』(1989年) 春日局(おふく):大原麗子 平均視聴率32.4%・最高視聴率は39.4%

『春日局』(かすがのつぼね)は、1989年1月1日から12月17日にNHKで放映された第27作目の大河ドラマ。全50回。原作・脚本は橋田壽賀子、主演は大原麗子。

明智家臣の娘という立場で戦国の乱世を生き抜き、その器量を徳川家康に見込まれて大奥の取り仕切りと後の三代将軍徳川家光の乳母を任された女性・春日局の生涯を描く。それまで「強い女」「烈女」のイメージが強かった春日局を、平和な世を希求し、献身的に家光の母代わりになろうと生きた女性として描く。

主演の大原麗子は5回目の大河ドラマ出演となる。
脚本はNHK連続テレビ小説『おしん』(83年)などを手がけた橋田壽賀子で、1981年の『おんな太閤記』、近現代史大河である1986年の『いのち』に続いて3度目となり、女性主人公の大河ドラマも『いのち』以来である。本作は後半が江戸時代初期にさしかかるものの、1980年代後半の大河ドラマは、安土桃山時代を舞台とした『独眼竜政宗』(1987年)、戦国時代を舞台とした『武田信玄』と広い意味での戦国ものが3年続くこととなった。

橋田によれば、民放局で家光側室で将軍家綱生母となるお楽の方について調べ、それをきっかけに春日局について関心を持っていたという。おふくと対比する形で家光の母・お江与をもう一人の主人公のように位置付けている。その一方で、本来おふくや家光を語る上で欠かせないはずのお万の方が登場することはなかった。
(出典:Wikipedia「春日局 (NHK大河ドラマ)」)

NHK大河ドラマ『春日局』(1989年) 春日局(おふく):大原麗子 平均視聴率32.4%・最高視聴率は39.4%

おふく
演:大原麗子(幼年期:安間千紘→尾羽智加子)

本作の主人公。明智光秀の家臣、斎藤利三とその妻・お安の間に生まれた娘。

幼少の頃、父が戦で死亡、祖母の実家である三条西家で身分を隠すため下働きとして奉公した。後、母と共に母の実家である稲葉家で育つ。夫・稲葉正成が浪人している際、将軍家で乳母を捜しているという話をもらい、正成との婚姻関係を維持したまま徳川家に奉公にあがる。

当初、乳母としての勤めは数年程度という予定であったが、家康にその力量を認められたことなどから長期に渡り乳母として江戸に留まることになり、次第に将軍家の世継を育てることに大きな使命感を抱くようになる。

なお劇中では、春日局の名前を拝命した後も役名は最後まで「おふく」のままであった。
(出典:Wikipedia「春日局 (NHK大河ドラマ)」)

春日局(おふく):大原麗子

主演の大原麗子は5回目の大河ドラマ出演となる。

それまで「強い女」「烈女」のイメージが強かった春日局を、平和な世を希求し、献身的に家光の母代わりになろうと生きた女性として描く。

「お局様」という流行語を生み出した

NHK大河ドラマ『春日局』(1989年)の大ヒットの影響で「お局様」という(皮肉的な)呼び方が古参OLに対して使われるようになった。

NHK大河ドラマ『春日局』(1989年)の大ヒットをきっかけに、徳川家光、春日局ゆかりの埼玉県川越市の「喜多院」等への観光人気が高まる

喜多院(きたいん)は、埼玉県川越市にある天台宗の寺院。山号は星野山(せいやさん)。
良源(慈恵大師、元三大師とも)を祀り川越大師の別名で知られる。建物はほとんどが重要文化財に指定され、寺宝にも貴重な美術工芸品を多く有する。広大な境内は池や掘を廻らせた景勝地となっている。

1月3日の初大師(だるま市)、節分、長月護摩講塔、七五三、菊祭りなど諸行事はもちろん、四季折々の行楽客で賑わう。境内にある五百羅漢の石像も有名である。

慶長4年(1599年)、徳川家の尊崇が厚かった天海僧正が第27世住職として入寺し、寺号を喜多院と改めた。川越藩主となった老中・酒井忠利は喜多院の再興に当たった。

慶長18年(1613年)には徳川秀忠の関東天台法度により関東天台総本山と定められ、500石の寺領を賜った。

寛永15年(1638年)、川越大火で山門と経蔵以外の伽藍を焼失するが、翌年、徳川家光の命で、江戸城紅葉山御殿の一部を移築した。

これが今に残る客殿、書院、庫裏であり、これらを運ぶために新河岸川の舟運が開かれた。川越藩主を経て幕閣で老中にあった堀田正盛は喜多院や仙波東照宮再建の奉行を命ぜられ、天海を助けた。4代将軍・徳川家綱は200石を加増し750石・寺域48,000坪の大寺となり、徳川家に厚く保護され隆盛した。
(出典:Wikipedia「喜多院」)

NHK大河ドラマ『春日局』(1989年)をきっかけに、徳川家光、春日局ゆかりの埼玉県川越市の「喜多院」等への観光人気が高まる

徳川家康の信任を得ていた天海僧正が第27世住職になると、幕府からの厚い庇護を受け、江戸城から豪華な壁画や墨絵で装飾された「客殿」と呼ばれる家光誕生の間や、3代将軍家光の乳母として知られる春日局が使用していた「書院」と呼ばれる春日局化粧の間などが移築された。

書院(春日局化粧の間) - 川越大師 喜多院

川越大師 喜多院

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