懐かしいオカルト映画・ホラー映画 16選 決してひとりでは見ないでください!

懐かしいオカルト映画・ホラー映画 16選 決してひとりでは見ないでください!

70年代のオカルト映画ブーム、80年代のホラー映画ブーム(スプラッター映画)を牽引した1970年代から80年代のオカルト映画・ホラー映画の代表作を中心としたセレクションです。血を見るのが怖い人やオカルトやホラーが苦手な人はお控えください。


戦前のホラー映画『フランケンシュタイン』と『魔人ドラキュラ』

『フランケンシュタイン』 1910年 アメリカ映画最初のホラー映画

J・サール・ドーリーが脚本・監督を担当し、「エジソン・スタジオ」によって制作された映画である。メアリー・シェリーの小説『フランケンシュタイン』の映画化はこれが初めてである。

撮影は3日間かけて行われ、ニューヨークのブロンクス区にあるエジソン・スタジオで制作が行われた。いくつかの文献にはプロデューサーとしてトーマス・エジソンの名前が挙がっているが、実際は制作に参加しておらず、エジソン・スタジオが彼の名前を借りただけである。

製作体制は不完全で、賃金が払われなかったスタッフもおり、フランケンシュタイン役のオーガタス・フィリップスや、怪物役のチャールズ・スタントン・オーグル、婚約者役のメアリー・ファラーへの賃金の支払いも不十分だった。

長い間、この映画のフィルム原版は現存しないものとされていた。1950年代に、この映画のポジ・フィルムはウィスコンシン州の映画コレクター、アロイス・デットラフによって購入された。デットラフ本人はずいぶん後になるまで、このポジ・フィルムがどれだけ貴重なものか知らなかったという。

1963年、あらすじ書きとスチール写真が掲載されたエジソン社の映画カタログ、『エジソン・キネマトグラム』(1910年5月15日発行)が発見された。

デットラフの全長版ポジ・フィルムが公になったのは1970年代で、画質は低下していたが、鑑賞する分には問題なく、色合いや字幕も1910年当時のままだった 。

70年代後半にデットラフのフィルムは、フィルムや写真の博物館である「ジョージ・イーストマン・ハウス」によって35mmフィルムにコピーされ、保存されることとなった。
(出典:Wikipedia「フランケンシュタイン (1910年の映画)」)

『フランケンシュタイン』は、1910年(明治43年)製作のアメリカ映画。

フランケンシュタインの元祖はこれ。多くの人がイメージするのとは違いますよね。

チャールズ・オーグル演じる「フランケンシュタインの怪物」1910年

『フランケンシュタイン』 1931年 ユニバーサル映画が製作したホラー映画

『フランケンシュタイン』(原題Frankenstein)は、1931年、アメリカのユニバーサル映画が製作したホラー映画。メアリー・シェリーの小説『フランケンシュタイン』の映画化作品。主演コリン・クライブ、監督ジェイムズ・ホエール。

本作は世界的に大ヒットし、モンスター役を演じたボリス・カーロフもまた、怪奇スターとして世界にその名を知られた。

1931年に『魔人ドラキュラ』を大ヒットさせたユニバーサル映画は、ホラー映画第2弾としてメアリー・シェリーによるゴシック小説の名作『フランケンシュタイン』の映画化を企画する。

同作は1910年にエジソン社によって映画化された事があった。ユニバーサルはドラキュラを演じて怪奇スターとなっていたベラ・ルゴシをフランケンシュタイン・モンスター役にキャスティングしようとした。しかしルゴシが台詞のない厚いメイクの怪物役を拒否した為、コリン・クライブをモンスターの創造者である科学者ヘンリー・フランケンシュタインとして主演に起用、モンスター役は脇役俳優だったボリス・カーロフに配役された。

完成・公開された映画は、スローテンポが特徴だった『魔人ドラキュラ』とは対称的に、スリリングな展開を持つ傑作との評価を受け、前作を上回る世界的大ヒットを記録した。そして、オープニングでモンスター役の俳優名を「?」とクレジットされたカーロフ(エンディングでは「ボリス・カーロフ」とクレジットされている)もまた、世界に知られる怪奇スターとなった。


『フランケンシュタイン』 1931年「あらすじ」

男爵家の嫡男である若き科学者ヘンリー・フランケンシュタイン(コリン・クライヴ)は、生命創造の研究に没頭していた。

助手のフリッツと共に墓地から盗み出した死体を接合し、雷光の高圧電流を浴びせ新たな人間を創造するという実験を行う。

だが、その肉体には犯罪者の脳が埋め込まれてしまったため、凶暴な怪物が誕生してしまった。怪物は研究室から脱走し、村で無差別に殺人を犯す。怒れる村人たちに風車小屋に追い詰められた怪物は、燃え盛る小屋諸共崩れ去った。
(出典:Wikipedia「フランケンシュタイン (1931年の映画)」)

『フランケンシュタイン』 1931年 ユニバーサル映画が製作したホラー映画

このフランケンシュタインが皆がイメージするフランケンシュタインでしょう。

ボリス・カーロフの演じた「フランケンシュタインの怪物」 (1931年の映画)

『魔人ドラキュラ』 1931年 ユニバーサル映画が製作したホラー映画

『魔人ドラキュラ』(原題:Dracula)はアメリカのユニバーサル映画が製作したホラー映画。1931年2月14日公開。主演ベラ・ルゴシ、監督はトッド・ブラウニング。日本では1931年10月8日にリリースされた。
ブラム・ストーカー原作『ドラキュラ』の初の正規映画化作品。

『魔人ドラキュラ』 ユニバーサル映画が製作したホラー映画。1931年2月14日公開

イギリスの事務弁護士レンフィールドは、トランシルヴァニアの貴族ドラキュラ伯爵に招かれてドラキュラ城を訪れた。伯爵はロンドンでの土地の購入を希望していた。しかし伯爵の正体は恐るべき吸血鬼であり、レンフィールドはその虜となり下僕にされてしまう。

ドラキュラはレンフィールドに手引きさせて船を占拠してイギリスに渡る。カーファックス修道院を棲家とすると、東欧から移住してきた高貴な伯爵として社交界に現れ、次の獲物を狙って暗躍を始めるのであった・・・

『魔人ドラキュラ』のストーリー

本作でルゴシの演じたドラキュラは、イギリスに渡って後も夜会服を身に纏い、全編に渡って風格と妖気を見せ付け、貴族的な二枚目であるドラキュラ像を作り上げた。またルゴシのハンガリー訛りはドラキュラの代名詞となった。

美女の血を吸うドラキュラ伯爵!

どうですか。ここまでは、まだ怖くないのでは。

完成した本作はスローなテンポで荘厳なゴシックホラーの世界を映像で再現、アメリカのみならず世界的にヒットし、ホラー映画のブームを巻き起こす大成功作となった

『血の祝祭日』(1963年) スプラッター映画の始祖H.G.ルイスの作品

古代エジプトの高僧の生まれ変わりだと信じる男が、女性を殺しては生贄として神に捧げる姿を描くホラー。

スプラッター・ムービーの元祖として、ホラー映画史に名を残す作品。

監督はハーシェル・ゴードン・ルイス。出演はコニー・メイソン、トーマス・ウッド、マル・アーノルドほか。2012年10月6日より東京・渋谷シアターNにて開催された「ハーシェル・ゴードン・ルイス映画祭」にてデジタル上映。
(出典:Movie Walker「血の祝祭日」)

『血の祝祭日 (Blood Feast) 』 1963年

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製作当時はいざ知らず、今やスプラッター・ムービーの始祖として映画史に名を残すH・G・ルイス。

その中でも、この作品こそがその第一号。いわば全てのスプラッター・ムービーの元祖なのだ。

物語は、自らを古代エジプトの高僧の生まれ変わりだと信じる料理屋の男が、次々と若い女性を殺害しその血肉を生け贄として神に捧げているというもの。

だがこんなありふれたストーリーはどうでもよく、主眼はもっぱら延々と展開される血の饗宴という事になる。

はらわたは抉り出され、頭はかち割られ、目は潰される。女たちは肉塊と化して血溜まりに頽れる……。

下手糞な演出やカメラワークが、これほどまでにリアリティを生み出すものなのだろうか。作り物とは判っていても、この凄惨な描写の臨場感には並々ならぬものがある。1963年、この年にこんな映像を作り上げていた男、H・G・ルイスは紛れもなく“フィルムの狂人”だ。
<allcinema>

『血の祝祭日』は観客を恐怖と嘔吐の渦に陥れた永遠の問題作­。

『エクソシスト』(1973年) 70年代のオカルト映画ブームを主導した世界的な大ヒット作品

少女に憑依した悪魔と神父の戦いを描いたオカルト映画の代表作である。本国において1973年の興業収入1位を記録した。第46回アカデミー賞の脚色賞と音響賞を受賞。

題名となっているエクソシストとは、英語で"悪魔払い(カトリック教会のエクソシスム)の祈祷師"という意味である。

『エクソシスト』のストーリー

イラク北部で遺跡の発掘調査していたメリン神父(マックス・フォン・シドー)は、悪霊パズズの像を発見する。彼は「この邪悪な宿敵と再び対峙する日が近い」と予感する。

女優のクリス・マクニール(エレン・バースティン)は映画撮影のためにワシントン近郊のジョージタウンに家を借り、一人娘のリーガン(リンダ・ブレア)と共に滞在していた。

ジョージタウンに住むデミアン・カラス神父(ジェイソン・ミラー)は時々、ニューヨークに住む母親を見舞いに訪ねている。母親はギリシャからの移民でラジオでギリシャの音楽を聴いている。

クリスはやがて一人娘であるリーガンの異変に気付く。その声は邪悪な響きを帯びて形相も怪異なものに豹変したうえ、荒々しい言動は日を追って激しくなり、ついには医者からも見放される。その矢先、友人の映画監督のバーク・デニングズが殺害される事件が発生する。死体が発見されたのはクリス宅の近くの階段であった。キンダーマン警部補(リー・J・コッブ)が捜査に乗り出す。そして、悪魔はリーガンに十字架で自慰行為をさせ、バークの声を使ってクリスを嘲笑する。

娘が悪霊に取り憑かれたと知ったクリスは、カラス神父に悪魔払いを依頼する。悪魔憑きに否定的なカラスは調査を進めていくうちに、リーガン自身からの救済のメッセージを発見する。カラスは悪魔払いの儀式を決意し、大司教に許可を依頼する。主任には、悪魔払いの経験があるメリンが選ばれた。そして2人の神父は、少女リーガンから悪霊を追い払うため、壮絶な戦いに挑む。
(出典:Wikipedia「エクソシスト (映画)」)

『エクソシスト』(THE EXORCIST) 1973年のアメリカのホラー映画

イラク北部で遺跡の発掘調査していたメリン神父(マックス・フォン・シドー)は、悪霊パズズの像を発見する。彼は「この邪悪な宿敵と再び対峙する日が近い」と予感する。

キリスト教国では、ありえない表現でしょう。
原作者のウィリアム・ピーター・ブラッディは、後に、「このシーンは、上映のOKが出ないと思っていた」と白状している。

この映画で、“最も邪悪“ といわれるシーン。悪魔パズズはリーガンに十字架で自慰行為をさせた。

悪魔との激しい戦いが始まる予兆、嵐の前の不気味な静けさを感じる絵図。

ポスターでも有名になった、メリン神父がクリスの家を訪ねるシーンは、ルネ・マグリットの絵画「光の帝国」をイメージして撮られた。

アメリカの古生物学者でもあるメリン神父は、古代遺跡の中から悪魔パズズの偶像を発見。それは、不吉な兆候を予感させた…。

一方、ワシントンで仮住まいをしている女優クリスの一家に異変が起き始めた。一人娘のリーガンが恫喝的な声色で卑猥な言動を発し、その表情も変貌していく。科学的検査では何ひとつ解明されないどころか、娘の行状が日増しにひどくなっていくことに苦しむクリスは、カラス神父に救いを求めた。悪魔が少女に取り憑いたとしか思えないカラス神父は、教会に悪魔払いを要請。数少ない経験者であるメリンが到着し、ついに壮絶な悪魔払いが始まるのだが…。

12才の少女リーガンに取り付いた悪魔パズズと二人の神父の戦いを描いたウィリアム・ピーター・ブラッティ(オスカーを受賞した脚色も担当)の同名小説を映画化したセンセーショナルな恐怖大作で一大オカルト・ブームを巻き起こした。

似ても似つかない亜流作品は数えきれないが、それらの単なる悪霊退治の映画と完全に異なるのは、母の死に罪を感じる若い神父の葛藤を捉えたストーリーとフリードキンのリアリティを重視したドキュメンタリー・タッチの演出が与えた重厚さに尽きる。スーパーナチュラルな雰囲気を盛り上げる音楽にはマイク・オールドフィールドの“チューブラー・ベルズ”を使用。
<allcinema>

12才の少女リーガンに取り付いた悪魔パズズと二人の神父の戦い

怖い映画といえば、これ。ゲロを吐き出したり、血にまみれたり、首が一回転したり、ワイヤーで吊ったり・・今までに見たことがないグロ表現だった。

悪魔パズズが取り付いた怖すぎるリーガンの異変にびびりまくった。

リーガンがブリッジ姿勢で歩く蜘蛛歩きのシーン

ワイヤーアクションでリーガン浮かんでいるシーン。

12才の少女リーガンに取り付いた悪魔パズズと二人の神父が激戦中

カラス神父はパズズが亡きカラスの母の真似をしたことで動揺。メリン神父はカラスを落ち着かせその隙に一人で悪魔祓いをする。だが、失敗しメリン神父は息絶えてしまう。

悪魔祓いの中で姿を現す悪魔パズズ・・・メリン神父ーー!

カラス神父はパズズにリーガンから自分に乗り移るよう迫り自分に乗り移させる。カラス神父は自分から窓に飛び込んで階段の下に落下死する。

カラス神父ーー!

トビー・フーパーの伝説的傑作『悪魔のいけにえ』 1974年のアメリカ映画

『悪魔のいけにえ』(あくまのいけにえ、The Texas Chain Saw Massacre)は、1974年のアメリカ映画。アメリカでの公開は1974年10月4日、日本での公開は1975年2月。R指定作品。日本においても2015年のリバイバル上映よりR-15指定作品となっている。

米国テキサス州に帰郷した5人の男女が、近隣に住む人皮によって創られた仮面を被った大男「レザーフェイス」に襲われ殺害されていく様子が描かれたホラー作品。真に迫った殺人の描写やそのプロットは後に数多くのフォロワーを生み、マスターフィルムがその描写の芸術性のためにニューヨーク近代美術館に永久保存されることとなった。

初公開当時の配給会社(日本ヘラルド映画株式会社、現角川ヘラルド・ピクチャーズ)の判断により原題とは無関係な邦題が付けられている。

原題を直訳した場合『テキサスチェーンソー大虐殺』という意味になる。チェーンソーは劇中で殺人鬼・レザーフェイスが殺人にあたっての武器として使っている。

なお、パロディ映画などでホラー映画『13日の金曜日』の殺人鬼であるジェイソンがチェーンソーを武器として用いる描写がなされることがあるが、実際にチェーンソーが武器として用られるのは本作であり『13日の金曜日』シリーズでチェーンソーが使われたことはない。
(出典:Wikipedia「悪魔のいけにえ」)

『悪魔のいけにえ』 1974年のアメリカ映画

公開当初はその残酷性の高さゆえに「決して観てはいけない」と学校などで告知される事態が発生し、全米各州で上映禁止処分が下った。さらに、ドイツなど一部の国では殺人・喰人シーンなど残酷な場面をカットしたバージョンしか鑑賞が許されなかった時期があった。

殺人鬼・レザーフェイス

レザーフェイスは、映画『悪魔のいけにえ』に登場する架空の殺人鬼。本名ババ(7作目ではジェディダイア)・ソーヤー(Bubba(Jededlah) Sawyer)。モデルは実在の猟奇殺人鬼、エド・ゲイン(アメリカ合衆国の殺人者、墓荒らし)。

テキサス州にある荒野の一軒家に家族ぐるみで住んでいる。人肉を売りさばく肉屋に産まれた4人兄弟(内2人は双子)の4男。先天性の皮膚病の為、人の顔を剥いで作った仮面をいつもかぶっている。梅毒を患っている。

家族構成は、屠殺の名人である137歳の祖父、ミイラと化した祖母、金の亡者となって人肉を売りさばく長男ドレイトン(テレビ吹き替え版ではコック)・ソーヤー、ヒッチハイカーで自傷癖の兄がいる。2作目でヒッチハイカーの双子の兄、チョップトップがいることが判明した。

チェーンソーを片手に、近辺を訪れる若者達を追ってそれを斬り殺し、解剖して家具にしたり売りさばいたりする。

巨漢であるがその足は驚く程速い。動物の骨をコレクションして自分の部屋や台所に飾るのが趣味。家族に対してはいたって従順である。女装趣味を持ち、化粧をしたりドレスで着飾ったりする。

テキサス州の片田舎にひっそりと暮らし、墓場から死体を盗みたまに来る旅行者を襲って暮らしていた。ある日、被害者の一人に逃げられた上、ヒッチハイカーが死んだため姿を消す。

事件は事実上無かったことにされたが、それから13年後にテキサス州ダラスにアミューズメントパークのバトルランド(ドレイトンが開園するもすぐに廃園)を拠点としている事が判明した。

後に被害者の叔父であるレフティに襲撃を受けて重傷を負い、バトルランドごと爆破される事になる。現在は消息不明。
(出典:Wikipedia「レザーフェイス」)

殺人鬼・レザーフェイス

『オーメン』 1976年 70年代のオカルト映画ブームを主導した世界的な大ヒット作品

『オーメン』(The Omen)は、1976年に製作されたアメリカの映画作品。6月6日午前6時に誕生し、頭に「666」のアザを持つ悪魔の子ダミアンを巡る物語。

音楽を担当したジェリー・ゴールドスミスが第49回アカデミー作曲賞を受賞した。
題名の“omen”とは前兆のこと。

『オーメン2/ダミアン』(1978年)、『オーメン/最後の闘争』(1981年)、『オーメン4』(1991年)とシリーズ化され、1976年版をリメイクした同名映画『オーメン』(2006年)も製作された。

『オーメン』あらすじ

アメリカ人外交官であるロバート・ソーンはローマの産院にて、死産した我が子の代わりに、同時刻に誕生した孤児である男子を養子として引き取り、ダミアンと名付ける。

ほどなくして駐英大使に任命され、その後も公私共に順風満帆な生活を送るロバート。
しかし、乳母の異常な自殺を境に、ダミアンの周囲で奇妙な出来事が続発。疑惑を持ったロバートは調査を開始、ついにダミアンの恐るべき正体を知る。
(出典:Wikipedia「オーメン」)

『オーメン』 1976年

頭に「666」のアザを持つ悪魔の子「ダミアン」に翻ろうされる人々の恐怖を描く

『サスペリア』 1977年制作のイタリアのホラー映画

『サスペリア』(Suspiria)は、1977年制作のイタリアのホラー映画。ダリオ・アルジェント監督。
ゴブリンが奏でる恐怖の音楽が音響立体移動装置(サーカム・サウンド・システム)により増幅され一世を風靡した。「魔女3部作」の1作目とされる。

トマス・ド・クインシーの小説「深き淵よりの嘆息」をモチーフに、ダリオ・アルジェントとダリア・ニコロディが脚本化した。主人公を演じたのはジェシカ・ハーパー。1977年公開。ドイツのバレエ名門校に入学した若い娘を襲う恐怖を描き、大ヒットした。

本作では魔女の正体が謎のままであったが、次回作の『インフェルノ』や『サスペリア・テルザ 最後の魔女』で明かされエレナ・マルコスが、三姉妹の魔女の一人である「溜息の母(インフェルノでは嘆きの母)」である事が明かされた。

それによってインフェルノに「暗黒の母(インフェルノでは暗闇の母)」が登場し、『サスペリア・テルザ最後の魔女』に「涙の母」とそれぞれ作品別に登場している。なお『インフェルノ』や『テルザ最後の魔女』では多少三人の魔女の母の名が異なっている。
(出典:Wikipedia「サスペリア」)

『サスペリア』(Suspiria) 1977年制作のイタリアのホラー映画

赤い館のバレエ学院は魔女たちの館だった・・・

次々と殺人が起こる

魔女が住む呪われた赤い館。奇妙な死と不気味な声が!一人では怖くて観れないホラー映画『サスペリア』 - Middle Edge(ミドルエッジ)

『ゾンビ』(1978年)  日本では1979年3月に公開

『ゾンビ』(原題: Dawn of the Dead, 国際題: Zombie)は、1978年9月にイタリアで公開されたジョージ・A・ロメロ監督のホラー映画。日本では1979年3月に公開された。

数多くのホラー作品を手掛けている映画監督のダリオ・アルジェントが音響効果、ヨーロッパ公開版の監修及び一部プロデュースを担当して制作費を集め、ヨーロッパでの配給権を得た。当時、無名だったロメロは、本作で一躍有名監督となった。

『米国劇場公開版』
北米で劇場公開されたバージョンで、日本ではCICビクター(現・パラマウント ジャパン合同会社)から最初にソフト化されたバージョン。本編127分。
ロメロ独特の暗い味付けが特徴。ただし、ソフト化の際には若干の修正が加えられたため、厳密な意味での米国劇場公開版ソフトは存在しない。

『日本劇場公開版』
日本ヘラルド映画配給。『ダリオ・アルジェント監修版』を元に一部シーンのカット、残酷シーンの修正、冒頭に日本オリジナルの惑星爆発の追加映像を加えて劇場公開されたバージョンで、本編115分。

残酷なシーンが削除されたり静止画やモノクロに処理されているうえ、オープニングには惑星爆発のシーン(『メテオ』の未使用映像の流用)とそれによるゾンビ発生の説明が加えられ、エンドクレジットが削除されている。
日本版予告編では『マタンゴ』のマタンゴの鳴き声が使用されている。
(出典:Wikipedia「ゾンビ (映画)」)

『ゾンビ』(1978年) 日本では1979年3月に公開

ある日、全米各地で突如死体がよみがえり、生者を次々と襲い始めた。生ける死体「ゾンビ」に噛まれて死んだ者たちもゾンビ化して急速に数を増やし、社会に大混乱が広がるなか、3週間が経過した。 フィラデルフィアのテレビ局「WGON」に勤めるフランと恋人のスティーブンは悪化していく現状に見切りを付け、ヘリコプターで都市からの脱出を決意する。出発前にスティーブンの友人でSWAT隊員のロジャーが同僚のピーターを伴って合流したヘリは、あるショッピングモールへ辿り着く。モール内部はゾンビの巣窟と化していたが、物資は手付かずのまま残されていた。 食料と安全な場所を求めていたスティーブンたちは、ピーターの提案により事態が収束するまでモール内に留まることに決める。しかし、モール入口をトラックで塞ぐ作戦中に正気を失ったロジャーがゾンビに腕と足を噛まれ、負傷してしまう。犠牲を出しながらもモールの封鎖を完了し、内部のゾンビを一掃して物資を独占することに成功したピーターたちは、最上階の隠れ部屋へ物資を運び込んで新たな生活を始めるが、負傷したロジャーの容態は日毎に悪化していく。その後、「自分がもし蘇ったら撃て」と言い残して死亡したロジャーはまもなくゾンビ化し、ピーターの手により永遠の眠りに就く。 3人となったピーターたちは外部と隔絶したモール内での閉塞感に満ちた日常を続けていたが、ある日30人近いヘルスエンジェルの一団にモール内の物資を狙われ、襲撃を受ける。搬入口からモール内へ侵入してきたゾンビの大群と略奪者、そしてピーターたちによる乱戦が始まるが、その最中にエレベーターへ隠れたスティーブンは腕を撃たれて負傷し、そこへ現れたゾンビたちに襲われて命を落とす。 ピーターとフランは何時間もスティーブンの帰りを待ち続けたが、彼はゾンビに変わり果てた姿となり、隠れ部屋までゾンビの群れを引き連れてくる。ピーターは無言でスティーブンの頭を撃ち抜くと、フランを連れてわずかな燃料しか残っていないヘリに乗り込み、夜明けの空へ飛び去るのだった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BE%E3%83%B3%E3%83%93_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

ゾンビ (映画) - Wikipedia

『ハロウィン』(1978年) ジョン・カーペンター監督 代表的なスプラッター映画

『ハロウィン』(Halloween)は、1978年のアメリカ映画。「ハロウィンシリーズ」の第1作目である。ジョン・カーペンター監督・作曲、ドナルド・プレザンスと本作が映画デビューのジェイミー・リー・カーティスが出演している。

本作は30万ドルの製作費で製作され、アメリカ合衆国において4700万ドルを稼ぎ、世界では7000万ドルの興行収入を記録した。これを2014年現在の価値に換算すると2億5000万ドルに相当し、最も稼いだインディペンデント映画となっている。

多くの批評家からは、アルフレッド・ヒッチコック監督作の『サイコ』から着想を得たスプラッター映画作品群における最初の作品として認知されている。

本作公開後の1980年代から1990年代まで本作を模倣した様々な低予算ホラー映画が製作された。ただしそれら多くの模倣作品と異なり、本作は暴力や残虐なシーンをほとんど描写していない。2006年、「文化的、歴史的、美学的に重要」としてアメリカ議会図書館のアメリカ国立フィルム登録簿に登録された。
(出典:Wikipedia「ハロウィン (1978年の映画)」)

『ハロウィン』(Halloween) 1978年のアメリカ映画

1963年10月31日のハロウィンの夜。イリノイ州にあるごく普通の平和で小さな町、「ハドンフィールド」で殺人事件が起こった。

現場のマイヤーズ家で殺害されたのは、その家の長女、ジュディス・マイヤーズ。そして、彼女を殺した犯人はなんと、マイヤーズ家の長男(ジュディスの弟)で、まだ6歳のマイケル・マイヤーズであった。

マイケルは責任無能力の異常者として、直ちに精神病院に措置入院となるも、マイケルの担当医を務める事になったドクター・ルーミスは、マイケルの中に秘められた危険性に気付き、彼に対する警備体制の強化を求める。しかし、医師達はマイケルがまだ幼いのを理由に相手にしようとしなかった。

悪夢の殺人事件から15年後。21歳になり、それまで病院でおとなしくしていたマイケルは突如脱走。

途中で殺害した作業員から作業つなぎを奪い、更には金物店で白いハロウィンマスクと洋包丁を盗んだマイケルは、高校生のローリー・ストロードの命を狙う。

その一方、マイケルの担当医で、拳銃を持ったルーミスが、マイケルの入院していた病室に残された「Sister(姉)」の文字を頼りに、彼の実家のあるハドンフィールドに訪れていた…。
(出典:Wikipedia「ハロウィン (映画)」)

殺人鬼(サイコキラー)ブギーマンことマイケル・マイヤーズ

SFホラーの古典『エイリアン』1979年公開

『エイリアン』(Alien)は、1979年公開のアメリカ合衆国の映画。

大型宇宙船の薄暗い閉鎖空間の中で、そこに入り込んだ異星人(エイリアン)に乗組員たちが次々と襲われる恐怖を描いたSFホラーの古典であり、監督のリドリー・スコットや主演のシガニー・ウィーバーの出世作でもある。「エイリアン(Alien)」という単語が「(特に敵対的な)異星人」の意味として広く定着するきっかけともなった。

エイリアンのデザインは、シュールリアリズムの巨匠デザイナーH・R・ギーガーが担当した。本作以降、続編やスピンオフが製作されシリーズ化した。 スコット自身による本作の前日譚となる3D映画『プロメテウス』が2012年6月に世界各国で公開された。

1980年の第52回アカデミー賞では視覚効果賞を受賞。同年第11回星雲賞映画演劇部門賞受賞。
公開時のキャッチコピーは「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない。(In Space No One Can Hear You Scream.)」。
(出典:Wikipedia「エイリアン (映画)」)

SFホラーの古典『エイリアン』1979年公開

『エイリアン』(Alien)の公開時のキャッチコピーは「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない。」

蜘蛛のような生物(フェイスハガー)がヘルメットのシールドを溶かし、ケインの顔に張り付いた姿

衝撃のシーンでした。

ケイン(ジョン・ハート)はエイリアンに寄生され、それが体を突き破ったために死亡した。

寄生したエイリアンがケインの体を突き破って飛び出る!びっくりなシーン。

衝撃のシーンでした。気持ち悪かった。

アッシュは「破壊」された。彼の正体は、会社が乗組員たちを監視するために送り込んだアンドロイド

初見では、なんじゃあこりゃ!でしたね。グロイ。

グロテスクなエイリアン

1978年2月8日、オバノンはスコットにギーガーの画集『ネクロノミコンIV』を見せる。

そこに描かれていた機械とも生き物とも似付かぬ存在にスコットは衝撃を受け「このデザインを形にすることができれば映画は成功する」との確信を抱いた。

スコットはスイスに飛び、ギーガーを招聘。2月14日からギーガーは交渉を開始した。彼は「この映画はエイリアンこそが主演俳優なのだ」と主張しデザイン料として然るべき高額なギャラを要求したため、フォックスとの間で長い話し合いがもたれた。

契約が成立したのは3月30日のことであり、この日から製作に加わることとなる。しかし、ギーガーが描く異質な世界に拒否感を示した者もおり、キャロルは当初「ギーガーは異常だ」と評している。

時間が押し迫っていたため、デザインはほぼ『ネクロノミコンIV』のそれを踏襲しており、何度かデザインが起こされたものの、皮膚の細かいディティールや背中の突起が寝ていることを除けばほぼ変化はない。
(出典:Wikipedia「エイリアン (映画)」)

エイリアンの原型デザインとされるギーガーの画集「ネクロノミコンIV」

エイリアンの生みの親『H・R・ギーガー』さんを偲んで | KIC-factoryの映像なう!

唯一生き残る女性船員エレン・リプリー(演:シガニー・ウィーバー)が最後にエイリアンを船外へ吹き飛ばす

『13日の金曜日』(1980年〜)シリーズ 殺人鬼ジェイソン

殺人鬼と化した母親が被害者に殺害された場面を、生き残っていた(亡霊とも思われる)ジェイソンが目撃してしまい、復讐を誓い2作目から殺人鬼となった。

『13日の金曜日』1作目の殺人鬼はジェイソンではなく「ジェイソンの母パメラ」。ジェイソンが殺人鬼になったのは2作目から!

これは幼少期に湖に投げ込まれ、溺れさせられた直前に被らされた物であり、自らの奇形の顔にコンプレックスを持っていたジェイソンにとって無くてはならない物であった。

『13日の金曜日』シリーズ2作目のジェイソンは穴の空いた布袋を被っていた。

現在に至るまでトレードマークとなっているホッケーマスクを被ったのは第3作からであり、被害者の一人であるシェリーが友人を脅かす為に被っていた物を奪い取った物で、第6作では第4作の殺人を生き延びたトミーがジェイソンを火葬にする際に用意した物を奪い、第8作では最初の被害者がジェイソンごっこで遊んでいたのを殺して奪い取ったものであり、リメイク版では当初は第2作同様に布袋を被っていたが、クリスタルレイクの湖畔に住む農夫を殺害した際に、傍らに落ちていたのを見つけてそのまま被ったものであった。

マスクをかぶって顔を隠しているジェイソンだが、第8作では自分からマスクを外して素顔をさらし、絡んできたチンピラ達を追い払った経験がある。
(出典:Wikipedia「ジェイソン・ボーヒーズ」)

このホッケーマスクのジェイソンは『13日の金曜日』3作目から!

ホラー映画の金字塔・13日の金曜日part1のあらすじまとめ【ネタバレ有り】 - Middle Edge(ミドルエッジ)

『死霊のはらわた』 1981年公開のアメリカのスプラッター映画

『死霊のはらわた』(原題: The Evil Dead)は、1981年公開のアメリカのスプラッター映画。カラー、91分。リバイバル上映時R-15指定。

監督サム・ライミの長編デビュー作。1980年代のスプラッター・ブームを発生させた作品として知られ、続編として『死霊のはらわたII』、『キャプテン・スーパーマーケット』があり、当作品を含む3部作はカルト映画としても非常に有名。2013年にはリメイク映画である『死霊のはらわた』が公開された。

『死霊のはらわた』のストーリー

森の別荘で楽しく休暇を過ごそうとやって来たアッシュら5人の若者たちは、その地下室で偶然『死者の書』とテープレコーダーを見つける。テープを再生してみると、そこに録音されていた音声は森に封じ込められていた悪霊を蘇らせてしまう呪文だった。復活した悪霊に次々と憑依され、不死の怪物と化して襲いかかる仲間たち。アッシュは果敢に彼らへ立ち向かう。
(出典:Wikipedia「死霊のはらわた」)

『死霊のはらわた』 1981年公開のアメリカのスプラッター映画

一人生き残ったアッシュは、銃や斧、棒切れなどで応戦するが、ゾンビは体をバラバラにされるまで死なず、襲いかかってくる。血みどろの攻防が続く中、夜明けとともに、アッシュが見たものは・・・。

1人残ったアッシュは不死の怪物たちと血みどろの戦いをはじめる

ジョン・カーペンター監督『遊星からの物体X』 1982年のアメリカ合衆国製SFホラー映画

『遊星からの物体X』(ゆうせいからのぶったいエックス、原題:The Thing、別題:John Carpenter's The Thing)は1982年のアメリカ合衆国製SFホラー映画。

『遊星からの物体X』のストーリー

物語より約10万年前、宇宙から飛来した飛行船が地球の重力に捉えられ大気の断熱圧縮により炎に包まれる。

1982年の南極。ノルウェー隊のヘリが、1匹の犬を追ってアメリカ南極観測隊第4基地へ現れた。銃や手榴弾を使い執拗に犬を狙うが失敗し、手違いからヘリは爆発。一人生き残ったノルウェー隊員は基地内へ逃げた犬を追って銃撃を続け、基地の隊員を負傷させるが基地の隊長により射殺される。

殺害するべく犬を追っていたノルウェー隊を恐慌に陥らせたのは何か?真相を究明すべくノルウェー基地へ向かったヘリ操縦士のマクレディらが見つけたものは、自殺し凍りついた隊員の死体、何かを取り出したと思しき氷塊、そして異様に変形し固まったおぞましい焼死体だった。一行は調査のため、記録フィルムと焼死体を持ち帰る。

逃げのびた犬は犬小屋に入れられた。やがて夜になり、犬はグロテスクな生物に変形した。おぞましい姿となったThe Thing(それ)は他の犬へ触手を伸ばし、咆え声を聞いて駆けつけた隊員たちの火炎放射器によって撃退される。

雪原の巨大なクレーターと、約10万年前のものと推測される氷の層にある巨大な構造物を調査するノルウェー隊の記録フィルムが残されていた。その頃、持ち帰った焼死体が融けだし、中からそれが出現、人間達に感付かれぬよう隊員らを同種の生命体として細胞を乗っ取りヒトに擬態し潜伏する。

調査の結果、それは取り込んだ生物に同化・擬態し、更に増殖できることが判明する。隊員達は誰がそれに同化されているか判断できなくなり、吹雪により通信も途絶し孤立した環境の中、疑心暗鬼に陥る。

知らぬ間に取り憑かれていく南極越冬隊員たち。このままでは皆がそれと化してしまう。試算によれば、人間社会に辿り着いたそれが全人類を同化するまでに必要な時間はおよそ2万7000時間。果たして隊員の、そして人類の運命は?
(出典:Wikipedia「遊星からの物体X」)

『遊星からの物体X』 1982年のアメリカ合衆国製SFホラー映画

火炎放射器で焼いても首がもげ、そこからクモの如く脚が生えカタカタと動いていくなど気持ち悪さ抜群。

隊員達はThe Thing(それ)に同化されていく。あり得ない人体変形のオンパレード。

電気ショックをやろうとすると、腹に穴が開き

腕が腹に食べられる

“The Thing(それ)”を判別する方法、仲間が物体Xかどうかを見分ける方法として効果あり。

採取した血液に熱した針金を押し付けると、悲鳴を上げる血液!血液がピギャアッと飛び跳ねる。

『ポルターガイスト』 1982年 スピルバーグが製作したホラーシリーズの第1作

『ポルターガイスト』(原題: Poltergeist)は、1982年のアメリカ映画。ある平凡な一家を襲う怪奇現象を描いた SFXホラームービー。

スピルバーグが製作したホラーシリーズの第1作。本作の制作期間が『E.T.』の公開と重なり多忙を極めたスピルバーグは、監督をトビー・フーパーに任せ、自身は製作に回った。監督の重複契約が禁止されているためでもある。

1986年に第2作『ポルターガイスト2』、1988年に第3作『ポルターガイスト3 / 少女の霊に捧ぐ…』が公開された。全作品がメトロ・ゴールドウィン・メイヤー製作だが、第1作のみ版権がワーナーに移され、第2作以降は版権分割後の製作なのでMGMに残された。また、本作はスピルバーグがMGMで仕事をした唯一の作品でもある。

『ポルターガイスト』のストーリー

フリーリング一家は、新興住宅地のクエスタベルデに越してきた。だが、家の中で物がひとりでに動きだすという奇妙な現象が発生。そして嵐の晩、庭の大木が突然息子ロビーを襲い、また末娘キャロル・アンはクローゼットの中に吸い込まれて消えた。

両親は、行方不明のキャロル・アンを助けるため、超心理学を研究するレシュ博士らを家に招く。家の中で起こる並外れた超常現象を目撃したレシュは、これまでに何軒もの家を清めたという霊媒師のタンジーナに助けを求める。一方父親は、クエスタベルデ一帯が墓地を潰してつくられた住宅地であることを知る。
(出典:Wikipedia「ポルターガイスト (映画)」)

『ポルターガイスト』 1982年 スピルバーグが製作したホラーシリーズの第1作

ホラーが苦手な方でも、なんとか大丈夫なホラーと思います。

キャロル=アンが怪しい光を帯びた戸棚にすい込まれ、家からその姿を消してしまった。

郊外に新築された家に越してきた一家を襲う異常な現象。幼い娘が行方不明となり、霊媒師は悪霊の存在を感じとった。

やがてその土地は元々墓場だった事が判明する……。スピルバーグが製作したA級ホラー大作で、SFX・演出ともにこのジャンルの作品の中では最高峰。TV「ミステリー・ゾーン」の1エピソード“消えた少女”をモチーフにしていると言われるが、スピルバーグの初期作「恐怖の館」(ビデオ題「ヘキサゴン」)のパワーアップ・ヴァージョンの趣もある。
<allcinema>

家族で安心して見れる・・・スピルバーグが製作したA級ホラー大作

『エルム街の悪夢』 1984年 殺人鬼フレディ

『エルム街の悪夢』(エルムがいのあくむ、A Nightmare on Elm Street)は、1984年にアメリカで公開されたホラー映画。

夢の中で人々を襲う殺人鬼、フレディ・クルーガー(Freddy Krueger)の恐怖を描いている。本作のフレディは、後のシリーズで見られるブラックジョークなどは一切なく、冷酷な殺人鬼として描かれている。シリーズを通じてフレディを演じているのはロバート・イングランド。

高校生のナンシーは、フレディの悪夢に毎晩悩まされていた。だが、夢の中で負った傷がなぜか現実に戻っても残っている。果たして、これは夢なのか?それとも現実か?

『エルム街の悪夢』 1984年にアメリカで公開されたホラー映画

眠っている人の夢に出現し、右手にはめられた鉄の鉤爪で相手を引き裂く殺人鬼「フレディ」

眠っている人の夢に出現し、右手にはめられた鉄の鉤爪で相手を引き裂く殺人鬼。

夢の中で彼に殺された者は、現実でも同様の傷を負って死に至る。

身長173cm・体重70kg。顔は赤く焼け爛れており、赤と緑の横縞のセーター、茶色の帽子を被っている。フレディというのはニックネームで、本名はフレッド・クルーガーである。

元は連続児童殺害事件の容疑者だったが、裁判における精神鑑定の結果として無罪放免となったため、納得のいかない遺族達によって住処ごと焼き殺されてしまう。

ところが、フレディの邪悪な魂は3匹の悪魔により怪物として復活し、以後夢の中での殺人を繰り返すこととなる。

人々の恐怖を力の源にしているため、わざと被害者をいたぶるなど、より残忍な殺人方法を演出し、更に力を増強させることができる。

逆に、その存在を忘れ去られると結果として無力となる。また、現実の世界では、その力は存分に発揮できずに弱体化する(ただし、第3作では超常的な力で白骨死体のまま暴れ一名を殺害している)。

しかし、現実世界でフレディを倒しても死体は消えてしまい再び夢の中で現れるため倒す事はできない。
「子供、特に小さな女の子が大好き」と語っており、生前に彼が起こした連続児童殺害は、児童性愛とサディズムが原因らしいことが窺える。しかし、死んでからは子どもというよりむしろハイティーンの若者を中心に狙っている。

リメイクでは幼稚園の地下に住んでいた庭師兼管理人で、園児たちに好かれていたが、裏で性的な悪戯をしていた事が親たちにばれてしまい無実を主張するも、生きたまま火炙りにされてしまう。しかし夢の中で現れる殺人鬼として復活し、当時幼稚園に通っていた児童たちを狙う。
(出典:Wikipedia「フレディ・クルーガー」)

フレディ・クルーガー

目を覚ませナンシー!眠るとフレディがやってくる!

『バタリアン』 1985年にアメリカで製作されたホラー映画

バタリアン(Battalion、原題:The Return of the Living Dead)は、1985年にアメリカで製作されたホラー映画で、コメディ要素も持ち合わせている。シリーズ作品は、2006年の時点で5本作られている。

本作は、ゾンビ映画の礎的な作品である『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のパロディとなっている。「ホラー映画」というジャンルに分類されてはいるが、コメディ要素が盛り込まれている。

邦題の「バタリアン(Battalion)」は、日本の配給会社の東宝東和による日本の独自もので、英語で「大隊」や「大群」の意。

この映画タイトルを元に、「オバタリアン」という流行語も生まれた。

本作においては“『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』で描かれている出来事は事実だった”と設定されている。

本シリーズのゾンビは、トライオキシン245という物質により死体が蘇生しゾンビ化するというもので、頭を破壊したり、燃やすことで撃退できるという従来の方法論は通用しない(ただし、作品によって微妙に設定が異なる)上に会話が可能であり、無線機を使用して人を誘き出すなどある程度の知能が残されているのが特徴である。

登場するゾンビにはそれぞれ個性があり、コールタール漬けにされていた「タールマン」、上半身だけの老女ゾンビ「オバンバ」など、そのキャラクター性が強く描かれている。

なお、本シリーズは作品毎に製作会社が違うが、これは本シリーズに限らず、シリーズ物のホラー映画においては比較的多く見られる特徴でもある。
(出典:Wikipedia「バタリアン」)

『バタリアン』 1985年

コールタール漬けにされていたゾンビ「タールマン」は人気キャラクター

コールタール漬けにされていたゾンビ「タールマン」の顔のアップ

「あたしオバンバ、あなたの脳味噌食べさせて〜」

上半身だけの老女ゾンビ「オバンバ」

「オバンバ」や「タールマン」は覚えています。コメディ要素もあるゾンビ映画でした。

上半身だけの老女ゾンビ「オバンバ」

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