スカイライダーとは?
1975年の『仮面ライダーストロンガー』でシリーズが一度幕を閉じ、1979年10月についに再始動した仮面ライダー。
番組タイトルは新ライダーの名前ではなく『仮面ライダー』として初心に帰り、新たな幕開けとなりました。

番組前半のスカイライダー
史上初の空を飛ぶ仮面ライダー・スカイライダー。
ハンググライダーに乗って現れた青年・筑波洋が「ネオショッカー」から脱走したことが原因で怪人・ガメレオジンに襲われていた志度博士を偶然発見しこれを助け、その後重傷を負わされたことをきっかけに「仮面ライダー」となり、ネオショッカーが次々に送り込む怪人たちと戦うことになるというストーリーでした。
番組の中盤では7人の歴代仮面ライダーが登場し、スカイライダーを特訓。
これによりパワーアップを果たしたスカイライダーはスーツの色が明るくなりました。
その後は毎回のように歴代ライダーが登場し、主人公であるスカイライダーとともに戦いました。

中盤以降のスカイライダー
主な登場人物

筑波洋

ゼネラルモンスター

ヤモリジン

魔神提督

歴代ライダーたち
仮面ライダー(スカイライダー)当時のCM
2016年現在においても仮面ライダーの変身ベルトは非常に人気のあるおもちゃですが、この『仮面ライダー』においても変身ベルトが発売されていました。
発売元も現在のバンダイに当たるポピーです。
当時このベルトを持っていて、装着して遊んでいたという方も多いのではないでしょうか。
パチソン版「燃えろ!仮面ライダー」
番組放送中に発売された、公式のものではない主題歌の音源がこちらから聞けます。
番組で流れている水木一郎さんの歌う「燃えろ!仮面ライダー」を聴きたくてレコードを買ったら入っていたのはこのバージョンだったという方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれませんね。
これはこれでアリかも?
次々に登場した歴代ライダーたち
ゼネラルモンスターを倒すまでの間、仮面ライダー(スカイライダー)は一人でネオショッカーと戦い続けました。
魔神提督の登場後、物語は急展開を迎えます。
強力な怪人たちに対抗するべく、歴代ライダーたちが次々と外国から日本に帰国したのです。

第20話「2人の仮面ライダー もう一人はだれだ?」
前作の主人公である仮面ライダーストロンガーを皮切りに、仮面ライダーV3、Xライダー、ライダーマン、仮面ライダー2号と、次々に役者込みでの客演が実現しました。
事実上のテコ入れですが、これが大成功となり、番組の人気も上昇したとのことです。
衝撃の最終回

8人ライダーVSネオショッカー首領
最終回では、巨大な怪獣の正体を現したネオショッカー首領を倒すために全ライダーが集結。首領を宇宙へと運んで散っていきました。
事実上の特攻&全滅エンドであり、彼らが生きているという可能性をまったく匂わせないまま番組は終了してしまいます。
しかし、翌年の『仮面ライダースーパー1』の劇場版において8人ライダーは再登場。ライダーたちは無事に生存していたことが明らかになりました。

崖の上に現れる歴代ライダーたち
これ以降もスカイライダーは『仮面ライダーBLACKRX』や、『仮面ライダーディケイド』以降の映画作品に度々姿を現し、空を飛ぶ飛行能力を発揮しています。
村上弘明さんのゲスト出演は未だに実現していませんが、今後もライダーが続いていく限りは再登場の可能性はゼロではないでしょう。
近年のスカイライダーの活躍
ゲームや漫画においても、スカイライダーの新たな活躍を見ることができます。