町はパニック状態と化し、基地から戦略爆撃機が、サイロからICBMが飛びたっていった。
大学教授のジョー・ハクスリー(ジョン・リスゴー)は大学で、30分以内にソ連のミサイルが飛来することを知る。
午後3時38分、カンサス・シティで核ミサイルが爆発した。
熱風がビル、樹を破壊
人々は一瞬のうちに死亡。ガレキの下で断末魔のうめきが聞こえた。
ローレンスの大学病院についたラッセルは、助手のサムやナンシー看護婦(ジョベス・ウィリアムス)の協力を得て救護活動を開始する。
ダールバーグ家に被爆した学生のスティーブン(スティーヴ・グッテンバーグ)がやってきて、彼も一家と同じ地下室に避難する。長い時間がたった。ダールバーグ一家は、崩れ落ちた教会で行なわれたミサに参加。途中で倒れたデニーズをジムがローレンスの大学病院へ運んだ。
ラジオから『我々は敗北していない。現在は停戦が成立、再建に努力しよう』という大統領の声明がながれる。不足する水や食糧をめぐって各地で暴動や掠奪が起こった。ジムは難民に射殺され、大学病院ではナンシーが殉職死し、放浪の末に病院にたどりついたウィリアム1等兵も力尽きて死亡した。
体力が急速に落ちて来たラッセルは、死を悟り自宅にもどることにした。自宅はガレキの山だった。その中に焼けただれた婦人用の時計を発見した。ヘレンのものだ。
そこへ1人の老人が近づき、オレンジをさし出す。無言のまま2人は抱きあうのだった。
核の戦争は凄い破壊力があり、終わった後にも人々が辛い想いをするという事です。
映画解説
雑記のーと Ver.2 ザ・デイ・アフター
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