パンチDEデート
バラエティー番組『パンチDEデート』
番組内容
司会は、落語家の桂三枝(後の六代桂文枝)と漫才師の西川きよし。
舞台の左の袖から女性が、右の袖から男性が登場し、中央の椅子に座る。このとき、三枝ときよしが「こちら、久々の○○という感じ」と、男女双方の第一印象を伝える。男性側にきよしが、女性側に三枝が介添え人として付く。
好きなタレントを質問した後、三枝ときよしが、カーテンの中央にあるのぞき穴越しに相手方を見ながら、「誰々(タレントの名前)というよりも、何々という感じ」と寸評する。
三枝が首を傾けながら放つ「オヨヨ」や「グー」「アリィ?」などのギャグは流行語にもなった。
その上で、三枝ときよしの「せぇ〜の〜、ごた〜いめ〜ん!」の掛け声でカーテンが上がり、両者が対面。その後は1、2分間、2人だけで会話する。客席に向き戻った2人が、それぞれスイッチを持って背後に廻す。「目をつぶって上を向いて……、スイッチ・オン!」。気に入った(交際したい)のならスイッチ・オンし、そうでないのならノー・タッチ。その結果は、背後の大きなハート型の電光掲示板の点滅で判明する。
勿論成功しなければ、ハートが光らない残念な結果が・・・。
キャッチフレーズが印象的でカップリングの設定も面白い番組でした。最後のスイッチを押す時は観ている方もドキドキします!!
「パンチDEラブラブ」
関西テレビを初めとするFNNの加盟局では、1970年代に番組の放送日(日曜日)が国政選挙の投・開票日と重なる場合に、『パンチDEセンキョ FNN開票速報』というタイトルの選挙特別番組を編成。
本番組のレギュラー放送を休止する代わりに、三枝ときよしが同特番の進行役を務めた。『決定版!!オールスター パンチDEセンキョ FNN開票速報』として放送された第35回衆議院議員総選挙の特別番組(1979年10月7日放送)では開票速報の合間に、三枝ときよしの司会で芸能人の親子が登場する「パンチDEラブラブ」という企画を特別に生放送。
吉本百年物語で復活?!
吉本百年物語でこの番組が再現されました。
西川きよし役を長男の西川忠志、桂三枝役をなだぎ武が演じました。出演した素人役は日替わりゲストが演じました。(岡村隆史、上泉雄一、近藤夏子などです)
舞台の千秋楽には西川夫妻と文枝本人が登場し、オープニングのかけあいが再現されました。