20日放送のNHK「SONGS」に岩崎宏美が出演。6年ぶりの登場となった岩崎は今回、ジャズピアニストの国府弘子と2人で登場し、ピアノ演奏だけというシンプルなスタイルで“歌”を聴かせるステージングを見せた。それは今年デビュー40周年を迎える岩崎が辿り着いた“歌”に対する1つの答えともいえるものだった。
![岩崎 宏美(いわさき ひろみ、1958年11月12日 - )は、日本の歌手である。愛称はヒロリン。
東京都江東区深川出身[1]。所属事務所は芸映プロダクションから、後にスリー・ジーに移籍。レコード会社はビクターから、インペリアルレコードに移籍。岩崎良美は実妹。出典 岩崎宏美 - Wikipedia](/assets/loading-white-036a89e74d12e2370818d8c3c529c859a6fee8fc9cdb71ed2771bae412866e0b.png)
「スター誕生」から1975年デビュー。2作目「ロマンス」が大ヒット
岩崎宏美 - Wikipedia
デビュー曲は「二重唱(デュエット)」だった
2作目の「ロマンス」が大ヒット
『スター誕生!』の際の審査員が作詞家の阿久悠。阿久悠が手掛けた10代の恋心を描いた歌詞が当時の多くの人を魅了。一躍岩崎は実力派歌手の仲間入りを果たしたという。
冒頭「シンデレラ・ハネムーン」を歌い上げた岩崎は、続けて「すみれ色の涙」を歌唱。この曲で1981年の紅白歌合戦に出場した岩崎だが、この年姉が結婚したのだという。しかし姉の結婚に父親が反対。「お姉さんの結婚ってみんなで祝福したかったのに悲しかった」という岩崎は紅白で家族のことを思い「タラっと泣いた」という。
翌年には「火曜サスペンス劇場」の主題歌「聖母たちのララバイ」が大ヒット。選抜高校野球の入場行進曲にも選ばれる。その後岩崎はドラマやミュージカルへも進出。活躍の場を広げていき、2007年にはプラハでチェコ・フィルハーモニー管弦楽団と共演するなどワールドワイドな歌手として大成を遂げる。
今回岩崎が出演したのはNHK「SONGS」
デビュー40年でたどりついたのが歌とピアノだけのシンプルな表現
番組ではなんとリハーサルなしでぶっつけ本番での「客席リクエストコーナー」も。過去の名曲から最近のヒット曲まで100曲のなかから客席のファンが岩崎に歌ってほしい曲をリクエスト。それを岩崎が歌うというものだった。
そこでファンがリクエストしたのはなんと妹の良美のヒット曲である「タッチ」。岩崎は「ちょっとだけよ」と苦笑いしながら歌唱。その後AKB48の「365日の紙飛行機」をリクエストされると「ドラマ見てるからわかるわよ」と快諾。圧倒的な歌唱力で40年のキャリアの凄みを見せつけていた。
SONGS | NHK