全国版の特徴

舞台は日本全国へ

武将の顔グラフィックが実装
また本作の大きな特徴は、武将配下は登場しないということです。
シリーズ初期ということもあり、操作できるのは選択した大名のみとなります。
武将が居ないことから、プレイヤーの大名が死んでしまうと跡継ぎなど立てることなく
即座にゲームオーバーとなり、シビアです。
上記の理由により、寿命の短い毛利元就のような武将は非常に難易度が高くなります。

武将の能力はランダム?!
そしてもう1つ大きな特徴といえば「空白地」の扱いです。
プレイヤー大名が死ぬとゲームオーバーですが、NPC大名が
病死や暗殺で死んだ場合、その大名が治めていた領地は空白地となります。
空白地は残された大名たちで奪い合っていくわけですが
その奪い方はユニークで、なんと「入札」で決まります。
空白地に隣接した大名は入札に参加でき、最高額を提示した大名家がその領地を治めるという
戦国時代の世界観を無視した大胆なシステムですが、これも本作の魅力の1つとも言えます。

シュールな暗殺
内政

内政もシンプルな作りになっている。
もう1つ内政には面白いシステムがあり、なんと借金が出来てしまいます!
この借金の使い方で天下統一への道のりが随分と変わってきます。
どういったものかと言うと・・・。
例えると、織田信長ではなく「尾張国」が借金を背負ってる、ということですね。
これを利用し、全兵力で美濃へ出兵し勝ち取ったとします。
尾張国は兵力が0になり、手薄になったところを徳川家が攻めてきました。
尾張国を手に入れた徳川家ですが
前の統治者である織田家の借金を肩代わりをする羽目になり
徳川家の兵力が削られるという・・・悲惨な現象が起こります。
「これ歴史シミュレーション・・・?」と疑ってしまいそうですが
これも全国版の醍醐味の1つではないでしょうか。
借金を上手に肩代わりさせることで、プレイヤーは天下統一に近づいていきます。
合戦

おなじみのHEX戦

織田家vs明智家
シンプルさが魅力

全国版のプレイ動画
コンシューマー移植版

SFC版 信長の野望 全国版
実は初代じゃなかった
初代と思われがちな全国版ですが、シリーズ2作品目にあたります。
こちらが初代