りぼんで連載!女子に大人気だった『ハンサムな彼女』

「ハンサムな彼女」は、14歳の女優・未央の芸能界で奮闘する姿や恋愛を描いた少女マンガです。りぼん(集英社)にて1988年から1991年まで連載されました。文庫版は2003年に全5巻で発売してます。
吉住渉の代表作の一つで、“華やかな芸能界と中高生の純情な恋愛物語という対照的な世界を融合させた作品”となっています。
りぼん1988年11月号から巻頭カラーで連載開始!

ストーリーは2部作になっています。
第1~5巻までが1部。6~9巻までが2部となっています。
あらすじ

単行本 全9巻
中学生にして女優の萩原未央は、お隣に住むアイドル俳優・てるちゃんに片思い中。てるちゃんと親友の彩と一緒にドラマに出ることが決まって喜んでいたのに、てるちゃんと彩にはキスシーンが…。自分も別の俳優とキスシーンが決定し、ショックを受ける。
ある日、未央は、アメリカ帰りの青年熊谷一哉に出会う。彼は一流の映画監督を目指しており、周りからは天才少年と呼ばれていた。最初は気の合わない2人だったが、やがて未央は一哉に惹かれていく…。
漫画家 吉住渉

ママレード・ボーイ
ママレード・ボーイ 1 (りぼんマスコットコミックスDIGITAL) | 吉住渉 | 少女マンガ | Kindleストア | Amazon
吉住渉さんは『ママレード・ボーイ』や『ウルトラマニアック』の作者としても知られていますね!
大学時代にデビュー作を含めて、合計2作品を『りぼんオリジナル』に発表しました。1987年春に大学を卒業した後、大手電機メーカーNECに就職します。その後、しばらくは営業担当のOLをしながら漫画を執筆していましたが、次第に仕事との両立が困難となってきたため1988年の秋頃に退社をし、専業の漫画家として活動をしています。
『 ハンサムな彼女』は、OVAやイメージアルバム化しましたが、吉住渉自身もボーカルを担当していたそうですよ!

ウルトラマニアック
少女に刺さる胸キュン場面がいっぱいありました!
これは胸キュンですね
ハリウッド映画に出演し、映画監督もこなす天才少年一哉との恋物語です!連載スタート時は中学3年生の未央。今見ると無理のある大人っぽい設定に感じますが、女子小学生時代は憧れましたねー。
ファッションのかわいさにも注目!

ハンサムな彼女 7


ハンサムな彼女 8
当時も登場人物たちのファッションはかわいいと評判でしたが、80〜90年のファッションが流行していることもあって、今の若い子たちにもファッションのセンスがいいと人気になっています!
小学生の頃読んでいた人も、今読むとまた新鮮に感じるかもしれませんね!