ただの火災ではなかった?!連続火災の事件と兄弟の絆を描く映画『バックドラフト』

ただの火災ではなかった?!連続火災の事件と兄弟の絆を描く映画『バックドラフト』

舞台はシカゴで亡き消防士の父の跡を継いで二人の兄弟が消防士になり、事件を解決して行きます。


バックドラフト

1991年公開のアメリカ映画。
ロン・ハワード監督作品で、火災現場の視覚効果はILM。消防士をメインに据えた内容。

映画『バックドラフト 』

メインキャスト

主人公。子供の頃、初めて連れて行かれた火災現場で父を亡くす。20年後大人になったブライアンは何をやっても長続きせず職を転々としていたが、消防士としてシカゴにもどってきた。普段は普通の青年であるが、いつも自分を子供扱いする兄に対してコンプレックスがあり、何かあるごとに衝突してしまう。
 連続殺人事件を調べるうち、バックドラフトに利用されている薬品が兄の船にあったのを思い出し、スティーブンを疑う。

ブライアン・マカフレイを演じるウィリアム・ボールドウィン

ブライアンの兄。第17小隊の隊長であり、死をもおそれないような勇敢な消防士である。しかし、消防士としての姿とは裏腹に、普段は自分の感情を上手く表現できずにいる。別れた妻と息子を愛しているが、そんな性格が災いして、元に戻ることはない。また、同じようにブライアンに対しても「消防士はすぐやめるだろう」と頭ごなしに考えている。しかし、心は優しく、仲間を大切にしている。

スティーブン・マカフレイ/デニス・マカフレイ(二役)を演じるカート・ラッセル

スティーブンの同僚。事件に関係している。

ジョン・アドコックスを演じるスコット・グレン

消防活動費の予算を削り、市長の座を狙っている男。放火の犯人探しをする。

ドナルド・リムゲイルを演じるロバート・デ・ニーロ

ストーリー(ネタバレ)

幼い頃、消化作業中に父(カート・ラッセル)の死を目の当たりにしたブライアン・マキャーフィー(ウィリアム・ボールドウィン)は職を転々とした末に、故郷のシカゴに新米消防士として戻って来た。

初っ端に起こる火災事故。

彼が友人のティム(ジェーソン・ゲドリック)と共に配属された17小隊には兄のスティーブン(カート・ラッセル2役)や父の部下だったアドコックス(スコット・グレン)らがいた。着任早々、火災現場に向かったブライアンは、そこでスティーブンの英雄的な活躍を目にする。

スティーブンのこうした勇敢な行動は、父の死の現場にいなかったという悔恨の念から来ていた。しかし、現場に駆けつけた火炎調査官のリムゲール(ロバート・デ・ニーロ)はこの1件を放火だと断言した。

翌日、兄の家を訪ねると兄嫁のヘレン(レベッカ・デモーネイ)と幼い息子がいたが、二人は離婚していた。消防隊に入って幾日か経った頃、ブライアンは兄に負けじと訓練に励むようになる。そんな時、パーティーで昔の恋人ジェニファー(ジェニファー・ジェイソン・リー)から、彼女が秘書をしている市議会議員のスウェイザク(J・T・ウォルシュ)を紹介される。

ブライアンは父の影を追いかけスティーブンを超えようと必死です。それに対してスティーブンは、ブライアンにいつも厳しくします。

「消防士の仕事もそろそろ  潮時なんじゃねえか?」とスティーブンに言われ、ブライアンは隊を抜けます。

そしてブライアンは、リムゲール捜査の助手をやる事になります。

リムゲールと捜査を進めて行くと、 やっぱり事故ではなくそれは事件。 そして犯人は、炎が燃えるのを 好む人間ではないことが 浮き彫りになってきます。

スティーブン達は、警報機が鳴ったとかボヤが出たとかで、 火災が発生する前の怪しい現場に到着。

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