さらなる調査によって、テキサス州の大きさに匹敵する小惑星帯(Asteroid belt)の地球への衝突に伴うものと判明する。この小惑星は地球への直撃コースを取り、衝突まで18日しかない。
NASAは勢力をあげ回避の方法を考えた、それは小惑星に穴を掘り核爆弾で中から吹き飛ばすという方法であった。そこで一人の男の名前が浮上してくる、それは石油堀をしているハリーで仲間内では「ハリーに掘れない場所はない」と言われる程の男だった。
NASAに呼ばれハリーと娘のグレースは、軍の機密情報である小惑星の事を知るのである。そしてNASAの素人に掘り方を教えてやって欲しいと頼まれる。
しかしハリーは「掘削には熟練された技とセンスがいる、自分は祖父の時代から受け継いでいるが未だに模索中だ」と告げ、「俺は優秀なんかではない、信頼のおける仲間がいるからこそ出来る事だ」と言い放つのである。そして「掘るだけなら自分達が行く」とトルーマン総指揮官に告げ、仲間たちを集める。集められたハリーの仲間は地球の危機的状況を知り、自分達が行くしかないと腹を括るのである。
そして、彼らをまとめるハリーら、石油会社「スタンパー・オイル」の、8人の社員たちである。 そこに、ウィリアム・シャープ、ジェニファー・ワッツを始めとするNASAの6人のクルーを加えた14人が計画に参加した。
NASAの計画は、新型スペースシャトル「フリーダム」「インディペンデンス」の二機を打ち上げ、途中ロシアの宇宙ステーション「ミール(Mir)」で液体酸素を補給、月の軌道で重力アシストを掛け、小惑星の後ろから接近するというものである。
掘削用車両「アルマジロ」を用意し、ハリーたちはそれらを扱うための辛い訓練を乗り越えた。
出発前にAjとグレースは2人で核納庫にいた。そこでAJは「戻ってきたら結婚しよう」とグレースに告げる。父親にハリーはその様子を見ていた。
そしてチームを半分に分けて、新型スペースシャトル二機に分乗し、小惑星へと向かうために飛び立った。
ところが燃料補給のために立ち寄ったミールが爆発したため、救出されたロシア人宇宙飛行士のレヴがインディペンデンスに加わる。 その後、手筈通りに月の軌道を通り、小惑星の裏側に回り込み、二機は着陸を試みるも、大小の隕石の雨がインディペンデンスに直撃して操縦不能に陥り、小惑星に墜落。乗っていたNASAのクルーや、フレディ、オスカーたちを喪う。A.J.とレヴ、ベアーは生き残りアルマジロを使って、ハリーたちの元へと急いだ。
一方、一応の着地に成功したフリーダムだったが、そこは硬い酸化鉄の地盤の上であり、掘削作業は難航。掘削ドリルを1本を残して失い、途中、アメリカ大統領がその計画に見切りをつけて核爆弾のスイッチを押そうとするが、地上にいたNASAのスタッフたちの抵抗と、ハリーたちの行動と説得によって中断した。
しかし、フリーダム搭載のアルマジロが、小惑星の地殻変動によって吹き飛ばされ破壊されてしまい作業が出来なくなった。万事休すと思われた時、A.J.たちの乗ったインディペンデンス搭載のアルマジロが合流し、作業を再開。掘削の穴は小惑星の中心にまでどうにか達し、爆弾を設置。後はタイマーで起爆させるだけという段階まで来た時に、再びクルーたちは地殻変動に襲われリモコンが壊す。
※最後は、動画でストーリー説明。感動シーンは動画で見て欲しいので。
ハリーが娘のために娘の彼氏の代わりに自分の命を身代りにして地球を救う所が泣けます。
映画のテーマ曲を歌ったエアロスミス
『エアロスミス』
エアロスミスのスティーブン・タイラーといえば、ツアー中の当地を自由なスタイルで満喫することで知られています。モスクワの路上でストリート・ミュージシャンと共に歌を披露していたり・・・。