「○○じゃあ~りませんか」で大人気だったチャーリー浜の「ごめんくさい」「僕チャーリー」などのギャグ、吉本新喜劇での定番ムーブを振り返る。

「○○じゃあ~りませんか」で大人気だったチャーリー浜の「ごめんくさい」「僕チャーリー」などのギャグ、吉本新喜劇での定番ムーブを振り返る。

「○○じゃあ~りませんか」「ごめんくさい」といえばチャーリー浜を思い出しますよね。90年代初頭に流行語にまでなったこれらのギャグで、一躍全国区の人気者になったチャーリー浜。そんなチャーリー浜について振り返ります。


1991年のサワデーCM 「チャーリー浜」のギャグが盛り込まれています

「ごめんくさい~」からの「~あ~りませんか」でチャーリー浜全開!!

当時「○○じゃ、あ~りませんか」「ごめんくさい」などのギャグが大流行しました。

90年代初頭、吉本興業の全国進出に大きく貢献した「チャーリー浜」

チャーリー浜(1942年11月7日 - )は、日本のタレント、コメディアン。
本名、西岡 正雄。大阪府大阪市浪速区出身。吉本興業所属。

師匠は花紀京、弟子に間寛平、山田花子など。

チャーリー浜

チャーリー浜が全国区となるまで

近畿大学附属高等学校を卒業の後、1960年に花登筐が主宰する「笑いの王国」に入り、当初は大村崑のそっくりさんとして売り出される。

花紀京に出会い、花紀の父横山エンタツの自宅に居候をしながら芸を磨く。
その後、浜が師事していた花紀と共に1962年6月に吉本に入門。

吉本新喜劇では「アメリカかぶれのキザなお坊ちゃん」「キザなヤクザ」などの役どころが多く、「○○じゃあ~りませんか」などの独特なセリフで印象をつけた後、劇の最後に大阪弁をまくしたててオチをつける、というコントラストで人気を得た。

「浜裕二」を名乗っていたが、1989年に事務所が東京へ進出する際、アメリカのテレビドラマ『チャーリーズ・エンジェル』にちなんで改名。「チャーリーズ・エンジェル」映画版の公開時には、「チャーリー浜ズ・エンジェル」として宣伝に参加した。

1990年、1991年には2年連続でNHK紅白歌合戦に応援合戦で出演することに。

チャーリー浜が全国区となるまで

「これはこれは、ポケメシじゃ、あ~りませんか」のCMで一躍全国区に

1991年、自身も出演したサントリー「ポケメシ」のテレビCMで、新喜劇で長く使われていたギャグ「○○じゃあ~りませんか」が全国区のブームに。

1991年の流行語大賞に選出され、吉本興業の東京進出に大きく貢献する。

初の東京公演や全国ネットでも新喜劇が大きく取り上げられるなど、新喜劇ブームの火付け役となった。これをきっかけに、新喜劇では重鎮ポジションに昇格した。

サントリー「ポケメシ」CMで全国区の人気者になったチャーリー浜

さらにチャーリー浜躍進のきっかけとなった新ギャグ「ごめんくさい」

近年のチャーリー浜は?

横山やすし、オール巨人、中田カウスと並ぶスパルタ吉本芸人として知られるチャーリー浜

現在も新喜劇には月1〜2週出演するが、近年は若手並みに出演時間が短くなっている。ストーリーの本筋にさほど影響しない役柄(主に村長や町内会長役)で、持ちギャグを披露して3分ほどで退場することがほとんどである。

2010年以降はNGKでの出演はほとんど無く、祇園花月や地方公演に出演のみとなっている。これはNGKだと一日のうちに新喜劇の公演が多いときで4回あり、拘束される時間が長いことに対して不満があるためである。以前のような新喜劇での活躍を期待する声も多く、もう少し舞台に積極的に出てはどうか、と言う批判も少なくない。

このような自ら舞台へ溶け込もうとしない姿勢については、積極的に若手と交流する桑原和男と意見が対立しているとも言われ、前出の「他人には厳しいが、自分にはとことん甘い」態度の表れと見なす者もいる。小籔千豊は『オールザッツ漫才2005』においてほぼ名指しに近い形(名前は伏せたが語尾に「じゃあ~りませんか」を付けていた)の浜批判ネタを行った。 

2005年12月20日に大阪のシアターBRAVA!で開かれた「ファン感謝祭」では、小籔進行によるフリートークコーナーで「もう帰っていいですかね」と発言。レイザーラモンHGに対して「お前はものすごいスピードで間違った方向に進んどるわ」と発言した際も、「面白いやん」と肯定する桑原と意見が対立した。

ファン感謝祭以降、浜と桑原の共演機会はなくなり、2006年7月の公演で久々に両者が出演した際も、同時に舞台に立つシーンは無かった。

近年は舞台の回数が減ったチャーリー浜

吉本興業を全国区とすることに一役買ったチャーリー浜。
最後に数多のギャグを列挙します。

「ごめんくさい」「あ、こりゃまたくさい」「あーくさ~い」

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