2016年で35周年を迎える角松敏生
角松敏生(かどまつ としき)
杏里「悲しみが止まらない」、中山美穂「You're My Only Shinin' Star」など楽曲提供も数多い。
1995年、新人ボーカリスト発掘プロジェクト、VOCALANDを立ち上げる。
1997年には長万部太郎名義で謎の覆面バンド“AGHARTA”として発表した「WAになっておどろう」がヒット、V6にもカヴァーされた。
歌手としての活動を休止していたが、1998年に再開。
楽曲制作、プロデュース、ツアーと精力的に活動している。
角松敏生、デビューアルバム「SEA BREEZE」をリミックス発売
「SEA BREEZE」は、作詞作曲は角松自身が手掛けているが、デビューアルバムということで、編曲やプロデュースには関わっておらず、演奏は数々の名スタジオプレイヤーを迎え制作されたアルバム。今でもライブの定番曲「Still, I'm In Love With You 」や「Wave」などが収録されており、デビューの初々しい歌声が聴ける作品である。
角松敏生『Sea Breeze』
角松敏生本人的には当時の力量不足によるボーカルテイクに心残りを持っていたという。
そこで35周年イヤーのタイミングでリミックスアルバム「SEA BREEZE 2016」として再発売することが企画された。
「SEA BREEZE 2016」は、当時のアナログマルチをアーカイブし、ドラム・村上“ポンタ”秀一、パーカッション・斉藤ノブ、ギター鈴木茂、ベース後藤次利などベテランを始め、パラシュート、佐藤準、ジェイク・コンセプション、EPO、浦田圭司など豪華ミュージシャンの当時の音源を生かしつつ、歌を再録音、角松の手でミックスが施される。
ボーナストラックには当時の未発表音源を収録する。
「SEA BREEZE 2016」リリース情報
2016年3月16日発売
【初回生産限定盤(CD2枚組)】
BVCL-707/8 3,700円+税
【通常盤】
BVCL-709 2,800円+税
「SEA BREEZE 2016」初回生産限定盤は世界初の試み
初回生産限定盤は、マスター型レーザーターンテーブル(集光された光が表面の信号起伏を読み取る機械)で当時のアナログLPを読み取り、リマスタリングしたCDとの2枚組として発売する。
レーザーターンテーブルは、レコードに傷を付けず、録音時の音を忠実に再現できる点が大きな特徴。既に針で傷んでしまった多くのレコードも読み取れるほか、演奏中の衝撃による音飛びや、ハウリングといった問題もほとんど発生しないとのこと。出力まで一切デジタル変換せず、レコードの良さをアナログのままで忠実に再現するという。
マスター型レーザーターンテーブルを使用したCD発売は世界初の試みである。
レーザーターンテーブル | 株式会社エルプ
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