料理バラエティー番組「料理天国」
観てるだけでお腹が空いてくる、そんな時間帯の番組でしたね。

料理バラエティー番組「料理天国」
「料理バラエティー」のジャンルを切り開いた

芳村真理が総合司会、進行アシスタントには西川きよしを起用した「料理天国」
「ランボー、あんな男ちょっといない」「スペイン、バルセロナ」心に突き刺さったサントリーローヤルのCM - Middle Edge(ミドルエッジ)
番組開始時、針すなおのイラストによる芳村・きよしの似顔絵が映されて「さぁ皆さん料理天国の時間ですよ」とタイトルコール。
スタジオでの「おいしい料理とおいしいお酒があれば、この世は天国」という芳村の台詞が必ず最初に入った。

針すなおのイラストによる芳村真理・西川きよしの似顔絵がお約束
「料理バラエティショー」という新しいジャンルを確立。翌年には試食担当として、大相撲引退から間もなかった龍虎がレギュラーとなり、全国ネットの番組に昇格。
龍虎の「おいしいですね」以外ほとんど感想を言わないスタイルが人気を呼んだ。

これまたお約束だった龍虎さんの「おいしいですね」
スタート当初はスタジオ観覧を募っていなかったが、全国ネットに格上げされて以降は番組セットのリニューアルに伴い観覧者の募集を開始。
収録終了後はその回で調理された料理が観覧客や番組関係者に振舞われた。
1980年代、「料理天国」の全盛期
ゲストのお気に入りの店をVTRで紹介する「味は道づれ」、毎回3組のスタジオゲストを招き、テーマに沿った料理を作ってもらう「クッキンよーいドン!」、その時折の話題をテーマとした各国料理を紹介し、食べ役専門の龍虎が試食するメインコーナーの3本立てで展開された。

服部まこ、生島ヒロシ、マリ・クリスティーヌ、西川まり、新井春美、三波豊和らがコーナー別のレギュラーとして出演
1986年3月、西川きよしが参院選出馬のため降板。代わって若手俳優の金田賢一が司会となり、翌年春に西川きよしが番組に復帰して以降も金田はそのまま主要レギュラーとして残留し、根本律子と共に特別司会的役割を担っていた。
1988年秋に西川きよしが通算12年で司会を降板。
新たな芳村真理のアシスタント役として、当時TBSの野球解説者だった野球評論家の小林繁が起用された。
番組リニューアル~番組の終了
1990年春、番組の大幅リニューアルに伴い小林繁や龍虎など、芳村真理以外の司会者・レギュラー陣が全て降板。
芳村真理と共に渡辺徹・田中律子(1991年4月より生稲晃子)が新たに司会陣に加わり、それまでの企画をすべて排除し、ゲストとのトークのみを主な内容とする番組に変化したが、1992年9月に足掛け17年、全881回の歴史に幕を閉じた。
90年代に一世風靡した「料理の鉄人」
【料理の鉄人】料理番組の金字塔!道場六三郎の技にシビレ、鹿賀丈史のパフォーマンスや岸朝子のコメントが番組を彩りました。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
こちらは料理の長寿番組「チューボーですよ!」
「星3つです」とは、なかなかいかないキョショーこと堺正章の料理。実は長寿番組って知ってました?『チューボーですよ!』 - Middle Edge(ミドルエッジ)