『ベア・ナックル 怒りの鉄拳』とは「セガ」から発売された「2人同時プレイも可能」な「ベルトスクロールアクションゲーム」。「1作目」にして準最高傑作

『ベア・ナックル 怒りの鉄拳』とは「セガ」から発売された「2人同時プレイも可能」な「ベルトスクロールアクションゲーム」。「1作目」にして準最高傑作

「セガ」の「看板タイトル」にもなりえるポテンシャルを秘めた原石。シリーズ最高傑作「ベア・ナックル2」へのレールは、すでに出来上がっていた。シリーズ1作目「ベア・ナックル 怒りの鉄拳」の「小ネタ」や「自己満足な遊び方」を紹介します。


1991年8月2日「セガ」からリリースされた。

・「スーパーファミコン」で発売され「148万本」の「ミリオンセラー」を記録した「カプコン」の「ファイナルファイト」。そのヒットを皮切りに、各社が「ベルトスクロールアクションゲーム」を開発していた時代、脂が乗ってきた「メガドライブ」の「オリジナルゲーム」として発売された本作品。「4M」の「RAM容量」でありながら「2人同時プレイも可能」(※ファイナルファイトは1人専用)だった。発売当初は「セガ版ファイナルファイト」や「ファイナルファイトのパクリ」等々、散々な言われようだった。しかし、ゲームをプレイしたユーザーの反応は違っていた。「打撃」以外にも、「投げ」「受け身」「回り込みからの攻撃」など「バリエーション豊富なアクションパターン」や「古代祐三」氏による「ハウス・テクノ」調の「BGM」も耳に心地よく「ベア・ナックル」という名前が認知されるようになった。特に「海外」での人気が圧倒的で、今でも数多くの「ファン」が存在する。(※海外版は「Streets of Rage」という名前になっている)

・「MUSIC © 1991 YUZO KOSHIRO」と表示されている。「サウンドクリエイター」の名前が「タイトル画面」に出るのは珍しい。

タイトル画面をよく見ると・・・

ストーリー

・今まさに、壮絶な戦いが始まろうとしていた。突如として現れたシンジケートは、この街を、その強大な力で、暴力と犯罪の渦巻く無法地帯へと変えてしまった。
このシンジケートは、警察ですらその支配下に置き、人々を恐怖のどん底に落とし入れた。
街の治安は悪化の一途をたどり、誰の目にも絶望しか映らなかった。
しかし、ついに、勇気ある若者達が立ち上がった。「アクセル」「ブレイズ」「アダム」の三人である。彼らはこの街の警官であったが、腐りきった警察に見切りをつけ、シンジケートの壊滅を目指した。
「己の鍛え上げた肉体を武器」に、たった三人で・・・。

「プレイアブルキャラクター」は3人。「全8ステージ」

・「アダム」(Age:23)
(ボクシングの使い手)(※趣味:盆栽)

・「アクセル」(Age:22)
(マーシャルアーツの使い手)(趣味:ビデオゲーム)

・「ブレイズ」(Age:21)
(柔道の使い手)(趣味:ランバダ)

「ブレイズ」の趣味。「ランバダ」とは?

「小ネタ」

・「キャラクター選択画面」をしばらく見ていると「ブレイズ」が「ウインク」する。

・ゲーム中に、一定時間「キャラクター」を操作せずに放置していると「キャラクター」固有の「アクション」をする。(※「ブレイズ」は髪をかき上げる)etc

これが「ベア・ナックル 怒りの鉄拳」だ。「操作方法」まとめ(1)。「掴み~攻撃」「掴み~投げ」

・「正面」からの「掴み」状態から「B」「B」「B」で「3発」まで「攻撃」が可能。

・「掴み」状態から「逆キー(※キャラクターが「右向き」なら「左キー」)」+「B」で「投げ」が可能。
(※「掴み」状態から「B」「投げ」。「B」「B」「投げ」も可能)

「掴み~攻撃」「掴み~投げ」

これが「ベア・ナックル 怒りの鉄拳」だ。「操作方法」まとめ(2)。「回り込み」「回り込み~バックドロップ」

・「正面」からの「掴み」状態から「C」で、「敵」の背後に「回り込み」が可能。

(※「回り込み」状態から「C」で「正面」に戻る。「掴み」の「キャンセル」も可能)

「回り込み」

・「回り込み」状態から「C」で、「バックドロップ」が可能。

「回り込み」~「バックドロップ」

これが「ベア・ナックル 怒りの鉄拳」だ。「操作方法」まとめ(3)。「羽交い絞め~攻撃」「羽交い絞め~投げ」

・「敵」に背後を取られると「羽交い絞め」状態になる、「C」で「羽交い絞め」状態からの「攻撃」が可能。

「羽交い絞め~攻撃」

・「敵」からの「羽交い絞め」状態から「C」、「B」(※両足が地面に付くタイミング)で「投げ」が可能。

「羽交い絞め~投げ」

17 これが「ベア・ナックル 怒りの鉄拳」だ。「操作方法」まとめ(4)。「投げぬけ」

・「敵」から投げられたら「上キー」+「C」で「投げぬけ」が可能。
(※着地するまで「上キー」+「C」を押し続ける感じ)

「投げぬけ」

「ベア・ナックル 怒りの鉄拳」の「珍アイテム」といえば・・・

・ステージ途中にある「電話ボックス」等を破壊すると出現する「コショウ」。「敵」に投げつけると「クシャミ」をさせる事ができる(※その間、敵を足止めできる・・・)

・「リンゴ」HPの(小)回復
・「肉」HPの全回復
・「マスコット」1UP(※上画像参照)
・「パトカー」スペシャルアタックの回数が1回増える

「自己満足な遊び方」

・「敵」の投げてきた「松明(斧)」を「B」で撃ち落とせます。(※北斗の拳:二指真空把ではないけど・・・なぜか、遊んでしまう)

・「松明(斧)」をまとった「敵」に「飛び蹴り」をくらわすと、「ドドドドッ!」っと、連続で「松明(斧)」を蹴り落とせるのが気持ちいい。アタタタタターーーッ!!

・「BOSS」の投げてくる「ブーメラン」も撃ち落とす(※実際には上方向に飛んでいく)事ができる。撃ち落としたときの「音」もイイ。

・「アントニオ」は、ステージ「1」「8」に登場する。

ステージ1のBOSS「アントニオ」

・「飛び蹴り」に対して、超反応の残像攻撃をしてくる、ステージ2のBOSS「サウザー」。こいつに「飛び蹴り」が当たったときは、超ラッキー!
(※但し「飛び蹴り」によるダメージはない様子)

・「サウザー」は、ステージ「2」「6」「8」に登場する。

ステージ2のBOSS「サウザー」

・「武器」を拾ったら、意味もなく素振りの練習!

・「バット」を拾っても、素振りの練習!練習!!。ブンブンブンッ!!!

・「ヘッドバット」だッ!!、オラッ!オラーーー!!

オラッ!オラッ!オラッ!

「ブレイズ」の「ミニスカート」は優秀だな~

・見えそうで見えない(1)

・「敵」の視線は・・・ナナメシタ。

・見えそうで見えない(2)

・まっすぐ伸びた足、キレイ。

・見えそうで見えない(3)

・右手の使い方が完璧すぎる。

・見えそうで見えない(4)

・「ボディコンスーツ」に視覚なし!(1)

・見えそうで見えない(5)

・「ボディコンスーツ」に視覚なし!(2)

・見えそうで見えない(6)

・「ボディコンスーツ」に視覚なし!(3)

・見えそうで見えない(7)

・「早く見せておしまいッ」「ピシッピシッピシッ!」

・見えそうで見えない(8)

・「さあッ早く!」「早く見せておしまいッ!」「ピシッピシッピシッ!!」

・「ブレイズ」の「ミニスカート」は「優秀」だった。

「まとめ」

・ウオリャーーーーーーッ!!

ピンチのときは「スペシャルアタック」

・「スペシャルアタック」の残数があれば、「A」で「元同僚の警察官」を呼び出し「全体攻撃」が可能。画面を「炎」が包み「敵」を一掃する(※ステージ8では使用不可能)

・「BOSS」には「一定ダメージをあたえる」、にとどまる。

・「2人同時プレイ」なら「2P側」のグラフィックが「ロケットランチャー」と「火の玉」に変わる。

「2人同時プレイ」なら「合体攻撃」もできる。

・味方を掴んで投げる「合体攻撃」は、「2人同時プレイ」のみ使用可能。

・「2人同時プレイ」のときは、「BOSS」も「2人」登場する。(※ステージ「5」「8」に登場する「鬼姫&夜叉」は、「1人」の場合も2人で登場する。)

「2人」ならではの「攻撃方法」もある。

・「2人同時プレイ」なら、一方の「プレイヤー」が「敵」を「羽交い絞め」し、一方が「攻撃」する。といったプレイも可能である。

・ステージ4のボスとして登場する「ボンゴ」。

・設定では「体重220kg」。こちらが投げようとしても、逆に潰されてしまう(※ベア・ナックル2にも登場する)

投げることのできない「ボンゴ」と、潰される「アダム」

「ラスボス」との「会話」で怒る!、悲劇・・・!!

「ラスボス」の「Mr.X」

・「Mr.X」と戦う前に、「会話」による「選択肢」が発生します。そこで「はい」を選択してしまうと、強制的に「ステージ6」に戻されて(落とされて)しまいます。

・「いいえ」を選択すると、「Mr.X」との「ラストバトル」がはじまります。

・「Mr.X」を倒すと「エンディング」です。(※この画像は、次回作「ベア・ナックル2」のオープニングにも使われています。)

ハッピーエンディング

このゲームには「バッドエンディング」も存在していた。

・「2人同時プレイ」で「Mr.X」との「会話」がはじまったら、1人が「はい」、もう1人が「いいえ」を選ぶ、すると「プレイヤー同士」で戦う事になる。どちらか一方が勝利すると、再び「Mr.X」との「会話」がはじまる。そこで「いいえ」を選択すると、「Mr.X」との「ラストバトル」がはじまる。見事勝利すると・・・。

使える「裏技」を紹介します

・「タイトル画面」で「2Pパッド」の「A」「B」「C」「右」を押しながら、「1Pパット」で「OPTION画面」に入ると、「PLAYERS(※自機を1~7に増減できる)」と「ROUND(1~8の面セレクトができる)」の項目が表れる。

「海外」での「人気」はスゴい事になっている??

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