サッカーボールといえば「モルテン」の「モルテンタンゴ」でした
株式会社モルテンは、明星ゴム工業(現・ミカサ)を退社した技術者らによって1958年に創立。2代目社長・民秋史也時代にアディダスと技術提携したことにより世界的なスポーツ用品メーカーとなる。
特にボールはバレーボールやバスケットボール、サッカーなどの国際大会などで公式球として使用されている他、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)へは1993年のJリーグの開始時より公式試合球(および用具)を独占供給する「エクイップメントサプライヤー契約」を締結する。
モルテンタンゴのサッカーボール(1979年頃)
当時のサッカー少年にとって、サッカーボールのマークはモルテンタンゴだったんじゃないでしょうか。
モルテンタンゴのサッカーボール(1985年頃)
「タンゴ」といえばアルゼンチン。
マラドーナがスーパースターだった時代ですね。
【マラドーナ】20世紀サッカー界の英雄はいまも健在! - Middle Edge(ミドルエッジ)
モルテンタンゴシリーズ
ところで、一般的にサッカーボールといえば↓のようなイメージですよね。
モルテンタンゴのイメージが強い私たちですが、そもそもサッカーボールのデザインはどんな変遷をたどっているのでしょうか。
サッカーボールといえばこの模様ですね
そこで、FIFAワールドカップ公式球の歴史を振り返ってみます。
FIFAワールドカップ公式球(1970・1974)
テルスター
FIFAワールドカップ公式球(1978)
タンゴ
FIFAワールドカップ公式球(1982)
タンゴ・エスパーニャ
FIFAワールドカップ公式球(1986)
アステカ
FIFAワールドカップ公式球(1990)
エトルスコ・ユニコ
FIFAワールドカップ公式球(1994)
クエストラ
FIFAワールドカップ公式球(1998)
トリコロール
FIFAワールドカップ公式球(2002)
フィーバーノヴァ
FIFAワールドカップ公式球(2006)
チームガイスト
FIFAワールドカップ公式球(2010)
ジャブラニ
FIFAワールドカップ公式球(2014)
ブラズーカ
私たちが一般的にサッカーボールとしてイメージしているものは1970・1974年のFIFAワールドカップ公式球「テルスター」のデザインイメージなんですね。