シスの暗黒卿の歴史:アメリカ映画『スター・ウォーズ』シリーズの悪の道に堕ちた「ダークサイド(暗黒面)」の「悪役」

シスの暗黒卿の歴史:アメリカ映画『スター・ウォーズ』シリーズの悪の道に堕ちた「ダークサイド(暗黒面)」の「悪役」

映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でダース・ベイダーを受け継ぐ新たな悪役として注目を浴びているのが、フォースの暗黒面の担い手であるカイロ・レン。フォースの暗黒面、シスの暗黒卿の歴史を振り返ってみましょう。


シスの暗黒卿の歴史:アメリカ映画『スター・ウォーズ』シリーズの悪の道に堕ちた「ダークサイド(暗黒面)」の「悪役」

シス(Sith)とは、アメリカ映画『スター・ウォーズ』シリーズで用いられる用語の一つである。生物が創り出すエネルギーであるフォースを、ジェダイのように善の目的ではなく、自分達の私利私欲(支配欲)を達成させるために用いる銀河系の悪と恐怖の信奉者を指す。映画では一般的に「悪役」に位置づけられる。

シスである者は「シス卿」 (Lord of the Sith, Sith Lord) と呼ばれる。シス卿のうち一部は「ダース (Darth)」(シスの暗黒卿 (Dark Lord of the Sith) の略)の尊称を付けて呼ばれる。

シスは一般的にジェダイのように集団となって「騎士団」を構成したりはしない。後述するが基本的に「師匠(マスター)」-「弟子(アプレンティス)」の二人一組で行動する。かつてシスによる国家が存在したが、政治的には通常の帝国国家と同じであり、政治とは一線を画した集団であるジェダイ達とは異なる。

シスとなるためには、通常のジェダイ同様に優れたフォース感知能力が必要で、決して誰でもなれるというわけではない。また良心に屈せず自身の欲望を貫徹することの出来る精神的な解放性、あからさまな権力欲、防御よりも攻撃的な性向が非常に重要である。
(出典:Wikipedia「シス (スター・ウォーズ)」)

シスの暗黒卿 (スター・ウォーズ)

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(エピソード7、2015年12月18日公開予定・実写)

映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でダース・ベイダーを受け継ぐ新たな悪役として注目を浴びているのが、フォースの暗黒面の担い手であるカイロ・レン

旧共和国時代の代表的なシスの暗黒卿(エピソード1 / ファントム・メナス - エピソード2 / クローンの攻撃 - エピソード3 / シスの復讐)

シスが仲間割れから内部崩壊へと至った原因は、シスの教義そのものの中にあった。他者との協調や仁愛を重視するジェダイとは異なり、シスはただ私益のみを偏重する。 ジェダイは銀河の平和と安定への滅私的奉仕者として己を厳しく律し、力の濫用を戒め、フォースの行使に関しては極めて慎重な姿勢である。これに対して、シスの基本的な考え方は「力を抑制することは力を無駄にすること」であり、私利私欲に基づくフォースの無制限な行使を肯定する。加えて、その拠り所は自分自身の実力のみである。よって、彼らは自身の知識や能力を他者と共有するようなことはしない。このため、対等関係のシス同士では互いに強い不信感を抱き、激しく争うようになるのである。 シスの中でただ独り生き残ったダース・ベイン卿は先の内部崩壊の反省から、シス同士での争いを防ぐための新たな規律を模索した。そして、シスの技能や教義は、ただ一人の師匠からただ一人の弟子へ、明確な序列のもとで継承されるべきだとの結論に達した(エピソード1終盤のヨーダのセリフから、「一人の師匠に一人の弟子」でいう形式は、ジェダイと同じく、以前からあったものと思われる)。 これが、後に『ダース・ベインの教え』と呼ばれる、シスの「師匠」から「弟子」への一子相伝制の確立である。弟子は師匠が引退(死亡)すると、独立して自らもまた師範となり、再びただ一人だけの弟子に伝授してゆく(「師匠の死」は「弟子の独立」を意味したため、師匠の殺害という形で独立を果たした弟子も多かった様子である)。 こうしてシスの教義は細々とではあるが、確実に伝承された。シス達はジェダイや世間からはその存在をひた隠しにし、ジェダイへの復讐を遂げ、銀河を暗黒で支配する来たるべき日までの修練が連綿と続けられていった。 一方のジェダイはその間人数を増やし、最盛期にはおよそ1万人ものジェダイが銀河系の各地で紛争の調停役等で活躍し、共和国の平和を永く守っていた。しかし宿敵とも言えるシスが姿を消したことにより次第に組織は硬直化し、フォースの研究や戦闘訓練はこれまでどおり続けられたが、任務は主に紛争調停等が中心となり、実戦経験を積む機会とその必要性とが薄れていった。 そして、年を追うごとにフォースとライトセーバーとを駆使する戦闘に長けた、俗に言う「強いジェダイ」は急速に数を減らしていった。シスがダークサイドの力を師匠と弟子の二人で独占したのに対し、ジェダイはライトサイドの力を大人数で薄く引き延ばしてしまったこともその弱体化の原因であった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%B9_(%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%BA)

シス (スター・ウォーズ) - Wikipedia

ダース・プレイガスは、ダース・シディアスをアプレンティス(弟子)にする

「失われた秘技」 作中のダース・シディアスの説明によると、プレイガスはミディクロリアンにフォースで影響を及ぼし、生命を創造することができたとされる。その力を使えば、人を死から救うこともできたと、シディアスは述べている。最終的に、アナキン・スカイウォーカーはこの秘技を手にしたいがためにシスの道へと転向した。ただしこの秘技ついては、作中のシディアスの発言以外に説明等が登場しないため、詳細や真偽の程は明らかにされていない。 シディアス自身は「死を欺く術は私の師匠だけが手にした力だが、力を合わせれば我々とてその秘密を明かせるだろう。(To cheat death is a power only one has achieaved, but we work together I know we can discover the secret.)」と発言しているので、シディアスはプレイガスの秘技を使えなかったようである。 なお、劇場パンフレットには、次のように記されている。 別れ際、ヨーダはオビ=ワンにフォースとともに永遠に生きる者と交感する修行の道を伝授した。それは瞑想中、クワイ=ガン・ジンが語ったことだった。クワイ=ガン・ジンのいうところでは、ダース・プレイガスが死を超える力を身につけたのは事実だが、それは永遠の命を与えるものではなく、真に永遠に生きるとはフォースと一つになることであり、ジェダイこそそれを可能にする唯一の道なのだと。 —「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」劇場パンフレット、16ページ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%82%B9

ダース・プレイガス - Wikipedia

ダース・シディアス(銀河共和国元老院最高議長/銀河帝国皇帝パルパティーン)

共和国元老院議員「パルパティーン」として表の顔を装いながら、裏ではシスの暗黒卿「ダース・シディアス」として銀河帝国の樹立とジェダイの排除を狙い、巧みにその手腕を発揮していく。

シスの野望を体現する者が遂に現れた。ダース・シディアス、後の銀河帝国皇帝パルパティーンである。彼はシスの暗黒卿、ダース・プレイガスの下で永らく修行を積み、やがて強大なフォースを手に入れると同時に師を殺害、最強のシス・マスターとして君臨した。

その力は政治面にも存分に発揮され、表向きは惑星ナブー出身の元老院議員として銀河元老院の最高議長にまで登り詰めた。

深刻な腐敗の横行する日和見主義的政治の一大改革を共和国の代表として主導する一方、裏では多くの不満勢力を炊き付けてクローン大戦を勃発させ、共和国の軍備増強を推進し、戦争を利用してジェダイの数を減らしつつ、情報操作などで人々にジェダイへの強い不信感を植え付けた。

そして最終的には軍事力と新たな弟子ダース・ベイダーを用いてほぼ全てのジェダイを壊滅させた。

更に共和制を帝制に移行させることにも成功し、ここに4,000年来のシスによる大帝国が復活されたのである。だが、かつてルーサンの戦いにおいて、シス卿ダース・ベインが生き残ってシスの命脈を未来に繋いだ様に、ジェダイにもオビ=ワン・ケノービやヨーダなどの生き残りが存在した。
(出典:Wikipedia「シス (スター・ウォーズ)」)

ダース・シディアス(銀河共和国元老院最高議長/銀河帝国皇帝パルパティーン)

メイス・ウィンドゥは少しも怯まず、逆にパルパティーンを追い詰める

アナキンは必死に命乞いをするパルパティーンを殺そうとするメイスを説得しようと試みるが、それに構わずメイスはパルパティーンを殺そうとしたその時、アナキンはとっさにライトセーバーを振るいメイスの手をライトセーバーごと切り落としていた。

この時を待っていたパルパティーンは全身全霊を込めたフォースの電撃を放ち、メイスはコルサントの摩天楼に向かって吹き飛ばされた。
(出典:Wikipedia「ダース・シディアス」)

パルパティーンは全身全霊を込めたフォースの電撃をメイス・ウィンドゥに放つ

デス・スターの建設を眺めるダース・シディアスとダース・ベイダー

ダース・モール 『スター・ウォーズ』エピソード1 / ファントム・メナス(1999年公開/3D版:2012年公開・いずれも実写)

ダース・シディアスの命令で惑星ナブーを通商連合が侵略した際、封鎖線を突破して逃亡したナブーのアミダラ女王を捜索する任務を与えられる。

ダース・シディアス「これは私の弟子、ダース・モールだ。彼がお前たちの逃した船を見つけ出すであろう」

女王を警護していたジェダイ・マスターのクワイ=ガン・ジンによって防がれ、捕らえられなかった。

ダース・モールは惑星タトゥイーンでアミダラ女王一行を発見して急襲する

ダース・モールの使用するダブルブレイドライトセーバーはグリップの両側から合計2本まで光刃を出すことが出来る。

ダース・モールはクワイ=ガンとそのパダワン、オビ=ワン・ケノービとナブーのシード王宮で対決する。

ダース・モールは宇宙船格納庫、エネルギー発生室で激しく戦って、クワイ=ガンを倒すことに成功する。

ダース・モールにクワイ=ガン・ジンがやられてしまう。

ダース・モールはライトセーバーを蹴落としてオビ=ワンも追い詰めるが、クワイ=ガンのライトセーバーを使用する意表を突いたオビ=ワンの攻撃によって胴を両断され、溶解孔に落ちて消えた。

ダース・ティラナス(ドゥークー伯爵)

ドゥークー伯爵(ドゥークーはくしゃく、Count Dooku)、またの名をダース・ティラナス(Darth Tyranus)は、アメリカのSF映画『スター・ウォーズ』シリーズの登場人物である。俳優のクリストファー・リーが演じた。惑星セレノー出身の元ジェダイで後にシスの暗黒卿となった。

クワイ=ガン・ジンの師であり、クワイ=ガンの弟子であるオビ=ワン・ケノービは、いわば孫弟子にあたる。また自身はかつてヨーダのパダワンであった。その実力はジェダイ・マスター達の中でも群を抜いており、特に剣士としては対ライトセーバー戦用のフォーム「マカーシ」に習熟した達人として知られ、ヨーダやメイス・ウィンドゥらと肩を並べるとされていた。

使用するライトセーバーは自ら考案した柄が湾曲した独特の形状を持つもので、手首のスナップを利用した変則的な刃の回転によって、より攻撃的な斬撃を可能としている。また難解な交渉にも長けており、ジェダイ騎士団を去るまでに数々の紛争を解決している。

ジェダイの騎士だった頃、ドゥークー伯爵は研究熱心ゆえに、強くなるためにシスの暗黒卿について知る必要があるとし、シスについて調べていた。しかし深入りしてしまった結果、旧友だったロリアン・ノッドを失った。そして、頑固で理想主義者だったことから、硬直化した銀河共和国や騎士団の現状に不満を持ち、騎士団を離脱、故郷セレノに帰還し伯爵の爵位と生得権を得る。それによって手に入れた莫大な資産を元手に銀河共和国の不正を糾弾する政治活動を開始した。挙句の果てにシスの暗黒卿ダース・シディアスに誘われ忠誠を誓い、「ダース・ティラナス」の名を与えられてしまった。

そして、シディアスの命令でドゥークーはナブーの戦いと同年に、親友のジェダイ・マスター、サイフォ=ディアスを殺害し、サイフォ=ディアスが極秘裏に発注していたクローン軍を自分の発注と置き換えた。

クローン大戦中は独立星系連合軍を率い、共和国軍と戦い続けた。ライトセーバーの腕に長ける女性戦士、アサージ・ヴェントレスに二刀流のライトセーバーを授け、自分のアプレンティスのように扱ったことや(シスの掟に従い、正式な弟子としては扱っていない)、グリーヴァス将軍にライトセーバーの戦い方を直伝したこともある。
(出典:Wikipedia「ドゥークー伯爵」)

ダース・ティラナス(ドゥークー伯爵)

ジオノーシス脱出を試みるドゥークーを追って来た、オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーと宇宙船格納庫で戦い、オビ=ワンの左腕と脚に傷を負わせ、アナキンの右腕を切断し、フォースで吹き飛ばし気絶させる。

ヨーダに対して、「自分はどのジェダイよりも強い」と宣言する。最初は強大なフォースやフォースの電撃で対決するが両者の実力は拮抗していた。

ライトセーバーでヨーダと戦うダース・ティラナス(ドゥークー伯爵)

「エピソード3/シスの復讐でのドゥークー伯爵・ダース・ティラナス」
3年後、大戦は共和国軍優勢で進んでいたが、ドゥークーは戦局を挽回すべくドロイド将軍、グリーヴァスと共謀し銀河共和国の首都である惑星コルサント奇襲攻撃を命令、そしてパルパティーン最高議長の誘拐に成功し、グリーヴァスの旗艦「インヴィジブル・ハンド」に監禁した。

やがて共和国軍はパルパティーン奪回の為、グリーヴァスの艦隊を急襲、かつてない大規模な激闘がコルサント上空宙域で行われた。

その最中アナキンとオビ=ワンが「インヴィジブル・ハンド」内に侵入し、2人と対峙したドゥークーは、まずオビ=ワンをフォースにより壁にたたきつけて気絶させる。

そしてドゥークーはアナキンとの二度目の戦いをパルパティーンの前で繰り広げることになる。だが、幾多の修羅場をくぐってきたアナキンはジオノーシスでの戦いの時よりも遥かに腕を上げており、ドゥークーは両腕を切断されライトセーバーを奪われる。
(出典:Wikipedia「ドゥークー伯爵」)

ドゥークーはアナキンとの二度目の戦いをパルパティーンの前で繰り広げる

幾多の修羅場をくぐってきたアナキンはジオノーシスでの戦いの時よりも遥かに腕を上げており、ドゥークーは両腕を切断されライトセーバーを奪われる。

幾多の修羅場をくぐってきたアナキンはジオノーシスでの戦いの時よりも遥かに腕を上げており、ドゥークーは両腕を切断されライトセーバーを奪われる。

そして何らかの形で助けてくれると思っていたパルパティーンが、『(ドゥークーを)殺せ』とアナキンに命じた時は驚愕に満ちた表情であった。そして最期は丸腰の者を殺害する事はジェダイの道に反すると躊躇いながらも、パルパティーンに殺さねば危険と促されたアナキンに首を斬られ、死亡した。

結局、ダース・シディアスにとってドゥークは駒に過ぎず、裏切りがシスの十八番であることを死の間際に悟ることになった。
(出典:Wikipedia「ドゥークー伯爵」)

パルパティーンが『(ドゥークーを)殺せ』とアナキンに命じた時の驚愕に満ちたドゥークーの表情。パルパティーンにとっては幼い頃から目を付けていたアナキンこそが本命の弟子であり、ドゥークーは彼をシスに引き入れるまでの繋ぎでしかなかった。

ダース・ベイダー(アナキン・スカイウォーカー)

母親シミから「危険すぎる」と一度は出場を反対されたポッド・レースも、他の選手の妨害に遭いつつ抜群の反射神経と操縦技術で優勝を勝ち取る。
(出典:Wikipedia「アナキン・スカイウォーカー」)

クワイ=ガン・ジンが“選ばれし者”(フォースにバランスをもたらす者)として見出した少年で、非常に強いフォースを持っている。フォースを生み出すミディ・クロリアンも、ヨーダを超える値を記録した。

シスの暗黒卿へと転向したアナキン・スカイウォーカーはクローン・トルーパー第501大隊を指揮してジェダイ聖堂を襲撃し、そこにいた子供を含む全てのジェダイを虐殺、さらにパルパティーンの命により辺境の惑星ムスタファーで独立星系連合の幹部達も抹殺した。

暗黒面に落ちたアナキンは、とうとう最愛のパドメにフォースグリップを行使し、昏倒させてしまう。

アナキンは冷静さを欠いており、熟練したオビ=ワンの戦法に思うままに攻撃できず、地の利を得たことで挑発をしたオビ=ワンの誘いにのってしまい、攻撃に移る一瞬の隙を突かれ、オビ=ワンのライトセーバーで左腕と両足を切り落とされ敗北。

暗黒面に堕ちたかつての弟子を哀れむオビ=ワンに、彼はもはや憎しみしか抱いていなかった。溶岩の熱で服が発火して全身に火傷を負い、自然呼吸も不可能な体となってしまった。
(出典:Wikipedia「ダース・ベイダー」)

ムスタファーでのオビ=ワンとアナキン・スカイウォーカーの戦い

身体の機械化には、グリーヴァス将軍に使用された技術を、さらに発展させたものが用いられている。装甲服の材質は宇宙船にも用いられるデュラスチールであり、強固な上にTIEファイターのフライトスーツと同様の宇宙服としての機能もある。義手はフォースを用いずとも、大人一人を片手で持ち上げ首の骨を折るほどの腕力を発揮できる。
(出典:Wikipedia「ダース・ベイダー」)

ダース・ベイダー(アナキン・スカイウォーカー)はサイボーグ化手術を施されて一命は取り留めた

パドメはダークサイドに転向したアナキンに絶望し、双子のルークとレイア出産の後に息絶える。

サイボーグ化されたダース・ベイダー(アナキン・スカイウォーカー)の誕生

帝国時代の代表的なシスの暗黒卿(エピソード4 / 新たなる希望 - エピソード5 / 帝国の逆襲 - エピソード6 / ジェダイの帰還)

『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977年公開/特別篇:1997年公開・いずれも実写)
『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980年公開/特別篇:1997年公開・いずれも実写)
『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983年公開/特別篇:1997年公開・いずれも実写) 2004年までの旧邦副題:『ジェダイの復讐』

銀河帝国の成立と共に、ジェダイは既に滅びたとされていたが、反政府勢力である反乱同盟軍に協力する一人のジェダイの存在を感じ取っていた皇帝は、シスの弟子である側近中の側近ダース・ベイダーにそのジェダイの捜索を命じていた。だがそうして発見されたのが、ベイダー卿の実の息子であるルーク・スカイウォーカーであったのが運命の分岐点であった。

ルークが戦いの中で父と同じようにフォースの暗黒面に堕ちる可能性を感じた皇帝は、彼が憎しみを募らせて父を殺し、シス側へと付く様に策略を巡らす。

しかし、かつて「フォースにバランスをもたらす選ばれし者」と予言されたダース・ベイダー=アナキン・スカイウォーカーの真の力を見抜くことが出来ず、強いフォースを持つルークを新たな弟子に据えることに固執した一瞬の隙をつかれて倒された。

これにより4,000年ぶりに甦ったシスの帝国はたった25年で終焉を迎えた。ジェダイの予言の通り、善悪両面で最高の力を発揮したアナキン・スカイウォーカーがこの戦いに決着を付け、その息子であるルークが、より高い次元の精神を以て新たなジェダイを率いていく結末を導く。
(出典:Wikipedia「シス (スター・ウォーズ)」)

帝国時代の代表的なシスの暗黒卿(エピソード4 / 新たなる希望 - エピソード5 / 帝国の逆襲 - エピソード6 / ジェダイの帰還)

ダース・シディアス(銀河帝国皇帝パルパティーン)

ダース・シディアス。本名シーヴ・パルパティーン(Sheev Palpatine)は、銀河共和国最後の元老院最高議長であり、銀河帝国の初代皇帝でもある。また、彼はダース・ベインの掲げた2人の掟に従った最後のシスの暗黒卿であり、銀河系の歴史上において最も強大なシス卿の一人であると考えられている。

エピソード4~6では、銀河帝国の最高権力者ゆえ矢面には立たず、弟子のダース・ベイダーが彼の手足となり帝国の恐怖を体現する象徴的存在として働いた。そのため劇中での出番は少ない。

しかし、エピソード4にてターキン総督が、デス・スターの完成をもって「どの星系も、皇帝には逆らうことはできない」と発言したり、エピソード5では「ダース・ベイダーは暗黒面の支配者ですか?」と問うルークにヨーダは「違う」と答えるなど、ベイダーの上に君臨する存在が示唆され、エピソード6ではヨーダが今際の際にルークへ最期に発した言葉は「皇帝の力を侮るな」であるなど、本人の登場場面が少なくとも、その存在は暗喩的に最大の敵であることが再三示唆されていた。

また、ダース・ベイダーはルークに対して「お前なら皇帝にすら勝てる」と発言しており、自身の力では皇帝には勝てないことを示しており、それゆえベイダーはルークを自身の下へ引き入れようとしていた。

エピソード1~3では、元老院議員として登場、銀河皇帝へ登り詰める軌跡が描かれた。

エピソード3では、初めて本格的な戦闘シーンを披露し、ヨーダと互角以上の戦闘を行うなど、その高い実力を見せた。彼こそがダース・ベイダーを作り出した張本人にして、エピソード1~6における一連の銀河内乱の元凶であり、エピソード1~6は見方を変えれば彼の壮大な野望の実現と消滅を描いた物語ということも出来る。
(出典:Wikipedia「ダース・シディアス」)

ダース・シディアス(銀河共和国最後の元老院最高議長・銀河帝国の初代皇帝パルパティーン)

ダース・ベイダーはアナキン・スカイウォーカーの時の心を取り戻し、ジェダイに帰還する

オビ=ワンと戦うダース・ベイダー

皇帝は、ルークをベイダーに替わる新たな弟子として迎えるべく、ベイダーとルークの決戦の場を仕向けた。

エンドアの戦いの最中、第二デス・スターにおいてルークとベイダーが対決。ベイダーを追い詰めたルークに、シディアスはかつてベイダーにティラナスを殺させて暗黒面に引き込んだ時のごとく、父であるベイダーを殺すように促すが、ルークは強い意志でそれを拒否した。

ここに至って、シディアスはルークをシスの新しい弟子にするのはもはや不可能と判断、フォースの電撃によって殺そうとした。

しかし、それを見ていたベイダーが、かつてパルパティーンに言われるがままドゥークーやメイスの命を奪った若き日の自分とは全く違う、息子の騎士としての毅然とした姿と、父を信じ続ける叫びに心を打たれ、ジェダイの騎士アナキン・スカイウォーカーとして復活。

シディアスは彼の捨て身の行動でエネルギー炉に落とされ、死亡した。ベイダーも皇帝の電撃によって生命維持装置が破壊され、まもなく死亡。
(出典:Wikipedia「ダース・シディアス」)

ダース・シディアスはダース・ベイダーの捨て身の行動でエネルギー炉に落とされ、死亡した。

ダース・シディアスは「全ては余の予見した通りに進む」などの発言をするほどで、かなりの自信家だったが、最期にダース・ベイダーがアナキン・スカイウォーカーとして他者を助ける為に動く事が理解できずに身を滅ぼす事となった。

かつてのアナキン・スカイウォーカーとしての心を思い出したベイダーはジェダイに帰還し、捨て身の覚悟で皇帝を第2デス・スターの巨大な動力炉に放り投げて倒した。ここに、かつてクワイ=ガン・ジンにより見出されたフォースにバランスをもたらす「選ばれし者」としての使命を果たしたのである。

マスクを外せば、すぐに事切れるような状態にも係わらず「自分の目でお前の顔を見たい」と、瀕死のベイダーはルークにマスクを外してもらい、自身の目で息子の成長した姿を確め、息子の腕の中で静かに息を引き取った。遺体はルークの手で第2デス・スターから運び出されて荼毘に付され、その魂はフォースと一体となり、オビ=ワンやヨーダと共にルークを見守っていた。
(出典:Wikipedia「ダース・ベイダー」)

瀕死のダース・ベイダー「自分の目でお前の顔を見たい」

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