昭和40年代にアニメ化された「黄金バット」
どこ どこ ど~こから く~るのっか 黄金バーット♪

黄金バット

様々に衣替えをしてこの形に行きついた「黄金バット」

宿敵ナゾーは四つ目のミミズクの覆面に左手が機械の鉤爪、下半身は円盤の中
「黄金バット」アニメ化するまで

戦前、黒マントの怪盗が活躍する街頭紙芝居シリーズ『黒バット』

戦前の『黄金バット』の紙芝居のほとんどは戦時下の混乱にあって散逸、あるいは戦災により焼失

1947年、永松健夫により絵物語作品が単行本化

1950年、『黄金バット ナゾー編』紙芝居

1950年、「黄金バット 摩天楼の怪人」公開
1966年(昭和41年)12月21日に映画『黄金バット』が封切り公開。
主演:千葉真一、監督:佐藤肇、監修:加太こうじ、
製作:東映。モノクロ・実写作品。
1967年から放送されたアニメ版との連動企画であり、プロット・キャラクターデザイン・主題歌などを踏襲したパイロット版的な作品。
1967年、「黄金バット」アニメ化
1967年(昭和42年)4月1日から1968年(昭和43年)3月23日まで、アニメ版がよみうりテレビ (ytv) の企画・制作により日本テレビ系列で毎週土曜日19時 - 19時30分に全52話が放映され、高視聴率を得た。この放送枠は元々『お笑い珍勇伝 頓馬天狗 → 崑ちゃんのとんま天狗』、『琴姫七変化』など「よみうりテレビ制作、大塚製薬提供のドラマ枠」として定着していた。
よみうりテレビとしてはテレビアニメ制作の初参入作品であり、日本テレビ系列では初の19時台のアニメである。この放送枠では本作品の後も『巨人の星』、『天才バカボン』などの大ヒット作を生んでいる。スポンサーは変わらず大塚製薬の1社提供。制作は広告代理店「第一企画」の動画制作部門、「第一動画」と韓国のテレビ局「東洋放送」で、この体制下での第1作。
同じスタッフ体制で手掛けた第2作目がフジテレビで放映された『妖怪人間ベム』で、キャラクターや演出が酷似している。原作者として永松、監修者として加太、双方の名前を冠しているが、実際の基本設定とストーリーは第一動画のスタッフによるものである。また、脚本の島内三秀は、のち桂千穂の名でロマンポルノ、大林宣彦監督作品などで活躍する。
1967年(昭和42年)7月21日、「オールカラーで! 東映まんがまつり」の上映作品の1本として、アニメ映画『黄金バット』公開(TVブローアップ版)。
併映は『ひょっこりひょうたん島』(長編アニメ版)・『魔法使いサリー』(第1作)・『キャプテンウルトラ』の3本。
アニメ終了後も、主に日本テレビやテレビ東京で再放送、特に1986年10月2日から1987年9月24日にテレビ東京の毎週木曜18:00で再放送された際、再放送では珍しい番組宣伝CMが放送された事があった。ナレーションはマゾ役の内海賢二。
2000年(平成12年)、郵政省発行の20世紀デザイン切手シリーズ第9集郵便切手のデザインの1つとして、黄金バットが採用された。
2011年(平成23年)4月25日、アニメ版黄金バットがニコニコ動画内のチャンネル「フルアニMAX」にて毎週月曜日18:00に1話ずつ配信された。第1話は無料で、2話以降は配信日の1週間後に有料に切り替えられた。2012年4月16日に全話配信完了し、9月28日にフルアニMAX閉鎖に伴い全動画が視聴不可能になった。
黄金バーット♪
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