前作を大幅をにボリュームアップした名作ソフト

ダウンタウンシリーズの中でも、『ダウンタウン熱血物語』は人気が高いですよね。
本作『ダウンタウンスペシャル くにおくんの時代劇だよ全員集合』は、
熱血物語のシステムを受け継いで発展されてます。
大幅にボリュームアップもされており、世界観は時代劇を元にしているものの、
さしずめ『熱血物語2』とでも言うべきゲームに仕上げられています。
特定の敵キャラを倒すことで物語が進行するので、ストーリーの進行はそっちのけで
遊んでいたりとか・・・。
心当たりのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
日本全土を舞台に暴れまわる・・・

ストーリーはさらわれたヒロインを助けに行く・・・というものなのですが、
人の話をちゃんと聞いていた人は果たしているでしょうか。
子供のときってなにぶんせっかちですから、ボスキャラがなんだか重要そうなことを
しゃべっていようが、だいたい問答無用で先制攻撃を仕掛けていましたからね!
倒したら倒したで「次の敵はどこだ?」と、とっとと移動してしまう・・・。
いろいろしゃべっているというのに・・・。
今だったらこう思いますね。
「話ぐらいきいてやれよ」と・・・(笑)
登場人物はさまざまなシリーズから参加している
やまだ(じゅうきち)や藤堂(あさじろう)といった悪の親玉やってた奴から、
くにおくんのライバルりき(りきごろう)、だぶるどらごんのりゅういち・りゅうじ(たついち・たつじ)は
もちろんのこと、
へいるまんやらおちぇんといったドッジボールのキャラクターまで参加!
また、熱血物語では使用できるキャラクターはくにおとりきだけでしたが、時代劇では
使用キャラが大幅に増えているのも特徴です。
マップがさながら障害物競争のよう

熱血物語では一本道になっていたマップ構造が、時代劇では網の目状になりました。
また、町中なので比較的まっ平らなステージの多かった熱血物語に比べると、
時代劇では高低差の富んだステージが多いので、単なる移動だけでも何かしらの
遊びを見つけたりしたことはないでしょうか?
例えば、マップによっては特定の場所しか踏んじゃいけない、
海に板を浮かべその上に乗ってみる、特定のアイテムを入手してジャンプだけで移動、など。
また、熱血物語では一つしかなかった謎の店が、全国各地に設置されてます。
お店がどこにあるのか探しまわるのも一興。
また各謎のお店でしか手に入らないアイテムも存在するので、
ところかまわずひたすら探しまわった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
必殺技も大幅増加
時代劇の裏ワザ
簡単かつ有名なところでは名前の入力を「こがねむし」にするというもの。
すべての必殺技及び、お金もほぼマックスの状態でスタートできる。
名前を変えるときはゲームモードを開いてセレクトボタン。
また、必殺技の一つ「びっぐばんぐ」はいろんなバグに利用できる技でもある。
名前が名前なだけに(笑)